ガンダムAGE-FX

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|>|CENTER:ガンダムAGE-FX&br()GUNDAM AGE-FX| |登場作品|[[機動戦士ガンダムAGE]]| |型式番号|AGE-FX| |全高|18.5m| |重量|63.0t| |所属|地球連邦軍| |搭乗者|キオ・アスノ| |武装|ビームサーベル&br()スタングルライフル&br()ダイダルバズーカ&br()Cファンネル| |特殊装備|コア・ファイター&br()AGEシステム| ---- *【設定】 火星圏での[[ガンダムAGE-3]]の戦闘データを基にAGEシステムが導き出し、地球連邦軍が開発した新型のガンダム。 「FX」は「Follow X-Rounder(Xラウンダーに追従する)」の略で、AGE-3の反応速度を凌駕する成長を見せたキオ・アスノの専用機であることを意味する。 AGE-3の改修機ではあるが、新設計されたフレームやコックピットを採用する等もはや別物と言っても過言ではなく、これまでのガンダムを凌駕する性能を誇る史上最強のガンダムとされている。 カラーリングは青と白がメインとなった。 またAGEシリーズ伝統の『胸部のAの字』は、コクピットハッチにAが直接描かれるAGE-1~3の形式から、コクピットブロックの周囲をA字の発光部分が縁取るような形に変更された。 ちなみに、玩具のAGEデバイスには「AGE-4」として登録されていた。 そのポテンシャルは極めて高く、パイロットの技量次第で敵機の特定部位のみを狙った攻撃を行う事も可能。 機体は可能な限りの軽量化が図られており、多数のスラスターと相まって非常に高い機動力を実現している。 一方で装甲の防御力もかなり高いらしく、ルナベース奪還作戦時に[[フォーンファルシア]]に攻撃されて何度も直撃を受けたが、目立った損傷は見受けられなかった。 武装面でも強化されており、新たにXラウンダー専用武器として「ファンネル」を採用。 これを換装すれば様々な戦局に対応できるようになっている。 その為か本機ではウェアシステムは搭載されていない。 小説版ではアスノ家が一から開発した機体であることから改修機ではなく後継機。 最終決戦ではガンダムAGE-2 ダークハウンドのドッズランサーとガンダムレギルスのレギルスシールドも装備した。 もっともレギルスシールドはエネルギーが尽きていたのかビットは使われず盾として破損した。 [[AGE-1>ガンダムAGE-1]]が[[ガンダム]]、[[AGE-2>ガンダムAGE-2]]が[[Zガンダム]]、AGE-3が[[ZZガンダム]]を意識した機体フォルムであったが、AGE-FXは[[νガンダム]]に似ている訳では無く、デザイナーが同じなこともあり[[ダブルオークアンタ]]に似ていると言われることが多い。しかし、ファンネル(しかも板状)を使うという点はνガンダムとも共通しているため、全く意識していない訳ではないと思われる。 設定資料集では、最初はAGE-2の前にガンダムMk-2相当の機体が確認でき、当初の流れではAGE-5になっていた可能性がある。 ---- *【武装・機能】 **ビームサーベル 近接戦闘用のビーム兵器。 両腕に1基ずつを内蔵している。 **スタングルライフル ガンダムAGE-3に装備されたシグマシスライフルの発展型となるビーム兵器。 砲身を変形させることでチャージモードへと移行する。 **ダイダルバズーカ スタングルライフルに追加バレルを装着した状態で、最大出力での攻撃を可能としている。 要するに「AGE-FX版ブラスティア・キャノン」であり、最終局面で投入されたため活躍が期待されたが、&bold(){ヴェイガンギア相手に数射するも決定打になる事無く破壊される}という非常に残念な結果となってしまっている。 原作よりはマシなもののゲーム作品でもイマイチな扱いとなっており、PSP版ではビームバズーカ系の武器そのものが使いにくいにも関わらず最終決戦で強制的にこの武器を装備させられてしまう。 スーパーロボット大戦BXではCファンネルよりダメージは低いが使用条件は緩く普通に使える。 本シリーズでは単発ダウンの射撃になっており、メインの節約をはじめ使わない理由がない武装となっており一番輝いている作品。 **Cファンネル Xラウンダー用の無線式誘導兵器でAGE-1スパローのシグルブレイドの技術を発展させている。 全身に大型を6基、小型を8基、計14基を装備している。 