機動戦士ガンダムF91

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機動戦士ガンダムF91 - (2011/05/10 (火) 17:02:38) の最新版との変更点

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|読み|きどうせんしがんだむ| |英訳|Mobile Suit Gundam Formula 91| |媒体|劇場版| |話数|1部| |メディア展開|VHS、DVD、BD、コミック、小説| |登場勢力|地球連邦軍(スペース・アーク)、クロスボーン・バンガード| |本シリーズ登場人物|シーブック・アノー、セシリー・フェアチャイルド、ビルギット・ピリヨ、ザビーネ・シャル、カロッゾ・ロナ| |本シリーズ登場機体|[[ガンダムF91]]、[[ビギナ・ギナ]]、[[ヘビーガン]]、[[ベルガ・ギロス]]、[[ラフレシア]]、[[デナン・ゾン]]| |本シリーズ使用BGM|ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜(ガンガン・NEXT・EXVS)| |Gクロスオーバー|ラフレシア| |本シリーズ関連ステージ|フロンティアⅠ外壁| ---- **【あらすじ】 宇宙世紀0123年。 0093年の第2次ネオ・ジオン抗争(ラプラス戦争と未参戦作品の動乱も含む)以降大きな戦乱も無く、人類はその大半が地球から月までの軌道に設置されたスペースコロニーに移住し、地球連邦政府という国家の枠組みを超えた全地球規模の組織に統治されていた。しかし、連邦政府の疲弊・腐敗は、確実に進んでいた。 その折、マイッツァー・ロナは「人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならない」とする思想「コスモ貴族主義」を掲げ、地球連邦政府の打倒と理想的な貴族主義社会の実現のために、秘密裏に「クロスボーン・バンガード」を設立。多数の新型MS部隊を軸にスペースコロニー「フロンティアIV」を急襲する。 フロンティアIVに住む少年シーブック・アノーは友人達と共にフロンティアIに脱出、そこで練習艦「スペースアーク」と起動不可の状態で格納庫に眠っていた母が開発したMS「F91」と出会う。 ---- **【作品解説】 完全新作劇場映画作品第2弾で『機動戦士ガンダム』の製作メンバーが再集合し、ボーカル曲のアーティストも『機動戦士Zガンダム』の後期OP曲「水の星へ愛をこめて」で人気を博した森口博子が担当した。Fはフォーミュラを意味し、91は1991年に公開したため。 ちなみに主題歌はガンダム主題歌で唯一某公共放送局の年末大規模歌謡番組に登場した。 宇宙世紀という枠に入るが、それまでのガンダムシリーズから大きく年を離した時代設定になっている。これはアムロとシャアの物語が既に完結しているという意味を踏まえての事である。 物語のコンセプトは「家族論」だが、いかんせん2時間1作完結という短い尺の中では視聴者に伝えきれないところも多々あったようで、若干の混乱を招いた。 また、『Ζ』の毒ガスや『逆襲のシャア』の隕石落とし以上に直接的な残虐性を描いた要素として、殺人兵器「バグ」がある。その描写は戦争の悲惨さや残虐性を低年齢層の視聴者にも見せ付け、波紋を呼んだ。 登場人物のNTへの認識もジオン共和国自治権返還から20年以上たったためか「パイロットの資質がある人間」になっているのも特徴、主人公でありNTであるシーブックでさえもその認識となっている。 メカニックは全体的に当時流行っていた、F1のイメージを取り入れ、流線化、小型化、単純化が進み、劇中設定(整備等のコストの肥大化、劣悪さ)でも現実的な意味(顔が見えずらく、胸とかが単なる鉄板に見える)でも「ダウンサイジングによるコストダウン」を意図したものである。しかし、F91のフェイスオープンに関しては製作側からも非難され、ファンからも賛否両論を生んだ(とある模型雑誌からは「F91でガンダムは終わった」とまで言われた。)が、今では普通にガンダムの一機として数えられている。 余談だが当初は「F91」とだけ呼ばれていたが、スペースアークの艦長代行であるレアリー・エドベリの提案で見た目と往年の名機にあやかって「ガンダムF91」となった。 また、映画公開から4ヶ月後、SFCソフト「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」が発売された。