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フォビドゥンガンダム - (2019/07/08 (月) 01:06:31) の1つ前との変更点
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|登場作品|[[機動戦士ガンダムSEED]]|
|形式番号|GAT-X252|
|全高|17.47m|
|重量|85.33t|
|所属|地球連合軍|
|搭乗者|シャニ・アンドラス|
|武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2&br()115mm機関砲 アルムフォイヤー×2&br()88mmレールガン エクツァーン×2&br()誘導プラズマ砲 フレスベルグ&br()重刎首鎌 ニーズヘグ|
|特殊武装|ゲシュマイディッヒ・パンツァー&br()TP装甲|
----
*【設定】
地球連合大西洋連邦軍が後期GAT-Xシリーズとして[[カラミティ>カラミティガンダム]]、[[レイダー>レイダーガンダム]]と同時期に開発したMS。[[ブリッツ>ブリッツガンダム]]と同じく200系フレームの特性を活かした電撃侵攻を主体としている。
名前の由来は「禁忌の」「禁断の」から。
200系フレームの機体として、ブリッツで培われたミラージュコロイド制御技術を応用し、コロイド散布と共に磁場(或いは力場)を発生させて制御する事で、レーザーやビーム、プラズマ砲といった光学兵器の弾道を曲げてしまうゲシュマイディッヒ・パンツァーという特殊システムを採用している。
ゲシュマイディッヒ・パンツァーは敵機からの防御に有効なのは勿論、自機の攻撃手段としても利用されているが、システムの稼働にはエネルギーをドカ食いするらしく、PS装甲の撤廃とトランスフェイズ(TP)装甲の採用によって大幅にエネルギーが節約された事で現実的な稼働時間の確保が見込まれ、採用に至ったとされる。劇中でもシャニは非常に高い頻度で使用していたが、パイロット側の時間切れの方が大抵早かったため問題は無かった様だ。
更にTP装甲を他2機と違ってバイタルパートのみならずゲシュマイディッヒ・パンツァーの発生器を含めたバックパック全体にも採用しており、これにより敵からのビーム射撃と実弾射撃、つまり射撃による攻撃をほぼ無力化する事が可能となっている。
本機は敵陣正面から強襲して敵の攻撃を無力化しながらフレスベルグやエクツァーンで制圧する事で強引に戦線を突破し、その後はニーズヘグ等による白兵戦に移行するといったステップで単独での敵地の侵入と電撃侵攻を実現させており、ミラージュコロイドのステルス性による奇襲から近接兵装で暴れるというコンセプトのブリッツとはアプローチが真逆になっている。
大型バックパックを上半身に被る事で高速強襲形態となり、ゲシュマイディッヒ・パンツァー、フレスベルグ、エクツァーンによる射撃戦を行い、バックパックを背中に戻して通常形態でニーズヘグを振るうといった使い分けによって突撃⇄白兵戦の素早い切り替えを実現している。一応通常形態でもゲシュマイディッヒ・パンツァーは使用可能。
レイダーほどではないものの機動性は高く単独での飛行も可能で、更に地上での出撃時には水中航行の適正も見せている。
これらの高い性能と引き換えに操縦への精神的・肉体的負担はナチュラルでは耐えきれないものとなっており、他2機同様に生体CPUの搭乗が前提となっている。
ゲシュマイディッヒ・パンツァーの力場は水圧による負荷や水の抵抗を逃す事も可能だったため、今までになかったザフトの水陸両用MSへの対抗手段として複数の水陸両用MSが派生機として存在する。
フォビドゥンブルーはフォビドゥンのまま基調色を青としてニーズヘグをトライデントに持ち替え、バックパックの武装をフォノンメーザー砲とスーパーキャビテーティング魚雷キャニスターポッドに変更している。
ディープフォビドゥンはフォビドゥンブルーを基に制式採用型として新規設計され、エネルギー切れ時の機体の圧壊を防ぐ為にコクピットにチタニウム系合金製耐圧殻を採用している。
