Desktop Linux Memo

テキストエディタ

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CUI系


Emacs
GNU Emacs。見た目ではなく、機能で勝負。Emacs Lispによる拡張が可能であり、とにかくおびただしい数の拡張が存在する。各種プログラムの編集、コンパイルの他、メールの読み書き、wwwのブラウズ、ゲーム(テトリスとか)など、いろいろできる。GUIエディタとしても使用でき、信者の中にはEmacsの中でコンピュータ生活が完結するような人もいる。
vim
vi系の多機能エディタ。Emacsには劣るとも、多機能である。古より、Emacsとviでは宗教戦争が繰り返されてきた。要は、好みの問題である。
nano
Gentooで標準テキストエディタに採用されている。機能は少ない(というか、ほとんどない)分、単純で使いやすいように設計されているものと思われる。だからといって、おすすめはしないが…。

GUI系


xedit
X Window System標準のテキストエディタ。しかし、これを使ってプログラムを書いている人を見たことはない。その外見のショボさは時代を問わず特筆に値する。しかし、マウスや矢印キーでカーソル移動できるという GUI エディタの利点は備えている。他にGUIエディタが入っていない環境であれば、設定ファイルをいじる程度の用途には充分に使えるだろう。ただし、Xorg が X11R7 になって以来、標準のXorgには含まれず、別途 xedit モジュールをインストールする必要がある。
XEmacs
EmacsのGUI強化版。一応、Next Generation Emacs を標榜しているが、GNU Emacs 自身も日々進化を遂げているので、GNU Emacs の別ブランチといった感じ。当然、CUI端末内でも使える。初心者には GNU Emacs よりも外見が「優しく」見えるようだ。
gedit
Gnomeのテキストエディタ。Windowsにおけるメモ帳的な位置付け。ただ、機能はずっと強力でプログラムソースコードのハイライトも可能。CやFortranだけでなく、Perl、Ruby、Tcl、Pythonなどなど数多い。TeXやHTMLなどについてもハイライトが可能である。タブによって複数のファイルを開けるのもメリットだ。
kedit
KDEのテキストエディタ。まさにWindowsのメモ帳的である。機能もそんなもの。現在ではkeditを選ぶ意味はないだろう。KDEならkwriteを使えばよい。
kwrite
KDEのテキストエディタ。geditよりもさらに多くのプログラム言語などに対応したハイライト機能がある。さらにループなどのブロックが分かりやすいような表示もされるので、プログラマには便利な面もあるだろう。ただ、タブ表示ができないので、複数のファイルを開いて編集する際には、どうしてもウィンドウが増殖してしまうのが難点か。
kate
KDEのテキストエディタ。kwriteを内部で使っているものと思われるが、一つのウィンドウで複数のファイルを開いて使ったり、プロジェクトという単位で複数のファイルをまとめて扱ったりできるので、ある程度以上の規模のプログラムを書く場合にはずっと使いやすいツールであろう。KDEでプログラムを組むなら候補に挙げられるエディタだ。
jedit
Javaで作成されているテキストエディタ。JavaなのでLinux以外でも簡単に使えるし、機能は豊富でハイライト表示に対応している言語もものすごく多い。ただ、GentooのJava環境では日本語の入力に問題が…。
leafpad
gtk2を使っている極めてシンプルで軽快なエディタ。基本的な編集機能は備わっているので、構文ハイライト等が必要ない人には向いているかもしれない。
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