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消化ガス

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国土交通省 消化ガス発電事業

国土交通省のPDFファイル
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/01/010221/12.pdf


下水汚泥からメタンとリンを高効率回収

2006/12/05
 三菱電機は,下水処理場で発生する下水汚泥からメタンとリンを同時に高効率で回収する処理技術を開発した。テスト・プラントにおける実証実験で,メタンの回収率は従来技術の約2倍,リンの回収率は汚泥に含有する量の90%以上であることを確認したとする。「今年度の研究開発の中では,1,2を争うようなインパクトのある技術だ。今後,幅広くこの技術を展開していきたい」(同社 先端技術総合研究所 環境システム技術部 部長の廣辻淳二氏)。2007年度以降,プラント・メーカーなどと共に下水処理場などへの導入を進める。
 今回の開発背景は大きく二つ。一つは,水の使用量の増加に伴って汚泥の排出量が増え,処理場の負荷が増大していること。国内における汚泥の排出量は年間約4億m3という。ただし,下水汚泥の乾燥重量の約80%は有機物であるため,エネルギーとしての有効活用が期待されていた。もう一つは,資源の枯渇が懸念されているリンが,下水汚泥中に大量に含まれていること。このため,リンの回収源として下水汚泥に注目が集まっていた。
 技術のポイントは,三菱電機が独自に開発した「オゾン・アルカリ処理技術」である。従来の処理法である嫌気性消化の前段階で,この処理を施すことで,(1)汚泥の溶解・改質が促進され,メタンガスの発生量が増大し,残存する汚泥の量が低減する,(2)汚泥からリンが溶出され,リンを回収できる,の大きく二つの効果が生まれると説明する。オゾン・アルカリ処理は,オゾン処理に引き続きアルカリ処理を施す方式。それぞれ単独の処理では見込めない,汚泥中の微生物の細胞壁崩壊などといった相乗効果が発揮されるという。
 メタンガスの発生量が増大し,残存汚泥の量が減少することで,廃棄する汚泥の処理費用も削減できる。三菱電機の試算によれば,オゾン・アルカリ処理を施さない場合に比べて,費用を約30%削減できる。これは,1日当たりの下水処理流量を10万m3で試算したものである。
 今回の技術開発は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発テーマの一つとして三菱電機が委託を受けたもの。成果は,2006年12月14日~16日に東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2006」に出展する予定である。


京都府 洛南浄化センターの消化ガス発電等


消化ガス発電等による効果
◇下水処理過程で発生する消化ガス(メタンガス等)で発電を行い、センターの年間使用電力量の約3割、金額で約8千万円を賄う予定。
◇発電時の廃熱を利用して汚泥を乾燥し、場外搬出する汚泥を約5分の1に減量する。乾燥した汚泥の約半分はセメント工場で燃料として使用し、焼却灰はセメント減量に利用する予定。
◇センターの購入電力と汚泥の輸送に要するエネルギーを節約することにより、二酸化炭素が年間約3500t削減される。(森林約800ha の二酸化炭素量に相当)

消化ガス発電施設等の概要
◇消化ガス発電施設:発電出力 990kw
◇汚泥乾燥施設  :乾燥能力 55t/日(脱水汚泥ベース)
◇工事期間    :平成15年2月~平成17年3月
http://www.pref.kyoto.jp/koho/press/press200311/press031104/031104-04/031104-04.html


山形市浄化センターの消化ガス発電

 汚泥処理過程で発生した消化ガスを燃料とした100kW2台のりん酸形燃料電池システム。燃料電池の排熱を消化槽のプロセス加温熱源として利用するシステムは国内初です。燃料電池のほかにセンター内には出力176kwhのガスエンジン式の発電機もあり,場内で消費する電力の41.9%(平成18年度実績)を賄っています。センターでは消費電力量の削減にも努めており19年4月には電力自給率が52.1%となっています。
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/view.php?g=420300&s=420300001&n=1
http://www.nef.or.jp/award/kako/h14/p15.html


ああ


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