DESTINYでは更にディープフォビドゥンからのフィードバックを加えた上でフォビドゥンブルーとほぼ同じ見た目に戻ったフォビドゥンヴォーテクスが量産され、ディープフォビドゥンと置き換えられたと思われる。
これらの機体はザフトの水陸両用MSに苦戦していた地球連合軍の反撃に一役買い、ザフトの[[アビス>アビスガンダム]]やアッシュといった新型水中用MSの開発はこの戦果を重く見たためだとされる。
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*【武装説明】
**誘導プラズマ砲 フレスベルグ
本機の象徴的な武器と言えるビーム砲。ゲシュマイディッヒ・パンツァーを自機の攻撃のために応用しており、簡単に言えば曲げられるビームを撃つ。
曲げられるのは1発につき1度のみだ(と思われる)が、その独特の軌道でもってフェイントで不意を突いたり、ビーム砲そのものの高出力も相まって複数機を1発で撃破することも可能。
連ザでは強烈な誘導から開幕のグリホ撃ちや着地狩りに大活躍した。
名前の由来は北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人から。
**重刎首鎌 ニーズヘグ
本機を象徴する武器の一つである大鎌。実体刃であるためPS装甲相手には通じないが、一振りでMSや駆逐艦の艦橋を両断する程切れ味は鋭い。また、刃でならビームサーベルを受け止める事も可能。
[[アストレイレッドフレーム>ガンダムアストレイレッドフレーム]]のガーベラ・ストレートと同じくグレイブヤード由来の精錬技術が刃に用いられているらしい。
名前の由来は北欧神話に登場する世界樹の根を噛む蛇から。
**88mmレールガン エクツァーン
バックパックに装備されたレールガン。砲身はフレスベルグの弾道を曲げる磁場発生器としての役割も持つ。
名前はドイツ語で「犬歯」の意。
**115mm機関砲 アルムフォイヤー
両手首に砲口がある機関砲。劇中で使用したのはメンデル近郊戦のみ。
名前はドイツ語で「腕の火」の意。
**75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
地球連合軍のMSに共通して幅広く採用された機関砲。後期GAT-Xシリーズ3機では唯一の採用となったが、恐らく主力兵装をバックパックに依存していたため通常形態での戦闘力向上を図ったためだと思われる。
**エネルギー偏向装甲 ゲシュマイディッヒ・パンツァー
ビーム等の光学兵器を「逸らす」「曲げる」事が出来る装備。
バックパック両側の盾の様な部位にTP装甲と共に発生器を搭載する事で、ビームも実弾も防ぐ非常に強力な盾を実現しており、フォビドゥンのコンセプトの根幹を成している。
唯一サーベル系のビームには弱いらしく、フリーダムのビームサーベルは回避し、ジャスティスのバッセルビームブーメランが直撃した際に損傷した。しかし発生器らしき部分を多少損傷しても特に機能に影響は無い様だ。
一方でDESTINY ASTRAYではジェーン・ヒューストンのフォビドゥンブルーがソードカラミティのシュベルトゲベールのビーム刃を受けとめている。この描写の違いについては説明は無いが、フォビドゥンブルーから出来るようになったか、元から何らかの調整次第で出来たと考えられるか。
連合は後にこれを大規模化、戦略攻撃兵器に転用して軌道間全方位戦略砲「レクイエム」を建造する。
名前はドイツ語で「柔軟な装甲」の意。
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*【劇中の活躍】
本編登場前に第3クールOPで初めて顔を出し、パイロットのシャニと共にいかにも「悪い奴です」オーラを醸し出していた。
劇中ではオーブ防衛戦(オーブ解放作戦)に向けてムルタ・アズラエル自身が実戦テスト目的でカラミティ、レイダーと共に輸送してきた。
初の実戦にもかかわらず当時パイロットも機体性能も頭一つ抜き出ていた[[フリーダム>フリーダムガンダム]]とも3:1の数的有利はあったが互角に渡り合い、撃破しかける程の戦闘力を発揮した。
