フラウ・ボゥ
CV:鵜飼 るみ子(TV、劇場版) / 福圓 美里(THE ORIGIN)
ハロ
CV:井上 遥(機動戦士ガンダム) / 荘 真由美(機動戦士Zガンダム) / 新井 里美(劇場版機動戦士Zガンダム以降)
SUN社の市販品をアムロ・レイが改造した球体型のペットロボット。
ホワイトベースに乗艦後は主に戦災孤児達と行動を共にする。
ララァ・スン
CV:藩 恵子
ジオン公国のニュータイプのパイロット。
MA
エルメスでアムロの前に立ちはだかる。
ギレン・ザビ
CV:銀河 万丈
ジオン公国の総帥にしてザビ家の長男。
身長190cmと恵まれた体格を有しているばかりでなく、IQ240の天才で、沈着冷静ではあるが非情かつ高慢な性格。
父親のデギン・ソド・ザビからは「ヒットラーの尻尾」と評されている。
「ジオン国民は選ばれた優良人種である」とする選民思想の持ち主であり、政治家としては特に演説によるアジテーションを得意としている。
卓抜した政治的手腕と高いカリスマ性からジオン国内での支持は絶大で、国民だけでなく軍部の支持も相当に高く、親衛隊長のエギーユ・デラーズを始め、多くの将校や士官から熱狂的な支持を受けていた。
反面、その扇動的な方策を嫌って冷ややかな目で見る者も少なくなかったという。
終盤、ソーラレイをゲル・ドルバ照準に照射しア・バオア・クーでの開戦直前に父デギンを謀殺。だがそれは「父殺し」という新たな間違いで上塗りしただけに過ぎず、作戦の最中に実妹
キシリア・ザビによって、背後から射殺されてしまった。
【原作名台詞】
- 「…私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!何故だ!」
- ガルマ・ザビの追悼演説の一文。バーでこれを聞いていたシャア・アズナブルは「坊やだからさ」と呟いた。
- 「フッ、冗談はよせ…」
- キシリアに銃口を突き付けられた時の台詞。ギレンは軽い冗談だと思っていたが、キシリアは本気だった。
ファ・ユイリィ
CV:松岡 ミユキ(TV版) / 新井 里美(劇場版)
カミーユ・ビダンの隣人で幼馴染の少女。
カミーユがエゥーゴに参加するとファもまた
メタスのパイロットとしてエゥーゴに参加するようになる。
エルピー・プル
CV:本多 知恵子(MBONまで) / 本多 陽子(GVS以降)
ハマーン・カーン
CV:榊原 良子
アクシズ(ネオ・ジオン軍)の実質的トップ。
搭乗機は
キュベレイ。
クェス・パラヤ
CV:川村 万梨阿
地球連邦政府の高官アデナウアー・パラヤの娘。
後にネオ・ジオン軍のモビルスーツパイロットとなり、
ヤクト・ドーガや
α・アジールを駆る。
セシリー・フェアチャイルド
CV:冬馬 由美
カテジナ・ルース
CV:渡辺 久美子
ヨーロッパの特別区・ウーイッグに住む事業家の娘。
後にザンスカール帝国の思想に賛同し、ザンスカール帝国のモビルスーツパイロットとなる。
ゲドラフや
ゴトラタンを乗機としてウッソの前に立ちはだかる。
レイン・ミカムラ
CV:天野 由梨
ストーカー
CV:秋元 羊介
『機動武闘伝Gガンダム』の語り部を担う謎の人物。
赤いジャケット、ピンクのシャツ、左目のアイマスク、ダンディな口ひげが特徴。
漫画版の『超級!』でも案内役として登場する。
【原作名台詞】
- 「それでは!ガンダムファイトォ!レディー・ゴー!」
- 「みなさんお待ちかね!」
「機動武闘伝Gガンダム『○○』にレディー・ゴー!」- 次回予告における決まり文句。『○○』にはサブタイトルが入る。
- 因みに最終回は「みなさんいよいよお別れです!地球を守るガンダム連合は大ピンチ(中略)果たして!全宇宙の運命やいかに!機動武闘伝Gガンダム 最終回「Gゴッドガンダム大勝利!希望の未来へレディー・ゴー!!」と散々不安を煽ってからのネタバレ全開予告になっている。
リリーナ・ドーリアン
CV:うえち あき (旧芸名:矢島 晶子)
地球圏統一連合のドーリアン外務次官の一人娘。
ごく普通の世間知らずのお嬢様であったが、
ヒイロ・ユイとの出会いが彼女の運命を変えることになる。
そして父親の暗殺事件を機に自分の本当の出生を知ることになった。
本当の出生は完全平和主義を掲げていたためにOZによって滅ぼされたサンクキングダムのピースクラフト家の遺児であり、本当の名は「リリーナ・ピースクラフト」。
ゼクス・マーキスこと
ミリアルド・ピースクラフトは実の兄に当たる。
