バンシィ

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バンシィ - (2023/12/21 (木) 23:12:44) の1つ前との変更点

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|>|CENTER:バンシィ&br()BANSHEE| |登場作品|[[機動戦士ガンダムUC]]| |型式番号|RX-0| |全高|19.7m| |重量|24.0t| |所属|地球連邦軍| |武装|バルカン砲&br()ビーム・サーベル&br()ビーム・トンファー&br()アームド・アーマーBS&br()アームド・アーマーVN| |搭乗者|マリーダ・クルス| ---- *【設定】 地球連邦軍のニュータイプ専用試作型モビルスーツ。 連邦宇宙軍再編計画の一環である「UC計画」の最終段階として開発された[[ユニコーンガンダム]]の2号機。 「RX-0 ユニコーン バンシィ」が本機の正式名称であり、通称は「バンシィ」。 カーディアス・ビストが所有していたタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれていた神獣ユニコーンと対をなすライオンがモチーフ。 ちなみにその中では一角獣と共に貴婦人を支える役割であり、1号機と2号機のように敵対することは本来なかったと言える。 モチーフ以外のユニコーンとの違いとして、機体のカラーリング(漆黒)、頭部アンテナ及びユニコーンモード時のフェイスカバーの形状、サイコ・フレームの発光色(金)、La+プログラムを搭載していない点が挙げられる。 また、1号機の運用データを元に空間機動能力が大幅に改善されている為、大気圏内での機動性は1号機を遥かに上回り、ユニコーンが瞬間ながらも最大火力を重視しているのと違ってこちらは継戦能力が重視されている。 他にも襟元の形状が変更され、右腕に直接取り付けられたバレル開放式ビーム・スマートガンや、左腕に大型のクローが装備されているなど、1号機と異なる装備をしている((原作小説版では基本的な武装は1号機と同じでビーム・マグナムを装備していた。))。 ---- *【武装】 **バルカン砲 60mm口径の近接防御用機関砲。 頭部に2門を内蔵している。 **ビーム・サーベル 近接戦闘用ビーム兵器。 背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備している。 **ビーム・トンファー 両腕部のビーム・サーベルを外さずにビーム刃を展開した状態。 デストロイモード時のみ使用可能。 **アームド・アーマーBS 右腕に装備されている増加サイコ・フレーム兵装の1つ。 BSは「ビーム・スマートガン」の略。 内蔵するセンサーユニットから得られた空間データをサイコミュ経由でパイロットへ伝達、その感応波をフィン型ビーム偏光機と連動させ、高精度の予測照準を可能とする。 格納状態では高精度センサーとして機能する。 **アームド・アーマーVN 左腕に装備されている増加サイコ・フレーム兵装の1つ。 VNは「ヴァイブレーション・ネイル」の略。 サイコ・フレームの強靱性を利用した超振動破砕兵器で、通常攻撃はもとより最大の特徴は振動させる事によって敵機のフレームなどの内部構造を破壊ではなく崩壊させる事にある。 通常時は前腕を覆うナックル状の打撃武器として機能し、展開時は獣の爪のような形状となる。 その形状と破壊力はバンシィを更に獅子へと近づける。 外装にはビーム・コーティングが施されており、通常のシールドとしても使用される。 なお、アームド・アーマーはどちらともビーム・トンファーの発振を妨げないように装着されている。 ---- *【原作の活躍】 トリントン基地において[[シャンブロ]]との戦闘直後のユニコーンガンダムとデルタプラスを襲撃。 パイロットが死亡してリフレクター・ビットが機能停止していた事もあり、アームド・アーマーBSの射撃でシャンブロをいともたやすく両断、損傷していたデルタプラスとバナージ・リンクスが戦意喪失していたため戦闘不能となったユニコーンを回収した。 ビスト財団の勅命でユニコーンをガルダへ搬送しようとするが、ガランシェールやユニコーンの抵抗にあいマリーダ・クルス本来の記憶と再調整された記憶の混乱からNT-Dを発動。 