射撃主体のフリーダムからすればゲシュマイディッヒ・パンツァーによってビームは曲げられ、TP装甲によって実弾は無効と作中もっとも相性の悪い相手だった。
戦場が宇宙に移ってからは主に三隻同盟との戦闘に従事したが、地上と変わらずフリーダムと[[ジャスティス>ジャスティスガンダム]]の相手をした。
ザフト宇宙要塞ボアズへの侵攻の際は核ミサイル搭載MA部隊のピースメーカー隊の護衛に従事。ボアズ壊滅のきっかけを作った。
最終決戦であるヤキン・ドゥーエ攻防戦でもピースメーカー隊の護衛任務に就き、核ミサイル破壊阻止を目指すジュール隊の妨害には成功したが、ミーティアを装備して駆けつけたフリーダムとジャスティスにミサイルをすべて破壊されてしまう。
その後も戦闘を継続。核ミサイルを破壊したカガリの[[エールストライクルージュ>ストライクルージュ]]に後方からフレスベルグを発射するが、割り込んで来たイザークの[[デュエルAS>デュエルガンダムアサルトシュラウド]]にシールドで防がれ、[[バスター>バスターガンダム]]の援護で接近しようとしたデュエルを第2射で撃破したかに見えたが、アサルトシュラウドをパージして盾にして難を逃れたことに気付くのが遅れたために高速強襲形態のまま接近を許し、左のサーベルでエクツァーンごと両腕を破壊され、右のサーベルでコクピットを串刺しにされて機体は爆散、シャニも戦死した。
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*【パイロット紹介】
**シャニ・アンドラス
CV.Shunn
連合軍に所属するMSパイロットでブーステッドマンの1人。
ファンからはオルガ、クロトと共に三馬鹿の愛称で呼ばれている。
強化レベルは4であり、精神破綻一歩手前の状態まで薬物の影響が進んでいる。
普段は物静かで常にヘッドホンを付けているが、聴いている曲はデスメタルなどの激しいもので戦闘になると凶暴化する。
実はオッドアイ。
三馬鹿は関係者から「生体CPU」と呼ばれていて、アズラエルなどの上層部や研究者にとってはMSの部品程度の認識であったようだ。
メンデル近郊での戦闘でアスランが駆るジャスティスに機体を損傷させられたことから激昂。撤退命令が出てもオルガに制止されるまで執拗に追い続けた。
スパロボでは同じ鎌を持つガンダムデスサイズヘルを敵視していた。
**原作名言集
-他はいくらやってもいいんだろ?
--初出撃時にマスドライバーとモルゲンレーテの施設を破壊するなとアズラエルに言われて。いっぱい暴れたかった様だ。
-お前! お前! お前ぇ!
--アスランに乗機を傷つけられた際に。後にオルガに説得されるまで撤退も渋るほど激昂した。薬物の影響か精神が退行しているような印象を受ける。
-誰だよ! 俺を撃とうなんて奴は!
--ゲイツのビームライフルに撃たれた際に。プライドらしきものが垣間見える。
-ダメなんだよ。綺麗なんだぜ?アレ。
--核ミサイル部隊を護衛している時に迎撃に出たゲイツを撃墜して。核の光を「綺麗」と表現するあたり、倫理観が完全に欠如しているのがわかる。
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*【ゲーム内での活躍】
**連合VSZ.A.F.Tシリーズ
コスト450の万能機として登場。
肩から肩までの間隔で2発同時発射されるおかげでかなり引っ掛けやすい上に破壊されない実弾属性のメイン
発生は遅めだが高威力・超誘導で特殊な曲げが可能な砲撃系のサブ
威力は低めだが素早く終わる上に誘導・伸び・判定が強烈なN格
単発故の圧倒的なカット耐性・引っ掛け易さ抜群・メイン追撃で長距離吹っ飛ばしの横格
と、攻撃性能には非の打ち所が無く、機動力もARFG級(むしろBD持続ならARFGを微量だが超えている)。
更に本機のみの特徴として、スピード覚醒時にコスト不相応なんてレベルでは無い程の異常な攻撃力を得られる点がある。格闘自体の命中率も高いおかげで上手くいけば新品の中コスト程度なら1回の覚醒でスクラップに出来る。
その代わり機体が横に広く、他の機体なら回避確定の攻撃を貰ってしまいやすく、メインの振り向き撃ち硬直が長い事もあり、攻めの姿勢を崩され追われる側に回るとかなり厳しいことに。