自らの出生を知った後は自分なりのやり方で平和のために動き出す。
戦後は養父の跡を継ぎドーリアン外務次官として戦後の平和活動に奔走するが、マリーメイア軍一派に拉致されてしまい…。
世間知らず故にガンダムパイロット達やOZ側のメインキャラ達にも負けず劣らずのエキセントリックな言動も目立ち、矢島氏もリリーナのキャラが理解できず収録に行きたくなくなる程演技には苦労したようで、同作でも共演している藤原啓治氏によく愚痴を聞いてもらっていたという。
EDアニメーションはリリーナのPVのような彼女の独壇場になっているが、その中にライオン2頭を片手ずつで抱え上げる(ちなみにライオン1頭の体重は200kgを超えることも)という危険なカットがあり、スパロボでも冒険王アムロのようにネタにされることもある。
スパロボシリーズではTV版、EW版問わず非戦闘キャラながらポジション的に活躍も多く、マリナ・イスマイールのような思想を同じくする人物達とよく交流する一方で、行く先々で戦闘や事件に巻き込まれたり人質に取られたり、和平する気もない勢力と和平交渉に行って案の定殺されそうになるなど災難も多い。
【原作名台詞】
- 「な、何なの、この人…。」
- 第1話ラスト。パーティーの招待状を破いた挙句、彼女の涙を拭いだかと思えば突然「お前を殺す」とまで言い放ったヒイロに対しての至極真っ当な反応。少なくとも恐怖心も抱いた事だろう。この時のリリーナの表情もよくネタにされている。
- 『ガンダムブレイカーモバイル』のPVでも一連の流れがパロディで再現されたが、ヒイロがスマホを破壊した後に「お前のスマホを壊す」と言い放つという原作よりひどい場面になった。
- 「ヒイロ、早く私を殺しにいらっしゃい!」
- リリーナがヒイロに出会えないもどかしさから叫んだ台詞。ヒイロの「お前を殺す」を踏まえた台詞だが、側から聞いたらとんでもない発言である。
- 「ヒイロ! 今度はちゃんと手渡しなさい!」
- ラストシーン。作業員に変装してシャトルのシートにバースデーカードを置いたヒイロに対して、第1話の意趣返しとばかりにカードを破りながらの発言。これにはヒイロも「してやられた」と思ったのか微笑していた。
ティファ・アディール
CV:かない みか
ディアナ・ソレル
CV:高橋 理恵子
月を統治する女王にして、ソレル家の当主。
旗艦
ソレイユで地球へと降下して地球側と交渉を始める。
ソシエ・ハイム
CV:村田 秋乃
ハイム家の次女。
ムーン・レィスの襲撃により父を失い、
カプルのパイロットとして戦場に立つ。
フレイ・アルスター
CV:桑島 法子
ブルーコスモスの一員であり大西洋連邦事務次官でもあるジョージ・アルスターの娘。
最初は
アークエンジェルに保護される形で乗艦したが、父の死をきっかけにアークエンジェルに残る。
ミリアリア・ハウ
CV:豊口 めぐみ
アークエンジェルの通信士。
元々はヘリオポリスの学生だったが、ザフト軍による襲撃を機にアークエンジェルに乗り込んだ。
マリュー・ラミアス
CV:三石 琴乃
ラクス・クライン
CV:田中 理恵
プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの一人娘で、プラントで人気の歌姫。
戦争終盤では
エターナルに乗って戦場に出る。
ミーア・キャンベル
CV:田中 理恵
ラクス・クラインを演じている偽りの歌姫。
元々はラクスに憧れている普通の歌手志望の女性であったが、声がラクスに似ていた為、整形手術を受け、替え玉となった。
本物に比べバストが大きく、コスチュームもきわどい。はっきりと違いがわかる点は、髪飾りの形と、若干濃いピンクのストレートヘア。
また、彼女が連れているハロ(CV:折笠 富美子)は赤色で、英語音声で話す。
アスランには個人的に好意を抱き、婚約者であろうとして夜這いをしかけたりキスを迫るが、彼にその気はなく、あしらわれていた。
後にザフトを脱出する際のアスランの議長への発言により、議長に対して疑念を抱くようになる。
ジブリールがオーブからダイダロス基地へ逃げた後、代表に復帰したカガリの声明をジャックする形でプランド側の演説を始めるが、本物のラクスが現われて偽物であることを暴露されたため、彼女は失墜。
その後は月面のコペルニクスで休養していたが、お目付け役のサラとの計らいで本物のラクスと出会い、彼女は「自分がラクス」と言い張るが、本物から「ラクス」をあげると説得され和解する。