コントロールはXラウンダー能力で行われ、オールレンジ攻撃を可能としている。 先端部が鋭利な形状となっており、攻撃対象に突撃してこれを切断する。 腕部に1基装着して使用する事も可能で、この他に脚部やコアファイター等にもポートが存在しており、各所に付け替える事ができる。 攻撃以外にシールドとしても機能し、端末を複数基集めれば有効防御範囲をある程度は拡大でき、その組み合わせは多数存在する。 本シリーズではノーマル時はファンネルの使用状況によりガードのモーションが異なる。 Cファンネルはパイロットの意向で『敵機コクピットだけを自爆装置付きの機体から切り離し、殺さず無力化する』という運用をされるが、ヴェイガン機は頭部にコクピットを持つため結果としてファンネルが次々と敵機の首を落としていくという状況を生み出し、その事を&bold(){「妖怪首おいてけ」}などと揶揄されることも多い。 宇宙世紀以外で初めて「ファンネル」の名称がついたが、宇宙世紀との関連は不明。ターンAよりも後の時代だと考えられる小説版では、「大昔にそう呼ばれていた」との理由で付けられた。 スパロボBXでは宇宙世紀と同じ世界になっており、キュベレイなどが存在するので違和感はさらに少ない。 **FXバーストモード 本機の機動力を最大限に向上させる形態で、発動すると機体のファンネルポートの排出口から青いビームサーベルが展開され(この為か、機体も青く輝いている)、Cファンネルの制御精度が低下する代わりに格闘能力が飛躍的に向上し、分厚い装甲を持つ相手でも容易く破壊できるようになった。 また、ビーム展開中は敵からの高出力ビームをも防ぎきる程の防御力を持っている。 その姿は磁気旋光システムのリミッターを解除したタイタスを想起させるが、関連性があるかは不明。 最初は使用できなかったが、ラ・グラミス攻略作戦前に調整が完了した為、使用可能となった。 小説版では、この形態になることで、キオのXラウンダー能力の強化と範囲拡大から、Cファンネルを通して、キオの想いを量子化して人々に伝える事が出来る「FXシステム」の使用も可能になる。FXの機体フォルムから、ますますクアンタを思いださせる。 ---- *【原作での活躍】 第4部の主役機として活躍。 初めて投入されたルナベース奪還作戦の時点で、敵機のコクピットのみを切り離す戦法をとっており、フラム・ナラのフォーンファルシアやジラード・スプリガンのティエルヴァとの戦闘時はパイロットに対してXラウンダー能力を通した説得を行うも拒絶されてしまい、ティエルヴァ戦ではジラードのXラウンダー能力が暴走したことでCファンネルの制御を奪われた挙句撃墜されそうになってしまったことも。 続くラ・グラミス攻略作戦では、火星で知り合ったディーン・アノンの駆るジルスベインと交戦するが、説得しながら戦闘不能に持ち込んで、互いに解り合うことに成功する。 しかし、直後にザナルド・ベイハートのザムドラーグにジルスベインを撃墜されたことで、怒りのままFXバーストモードを起動し、それまで交戦した全てのガンダムを苦戦させたほどの装甲を持つザムドラーグを撃墜した。 その後は、フォーンファルシアやギラーガ改と交戦したり、[[ガンダムAGE-1 フルグランサ]]、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]と協力して母艦であるディーヴァのクルーをディグマゼノン砲の射線から逃がしたりしている。 ディーヴァ撃沈後はフリット・アスノ、アセム・アスノと共にゼラ・ギンスの[[ヴェイガンギア・シド]]と交戦する。 今度はキオ自身の意思でFXバーストモードを起動させており、新兵器であるダイダルバズーカが歯が立たなかったりするなど苦戦したが、連邦軍とヴェイガン双方の援護を受けながらヴェイガンギア・シドを撃墜し、パイロットのゼラも救い出すことができた。 ---- *【パイロット説明】 **キオ・アスノ CV:山本和臣 フリット・アスノの孫にして、アセム・アスノの息子。 地球に戻ったキオは[[ガンダムAGE-3]]の改修機であるAGE-FXと対面。 精密な攻撃ができるということを知ったキオはパイロットを殺さずに、戦争を終わらせる道を模索し始めていた。 敵に寝返った元連邦兵ジラード・スプリガンや敵幹部フラム・ナラに拒絶されたり、尊敬していた祖父と口論したり、仲間たちから戦い方を諌められり、等数々の苦難にもめげず信じる己が道を貫き、決戦となるラ・グラミスの攻防戦にも参加。 