…と癖が強いせいでARFGには入らなかったが、性能だけで言えばARFG並かそれ以上であったため、評価も使用率も高かった。
**EXVS.
SEED枠からコスト2000としてオールスター系では初参戦。
今作でもメイン・サブは相変わらず強力。メインは実弾射撃なのでクロスボーンガンダムX1改のABCマントを無視し、サブは曲げ撃ちが以前以上にインチキ臭い挙動をするなど、その変則的な射撃に磨きがかかった。
さらに今回は[[カラミティガンダム]]と[[レイダーガンダム]]を武装アシストとして召喚。戦術が広がった。
カラミティはバズ連射でダウン取り、レイダーはバリア判定付きのハンマー回転⇒ハンマー投げの近距離防衛用。
反面、横格の変更をはじめとして格闘が弱体化されている。自衛はなんとかなるが自分から鎌で切り裂きにいくのは少々怖い。
このため、連ザ時代よりも中距離援護機としての運用が強調された格好である。
本機特有の特徴として、パイロットのグラフィックにアシストであるオルガとクロトがおり、ボイスもあるという珍しい仕様がある(オルバやアウルやスティングなど、声のあるアシストはそこそこいるのだが、グラフィックまで用意されているケースは稀)。そのせいでカットインがなんだか狭そうである。
**EXVS.FB
前作に引き続き参戦。
新たに追加された覚醒技では、レイダーがカラミティを乗せて敵に突撃する。
原作でとどめを刺されたデュエルが参戦したが、パージアタックがなく、全体的な性能も抑え気味なので、バスターにさえ気をつければ原作のようにはならないだろう。
性能とは関係ないが、本機(アシストの二機を含む)のイメージが強い専用曲「悪の三兵器」が追加されたのはファンとしては嬉しい所だろう。
**EXVS.MB
レイダーとカラミティの攻撃バリエーションが増えた。
前作以上に高性能な機体が増えたので、しっかりと相方と連携をとりながら戦いたいところ。
また、デュエルにパージアタックが復活したため、原作再現も可能に。
**VERSUS
システム変更によりアシスト2機が消え、単独での参戦。
照射ビームや鎌投擲など、既存武装での新アクションが追加されている。
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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利時
通常:ニーズヘグをゆっくりと力強く振り下ろす。
アシスト召喚中(FBで追加):カメラ外からスライドして来たカラミティ、レイダーと共にポーズを取る。
**敗北時
バインダーを閉じている。
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*【勝利・敗北ポーズ】(GVS)
**勝利時
通常:ニーズヘグを小降りに振って構える
覚醒時:ニーズヘグをゆっくりと力強く振り下ろす
**敗北時
バインダーを閉じている。
|登場作品|[[機動戦士ガンダムSEED]]|
|型式番号|GAT-X252|
|全高|17.47m|
|重量|85.33t|
|所属|地球連合軍|
|搭乗者|シャニ・アンドラス|
|武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2&br()115mm機関砲 アルムフォイヤー×2&br()88mmレールガン エクツァーン×2&br()誘導プラズマ砲 フレスベルグ&br()重刎首鎌 ニーズヘグ|
|特殊装備|ゲシュマイディッヒ・パンツァー&br()TP装甲|
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*【設定】
地球連合大西洋連邦軍が後期GAT-Xシリーズとして[[カラミティガンダム]]、[[レイダーガンダム]]と同時期に開発したMS。[[ブリッツガンダム]]と同じく200系フレームの特性を活かした電撃侵攻を主体としている。
名前の由来は「禁忌の」「禁断の」から。
200系フレームの機体として、ブリッツで培われたミラージュコロイド制御技術を応用し、コロイド散布と共に磁場(或いは力場)を発生させて制御する事で、レーザーやビーム、プラズマ砲といった光学兵器の弾道を曲げてしまうゲシュマイディッヒ・パンツァーという特殊システムを採用している。