ガルダの格納庫に戦闘が移り、そこでデルタプラスを破壊するがジンネマンの説得やリディの呪詛に満ちた言葉が一端でマリーダをコクピットから排出するような行動をとる。 残された機体はデルタプラスを失ったリディの手に渡り、[[バンシィ・ノルン]]へと改修された((原作小説版ではリディの手に渡った後も改修はされていない。))。 ---- *【搭乗者】 **マリーダ・クルス CV:甲斐田 裕子 ネオ・ジオン軍残党組織「袖付き」の[[クシャトリヤ]]のパイロットだった強化人間。 [[ネェル・アーガマ]]からアルベルト・ビストによりオーガスタ研究所へ運ばれた後、マーサ・ビスト・カーバインにより損傷した[[量産型キュベレイ]]を見せられ過去のトラウマが再発。 それを利用した再調整((マスターはアルベルト、ガンダムは倒すべき敵と認識させられる。))によりバンシィのパイロットとしてリディ・マーセナスやバナージ・リンクスの前に戻ってくる。 オードリー・バーンことミネバ・ラオ・ザビを救出しようとする[[ガランシェール]]やスベロア・ジンネマンへの攻撃を阻止させようとバナージが説得するが、アルベルトの命令と板挟みになった事でマリーダ本来の記憶と再調整された記憶が混乱して感情が高ぶりNT-Dを起動させてしまう。 その混乱と異常なまでの感情の高ぶりからデルタプラスをガンダムと認識して破壊する。 そこに現れた元マスターのジンネマンの説得で本来を記憶を取り戻し始めるが、リディの呪詛に満ちた言葉から「自分が倒すべき敵であるガンダムに乗っていた」という事実から意識を失い、バンシィのコクピットから排出され、ジンネマンに救出される。 ***【原作名台詞】 -「ガンダムは敵!!」 --再調整された事で、ガンダムと判断した機体は全て攻撃対象となる。 -「お前もガンダムかぁ!?」&br()「ガンダムは敵!倒すべき敵!!」 --そう言いつつデルタプラスをガンダムと認識して襲いかかり木端微塵にした。 ***【その他名台詞】 -プルトゥエルブ「邪魔をするな!お前もガンダムか!」&br()刹那「…そうだ。俺が…ガンダムだ!いや…俺だけじゃない!俺達が…そして、お前もガンダムだ!」&br()プルトゥエルブ「私が…ガンダム…」&br()刹那「そして、俺達はガンダムを超えなければならないんだ!」 --ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』から、プルトゥエルブとして刹那と対峙した時のやりとり。 ---- *【VS.シリーズの活躍】 **EXVS.FB 4月26日のアップデートで追加。コスト2500の近接寄り万能機。 OVA5話に合わせての登場なので、マリーダが搭乗。初披露のステージでの登場は上空からの増援という原作再現だったりする。ただし、アップデートによってシャンブロのステージに変わったので見れなくなったが。 格闘CSと覚醒でデストロイモードに変身。ユニコーンと違い武装の変更は小さい範囲に留まっており、純粋な機体性能の上昇に近い形となっている。また、体力が5割以下になると強制的にデストロイモードになり、撃墜されるまで永続する。 解禁当初から『本当にテストプレイを行ったのか?』と思うほどの圧倒的な性能を発揮、場所によっては使用禁止にする店まで出たほどである。 その強さは「コスト4000」「ガンガン自由の位置(バンシィだけ別次元の強さにいること)」と評され、更にはオリジナルのユニコーンが弱体化を受け落ち着いていたためユニコーンが「白いバンシィ」などと皮肉られることに。 直ぐにアップデートによる体力の低下・武装数の減少・格闘CSにクールタイム・体力が4割以下で強制発動など修正が入ったが、落ち着いたとは言い難く、強制デストロイモードのこともありまだまだ強い。その後更に2度アップデートを受けることになるが結局フルブーストでは2500トップクラスの座を頑として譲ることはなかった。(ただし家庭版においてDLCで出たトールギスIIに評価では負けてしまったが)一応弱点を挙げるなら原作とは違って射撃による継続戦闘能力が高くないため、慎重すぎる行動で相方に負担を掛けることに注意して動かしたい。 覚醒時はサイコフレームの共振が発動。サイコフレームが緑色に変わるという原作のネタバレとなっている。 …そもそもマリーダが乗った状態で緑になってはいないのだが… **EXVS.MB 前作から大きな変更もなく続投。 2500コストがシステムに愛されていることや、今作で強い格闘機に対する耐性が高いことなど環境的な追い風が多く、未だに同コスト帯では鉄板といえるほどの使用率を誇っていた。 ただし新機体やアップデートによる他の機体の追い上げ、アップデートによる下方修正により圧倒的強さは失われた。 そのため、機体性能に頼った戦い方ではなく、繊細な戦い方が求められるようになった。 見た目的な変更点として、アームド・アーマーからのから出るビームのエフェクトが稲妻のようなものから靄みたいな感じに変わった。 **EXVS.FORCE ベースとなったEXVS.FBと比較すると、サブのブーメランがなくなった上、覚醒がなくなったためにNT-Dの回転率が悪化。射撃の継戦能力も高いとは言えないため、複数の相手や射撃しかまとまったダメージをとれない拠点が多く、さらに戦艦を相手取るメインモードでは射撃の瞬間火力に優れた[[ZZガンダム]]と[[G-セルフ]]がいるため、使いにくさが目立つ。 後に無料DLCでFBで最優の25の座を奪ったトールギスⅡ、強化版ガナーザクともいえるポジションで扱いやすくボス相手に輝くエクセリアが追加。 MBと並んでバンシィ冬の時代といえるだろう。 **EXVS.MBON ノーマル時のマグナムが5発になり、手動リロード出来るようになった。さらにデストロイモードのCSが単発強制ダウンのビームになった。前作よりはましだが、FBのように無双できる性能はないので過信は禁物。 **GUDAM VERSUS ユニコーンモード時の武装が大きく変化し、サブがバズーカ、特射が曲げ撃ち可能なゲロビとなった。 総じて後衛よりの調整が為されており、後衛のユニコーンモード、前衛のデストロイモードとメリハリのある立ち回りが出来るようになった。 **EXVS.2 XB 共通の耐久値増加の他、特射がレバー入れで設置型とゲロビを撃ち分け可能に。おまけに弾数別。 リロード8秒、高火力、大きく曲げられる、強銃口高弾速とシリーズトップクラスのゲロビとなっており、着地取りはもちろん、緑ロックからの狙撃と潰しのきく場面が大幅に増えた。 さらに特格に前が追加され、溜めなしで大きく飛び上がり掴む。勿論射撃からキャンセル可能。 これにより「歴代最強のデストロイモード」と言わしめる性能になり、FBの全盛期並みの立ち位置に返り咲いた。 これでも単独でトップではなかったというのが今作の恐ろしいところ。 その後永続換装の耐久値とゲロビが下方されたが、ゲロビで落とされたのは曲げ性能だけで弾速やリロードといった他の性能はもちろん据え置きで、他の武装はノータッチだった。 本作で何度も下方されたジャスティスガンダムの解禁直後の完璧で究極の自衛の鬼ともいえる存在をつぶせる本機の存在により評価が低かった、といえばその恐ろしさが分かるだろうか。 稼働開始からわずか4ヶ月足らずで3度の下方という突貫工事を受け、ようやくトップからは陥落。とはいえ総合性能は依然として高く、正しく使いこなせるプレイヤーならば問題なく対面を握り潰せる強さを保っている。 相変わらず覚醒時のサイコフレームの色はそのまま。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常時:バズーカを持って棒立ち。 NT-D時:アームド・アーマーVNを前へ出す。 覚醒時:NT-D時とポーズは同じだが、サイコフレームが緑色に発光する。 **敗北ポーズ ユニコーンモードで両膝を付く。OVA5話にてマリーダを排出する際に同様の姿勢を取っている。 ---- *【その他の活躍】 **機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two 2013年8月よりガンダムフロント東京内のDOME-Gにて公開された映像作品。 このときは襟元の形状も1号機と同じであり、右腕にアームド・アーマーVN、左腕にビーム・マグナムを装備していた。 連邦軍とビスト財団の合同評価試験に参加、袖付きのリバウと交戦するが、3号機「フェネクス」がバンシィとのサイコフレームの共鳴により暴走し交戦状態になってしまう。 この際に胸部を破損し、OVA版の形状に改修される。 **ガンダムビルドファイターズA ソメヤ・ショウキの使用するガンプラとして登場。 