だが、これはラクスを暗殺しようと目論むサラの計画であり、最終的に瀕死のサラがラクスを狙っていることに唯一気付いたミーアが身を挺してラクスを庇い、その命を散らしてしまった。
ミーアの死後、ラクスは彼女の日記を読み、純粋に歌手を目指していたミーアの内面を知って改めて涙を流し、彼女の夢を踏み躙ったデュランダルに強い憤りを覚えるのだった。
【原作名台詞】
- 「私はラクス!ラクスなの!ラクスがいい!!役割だっていいじゃない!ちゃんと、ちゃんとやれば!そうやって生きたっていいじゃない!」
- ジブラルタル基地にて議長の目的と真実を知ったアスランがミーアを一緒に連れて脱出しようとしたが、自分がラクスという事に誇りを持った(またはラクスの立場に味を占め、ミーア・キャンベル本人に戻ってしまうことを恐れた)ミーアは差し伸べたアスランの手を拒絶してしまう…
- 「あたしの歌…命…どうか…忘れないで…」
- ラクスを庇いサラの凶弾を受けてしまうミーア。彼女はラクスに自身の素顔の写った写真を渡して、息を引き取った。
ルナマリア・ホーク
CV:坂本 真綾
メイリン・ホーク
CV:折笠 富美子
ザフトの戦艦
ミネルバのオペレーターでルナマリア・ホークの妹。
後にアスランと共にザフトを脱走してオーブ側に付く。
ラクス・クライン(SEED FREEDOM)
CV:田中 理恵
コンパスの初代総裁。
ギルバート・デュランダルが提唱したデスティニープランを否定したことにより、それに代わる新たな秩序を模索する為に動いている。
【原作名台詞】
- 「必要だから愛するのではありません!愛しているから必要なのです!」
- 宇宙要塞アルテミスでファウンデーションによって囚われの身となり自身の出生の秘密を知ったラクスに「キラは死んだ、もう世界には必要ない」と迫るオルフェに対して。
スメラギ・李・ノリエガ
CV:本名 陽子
ソレスタルビーイングの戦術予報士。
一度は酒浸りとなっていたが、
プトレマイオス2に乗って再び世界と戦う決意をする。
フェルト・グレイス
CV:高垣 彩陽
プトレマイオス2の戦況オペレーター。
仲間たちの死を乗り越え、表情や言動が柔らかくなっている。
クリスティナ・シエラ
CV:佐藤 有世
プトレマイオスの戦況オペレーター。通称クリス。
プログラミングが得意でハッカーとしても優秀。
気さくな性格で、
フェルト・グレイスを妹のように可愛がっていた。
当初は自分たちが戦争をしているという意識が薄く、人革連のガンダム捕獲作戦で死の危機に直面して、パニックを起こしてしまったこともあったが、フェルトの「生き残る覚悟」により落ち着きを取り戻し、以降は戦争に真剣に向き合うようになる。
国連軍との決戦において、トレミーのブリッジが
ジンクスの攻撃を受けた際に、リヒテンダール・ツエーリに庇われる。リヒティが我身を呈して守ってくれたおかげで、クリスは生存し、リヒティを看取る。だが、この時にクリス自身も致命傷を負っていた。その直後、リヒティの後を追うかのように、トレミーの爆発に巻き込まれて死亡した。
【原作名台詞】
- 「ホ、ホントに戦うの? この船、武装無いのに!?」
- 人革連のMS部隊「頂武」との交戦する事になった際、程無く実戦闘に突入するとクリスはパニック状態になるが、「生き残る!」というフェルトの力強い言葉によって乗り越える事ができた。なおプトレマイオスはガンダムの輸送艦であるため、強襲用コンテナが登場するまで武装は一切無かった。
- 「お願い…世界を…変えて…」
- 最期の台詞。このセリフの後トレミーは大爆発を起こし、先に脱出させられたフェルトはクリスの名前を叫ぶのであった…
ミレイナ・ヴァスティ
CV:戸松 遥
プトレマイオス2の戦況オペレーター。
ソレスタルビーイングのメカニックであるイアン・ヴァスティの娘でもある。
ネーナ・トリニティ
CV:釘宮 理恵
ソレスタルビーイング・チーム
トリニティのガンダムマイスターにして、トリニティ三兄妹の末妹。
ガンダムスローネドライのパイロットとして兄二人と共に武力介入を行う。
ソーマ・ピーリス
CV:小笠原 亜里沙
オードリー・バーン
CV:藤村 歩
ビスト財団とネオ・ジオン残党「袖付き」の間で行われる「ラプラスの箱」の取引を阻止するべく、単身でインダストリアル7へ赴いた高貴さを感じる女性。
オードリー・バーンは偽名であり、その正体は
ドズル・ザビの娘にしてザビ家の遺児となる「ミネバ・ラオ・ザビ」。
【原作名台詞】
- 「ミネバ・ザビである!逃げも隠れもしない、道を開けよ!」