火星で出会った少年ディーン・アノンとの戦いでは、キオの必死の説得により和解することに成功したが、直後にザナルド・ベイハートによってディーンが撃墜されてしまう。 ディーンを殺された怒りのままFXバーストを起動し、明確な殺意を持ってザナルドを殺そうとするも、直前で我に返り乗機のザムドラーグを大破させるにとどめた。 その後も多数の仲間を失いつつ戦うキオは、フリットがプラズマダイバーミサイルでヴェイガンの居住区であるセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊しようとした時には、身を挺してアセムと共にフリットを説得する。 フリットの説得後はラ・グラミスの結合部を破壊してセカンドムーンを救おうとする。 その時にヴェイガンギア・シドと交戦、ゼラを救出してヴェイガンギア・シドを破壊し、地球と火星の戦いに一応の終止符を打つことに成功。自分の意志を最後まで貫き通した。 その後はシドの残党と戦っていたらしい。 それから37年後にはアセムと共に地球連邦の首都であるブルーシアのガンダム記念博物館の前のフリットの銅像に全てが終わった事を告げた。 恰幅がよくなっている(曽祖父のバルガスほどではないのだが) 他のシリーズにも「不殺」を決意したキャラは多数存在しているが、キオは決意してから本当に一人も殺していない珍しいキャラである(一度だけ殺しかけてはいるが)。 他にも「無力化した敵機を味方の攻撃から守る」「味方から自身の行動を批判される」など、過去作の不殺キャラに対する意見を反映したような描写も存在する。 ***【原作名言集】 -僕がやろうとしていることは、無謀で、無茶で、上手くいく可能性なんて無いのかもしれない。でも、君(AGE-FX)は付き合ってくれるよね? --ヴェイガンのパイロットを殺さないようにCファンネルで機体頭部だけを破壊した際のキオの独白。 -じいちゃんは憎しみに駆られているだけじゃないか!そんなの救世主じゃない! --ルナベース基地内を散歩していたキオは父と祖父の口論を聞いてしまう。火星の人も救いたいと思っていたキオはフリットの歪んでいた救世主思想を真っ向から否定した。一応、フリットにもこうなってしまうだけの過去はあったのだが。 -僕は…僕は…誰にも死んでほしくないんだ。みんなに生きていてほしいんだ…僕を嫌っても構わない、僕を憎んでも構わない…それでもディーンに生きていてほしいんだ! --かつて火星で心を通わせたディーン・アノンと戦場で相まみえ、互いの意志をぶつけあいながらもディーンのジルスベインの戦闘力を奪って。皆を救いたいという意志に触れたディーンは再びキオに心を開く。が… -もうやめようよ! --FX搭乗以降の代表的なセリフ。キオは多くの人にこの言葉を投げかけ説得を試みたがだいたいは拒まれ、ゲームでは布教活動とまで言われている。ただし、小説版ではフラムとは分かりあえる直前まで行ったのだが… --一部の視聴者からは「甘い発言、理想論」などと言われることがあるが、この考えを捨てなかったキオだからこそフリットを説得できた。 -じいちゃんはなれたんだ…本当の救世主に! --キオのXラウンダー能力によって、精神世界で自らが守れなかった人達と再会したフリットが改心し、セカンドムーンを救うために連邦軍とヴェイガンの双方に協力を呼びかける姿を見た際の台詞。 -今だって人は人です!地球圏の人たちも、火星圏の人たちも、精一杯生きてるんだ! --人が人であるために、を掲げるイゼルカントに対して。彼は絶望の世界として火星圏を見せたが、キオはその中で希望を見いだした。 -これで!終わりだあー!!うおおおおおおお!!! --最後の決戦。FXバースト最大出力でヴェイガンギア・シドに突撃、ゼラ・ギンスを助け出した。 -アセム「なかなか男前だな」&br()キオ「…フ、そうだね、父さん。フリットじいちゃん…僕達の地球は、元気になったよ」 --最終話エピローグにて、ラ・グラミスの戦いの終結から37年後および「天使の落日」から100年後になるA.G.201年、アセム(78歳)&キオ(50歳)父子が、地球連邦の首都「ブルーシア」に建てられたガンダム記念館の前に設置された今は亡きフリットの銅像の前で喋った本編中最後の台詞。ラ・グラミスの戦いの終結後、フリットは火星での死病であるマーズレイを無効化させる技術を開発する等、地球および火星の平和の為に残りの人生を捧げた。