ゲーム版F91と呼称される場合も多いが、同作は「F91」の1年前のストーリーであり、登場人物が異なる他や登場MSも一部が共通するのみである。 続編に[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]が存在する、時系列で30年離れている本作の完結編兼[[機動戦士Vガンダム]]とを繋ぐ物語となっていて、本作主人公のシーブックとセシリーが偽名(セシリーは本名)で登場して、Vガンダムで使用された技術も一部登場する。 ---- **【ガンダムVS.ガンダムにおけるステージタイトルとの関連】 新たなる宇宙へ(ノーマルコースAルートSTAGE2)…作中BGM 君を見つめて(ハードコースAルートSTAGE5)…イメージ曲「君を見つめて-The time I'm Seeing You-」から ----
|>|CENTER:機動戦士ガンダムF91&br()Mobile Suit Gundam Formula 91| |媒体|劇場版| |話数|1部| |メディア展開|コミック&br()小説&br()ゲーム| |VSシリーズ初参戦作|機動戦士ガンダムVS.ガンダム| |VSシリーズ登場勢力|地球連邦軍&br()クロスボーン・バンガード| |VSシリーズ登場機体|[[ガンダムF91]]&br()[[ビギナ・ギナ]]&br()[[ヘビーガン]]&br()[[ベルガ・ギロス]]&br()[[ラフレシア]]&br()[[デナン・ゾン]]&br()[[ダギ・イルス]]&br()[[バグ]]| |VSシリーズ登場人物|シーブック・アノー&br()セシリー・フェアチャイルド&br()ザビーネ・シャル&br()カロッゾ・ロナ| |VSシリーズ使用BGM|ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜&br()君を見つめて-The time I'm seeing you-&br()最終決戦&br()F91ガンダム出撃| |VSシリーズ関連ステージ|フロンティアⅠ外壁&br()フロンティアⅠ| |Gクロスオーバー|ラフレシア| ---- **【あらすじ】 宇宙世紀0123年。 0093年の第2次ネオ・ジオン抗争(ラプラス戦争とマフティー動乱も含む)以降大きな戦乱も無く、人類はその大半が地球から月までの軌道に設置されたスペースコロニーに移住し、地球連邦政府という国家の枠組みを超えた全地球規模の組織に統治されていた。しかし、連邦政府の疲弊・腐敗は、確実に進んでいた。 その折、マイッツァー・ロナは「人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならない」とする思想「コスモ貴族主義」を掲げ、地球連邦政府の打倒と理想的な貴族主義社会の実現のために、秘密裏に「クロスボーン・バンガード」を設立。多数の新型MS部隊を軸にスペースコロニー「フロンティアIV」を急襲する。 フロンティアIVに住む少年シーブック・アノーは友人達と共にフロンティアIに脱出、そこで練習艦「スペースアーク」と起動不可の状態で格納庫に眠っていた母が開発したMS「F91」と出会う。 ---- **【作品解説】 完全新作劇場映画作品第2弾で「[[機動戦士ガンダム]]」の製作メンバーが再集合し、ボーカル曲のアーティストも「[[機動戦士Zガンダム]]」の後期OP曲「水の星へ愛をこめて」で人気を博した森口博子が担当した。Fはフォーミュラを意味し、91は1991年に公開したため。 宇宙世紀という枠に入るが、それまでのガンダムシリーズから大きく年を離した時代設定になっている。これは[[アムロとシャアの物語が既に完結>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]しているという意味を踏まえての事である。物語のコンセプトは「家族論」だが、いかんせん2時間1作完結という短い尺の中では視聴者に伝えきれないところも多々あったようで、若干の混乱を招いた(小説版はこの辺りの説明を補完するものとなっている)。また、「Ζ」の毒ガスや「逆襲のシャア」の隕石落とし以上に直接的な残虐性を描いた要素として、殺人兵器「バグ」がある。その描写は戦争の悲惨さや残虐性を低年齢層の視聴者にも見せ付け、波紋を呼んだ。 登場人物のNTへの認識もジオン共和国自治権返還から20年以上たったためか「パイロットの資質がある人間」になっているのも特徴、主人公でありNTであるシーブックでさえもその認識となっている。 