ゲシュマイディッヒ・パンツァーは敵機からの防御に有効なのは勿論、自機の攻撃手段としても利用されているが、システムの稼働にはエネルギーをドカ食いするらしく、PS装甲の撤廃とトランスフェイズ(TP)装甲の採用によって大幅にエネルギーが節約された事で現実的な稼働時間の確保が見込まれ、採用に至ったとされる。劇中でもシャニは非常に高い頻度で使用していたが、パイロット側の時間切れの方が大抵早かったため問題は無かった様だ。
更にTP装甲を他2機と違ってバイタルパートのみならずゲシュマイディッヒ・パンツァーの発生器を含めたバックパック全体にも採用しており、これにより敵からのビーム射撃と実弾射撃、つまり射撃による攻撃をほぼ無力化する事が可能となっている。
本機は敵陣正面から強襲して敵の攻撃を無力化しながらフレスベルグやエクツァーンで制圧する事で強引に戦線を突破し、その後はニーズヘグ等による白兵戦に移行するといったステップで単独での敵地の侵入と電撃侵攻を実現させており、ミラージュコロイドのステルス性による奇襲から近接兵装で暴れるというコンセプトのブリッツとはアプローチが真逆になっている。
大型バックパックを上半身に被る事で高速強襲形態となり、ゲシュマイディッヒ・パンツァー、フレスベルグ、エクツァーンによる射撃戦を行い、バックパックを背中に戻して通常形態でニーズヘグを振るうといった使い分けによって突撃⇄白兵戦の素早い切り替えを実現している。一応通常形態でもゲシュマイディッヒ・パンツァーは使用可能。
レイダーほどではないものの機動性は高く単独での飛行も可能で、更に地上での出撃時には水中航行の適正も見せている。
これらの高い性能と引き換えに操縦への精神的・肉体的負担はナチュラルでは耐えきれないものとなっており、他2機同様に生体CPUの搭乗が前提となっている。
ゲシュマイディッヒ・パンツァーの力場は水圧による負荷や水の抵抗を逃す事も可能だったため、今までになかったザフトの水陸両用MSへの対抗手段として複数の水陸両用MSが派生機として存在する。
フォビドゥンブルーはフォビドゥンのまま基調色を青としてニーズヘグをトライデントに持ち替え、バックパックの武装をフォノンメーザー砲とスーパーキャビテーティング魚雷キャニスターポッドに変更している。
ディープフォビドゥンはフォビドゥンブルーを基に制式採用型として新規設計され、エネルギー切れ時の機体の圧壊を防ぐ為にコクピットにチタニウム系合金製耐圧殻を採用している。
DESTINYでは更にディープフォビドゥンからのフィードバックを加えた上でフォビドゥンブルーとほぼ同じ見た目に戻ったフォビドゥンヴォーテクスが量産され、ディープフォビドゥンと置き換えられたと思われる。
これらの機体はザフトの水陸両用MSに苦戦していた地球連合軍の反撃に一役買い、ザフトの[[アビス>アビスガンダム]]やアッシュといった新型水中用MSの開発はこの戦果を重く見たためだとされる。
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*【武装説明】
**誘導プラズマ砲 フレスベルグ
本機の象徴的な武器と言えるビーム砲。ゲシュマイディッヒ・パンツァーを自機の攻撃のために応用しており、簡単に言えば曲げられるビームを撃つ。
曲げられるのは1発につき1度のみだ(と思われる)が、その独特の軌道でもってフェイントで不意を突いたり、ビーム砲そのものの高出力も相まって複数機を1発で撃破することも可能。
連ザでは強烈な誘導から開幕のグリホ撃ちや着地狩りに大活躍した。
名前の由来は北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人から。
**重刎首鎌 ニーズヘグ
本機を象徴する武器の一つである大鎌。実体刃であるためPS装甲相手には通じないが、一振りでMSや駆逐艦の艦橋を両断する程切れ味は鋭い。また、刃でならビームサーベルを受け止める事も可能。
[[アストレイレッドフレーム>ガンダムアストレイレッドフレーム]]のガーベラ・ストレートと同じくグレイブヤード由来の精錬技術が刃に用いられているらしい。
名前の由来は北欧神話に登場する世界樹の根を噛む蛇から。
**88mmレールガン エクツァーン
バックパックに装備されたレールガン。砲身はフレスベルグの弾道を曲げる磁場発生器としての役割も持つ。
名前はドイツ語で「犬歯」の意。
**115mm機関砲 アルムフォイヤー
両手首に砲口がある機関砲。劇中で使用したのはメンデル近郊戦のみ。
名前はドイツ語で「腕の火」の意。
**75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
地球連合軍のMSに共通して幅広く採用された機関砲。後期GAT-Xシリーズ3機では唯一の採用となったが、恐らく主力兵装をバックパックに依存していたため通常形態での戦闘力向上を図ったためだと思われる。