元々ダンスサークルに所属していたが、自分の才能が発揮出来る居場所を求めて脱退。 辿り着いた先がガンプラバトルで、素組のバンシィで初勝利を収めたが、これで彼にドス黒い感情が芽生えてしまい、ある種の「闇堕ち」を象徴するアイテムとなった。 ショウキは多くのファイターを襲撃し、勝利したファイターからガンプラを奪ってはバンシィに取り付ける改造を繰り返した。 その為原型を留めない姿になっていったが、やはり彼なりにも思い入れがあったのか頭部は最後までバンシィのままであり、これが説得の際に大きな意味を持つ事になる。 その後、紆余曲折ありユウキ・タツヤの懸命な説得の末に改心し、再びダンスサークルに戻って来たショウキのカバンの中にはバンシィのガンプラの箱があった。 **ガンダム無双 『真』で登場。ユニコーンのストーリー追体験モードがあるがローゼン・ズールやノルン登場前に終わるためバンシィのまま。 ストーリーではリディが乗ることはないがデフォルトパイロットはリディになっている。 **ガンダムブレイカー 『1』から登場。 『1』のみユニコーンと同様にユニコーンモードとデストロイモードが別機体扱いで参戦し、胴体の形状は違うが小説版装備にする事も可能。 アームド・アーマーVN(デストロイモード)は使用時に機体が大きくジャンプするので、キャンセル行動が出来るようになるEXアクションと併用すると、本作ではシステム上不可能なジャンプ移動が擬似的に出来るようになる小ネタがある。 『2』以降も可能だが、普通に上昇移動出来るようになったので、お遊びでもない限りやる意味はなくなった。 **スーパーロボット大戦 原作やVSシリーズで強い印象を残しているが、敵専用機体かつ多くて数マップしか出てこずソシャゲでも自軍で運用することは出来ない。 『V』ではノルンに改修される前にも一度だけリディが搭乗する。 なお、本機に搭乗するマリーダは基本的に「プルトゥエルブ」名義。 ----
|>|CENTER:バンシィ&br()BANSHEE| |登場作品|[[機動戦士ガンダムUC]]| |型式番号|RX-0| |全高|19.7m| |重量|24.0t| |所属|地球連邦軍| |武装|バルカン砲&br()ビーム・サーベル&br()ビーム・トンファー&br()アームド・アーマーBS&br()アームド・アーマーVN| |搭乗者|マリーダ・クルス| ---- *【設定】 地球連邦軍のニュータイプ専用試作型モビルスーツ。 連邦宇宙軍再編計画の一環である「UC計画」の最終段階として開発された[[ユニコーンガンダム]]の2号機。 「RX-0 ユニコーン バンシィ」が本機の正式名称であり、通称は「バンシィ」。 カーディアス・ビストが所有していたタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれていた神獣ユニコーンと対をなすライオンがモチーフ。 ちなみにその中では一角獣と共に貴婦人を支える役割であり、1号機と2号機のように敵対することは本来なかったと言える。 モチーフ以外のユニコーンとの違いとして、機体のカラーリング(漆黒)、頭部アンテナ及びユニコーンモード時のフェイスカバーの形状、サイコ・フレームの発光色(金)、La+プログラムを搭載していない点が挙げられる。 また、1号機の運用データを元に空間機動能力が大幅に改善されている為、大気圏内での機動性は1号機を遥かに上回り、ユニコーンが瞬間ながらも最大火力を重視しているのと違ってこちらは継戦能力が重視されている。 他にも襟元の形状が変更され、右腕に直接取り付けられたバレル開放式ビーム・スマートガンや、左腕に大型のクローが装備されているなど、1号機と異なる装備をしている((原作小説版では基本的な武装は1号機と同じでビーム・マグナムを装備していた。))。 ---- *【武装】 **バルカン砲 60mm口径の近接防御用機関砲。 頭部に2門を内蔵している。 **ビーム・サーベル 近接戦闘用ビーム兵器。 背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備している。 **ビーム・トンファー 両腕部のビーム・サーベルを外さずにビーム刃を展開した状態。 デストロイモード時のみ使用可能。 **アームド・アーマーBS 右腕に装備されている増加サイコ・フレーム兵装の1つ。 BSは「ビーム・スマートガン」の略。 内蔵するセンサーユニットから得られた空間データをサイコミュ経由でパイロットへ伝達、その感応波をフィン型ビーム偏光機と連動させ、高精度の予測照準を可能とする。 格納状態では高精度センサーとして機能する。 **アームド・アーマーVN 左腕に装備されている増加サイコ・フレーム兵装の1つ。 VNは「ヴァイブレーション・ネイル」の略。 サイコ・フレームの強靱性を利用した超振動破砕兵器で、通常攻撃はもとより最大の特徴は振動させる事によって敵機のフレームなどの内部構造を破壊ではなく崩壊させる事にある。 通常時は前腕を覆うナックル状の打撃武器として機能し、展開時は獣の爪のような形状となる。 その形状と破壊力はバンシィを更に獅子へと近づける。 外装にはビーム・コーティングが施されており、通常のシールドとしても使用される。 なお、アームド・アーマーはどちらともビーム・トンファーの発振を妨げないように装着されている。 ---- *【原作の活躍】 トリントン基地において[[シャンブロ]]との戦闘直後のユニコーンガンダムとデルタプラスを襲撃。 パイロットが死亡してリフレクター・ビットが機能停止していた事もあり、アームド・アーマーBSの射撃でシャンブロをいともたやすく両断、損傷していたデルタプラスとバナージ・リンクスが戦意喪失していたため戦闘不能となったユニコーンを回収した。 ビスト財団の勅命でユニコーンをガルダへ搬送しようとするが、ガランシェールやユニコーンの抵抗にあいマリーダ・クルス本来の記憶と再調整された記憶の混乱からNT-Dを発動。 ガルダの格納庫に戦闘が移り、そこでデルタプラスを破壊するがジンネマンの説得やリディの呪詛に満ちた言葉が一端でマリーダをコクピットから排出するような行動をとる。 残された機体はデルタプラスを失ったリディの手に渡り、[[バンシィ・ノルン]]へと改修された((原作小説版ではリディの手に渡った後も改修はされていない。))。 ---- *【搭乗者】 **マリーダ・クルス CV:甲斐田 裕子 ネオ・ジオン軍残党組織「袖付き」の[[クシャトリヤ]]のパイロットだった強化人間。 [[ネェル・アーガマ]]からアルベルト・ビストによりオーガスタ研究所へ運ばれた後、マーサ・ビスト・カーバインにより損傷した[[量産型キュベレイ]]を見せられ過去のトラウマが再発。 それを利用した再調整((マスターはアルベルト、ガンダムは倒すべき敵と認識させられる。))によりバンシィのパイロットとしてリディ・マーセナスやバナージ・リンクスの前に戻ってくる。 オードリー・バーンことミネバ・ラオ・ザビを救出しようとする[[ガランシェール]]やスベロア・ジンネマンへの攻撃を阻止させようとバナージが説得するが、アルベルトの命令と板挟みになった事でマリーダ本来の記憶と再調整された記憶が混乱して感情が高ぶりNT-Dを起動させてしまう。 その混乱と異常なまでの感情の高ぶりからデルタプラスをガンダムと認識して破壊する。 そこに現れた元マスターのジンネマンの説得で本来を記憶を取り戻し始めるが、リディの呪詛に満ちた言葉から「自分が倒すべき敵であるガンダムに乗っていた」という事実から意識を失い、バンシィのコクピットから排出され、ジンネマンに救出される。 ***【原作名台詞】 -「ガンダムは敵!!」 --再調整された事で、ガンダムと判断した機体は全て攻撃対象となる。 -「お前もガンダムかぁ!?」&br()「ガンダムは敵!倒すべき敵!!」 --そう言いつつデルタプラスをガンダムと認識して襲いかかり木端微塵にした。 ***【その他名台詞】 -プルトゥエルブ「邪魔をするな!お前もガンダムか!」&br()刹那「…そうだ。俺が…ガンダムだ!いや…俺だけじゃない!俺達が…そして、お前もガンダムだ!」&br()プルトゥエルブ「私が…ガンダム…」&br()刹那「そして、俺達はガンダムを超えなければならないんだ!」 --ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』から、プルトゥエルブとして刹那と対峙した時のやりとり。 ---- *【VS.シリーズの活躍】 **EXVS.FB 4月26日のアップデートで追加。コスト2500の近接寄り万能機。 