- ダイナーの老主人と会話した後、連れ戻しに来たマーセナス家の黒服達に対して言った言葉。これまでと違って毅然とした雰囲気があらわになっている。
- 「受け止めなさい!バナージ!」
- ガルダから脱出する際、リディの手を拒絶して超高々度から飛び降りた時に「バナージなら来てくれる」という信頼から発した。その想いはバナージに伝わり、彼と彼の駆るユニコーンガンダムに救われる。
スベロア・ジンネマン
CV:手塚 秀彰
ネオ・ジオン残党「袖付き」の偽装貨物船
ガランシェールの艦長。
一年戦争以前からジオン軍に所属していた歴戦の勇士。
ミコット・バーチ
CV:戸松 遥
インダストリアル7にあるアナハイム工業専門学校に通う少女。
父親はインダストリアル7の工場長。
ブライト・ノア
CV:成田 剣
地球連邦軍独立部隊ロンド・ベル司令官にして旗艦
ラー・カイラム艦長。
かつての一年戦争でホワイトベースの艦長として戦い抜いた歴戦の勇士であり、戦争の度にガンダムとそれを駆る少年達を見てきた人物。
エミリー・アモンド
CV:遠藤 綾
フリット・アスノと同級生の少女。
アリンストン基地整備部所属の技術士官であるバルガス・ダイソンを祖父に持つ。
コロニー「ノーラ」の崩壊時にディーヴァに乗り込み、そのままクルーとなる。
ガンダムに乗り戦闘を繰り返すフリットを心配しており、ディケ・ガンヘイルと共にグルーデック・エイノアがディアン・フォンロイドを拘束する場面を目撃してしまった為に、彼に対して疑問も抱いていたが、後にグルーデックから理由を聞かされ、また、マッドーナ工房を見学に行った際にララパーリー・マッドーナから諭されたことで、フリットに関する悩みを吹っ切り、グルーデックがクルー達に自ら真意を語った時には彼を擁護した。
A.G.140年にはフリットの妻「エミリー・アスノ」になっており、
アセム・アスノとユノア・アスノの二児を儲けている。
【原作名台詞】
- 「ただの男の子です。フリットは、ただの男の子なんです。」
ユリン・ルシェル
CV:早見 沙織
UE(ヴェイガン)の襲撃によって家族を亡くし「ノーラ」内の施設で暮らしていた少女。
実はXラウンダーであり、デシルによって
ファルシアに乗せられる。
ロマリー・ストーン
CV:花澤 香菜
アセム・アスノや
ゼハート・ガレットの同級生の少女で学校「スージーマスコビースクールのアイドル的存在。
コロニー「トルディア」がヴェイガンの襲撃を受け、怪我をして倒れていた所をアセムに助けられる。
その後はアセムが所属するMSクラブに足を運び、アセムやクラブに入部したゼハートと交友関係を深める。
学校卒業後は地球連邦軍に入隊し、ディーヴァのブリッジクルーとなるが、軍属となってからも学生気分が抜けていない面も見られた。
ノートラム戦後に軍を退役し、アセムに「アセムとゼハートに学生時代のような関係に戻りたい」という理想を押し付けていたことを謝罪、アセムから許しと告白を受け、さらに3年後アセムと結婚式を迎えたのであった。
その後、
キオ・アスノを出産。ロマリー・アスノとしてアスノ家の一員となる。
【原作名台詞】
- 「……いいなあ」
- アセムから戦場でゼハートに出会ったと聞いて呟いた言葉。このせいでアセムは、ロマリーがゼハートに好意を寄せていると思い込む。本当は「好きなことで一生懸命になったり、お互いの頑張りを褒め合ったりできる男の子っていいなあ」という意味であった。
- 「でも、今は戦争なのよ…」
- 民間人に被害が及びうる命令に従えず逃げ出したアセムに対する説得。フリットも自分もゼハートも、皆悲しみを耐えて戦っているのだと諭す。しかし、ゼハートと直接対峙した際にはロマリー自身も割り切ることができず、ゼハートを庇う事となった。
アイーダ・スルガン
CV:嶋村 侑
海賊部隊のモビルスーツパイロットで部隊内では「姫様」と呼ばれている。
愛機は
G-アルケイン。
マニィ・アンバサダ
CV:高垣 彩陽
セントフラワー学園の生徒でキャピタル・ガード候補生の
ルイン・リーのガールフレンド。
後にキャピタル・アーミィに入隊し、戦争後期には
ジーラッハのパイロットとなる。
オルガ・イツカ
CV:細谷 佳正
クーデリア・藍那・バーンスタイン
CV:寺崎 裕香
火星の独立運動に関わる少女。
地球のアーブラウ政府との会談の為に、地球までの護衛をCGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)に依頼した。