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS.MB ON MBでは初期からヴェイガンギア・シドがボスとして登場していたり、先に[[ガンダムレギルス]]が参戦したりとやきもきさせられていたが、第2弾追加リリース機体として遂に参戦。コストは3000。 アシストでガンダムAGE-1 フルグランサとガンダムAGE-2 ダークハウンドの両方を呼び出すことができ、覚醒技で勝利した時の勝利ポーズも3機で決めポーズをとるなど非常に豪華な仕様となっている。 またバンシィのように耐久の低下及び覚醒によってFXバーストモードに変化し、格闘や武装が変化する。 ノーマル時は射撃より万能機で、じいちゃんや父さんと協力して戦うちょっと貧弱な万能機。 バーストモードになると赤ロックが短くなりアシストもなくなるがその代わりに格闘が超強化される。特にBD格闘のザナルド滅多斬りはNEXTのエピオンの乱舞を超高速にした感じで圧巻。 特射の射撃ガード付きの急速接近からのBD格はまさに脅威。 さらにガードの仕様は細かく、ファンネルを射出していない状態でガードすると全方位ガード、格闘射撃派生やサブを使用しているとモーションが変わる。 通常の覚醒技はヴェイガンギアに行ったFXバーストモードでの突撃なのだが、後覚醒技ではなんと&bold(){プラズマダイバーミサイルを装備したAGE-1 フラット}を呼び出す。 ただし原作通りキオが止めに入った後、誰もいない場所に発射した時の再現になっているのだが、射程が短いため、相手が高跳びをしているある程度の高度があればヒットはするくらいのロマン技。当然だがスパロボのように9999ダメージはない。 これまで「EXVSシリーズの一つ目のコスト3000解禁機体はぶっ壊れ機体」という不文律があったが、本機はとても環境を一色に塗り替えるほどではないので、そのジンクスは破れたといえよう。 **EXVS2 アシストのフルグランサのNがグランサ覚醒技を小さくしたようなゲロビ、レバー入れがバウンドダウンの2段格闘に。 しかし、周囲のインフレが進みすぎてノーマル時は2000コスト並の性能、FXバーストも迎撃択の増加により軽くあしらわれることが増えた。 FX本体自体はどちらも新武装や格闘を得ていないのも残念なところ。 ちなみに本作より参戦したフルグランサのアシストとしても登場。ノーマルの前格で援護してくれる。 覚醒の一つにプラズマダイバーミサイルを撃てるようになったのだが、本機のと違って爆風が広くだいぶ使い勝手がいい。 次回作が発表されるくらいの時期にようやく修正が来た…のだが正直地味な強化な上、これまでFXバースト時に逃げる際に重宝した緑ロックでの特射の移動が無条件でロック方面に行くようになり、逃げに使えなくなり、強化点と比較してもとても釣り合わず、むしろ致命的な下方修正となっており「むしろ弱体化していないか」との声が上がる事態に。 前作で同じような「強化された項目は多いが致命的な弱体が入って結果さらに微妙になった」実質下方を受けたX1は後に超強化されたのでちゃんとした強化を期待したい。%%この際次回作でもいいので%% 少し前に父さんのダークハウンドはちゃんとした強化で戦えるようになり、同時期にじいちゃんのフルグランサや試作3号機はほどほどの強化、デスティニーやノルンは大幅な強化(特にデスティニーは次回作の発表後恒例の大幅強化)を得たりおそらく下方修正したつもりのフォビドゥンがむしろ強化されたのが何とも悲しい。 AGE-3といい今作はキオに逆風が吹き続けていた。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常時 射撃で勝利:ダイダルバズーカを構える 格闘で勝利:OPの躊躇いを消し去れたポーズからHGパッケージ絵のポーズ     FXバーストモード時:右腕を掲げる。 N覚醒技で勝利:AGE-FX、AGE-1フルグランサ、AGE-2ダークハウンドが揃ってポーズ。 **敗北ポーズ 腰と胴体が離れ大破している。4期EDの再現。 ----