OVA5話に合わせての登場なので、マリーダが搭乗。初披露のステージでの登場は上空からの増援という原作再現だったりする。ただし、アップデートによってシャンブロのステージに変わったので見れなくなったが。 格闘CSと覚醒でデストロイモードに変身。ユニコーンと違い武装の変更は小さい範囲に留まっており、純粋な機体性能の上昇に近い形となっている。また、体力が5割以下になると強制的にデストロイモードになり、撃墜されるまで永続する。 解禁当初から『本当にテストプレイを行ったのか?』と思うほどの圧倒的な性能を発揮、場所によっては使用禁止にする店まで出たほどである。 その強さは「コスト4000」「ガンガン自由の位置(バンシィだけ別次元の強さにいること)」と評され、更にはオリジナルのユニコーンが弱体化を受け落ち着いていたためユニコーンが「白いバンシィ」などと皮肉られることに。 直ぐにアップデートによる体力の低下・武装数の減少・格闘CSにクールタイム・体力が4割以下で強制発動など修正が入ったが、落ち着いたとは言い難く、強制デストロイモードのこともありまだまだ強い。その後更に2度アップデートを受けることになるが結局フルブーストでは2500トップクラスの座を頑として譲ることはなかった。(ただし家庭版においてDLCで出たトールギスIIに評価では負けてしまったが)一応弱点を挙げるなら原作とは違って射撃による継続戦闘能力が高くないため、慎重すぎる行動で相方に負担を掛けることに注意して動かしたい。 覚醒時はサイコフレームの共振が発動。サイコフレームが緑色に変わるという原作のネタバレとなっている。 …そもそもマリーダが乗った状態で緑にはなってはいないのだが… **EXVS.MB 前作から大きな変更もなく続投。 2500コストがシステムとの相性がいいことや、今作で強い格闘機に対する耐性が高いことなど環境的な追い風が多く、未だに同コスト帯では鉄板といえるほどの使用率を誇っていた。 ただし新機体やアップデートによる他の機体の追い上げ、アップデートによる下方修正により圧倒的強さは失われた。 そのため、機体性能に頼った戦い方ではなく、繊細な戦い方が求められるようになった。 見た目的な変更点として、アームド・アーマーからのから出るビームのエフェクトが稲妻のようなものから靄みたいな感じに変わった。 **EXVS.FORCE ベースとなったEXVS.FBと比較すると、サブのブーメランがなくなった上、覚醒がなくなったためにNT-Dの回転率が悪化。射撃の継戦能力も高いとは言えないため、複数の相手や射撃しかまとまったダメージをとれない拠点が多く、さらに戦艦を相手取るメインモードでは射撃の瞬間火力に優れた[[ZZガンダム]]と[[G-セルフ]]がいるため、使いにくさが目立つ。 後に無料DLCでFBで最優の25の座を奪ったトールギスⅡ、強化版ガナーザクともいえるポジションで扱いやすくボス相手に輝くエクセリアが追加。 MBと並んでバンシィ冬の時代といえるだろう。 **EXVS.MBON ノーマル時のマグナムが5発になり、手動リロード出来るようになった。さらにデストロイモードのCSが単発強制ダウンのビームになった。前作よりはましだが、FBのように無双できる性能はないので過信は禁物。 **GUDAM VERSUS ユニコーンモード時の武装が大きく変化し、サブがバズーカ、特射が曲げ撃ち可能なゲロビとなった。 総じて後衛よりの調整が為されており、後衛のユニコーンモード、前衛のデストロイモードとメリハリのある立ち回りが出来るようになった。 本作よりグラフィックが一新されたが相変わらず緑サイコフレームはそのまま。 **EXVS.2 XB 共通の耐久値増加の他、特射がレバー入れで設置型とゲロビを撃ち分け可能に。おまけに弾数別。 リロード8秒、高火力、大きく曲げられる、強銃口高弾速とシリーズトップクラスのゲロビとなっており、着地取りはもちろん、緑ロックからの狙撃と潰しのきく場面が大幅に増えた。 さらに特格に前が追加され、溜めなしで大きく飛び上がり掴む。勿論射撃からキャンセル可能。 これにより「歴代最強のデストロイモード」と言わしめる性能になり、FBの全盛期並みの立ち位置に返り咲いた。 これでも単独でトップではなかったというのが今作の恐ろしいところ。 その後永続換装の耐久値とゲロビが下方されたが、ゲロビで落とされたのは曲げ性能だけで弾速やリロードといった他の性能はもちろん据え置きで、他の武装はノータッチだった。 