その正体は火星の独立自治都市「クリュセ」の代表首相ノーマン・バーンスタインの娘。
上流階級の出ながら他者に偏見を持たず、誰であろうと対等に接しようとする度量の持ち主であり、またその出身ゆえに高い社交性も持ち合わせる。
その本人の資質と実績から、火星独立運動のアイドル(象徴)と見なされ、政治・経済のアッパークラスにも一定以上の注目を受けており、その姿はかつてのフランスの英雄ジャンヌ・ダルクに喩えられる。
一方で経済的に不自由の無い環境で生まれ育ったため理想家の面が強く、火星の貧困層の実情に対してはむしろ疎い。
また、自活能力も低い典型的な深窓の令嬢でもある。
しかし、炊事や雑務等の労働、環境の変化に嫌悪感や忌避感を抱いている様子はなく、適応力は意外に高い。
更にCGSに訪れてから多くの犠牲や理想と現実のギャップを目の当たりにしつつも逃避せず受け止め、為すべき事を探し続けており、芯は強い。
その一方で優れたカリスマ性と行動力を父親から危険視されており、それが親子の間に溝を生んでいる。
また、母親の朋巳はクーデリアの身を案ずるものの、クーデリアの活動に対して理解をしておらず、家庭環境に於いては孤立しており、家中では肉親よりも従者であるフミタン・アドモスに対して心を開いている節が強かった。
また、火星に於いては市井にも名が知られており、子供からサインをねだられる程の知名度を誇るが、地球圏ではその存在が広く認知されている訳ではない。
【原作名台詞】
- 「利用できるものは、利用させてもらいます。」
- 第18話から、地球へ降下する為にモンタークとの交渉を受け入れる事を決意した時の台詞。
アトラ・ミクスタ
CV:金元 寿子
火星の独立時地区「クリュセ」の雑貨屋で働く少女で、CGSに食料運搬を行っていた。
後に雑貨屋を退職し、鉄華団の炊事係となる。
物心付いた時には既に両親はおらず、幼少期には水商売の雑用係として働いていたが、そこでの扱いは決して良いものではなく、罰として食事を与えられない事も多々ありそれに耐えかねて出奔。
空腹で動けなくなっていた所を三日月・オーガスに助けられ、CGSと縁のあるハバの雑貨屋で働くようになった過去を持つ。
その経緯もあって三日月・オーガスに想いを寄せている。
いつの間にか三日月と親密になっていくクーデリア・藍那・バーンスタインを強く意識するようになり、鉄華団が地球へ行く事が決定した際に雑貨屋を辞め、炊事係として一行に志願。三日月達と共に地球へ向かう旅に出る。
旅に出た当初はクーデリアを恋敵として見る節もあったが、彼女を年上の女性として尊敬しており、ひょんな事から自身がクーデリアであると勘違いされた際には、クーデリアを守る為にあえて自ら彼女の名前を名乗り、身代わりとなって拷問を受けた事もある。また旅の途中で出会ったアミダ・アルカや名瀬・タービンらの恋愛観を知った事もあって次第に彼女のよき友人として振る舞うようになる。
マクギリス・ファリド事件終結後は三日月と死別するも、身ごもってた三日月の子供・暁を育てていく事を決意する。
フミタン・アドモス
CV:内山 夕実
クーデリア・藍那・バーンスタインお付きのメイドでクールな雰囲気を持つメガネをかけた女性。
イサリビ内では通信などのオペレーター業もこなす。
口数の少ない寡黙な性格の持ち主だがクーデリアからの信頼は篤く、彼女に対して様々なアドバイスを送り、必要とあれば彼女に代わり会議の場を取り仕切るなど、独立運動家であるクーデリアのマネージャーとしても立ち回る。
クールな物腰とは裏腹に温厚で母性は強く、ホームシックにかかった鉄華団の年少組の少年を優しく抱きしめる一幕も見せた。
実は、クーデリアの支援者であるノブリス・ゴルドンがクーデリア暗殺の為に送り込んだスパイであり、彼にクーデリアの動向を逐一リークし、ノブリスによるクーデリアの謀殺劇の仕込みの一旦にも加担、協力していた。
接触当初こそ、クーデリアの真摯な姿勢に対する不信を行動理念の根底としていたが、長きに渡るクーデリアとの交友を経て、その心境に、多大な変化が生じており、そのことがいいのかどうかという疑問や悩みも抱えていたようである。
最期はドルドコロニーにて彼女を狙うノブリスの刺客の狙撃から、身を挺してクーデリアを庇い、その凶弾に倒れ命を落としてしまった。
ミオリネ・レンブラン
CV:Lynn
アスティカシア高等専門学園経営戦略科2年。
学園理事長でもあるベネリットグループ総裁デリング・レンブランの一人娘。