**エネルギー偏向装甲 ゲシュマイディッヒ・パンツァー
ビーム等の光学兵器を「逸らす」「曲げる」事が出来る装備。
バックパック両側の盾の様な部位にTP装甲と共に発生器を搭載する事で、ビームも実弾も防ぐ非常に強力な盾を実現しており、フォビドゥンのコンセプトの根幹を成している。
唯一サーベル系のビームには弱いらしく、フリーダムのビームサーベルは回避し、ジャスティスのバッセルビームブーメランが直撃した際に損傷した。しかし発生器らしき部分を多少損傷しても特に機能に影響は無い様だ。
一方でDESTINY ASTRAYではジェーン・ヒューストンのフォビドゥンブルーがソードカラミティのシュベルトゲベールのビーム刃を受けとめている。この描写の違いについては説明は無いが、フォビドゥンブルーから出来るようになったか、元から何らかの調整次第で出来たと考えられるか。
連合は後にこれを大規模化、戦略攻撃兵器に転用して軌道間全方位戦略砲「レクイエム」を建造する。
名前はドイツ語で「柔軟な装甲」の意。
----
*【劇中の活躍】
本編登場前に第3クールOPで初めて顔を出し、パイロットのシャニと共にいかにも「悪い奴です」オーラを醸し出していた。
劇中ではオーブ防衛戦(オーブ解放作戦)に向けてムルタ・アズラエル自身が実戦テスト目的でカラミティ、レイダーと共に輸送してきた。
初の実戦にもかかわらず当時パイロットも機体性能も頭一つ抜き出ていた[[フリーダムガンダム]]とも3:1の数的有利はあったが互角に渡り合い、撃破しかける程の戦闘力を発揮した。
射撃主体のフリーダムからすればゲシュマイディッヒ・パンツァーによってビームは曲げられ、TP装甲によって実弾は無効と作中もっとも相性の悪い相手だった。
戦場が宇宙に移ってからは主に三隻同盟との戦闘に従事したが、地上と変わらずフリーダムと[[ジャスティスガンダム]]の相手をした。
ザフト宇宙要塞ボアズへの侵攻の際は核ミサイル搭載MA部隊のピースメーカー隊の護衛に従事。ボアズ壊滅のきっかけを作った。
最終決戦であるヤキン・ドゥーエ攻防戦でもピースメーカー隊の護衛任務に就き、核ミサイル破壊阻止を目指すジュール隊の妨害には成功したが、ミーティアを装備して駆けつけたフリーダムとジャスティスにミサイルをすべて破壊されてしまう。
その後も戦闘を継続。核ミサイルを破壊したカガリの[[エールストライクルージュ>ストライクルージュ]]に後方からフレスベルグを発射するが、割り込んで来たイザークの[[デュエルガンダムアサルトシュラウド]]にシールドで防がれ、[[バスターガンダム]]の援護で接近しようとしたデュエルを第2射で撃破したかに見えたが、アサルトシュラウドをパージして盾にして難を逃れたことに気付くのが遅れたために高速強襲形態のまま接近を許し、左のサーベルでエクツァーンごと両腕を破壊され、右のサーベルでコクピットを串刺しにされて機体は爆散、シャニも戦死した。
----
*【パイロット紹介】
**シャニ・アンドラス
CV.Shunn
連合軍に所属するMSパイロットでブーステッドマンの1人。
ファンからはオルガ・サブナック、クロト・ブエルと共に三馬鹿の愛称で呼ばれている。
強化レベルは4であり、精神破綻一歩手前の状態まで薬物の影響が進んでいる。
普段は物静かで常にヘッドホンを付けているが、聴いている曲はデスメタルなどの激しいもので戦闘になると凶暴化する。
実はオッドアイ。
三馬鹿は関係者から「生体CPU」と呼ばれていて、アズラエルなどの上層部や研究者にとってはMSの部品程度の認識であったようだ。
メンデル近郊での戦闘でアスランが駆るジャスティスに機体を損傷させられたことから激昂。撤退命令が出てもオルガに制止されるまで執拗に追い続けた。
スパロボでは同じ鎌を持つ[[ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]を敵視していた。
**原作名言集
-うざい。
--シャニの口癖で事あるごとに言っている。
-他はいくらやってもいいんだろ?
--初出撃時にマスドライバーとモルゲンレーテの施設を破壊するなとアズラエルに言われて。いっぱい暴れたかった様だ。
-邪魔はてめえだよ。
--クロトに「邪魔すんな!」と言われて
-へぇ、まだいたんだ?変なモビルスーツ…
--オーブ戦にて、ジャスティスガンダムを見た時の台詞。フォビドゥンも十分、変なモビルスーツだと思うが。
-お前! お前! お前ぇ!
