追加デート
〇〇「……ところで氷室くん。」
氷室「なに?」
氷室「なに?」
- 好きなテレビ番組について聞く
- 好きな食べ物について聞く
- 好きなスポーツについて聞く
- よく聴く音楽について聞く
- 趣味について聞く
- 学校について聞く
- 将来の夢について聞く
- 異性の好み
- 恋愛について
告白未遂イベント
※「恋愛について」を聞いた次の回のデート後に起きる会話イベント
メモ欄
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〇〇「テレビは、どんなの観てるの?」
氷室「ニュース。」
〇〇「ふーん、大人だね。」
氷室「普通でしょ。世の中に無頓着なほうがゾッとする。」
〇〇「そっか……海に関する番組とかは見ないの?」
氷室「バラエティだったら見ない。ドキュメンタリーはたまになら。」
〇〇「海の生態系を追うやつとか?」
氷室「そう。ありのままの自然、映すし。」
〇〇「そっか。氷室くんらしいね?」
氷室「僕らしいって、君に僕の何がわかるわけ?」
〇〇「ふふっ、そうだね。じゃあ、これからもいろいろ教えて?」
氷室「……気が向いたら。」
〇〇(なんだかんだ言っても氷室くん、自分のこと教えてくれるよね)
〇〇「好きな食べ物ってなに?」
氷室「聞いてどうするわけ?」
〇〇「どうする……って、氷室くんのこと知りたいなって思っただけだよ。」
氷室「別に何が好きでもよくない?作ってくれるわけでもないんだし。」
〇〇「がんばれば作れるかもよ?」
氷室「そう?なら、サーターアンダーギー作れる?」
〇〇「難易度高いとこきたね。」
氷室「ま、期待してないからいいよ。」
〇〇「えぇと、好きな食べものは教えてくれないの?」
氷室「もう言ったけど。」
〇〇「サーターアンダーギーが好きなんだ?」
氷室「悪い?」
〇〇「悪くないけど……意外かも。甘いもの好きか。」
氷室「好みの問題。意外とか言われる筋合いない。」
〇〇「そっか。覚えておくね。」
氷室「好きにしたら?」
〇〇(サーターアンダーギー、作れるよう練習してみようかな?)
〇〇「サーフィン以外のスポーツって、何かやってる?」
氷室「今のところ、興味ない。」
〇〇「興味出たらやる?」
氷室「まあ、出たら。運動、苦手じゃないし。」
〇〇「うん、知ってるよ?」
氷室「なら、いいけど。勝手な先入観って嫌いだから。」
〇〇「勝手な先入観?」
氷室「この苗字のせいで、勉強ばかりの堅物って思われがちなんで。」
〇〇(氷室家の家柄のこと、気にしているんだろうな……)
〇〇「氷室くんは音楽とか聴く?何か好きなのある?」
氷室「なんでも聴く。一番好きなのはロックだけど。」
〇〇「へぇ、ちょっと意外かも。」
氷室「君の中の僕って、どんなイメージなわけ?」
〇〇「クラシックとか聴きそうな感じ?」
氷室「それって、レーイチさんのイメージでしょ。」
〇〇「そ、そうかも。」
氷室「ま、クラシックも聴くけど。」
氷室「ロックはテンション上がる。別のベクトルで好き。」
氷室「ポップスとかも悪くないけど、無難なところがちょっと物足りない。」
〇〇(すごく語ってくれる。本当に音楽が好きなんだな)
〇〇「ねぇ、氷室くんの趣味ってなに?」
氷室「特にない。」
〇〇「本当に?サーフィンは?」
氷室「趣味とはちょっと違う。好きだけど。」
〇〇「だったら、他に好きでやってることってある?」
氷室「パソコンでチェスとか囲碁とかの対戦。」
〇〇「へえ!」
氷室「戦略練るのは楽しいし、相手の考えを読み解くのも面白い。」
〇〇「じゃ、その対戦ゲームが趣味なんだね?」
氷室「面白いってだけで、これも趣味ってほどじゃない。」
〇〇(十分趣味みたいに聞こえるけどな……)
〇〇「ねぇ、氷室くんって中学生の頃、どんな風だったの?」
氷室「今と変わらないけど。」
〇〇「そうなんだ。」
氷室「言っておくけど、成長してないって意味じゃないから。」
〇〇「ふふ、うん。」
氷室「なに、その笑い。」
〇〇「どんな中学生だったのかな?って想像して……」
氷室「どうせ可愛くないよ。」
〇〇「それが氷室くんだしね?」
氷室「……それ、どういう意味?」
〇〇(変わってほしいような、ほしくないような?)
〇〇「氷室くんの将来の夢って、どんなの?」
氷室「夢……」
〇〇「もしかして、ない?」
氷室「ないって言うか……まだわからない。」
〇〇「プロのサーファーになったりはしないの?」
氷室「サーフィンはやってて気持ちいいだけ。将来の夢としては考えてない。」
氷室「もっと他にやりたいことがあるはずだし。……何かはわからないけど。」
〇〇「そうなんだ。」
氷室「夢とか語る人を見ると、先、行かれてる感じがして焦る。」
〇〇「まだまだ時間はあるし、のんびりでいいと思うよ?」
氷室「光陰矢のごとし。気づけばあっという間でしょ。」
氷室「ま、卒業までには見つけるけど。」
〇〇「うん、楽しみにしてるね。」
氷室「どうも。」
〇〇(氷室くんのやりたいこと、見つかるといいな)
〇〇「あのね?好きな女の子のタイプって、なんかある?」
氷室「……知ってどうするの?」
〇〇「どうするって……単なる興味かな?」
氷室「興味本位な人に話す筋合い、ないし。」
〇〇「う……」
氷室「……あえて言うなら、うるさくない人。」
〇〇「そうなんだ?」
氷室「やかましいのは嫌い。」
氷室「でもさ。恋って気づいたら落ちてるものらしいけど?タイプとか気にする暇あるわけ?」
〇〇(なるほど……一理あるかも)
〇〇「ねぇ、真面目に聞くんだけど、いい?」
氷室「改まって、なに?」
〇〇「あのね、氷室くんは恋愛ってどういう風に考えてる?」
氷室「は……?」
〇〇「氷室くんの恋愛観が知りたいなと思って。」
氷室「そんなの、わからないよ。興味ないし。」
〇〇「そうなんだ?」
氷室「……君はどうなの?」
〇〇「えっ?」
氷室「人に聞くんなら、まず自分から語ってみたら?」
〇〇「わたしの恋愛観?ええっと……」
氷室「………………」
〇〇(なんか……視線が熱いような?)
氷室「ねえ。」
〇〇「何?」
氷室「……前に恋愛について、聞いたでしょ?」
氷室「あれは、なんだったの?」
〇〇「え?」
氷室「あの時、どう答えるのが正解だった?」
氷室「急な質問に、頭が真っ白になってとっさにあんな風に答えたけど……」
氷室「あれからずっと、何度もあのやりとりを思い出しては反省を繰り返してる。」
〇〇「ええっ、そうなの?」
氷室「そうなのって……君はそんな他人事なんだ……?」
氷室「は……ずっと悩んでた僕が馬鹿みたいだ。」
〇〇「そ、そんなつもりじゃ──」
氷室「うるさい。」
氷室「もうこれ以上、かき乱さないで。」
〇〇「氷室くん……」
〇〇「送ってくれて、ありがとう。」
氷室「うん。」
〇〇「氷室くん、わたし──」
氷室「いい。大丈夫だから。少し頭を冷やす必要があるだけ。」
氷室「じゃ、また。」
〇〇(氷室くん……)
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