父親との関係は最悪で、反抗心を抱いている。
その父親の提唱した「決闘の掟」で、決闘トップランカー「ホルダー」の婚約者になる事を定められ、トロフィー同然の扱いを受けていた。
そんな境遇から脱却するために、度々地球行きを目指して学園からの脱走を試みていた。
そんな中、偶然にも編入生であった
スレッタ・マーキュリーと出会った事から彼女の運命は大きく動き出し、スレッタとは次第に立場を超えた絆が芽生えるのだが…。
総裁の娘だけあって育ちの良さが随所に現れており、学園内で蔓延しているアーシアン・スペーシアン間の差別意識は無く、チュチュに対して言った通り差別意識を批判する場面もあったり、
スレッタの「水星に学校を作る」という夢を後押しするなど面倒見がよかったり、
事情があったとはいえスレッタとのデートの約束を破ったエランに対しても「5分前には来るものよ」と時間厳守の姿勢が見える。
学園内での成績は経営戦略科の中ではトップであり、教本を読んだだけでモビルスーツの部品換装作業を覚えてスレッタの実技テストをスポッターとメカニックの兼任でサポート、
インキュベーションパーティーで即席で会社経営のプロセスを提唱するなど優等生ぶりも発揮している。
ただし、操縦に関しては専門外なのもあり基本的な操作が出来るだけの素人で、モビルスーツはともかくとして、モビルクラフトも普通なら重傷を負ってもおかしくないほど壁に激突しながら操縦する体たらくだが、それでも怯む事もない度胸の大きさを見せている。
しかし、当初は利己的な一面も見られ、「自分のためだけに生きればいいじゃん」の言葉の他、
急いでいて相談手段がなかったとはいえ、エアリアルの処分とスレッタの退学を賭けた決闘をスレッタに断りなく決めたり、
株式会社ガンダムの従業員として半ば強制的に地球寮の面々を雇用、
多忙を極めるあまりスレッタにそっけない態度をとるなど、
行動力は高いが、時には伝えるべき事も伝えず強引な手段にも及ぶその姿は皮肉にも
自身が嫌っていたはずの父親と似ており、良くも悪くも「
血は争えない」事を体現しているともいえる。
また、プロスペラに指摘されるまで「今の自分があるのは父親のおかげ」である事に気付いていなかった。
母親ノートレットとは既に死別している。
母親の葬儀でデリングがどこか冷めた様な態度をとっていた事もミオリネが父親に反発している理由の一つでもある模様。
ミオリネが温室で育てているトマトは母が遺した品種改良品で、母との思い出の品として大切に育てており、このトマトが後に重要な役割を果たす。
また、母親はアーシアンでもあり、差別意識がないところや学園を抜け出した後は地球に行く事を目指していたのは母親が理由かもしれない。
【原作名台詞】
- 「邪魔しないでよ!! もう少しで脱出できたのに、あんたのせいで台無し! 責任、取ってよね!?」
- 事情を知らずに助けたスレッタに対して。
ミオリネの劇中初台詞にして、これがスレッタとの初めての出会いとなった。
- 当初はキャラビジュアルからして清楚系キャラと思われていたイメージを、この台詞で見事にぶち壊した。
- 「好きにさせてよ…人の人生、勝手に決めるな!!」
- エアリアルを持ち出してグエルとの決闘に挑むミオリネ。
自身の勝手に決められた運命に抗うかのように叫ぶ。
- 「水星ってお堅いのね。こっちじゃ全然『あり』よ。よろしくね、花婿さん。」
- 決闘でグエルを破った事によりホルダーの地位に就き、同じ女の子でありながらミオリネの婚約者となり困惑するスレッタに対して。
同性愛にもある程度の理解がある様子な他、水星圏と地球圏で社会や文化に違いがある事が窺える。
もっとも、ミオリネが婚約可能な年齢の17歳になるまではまだまだ時間があるので、当初は「契約」と称してホルダーとしての立場を利用するつもりだった様だが…。
- 一応、現実でも同性婚が認められている国もあるため間違いではないが、日本では認められておらず、そもそもデリケートな問題であるLGBT自体に深く切り込んだ台詞としても話題になった。
- 「自分で決めたルールを後から勝手に変えるな、このダブスタクソ親父!」
- 決闘の勝利者であるホルダーがミオリネの婚約者になるとルールを決めておいて、都合が悪くなるとそれを無かった事にしようとするデリングに対して。余談だが「ダブスタ」は「ダブルスタンダード」の略称。
- この「ダブスタクソ親父」はDVD/BDのCMでスレッタがミオリネの物真似をする形で言っている他、総集編のナレーションも発している。