|>|CENTER:ガンダムAGE-FX&br()GUNDAM AGE-FX| |登場作品|[[機動戦士ガンダムAGE]]| |型式番号|AGE-FX| |全高|18.5m| |重量|63.0t| |所属|地球連邦軍| |搭乗者|キオ・アスノ| |武装|ビームサーベル&br()スタングルライフル&br()ダイダルバズーカ&br()Cファンネル| |特殊装備|コア・ファイター&br()AGEシステム| ---- *【設定】 火星圏での[[ガンダムAGE-3]]の戦闘データを基にAGEシステムが導き出し、地球連邦軍が開発した新型のガンダム。 「FX」は「Follow X-Rounder(Xラウンダーに追従する)」の略で、AGE-3の反応速度を凌駕する成長を見せたキオ・アスノの専用機であることを意味する。 AGE-3の改修機ではあるが、新設計されたフレームやコックピットを採用する等もはや別物と言っても過言ではなく、これまでのガンダムを凌駕する性能を誇る史上最強のガンダムとされている。 カラーリングは青と白がメインとなった。 またAGEシリーズ伝統の『胸部のAの字』は、コクピットハッチにAが直接描かれるAGE-1~3の形式から、コクピットブロックの周囲をA字の発光部分が縁取るような形に変更された。 ちなみに、玩具のAGEデバイスには「AGE-4」として登録されていた。 そのポテンシャルは極めて高く、パイロットの技量次第で敵機の特定部位のみを狙った攻撃を行う事も可能。 機体は可能な限りの軽量化が図られており、多数のスラスターと相まって非常に高い機動力を実現している。 一方で装甲の防御力もかなり高いらしく、ルナベース奪還作戦時に[[フォーンファルシア]]に攻撃されて何度も直撃を受けたが、目立った損傷は見受けられなかった。 武装面でも強化されており、新たにXラウンダー専用武器として「ファンネル」を採用。 これを換装すれば様々な戦局に対応できるようになっている。 その為か本機ではウェアシステムは搭載されていない。 小説版ではアスノ家が一から開発した機体であることから改修機ではなく後継機。 最終決戦ではガンダムAGE-2 ダークハウンドのドッズランサーとガンダムレギルスのレギルスシールドも装備した。 もっともレギルスシールドはエネルギーが尽きていたのかビットは使われず盾として破損した。 [[AGE-1>ガンダムAGE-1]]が[[ガンダム]]、[[AGE-2>ガンダムAGE-2]]が[[Zガンダム]]、AGE-3が[[ZZガンダム]]を意識した機体フォルムであったが、AGE-FXは[[νガンダム]]に似ている訳では無く、デザイナーが同じなこともあり[[ダブルオークアンタ]]に似ていると言われることが多い。しかし、ファンネル(しかも板状)を使うという点はνガンダムとも共通しているため、全く意識していない訳ではないと思われる。 設定資料集では、最初はAGE-2の前にガンダムMk-2相当の機体が確認でき、当初の流れではAGE-5になっていた可能性がある。 ---- *【武装・機能】 **ビームサーベル 近接戦闘用のビーム兵器。 両腕に1基ずつを内蔵している。 **スタングルライフル ガンダムAGE-3に装備されたシグマシスライフルの発展型となるビーム兵器。 砲身を変形させることでチャージモードへと移行する。 **ダイダルバズーカ スタングルライフルに追加バレルを装着した状態で、最大出力での攻撃を可能としている。 要するに「AGE-FX版ブラスティア・キャノン」であり、最終局面で投入されたため活躍が期待されたが、&bold(){ヴェイガンギア相手に数射するも決定打になる事無く破壊される}という非常に残念な結果となってしまっている。 原作よりはマシなもののゲーム作品でもイマイチな扱いとなっており、PSP版ではビームバズーカ系の武器そのものが使いにくいにも関わらず最終決戦で強制的にこの武器を装備させられてしまう。 スーパーロボット大戦BXではCファンネルよりダメージは低いが使用条件は緩く普通に使える。 本シリーズでは単発ダウンの射撃になっており、メインの節約をはじめ使わない理由がない武装となっており一番輝いている作品。 **Cファンネル Xラウンダー用の無線式誘導兵器でAGE-1スパローのシグルブレイドの技術を発展させている。 全身に大型を6基、小型を8基、計14基を装備している。 コントロールはXラウンダー能力で行われ、オールレンジ攻撃を可能としている。 先端部が鋭利な形状となっており、攻撃対象に突撃してこれを切断する。 腕部に1基装着して使用する事も可能で、この他に脚部やコアファイター等にもポートが存在しており、各所に付け替える事ができる。 攻撃以外にシールドとしても機能し、端末を複数基集めれば有効防御範囲をある程度は拡大でき、その組み合わせは多数存在する。 本シリーズではノーマル時はファンネルの使用状況によりガードのモーションが異なる。 