ゴーム

【名前】 ゴーム
【読み】 ごーむ
【分類】 魔物の子
【呪文の属性】 不明
【パートナー】 ミール
【本の色】 エボニー
【人間換算】 不明
【身長】 不明
【家族構成】 不明
【好きなもの】 不明
【趣味】 不明
【初登場】 第28巻

【詳細】

魔界の王を決める戦いに参加した魔物の子。

二足歩行するカブトムシ型のエイリアンというか、ウルトラ怪獣のゼ◯トンを彷彿とさせる生物的ながら無機質さを感じさせる他の魔物と比べても異質さを強調した姿を持つ。

角の根本にあるひし形の部分が顔にあたるのだろうが、表情は伺えない。
一方、意外と感情表現は豊かでジェスチャーで示す。
パートナーであるミールは何を言っているのかある程度拾えるようだが、反応が薄いため「難しい話はわからない」と思っている上に「何を考えているのかわからない」とも称している。

ウマゴンロップスのように幼いため言葉を話せない魔物は複数登場しているため、ゴームもまたそういった幼い魔物である可能性がある。

登場したのはクリア・ノート編と最終盤であり、クリア・ノートに協力し魔界を滅ぼすことに手を貸している唯一の魔物である。
クリアとの出会いは不明だが、ミールの反応を見る限り、ろくな方法ではないだろう。
魔界では家族も友達もいない正真正銘一人ぼっちで生きてきた魔物であり、これと言って生き残らせたい魔物が居ないからこそ、魔界を滅ぼそうとするクリアに目をつけられたようだ。

ミール自身も何らかの反社会集団にいたところをゴームに無理やり連れ出されたと思われる場面が扉絵で描かれている。

術の属性は不明だが、ギガノ級などを習得しつつ、ウィー・ムー・ウォー・ジンガムル・ディオボロスディオボロス・ザ・ランダミートなど他の術とは関連性の無い独自構成の術を習得している。
戦闘では高威力の呪文をバンバン使って火力差で相手を追い詰めるタイプ。

また術に頼らない能力として、掃除機のようになっている両手から黒い靄のようなものを出し異なる空間を繋ぐことでワープ移動が可能。
クリアに目をつけられたのも、この特異性の高い能力を持っているがゆえ。

本質としては異空間を作る能力のようで、アシュロンによって深手を負ったクリアを魔力探知の不可能な空間に安置することで彼の進化を安全に進めるために使われている。
要するにゴームのみが出入り可能な異空間があり、その入口と出入り口を自由に設定することが出来るのだと思われる。

その出入り口を作り出すのは若干時間が掛かるのが欠点といえば欠点。
似たような能力としてゼオン・ベルのワープがあり、あれも転移するのに多少時間がかかることが作者によって語られている。

その能力以外にも上記の独自性の強い術はどれも性能が高く、肉体の性能もアースゴウ・ソルドを何度も受け止めたにも関わらず傷を受けていない強度を持つ。
それでもヴァルセーレの剣にエネルギーを吸い取られた際にはよろけるなど、生物であるのは間違いないようだ。

残り10名になり本格的に行動を開始したクリア・ノートの先陣としてアースエリーの前に現れる。
彼女が休養している家の中に突然現れたため逃走する彼女らを先回りする形で追いつき、ギャン・バギャム・ソルドンを使われるもバークレイド・ディオボロスで容易く粉砕。

パートナーの不調もあってアースを追い詰め、彼の最大呪文ディオボロス・ザ・ランダミートで打消し勝利する。

その後イギリスにいたブラゴの前に現れるが、実力差があったことからクリア・ノートが現れその戦闘を傍観。
空間転移の能力が脅威であったことからシン・フェイウルクで追いついたアシュロンから速攻で狙われるもクリアに庇われたため異空間に撤退し、クリアが大ダメージを受けた際に彼を救出するために姿を表す。

その場には追撃出来る魔物が居なかったためクリアと共にその場から姿を消し、完全体へ進化を進めるクリアを異空間に安置していたが、そこから7ヶ月何もせず過ごしていたことからストレスが溜まりイタリアにいたレオパルドン・パピプリオを発見して襲撃する。
だがキャンチョメの術に翻弄されシン・ポルクの圧倒的な力に戦意を喪失するが、キャンチョメから告げられた「魔界に返ったら友だちになろう」という呼びかけがゴームの心に影響を与え、クリアに対する反意が芽生える。

渋るパートナーを説得してクリアに挑むも下半身と左腕を喪う重症となったが、最後の力でクリア達をロッキー山脈に置き去りにしつつ自身は「パートナーが日本人」という情報しか無かったもののガッシュ達を探し出して彼らの前に現れ本を燃やしてもらい魔界に戻っていった。


習得呪文:6


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最終更新:2025年02月02日 01:27