とはいえ、前者の場合は流石に面と向かって赤の他人に自分の父親を「クソ親父」と言われるのは嫌だった様で「スレッタァ!!」と激怒していた。
- なお、ネット掲示板では大抵「クソ」がネガティブワードとしてNG設定されている事が多く、そもそも作品や意味を知っていて初めて理解される内容なので公共の場で使用する場合は注意。
- 「あんたが決めたルールで戦ってやるって言ってるのよ!」
「自分が決めた事ぐらい、責任持って守りなさいよ!! 大人なんでしょ!?」- ミオリネの言葉を突っぱね、なおもエアリアルの凍結を強行しようとするデリングを、
現実の一部の大人達にも突き刺さる痛烈な言葉で非難すると共に、そのデリングが決めた決闘の掟で白黒つけようと提案する。
- プロスペラ(回想)「(まずはその可愛い意地を捨てなくちゃね。デリング総裁の、お嬢さん?)」
ミオリネ「(意地じゃない…!)」
- ミオリネ「あなたに…投資してほしい! あなたの言う通り、今のままじゃ私の提案に乗る人なんていません。ですから、ベネリットグループの総裁である、あなたの信用をお借りしたいんです! お願いします!」
デリング「………逃げるなよ? お前が考えてる以上に、ガンダムの呪いは、重い…。」- インキュベーションパーティーでエアリアルが凍結される危機に陥った際、彼女の機転でGUNDの有効利用を目的とした「株式会社ガンダム」の設立を提案するが、大した実績も経験もない子供の意見など通るはずもなく「子供の意地」と切り捨てられ拒否されようとしたところ、ミオリネは嫌っていた父に自ら信頼を得るために設立を懇願。
デリングもそれを認めたのか、忠告と共に娘を後押し、それに続く様に次々とミオリネに資金が投資され、かくして「株式会社ガンダム」は設立となった。
- ちなみにこのシーンでデリングが株式に投資した額は、会社設立に必要な金額の3%。
現実では株式保有率が3%を超えると会計帳簿の閲覧及び謄写請求権を得られるため、ある程度の経営権を持つことになる。親子の確執とは関係なく「やるからにはミオリネの経営をチェックする」といったところか。
アルフレッド・イズルハ
CV:浪川 大輔(OVA) / 比嘉 久美子(各種ゲーム作品)
中立を宣言するサイド6のリボーコロニーに住む少年。
中立のコロニーで過ごしていた為か、戦争に憧れている。
しかし、ジオン軍の新米パイロットである
バーナード・ワイズマンとの出会いによって戦争の真実を知ることになる。
【原作名台詞】
- 「バーニィ!もう戦わなくていいんだ!」
- リボーコロニーに対する核攻撃を止める為に単身ザクII改でガンダムNT-1と戦うバーニィ。しかし、核攻撃が失敗に終わったことを知ったアルはバーニィを止めようとするが…
【その他名台詞】
- 「この頃僕は思い出す。初めてザクを見た日の事を、止められなかった戦いの事を…
バーニィ、忘れないよ…」- DVD版のCMから。大人になったアルが当時を回想するような内容のCMとなっている。
- 「今でもたまに夢に見る。運命は信じないけど、哀しい事ばかりじゃ無かった…
バーニィ、忘れてないよ…」- Blu-ray版のCMから。DVD版のCMから時が進んだアルの追憶するような内容のCMとなっている。
サウス・バニング
CV:菅原 正志
シーマ・ガラハウ
CV:真柴 摩利
アイナ・サハリン
CV:井上 喜久子
ジオンの名家「サハリン家」の令嬢。
ジオンの技術将校ギニアス・サハリンの妹。
兄を支えるべく
アプサラスIIのテストパイロットになる。
モーリン・キタムラ
CV:長沢 美樹
地球連保軍モルモット隊の戦闘オペレーターを担当する女性兵士。
年若く明るい性格、更にモルモット隊では唯一の女性である事から他の隊員からの人気が高い。
ベルナデット・ブリエット
CV:夏樹 リオ
木星からの留学生に乗せた艦に密航していた少女。
その後
マザー・バンガードに潜り込んでいた所を発見され、宇宙海賊クロスボーン・バンガードと行動を共にする。
その正体は木星帝国総統
クラックス・ドゥガチの一人娘である「テテニス・ドゥガチ」。
アイラ・ユルキアイネン
CV:早見 沙織
チーム「ネメシス」所属のガンプラファイターで、使用ガンプラはキュベレイパピヨン。主治医でもあるナイン・バルトがセコンドとしてついている。
前回大会優勝者であるカルロス・カイザーを完膚なきまでに下し、第7回ガンプラバトル選手権世界大会ではフィンランド代表として出場。