Cファンネルはパイロットの意向で『敵機コクピットだけを自爆装置付きの機体から切り離し、殺さず無力化する』という運用をされるが、ヴェイガン機は頭部にコクピットを持つため結果としてファンネルが次々と敵機の首を落としていくという状況を生み出し、その事を&bold(){「妖怪首おいてけ」}などと揶揄されることも多い。 宇宙世紀以外で初めて「ファンネル」の名称がついたが、宇宙世紀との関連は不明。ターンAよりも後の時代だと考えられる小説版では、「大昔にそう呼ばれていた」との理由で付けられた。 スパロボBXでは宇宙世紀と同じ世界になっており、過去にキュベレイなどが存在するので違和感はさらに少ない。 **FXバーストモード 本機の機動力を最大限に向上させる形態で、発動すると機体のファンネルポートの排出口から青いビームサーベルが展開され(この為か、機体も青く輝いている)、Cファンネルの制御精度が低下する代わりに格闘能力が飛躍的に向上し、分厚い装甲を持つ相手でも容易く破壊できるようになった。 また、ビーム展開中は敵からの高出力ビームをも防ぎきる程の防御力を持っている。 その姿は磁気旋光システムのリミッターを解除したタイタスを想起させるが、関連性があるかは不明。 最初は使用できなかったが、ラ・グラミス攻略作戦前に調整が完了した為、使用可能となった。 小説版では、この形態になることで、キオのXラウンダー能力の強化と範囲拡大から、Cファンネルを通して、キオの想いを量子化して人々に伝える事が出来る「FXシステム」の使用も可能になる。FXの機体フォルムから、ますますクアンタを思いださせる。 ---- *【原作での活躍】 第4部の主役機として活躍。 初めて投入されたルナベース奪還作戦の時点で、敵機のコクピットのみを切り離す戦法をとっており、フラム・ナラのフォーンファルシアやジラード・スプリガンのティエルヴァとの戦闘時はパイロットに対してXラウンダー能力を通した説得を行うも拒絶されてしまい、ティエルヴァ戦ではジラードのXラウンダー能力が暴走したことでCファンネルの制御を奪われた挙句撃墜されそうになってしまったことも。 続くラ・グラミス攻略作戦では、火星で知り合ったディーン・アノンの駆るジルスベインと交戦するが、説得しながら戦闘不能に持ち込んで、互いに解り合うことに成功する。 しかし、直後にザナルド・ベイハートのザムドラーグにジルスベインを撃墜されたことで、怒りのままFXバーストモードを起動し、それまで交戦した全てのガンダムを苦戦させたほどの装甲を持つザムドラーグを撃墜した。 その後は、フォーンファルシアやギラーガ改と交戦したり、[[ガンダムAGE-1 フルグランサ]]、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]と協力して母艦であるディーヴァのクルーをディグマゼノン砲の射線から逃がしたりしている。 ディーヴァ撃沈後はフリット・アスノ、アセム・アスノと共にゼラ・ギンスの[[ヴェイガンギア・シド]]と交戦する。 今度はキオ自身の意思でFXバーストモードを起動させており、新兵器であるダイダルバズーカが歯が立たなかったりするなど苦戦したが、連邦軍とヴェイガン双方の援護を受けながらヴェイガンギア・シドを撃墜し、パイロットのゼラも救い出すことができた。 ---- *【パイロット説明】 **キオ・アスノ CV:山本和臣 フリット・アスノの孫にして、アセム・アスノの息子。 地球に戻ったキオは[[ガンダムAGE-3]]の改修機であるAGE-FXと対面。 精密な攻撃ができるということを知ったキオはパイロットを殺さずに、戦争を終わらせる道を模索し始めていた。 敵に寝返った元連邦兵ジラード・スプリガンや敵幹部フラム・ナラに拒絶されたり、尊敬していた祖父と口論したり、仲間たちから戦い方を諌められり、等数々の苦難にもめげず信じる己が道を貫き、決戦となるラ・グラミスの攻防戦にも参加。 火星で出会った少年ディーン・アノンとの戦いでは、キオの必死の説得により和解することに成功したが、直後にザナルド・ベイハートによってディーンが撃墜されてしまう。 ディーンを殺された怒りのままFXバーストを起動し、明確な殺意を持ってザナルドを殺そうとするも、直前で我に返り乗機のザムドラーグを大破させるにとどめた。 その後も多数の仲間を失いつつ戦うキオは、フリットがプラズマダイバーミサイルでヴェイガンの居住区であるセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊しようとした時には、身を挺してアセムと共にフリットを説得する。 