--アスランに乗機を傷つけられた際に。後にオルガに説得されるまで撤退も渋るほど激昂した。薬物の影響か精神が退行しているような印象を受ける。
-誰だよ! 俺を撃とうなんて奴は!
--ゲイツのビームライフルに撃たれた際に。プライドらしきものが垣間見える。
-ダメなんだよ。綺麗なんだぜ?アレ。
--核ミサイル部隊を護衛している時に迎撃に出たゲイツを撃墜して。核の光を「綺麗」と表現するあたり、倫理観が完全に欠如しているのがわかる。
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*【ゲーム内での活躍】
**連合VSZ.A.F.Tシリーズ
コスト450の万能機として登場。
肩から肩までの間隔で2発同時発射されるおかげでかなり引っ掛けやすい上に破壊されない実弾属性のメイン
発生は遅めだが高威力・超誘導で特殊な曲げが可能な砲撃系のサブ
威力は低めだが素早く終わる上に誘導・伸び・判定が強烈なN格
単発故の圧倒的なカット耐性・引っ掛け易さ抜群・メイン追撃で長距離吹っ飛ばしの横格
と、攻撃性能には非の打ち所が無く、機動力もARFG級(むしろBD持続ならARFGを微量だが超えている)。
更に本機のみの特徴として、スピード覚醒時にコスト不相応なんてレベルでは無い程の異常な攻撃力を得られる点がある。格闘自体の命中率も高いおかげで上手くいけば新品の中コスト程度なら1回の覚醒でスクラップに出来る。
その代わり機体が横に広く、他の機体なら回避確定の攻撃を貰ってしまいやすく、メインの振り向き撃ち硬直が長い事もあり、攻めの姿勢を崩され追われる側に回るとかなり厳しいことに。
…と癖が強いせいでARFGには入らなかったが、性能だけで言えばARFG並かそれ以上であったため、評価も使用率も高かった。
**EXVS.
SEED枠からコスト2000としてオールスター系では初参戦。
今作でもメイン・サブは相変わらず強力。メインは実弾射撃なので[[クロスボーン・ガンダムX1改]]のABCマントを無視し、サブは曲げ撃ちが以前以上にインチキ臭い挙動をするなど、その変則的な射撃に磨きがかかった。
さらに今回は[[カラミティガンダム]]と[[レイダーガンダム]]を武装アシストとして召喚。戦術が広がった。
カラミティはバズ連射でダウン取り、レイダーはバリア判定付きのハンマー回転⇒ハンマー投げの近距離防衛用。
反面、横格の変更をはじめとして格闘が弱体化されている。自衛はなんとかなるが自分から鎌で切り裂きにいくのは少々怖い。
このため、連ザ時代よりも中距離援護機としての運用が強調された格好である。
本機特有の特徴として、パイロットのグラフィックにアシストであるオルガとクロトがおり、ボイスもあるという珍しい仕様がある(オルバやアウルやスティングなど、声のあるアシストはそこそこいるのだが、グラフィックまで用意されているケースは稀)。そのせいでカットインがなんだか狭そうである。
**EXVS.FB
前作に引き続き参戦。
新たに追加された覚醒技では、レイダーがカラミティを乗せて敵に突撃する。
原作でとどめを刺されたデュエルが参戦したが、パージアタックがなく、全体的な性能も抑え気味なので、バスターにさえ気をつければ原作のようにはならないだろう。
性能とは関係ないが、本機(アシストの二機を含む)のイメージが強い専用曲「悪の三兵器」が追加されたのはファンとしては嬉しい所だろう。
**EXVS.MB
レイダーとカラミティの攻撃バリエーションが増えた。
前作以上に高性能な機体が増えたので、しっかりと相方と連携をとりながら戦いたいところ。
また、デュエルにパージアタックが復活したため、原作再現も可能に。
**VERSUS
システム変更によりアシスト2機が消え、単独での参戦。
照射ビームや鎌投擲など、既存武装での新アクションが追加されている。
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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利時
通常:ニーズヘグをゆっくりと力強く振り下ろす。
アシスト召喚中(FBで追加):カメラ外からスライドして来たカラミティ、レイダーと共にポーズを取る。
**敗北時
バインダーを閉じている。
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*【勝利・敗北ポーズ】(GVS)
**勝利時
通常:ニーズヘグを小降りに振って構える
覚醒時:ニーズヘグをゆっくりと力強く振り下ろす
**敗北時
バインダーを閉じている。