元々は身寄りのいないストリートチルドレンであったが、プラフスキー粒子を見る事が出来る特殊な能力を持つ。それによりバトル中のガンプラの動きを読む事ができるため、その才能をバルトに見出されて「フラナ機関」にスカウトされた。
しかし、その実態は能力を無理矢理強化する「エンボディシステム」の被験者・実験台としての側面が強く、成果を出せないと切り捨てられ元の荒んだ生活に戻されるため機関を抜ける事も出来なかった。また、システムは脳を直接刺激するためか、副作用による頭痛にも悩まされていた。
いわゆるビルドシリーズにおける
強化人間ヒロインポジションといえる。北欧出身、外部コントロールによる強化、作中でされたイメージから
こちらの要素もあるかも。
なお、被験者が暴走する事態も招いた事や倫理人道に反する人体実験の側面が明るみにされたのか、第7回大会後はエンボディはレギュレーションで禁止される事となった。
ガンダムやガンプラには興味がなく、普段はうるさく言われるのを嫌って寡黙に振舞っているが、実際は感情表現が豊か。
特に食べ物に関しては目が無く、加えて負けず嫌いでもあり、似た者同士のレイジとは初対面で食い意地の張り合いから始まった。
手先は器用で物覚えがよく、その面では正反対のレイジと異なり初めて作ったガンプラの出来は良かった。
レイジが元の世界「アリアン」に帰る際に、「レイジと一緒にいたい」と身につけていた消滅寸前のプラフスキー粒子の宝石に祈った事で自身もアリアンに流れ着き、後年にはレイジと結ばれて娘も授かった。娘にはガンプラのおかげでレイジと出会ったと語っている。
【原作名台詞】
- 「白いガンプラが勝ちます。」
- 初登場時の台詞で、イオリ・セイとレイジが行っている地区予選の決勝戦を見た時の一言。
白いガンプラと言うのはセイとレイジが駆るビルドガンダムMk-IIで、対戦相手は金色のガンダムDXであり、実際にセイとレイジが勝ち進んだので彼女の予感は当たった。
この台詞はあるニュータイプ少女の一言が元ネタ。
ちなみにナイン・バルトも「お前は賢いな」と発言する。
- 「バトルを見学させてください。」
- 15話より。これまではバトルに勝ったらさっさと撤収していたが、続くレイジとフェリーニの戦いに興味を示したのか、バルトを呼び止めて観戦することに。
- 「そこの子供も、ガンプラバトルで勝ちたかったら自分でやりなさい!」
- イオリ・セイとレイジとのバトルの中で吹っ切れて、フラナ機関との決別を決意。自分勝手な理由で勝つ事を強いてきたネメシス会長とその孫であるルーカスに言い放った台詞。
しかし、ルーカスはこの一言がきっかけで、7年後にはトップクラスのガンプラファイターとして成長する事となる。
ホシノ・フミナ
CV:牧野 由依
聖凰学園中等部3年生。
ガンプラバトル部部長にしてチーム「トライ・ファイターズ」のリーダー。
スターウイニングガンダムを使用機体としている。
アヤメ
CV:沼倉 愛美
ビルドダイバーズに加入するくノ一コスチュームのプレイヤー。
SDガンダムが好きで、自身もSDである
RX-零丸を愛用している。
セシア・アウェア
CV:竹達 彩奈
「ホロアクター」と呼ばれる立体映像の体を持つ存在で、Gダイバーのサポートを行っている。
Gダイバー一人につき、一体ずつナビゲーターとして割り当てられており、それぞれのGダイバーに合わせたカスタマイズが行われている。
自身も
ガンダムのパイロットとして戦場に立つ。
セシア・アウェア・アハト
CV:竹達 彩奈
セシア・アウェア・セスト
CV:竹達 彩奈
セシア・アウェア・ノーノ
CV:竹達 彩奈
マーズIを統治するアル・アダによって作られたダークセシアの一人。
ダークセシアの中では一番大人びており、妖艶な雰囲気を漂わせるがサディストでもありマゾヒストでもある。
エクストリームガンダムRのオールレンジ攻撃仕様である
エクストリームガンダム リフェイザー・イグニスを愛機としている。
セシア・アウェア・プリモ
CV:竹達 彩奈
メリーナ・マーロンフィッツ
CV:春野 杏
G-ガーディアンズに所属するオペレーター。
アマギ・サイと
エビハラ・チカゲを自分達の世界へ
拉致誘拐し呼び込み、彼等をG-ガーディアンズの一員に勧誘しチームAAを結成、専属オペレーターとなる。
カノ・クランズ
CV:月城 莉奈
ネイア・e・ピケ
CV:上坂 すみれ
謎の機体
ガルヴァリアを奉じる謎の組織『信奉者』のナビゲーター。
最終更新:2025年04月26日 11:19