フリットの説得後はラ・グラミスの結合部を破壊してセカンドムーンを救おうとする。 その時にヴェイガンギア・シドと交戦、ゼラを救出してヴェイガンギア・シドを破壊し、地球と火星の戦いに一応の終止符を打つことに成功。自分の意志を最後まで貫き通した。 その後は宇宙に数多く残るシドの残党と戦っていたらしい。 それから37年後にはアセムと共に地球連邦の首都であるブルーシアのガンダム記念博物館の前のフリットの銅像に全てが終わった事を告げた。 恰幅がよくなっている(曽祖父のバルガスのようなドワーフ体型ではないのだが) 他のシリーズにも「不殺」を決意したキャラは多数存在しているが、キオは決意してから本当に一人も殺していない珍しいキャラである(一度だけ殺しかけてはいるが)。 他にも「無力化した敵機を味方の攻撃から守る」「味方から自身の行動を批判される」など、過去作の不殺キャラに対する意見を反映したような描写も存在する。 ***【原作名言集】 -僕がやろうとしていることは、無謀で、無茶で、上手くいく可能性なんて無いのかもしれない。でも、君(AGE-FX)は付き合ってくれるよね? --ヴェイガンのパイロットを殺さないようにCファンネルで機体頭部だけを破壊した際のキオの独白。 -じいちゃんは憎しみに駆られているだけじゃないか!そんなの救世主じゃない! --ルナベース基地内を散歩していたキオは父と祖父の口論を聞いてしまう。火星の人も救いたいと思っていたキオはフリットの歪んでいた救世主思想を真っ向から否定した。一応、フリットにもこうなってしまうだけの過去はあったのだが。 -僕は…僕は…誰にも死んでほしくないんだ。みんなに生きていてほしいんだ…僕を嫌っても構わない、僕を憎んでも構わない…それでもディーンに生きていてほしいんだ! --かつて火星で心を通わせたディーン・アノンと戦場で相まみえ、互いの意志をぶつけあいながらもディーンのジルスベインの戦闘力を奪って。皆を救いたいという意志に触れたディーンは再びキオに心を開く。が… -もうやめようよ! --FX搭乗以降の代表的なセリフ。キオは多くの人にこの言葉を投げかけ説得を試みたがだいたいは拒まれ、ゲームでは布教活動とまで言われている。ただし、小説版ではフラムとは分かりあえる直前まで行ったのだが… --一部の視聴者からは「甘い発言、理想論」などと言われることがあるが、この考えを捨てなかったキオだからこそフリットを説得できた。 -じいちゃんはなれたんだ…本当の救世主に! --キオのXラウンダー能力によって、精神世界で自らが守れなかった人達と再会したフリットが改心し、セカンドムーンを救うために連邦軍とヴェイガンの双方に協力を呼びかける姿を見た際の台詞。 -今だって人は人です!地球圏の人たちも、火星圏の人たちも、精一杯生きてるんだ! --人が人であるために、を掲げるイゼルカントに対して。彼は絶望の世界として火星圏を見せたが、キオはその中で希望を見いだした。 -これで!終わりだあー!!うおおおおおおお!!! --最後の決戦。FXバースト最大出力でヴェイガンギア・シドに突撃、ゼラ・ギンスを助け出した。 -アセム「なかなか男前だな」&br()キオ「…フ、そうだね、父さん。フリットじいちゃん…僕達の地球は、元気になったよ」 --最終話エピローグにて、ラ・グラミスの戦いの終結から37年後および「天使の落日」から100年後になるA.G.201年、アセム(78歳)&キオ(50歳)父子が、地球連邦の首都「ブルーシア」に建てられたガンダム記念館の前に設置された今は亡きフリットの銅像の前で喋った本編中最後の台詞。ラ・グラミスの戦いの終結後、フリットは火星での死病であるマーズレイを無効化させる技術を開発する等、地球および火星の平和の為に残りの人生を捧げた。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS.MB ON MBでは初期からヴェイガンギア・シドがボスとして登場していたり、先に[[ガンダムレギルス]]が参戦したりとやきもきさせられていたが、第2弾追加リリース機体として遂に参戦。コストは3000。 アシストでガンダムAGE-1 フルグランサとガンダムAGE-2 ダークハウンドの両方を呼び出すことができ、覚醒技で勝利した時の勝利ポーズも3機で決めポーズをとるなど非常に豪華な仕様となっている。 またバンシィのように耐久の低下及び覚醒によってFXバーストモードに変化し、格闘や武装が変化する。 