本作で何度も下方されたジャスティスガンダムの解禁直後の完璧で究極の自衛の鬼ともいえる存在をつぶせる本機の存在により評価が低かった、といえばその恐ろしさが分かるだろうか。 稼働開始からわずか4ヶ月足らずで3度の下方という突貫工事を受け、ようやくトップからは陥落。とはいえ総合性能は依然として高く、正しく使いこなせるプレイヤーならば問題なく対面を握り潰せる強さを保っていた。 しかし、アップデートにて迎撃能力の高い通常形態と近距離での凶悪な性能の時限強化を持つ零丸やオーヴェロンなど登場し相対的に大幅な弱体となった。 **OB ユニコーンモードがサブにサーベル投擲、CSにバズーカとMBONのような構成に。 それ以外はだいたい前作末期のまま大きな上方もない。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常時:バズーカを持って棒立ち。 NT-D時:アームド・アーマーVNを前へ出す。 覚醒時:NT-D時とポーズは同じだが、サイコフレームが緑色に発光する。 **敗北ポーズ ユニコーンモードで両膝を付く。OVA5話にてマリーダを排出する際に同様の姿勢を取っている。 ---- *【その他の活躍】 **機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two 2013年8月よりガンダムフロント東京内のDOME-Gにて公開された映像作品。 このときは襟元の形状も1号機と同じであり、右腕にアームド・アーマーVN、左腕にビーム・マグナムを装備していた。 連邦軍とビスト財団の合同評価試験に参加、袖付きのリバウと交戦するが、3号機「フェネクス」がバンシィとのサイコフレームの共鳴により暴走し交戦状態になってしまう。 この際に胸部を破損し、OVA版の形状に改修される。 **ガンダムビルドファイターズA ソメヤ・ショウキの使用するガンプラとして登場。 元々ダンスサークルに所属していたが、自分の才能が発揮出来る居場所を求めて脱退。 辿り着いた先がガンプラバトルで、素組のバンシィで初勝利を収めたが、これで彼にドス黒い感情が芽生えてしまい、ある種の「闇堕ち」を象徴するアイテムとなった。 ショウキは多くのファイターを襲撃し、勝利したファイターからガンプラを奪ってはバンシィに取り付ける改造を繰り返した。 その為原型を留めない姿になっていったが、やはり彼なりにも思い入れがあったのか頭部は最後までバンシィのままであり、これが説得の際に大きな意味を持つ事になる。 その後、紆余曲折ありユウキ・タツヤの懸命な説得の末に改心し、再びダンスサークルに戻って来たショウキのカバンの中にはバンシィのガンプラの箱があった。 **ガンダム無双 『真』で登場。ストーリー追体験モードのある作品にはガンダムUCが選ばれているがローゼン・ズールやノルン登場前に終わるためバンシィのまま。 ストーリー中ではリディが乗ることはないがデフォルトパイロットはリディになっており、本機の時期に乗っていたマリーダに乗せ変えるには条件がいる。 **ガンダムブレイカー 『1』から登場。 『1』のみユニコーンと同様にユニコーンモードとデストロイモードが別機体扱いで参戦し、胴体の形状は違うが小説版装備にする事も可能。 アームド・アーマーVN(デストロイモード)は使用時に機体が大きくジャンプするので、キャンセル行動が出来るようになるEXアクションと併用すると、本作ではシステム上不可能なジャンプ移動が擬似的に出来るようになる小ネタがある。 『2』以降も可能だが、普通に上昇移動出来るようになったので、お遊びでもない限りやる意味はなくなった。 **スーパーロボット大戦 原作やVSシリーズで強い印象を残しているが、敵専用機体かつ多くて数マップしか出てこずさらにソシャゲでも自軍で運用することは出来ない。 『V』ではノルンに改修される前にも一度だけリディが搭乗する。 なお、本機に搭乗するマリーダは基本的に「プルトゥエルブ」名義。 ちなみに復帰後マリーダをバンシィ・ノルンに乗せ換えると本機に乗っていた時のパイロットスーツに変わる作品もある。 ----

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