ノーマル時は射撃より万能機で、じいちゃんや父さんと協力して戦うちょっと貧弱な万能機。 バーストモードになると赤ロックが短くなりアシストもなくなるがその代わりに格闘が超強化される。特にBD格闘のザナルド滅多斬りはNEXTのエピオンの乱舞を超高速にした感じで圧巻。 特射の射撃ガード付きの急速接近からのBD格はまさに脅威。 さらにガードの仕様は細かく、ファンネルを射出していない状態でガードすると全方位ガード、格闘射撃派生やサブを使用しているとモーションが変わる。 通常の覚醒技はヴェイガンギアに行ったFXバーストモードでの突撃なのだが、後覚醒技ではなんと&bold(){プラズマダイバーミサイルを装備したAGE-1 フラット}を呼び出す。 ただし原作通りキオが止めに入った後、誰もいない場所に発射した時の再現になっているのだが、射程が短いため、相手が高跳びをしているある程度の高度があればヒットはするくらいのロマン技。当然だがスパロボのように9999ダメージはない。 これまで「EXVSシリーズの一つ目のコスト3000解禁機体はぶっ壊れ機体」という不文律があったが、本機はとても環境を一色に塗り替えるほどではないので、そのジンクスは破れたといえよう。 **EXVS2 アシストのフルグランサのNがグランサ覚醒技を小さくしたようなゲロビ、レバー入れがバウンドダウンの2段格闘に。 しかし、周囲のインフレが進みすぎてノーマル時は2000コスト並の性能、FXバーストも迎撃択の増加により軽くあしらわれることが増えた。 FX本体自体はどちらも新武装や格闘を得ていないのも残念なところ。 ちなみに本作より参戦したフルグランサのアシストとしても登場。ノーマルの前格で援護してくれる。 覚醒の一つにプラズマダイバーミサイルを撃てるようになったのだが、本機のと違って爆風が広くだいぶ使い勝手がいい。 次回作が発表されるくらいの時期にようやく修正が来た…のだが正直地味な強化な上、これまでFXバースト時に逃げる際に重宝した緑ロックでの特射の移動が無条件でロック方面に行くようになり、逃げに使えなくなり、強化点と比較してもとても釣り合わず、むしろ致命的な下方修正となっており「むしろ弱体化していないか」との声が上がる事態に。 前作で同じような「強化された項目は多いが致命的な弱体が入って結果さらに微妙になった」実質下方を受けたX1は後に超強化されたのでちゃんとした強化を期待したい。%%この際次回作でもいいので%% 少し前に父さんのダークハウンドはちゃんとした強化で戦えるようになり、同時期にじいちゃんのフルグランサや試作3号機はほどほどの強化、デスティニーやノルンは大幅な強化(特にデスティニーは次回作の発表後恒例の大幅強化)を得たりおそらく下方修正したつもりのフォビドゥンがむしろ強化されたのが何とも悲しい。 AGE-3といい今作はキオに逆風が吹き続けていた。 一応ノーマル時の防御力は高かったので前作に引き続きL覚の騎士とかトライバーニングを爆弾として送り込む爆弾戦法はそこそこ見受けられた。 **XB じいちゃん呼び出しにミサイル発射するパターンが増えた。 また、FXバースト時にもダイダルバズーカが使用できるように。 それよりも一番うれしいのは一出撃に一回FXバーストになれるようになった。 特格のバリアも即座に使用できるようなっている。 一方で前作で低コストを送り込む戦法に重宝したL覚がC覚になるなどの下方要素もあり、爆弾戦法はしにくくなった。 また、フル覚醒すると耐久値が50回復するようになっており、覚醒前はバーストなのに後にはノーマルに戻っている…なんてことがないように。 本作移行にあたってフォーンファルシアはダブルオーのように時限強化+一定値以下で永続強化形態になるようになったので、本機もそうして欲しかった…というプレイヤーもいたとか。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常時 射撃で勝利:ダイダルバズーカを構える 格闘で勝利:OPの躊躇いを消し去れたポーズからHGパッケージ絵のポーズ     FXバーストモード時:右腕を掲げる。 N覚醒技で勝利:AGE-FX、AGE-1フルグランサ、AGE-2ダークハウンドが揃ってポーズ。(MBONまで) **敗北ポーズ 腰と胴体が離れ大破している。4期EDの再現。ちなみに本編にはここまで破損するシーンはない。 ----

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