全体的なメカニックデザインは、当時流行っていたF1レースのイメージを取り入れ、流線化、小型化、単純化が進み、劇中設定(整備等のコストの肥大化、劣悪さ)でも現実的な意味(顔が見えずらく、胸部等が単なる鉄板に見える)でも「ダウンサイジングによるコストダウン」を意図したものとなった。しかし、F91のフェイスオープンに関しては製作側からも非難され、ファンからも賛否両論を生んだ(とある模型雑誌からは「F91でガンダムは終わった」とまで言われた)が、今では普通にガンダムシリーズの一作として数えられている。 余談だが、劇中では当初は「F91」とだけ呼ばれていたが、スペースアークの艦長代行であるレアリー・エドベリの提案で、見た目と往年の名機にあやかって「ガンダムF91」と呼称されるようになった。 映画公開から4ヶ月後、SFCソフト「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」が発売された。ゲーム版F91と呼称される場合も多いが、同作は「F91」の1年前のストーリーであり、登場人物が異なる他、登場MSも一部が共通するのみである。 続編として、映画の10年後を描いた漫画作品「[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]」が存在する。富野監督が原作を担当したこの作品はF91の完結編であると同時に、時系列で30年後の「[[機動戦士Vガンダム]]」とを繋ぐ物語となっていて、本作の主人公シーブックとセシリーが偽名(セシリーは本名)で登場。Vガンダムで使用された技術も一部登場する。 ---- **【VSシリーズ登場勢力】 ***地球連邦軍(スペース・アーク) -この頃の地球連邦軍にはかつての力は無く、コロニー単位での独立運動が発生している。またMSもかつてのものに比べて大幅に小型化する傾向になっていた。 -スペースアークは戦艦の等級を示すものでクラップ級巡洋艦に小型MSを運用することを想定して改装されている。クラップ級は[[逆シャア>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]の時代のものなので30年近く前のものが現役ということになる。本編ではF91が積まれていたこともあり、ここを拠点としてクロスボーン・バンガードと戦う事になる。 ***クロスボーン・バンガード -元々はジャンク回収業者から始まった「ブッホ・コンツェルン」が立ち上げた私設軍隊である。コスモ貴族主義を理想にしており、貴族国家「コスモバビロニア」の建国を目指している。 ---- **【VSシリーズ関連使用BGM】 ***ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ -「機動戦士ガンダムF91」の主題歌。アーティストはガンダムお姉さんこと森口博子氏。 -主に「F91」枠のステージで流れる。なお、ゲーム中で実際に流れているのは3番。EXVS.でも基本は3番だが、2番のサビがイントロとして流れる。 --3番が採用されているのは、本曲の1番や2番は非常に穏やかな曲調のため戦闘のBGMには向いていないためと思われる。 -毎年年末に某大手放送局で流れる某歌番組に歴代ガンダムソングで初出場した経験がある(ちなみに森口氏もこれが初の紅〇出場である)。 --余談だが歴代で某歌番組で流れたガンダムソングは3曲あり、2004年の「nobodyknows+」の「ココロオドル」(「[[SDガンダムフォース>その他未参戦作品(SDガンダム)]]」第2期ED)、2015年の「MISIA」の「オルフェンズの涙」(「[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]」第1期前期ED)、1991年の本曲と&bold(){意外な事にすべてEDで流れる曲}である。 -PS2ゲーム「機動戦士ガンダム クライマックスU.C.」では、同作のエンディング曲として使用されている。 ***君を見つめて -The time I'm seeing you- -「機動戦士ガンダムF91」イメージソング。上の「ETERNAL WIND」のカップリング曲としてCDに収録された。 --もともとは本曲がエンディングテーマとして使用される予定だったが、冨野監督の意向で「ETERNAL WIND」が使われる事になった。 --いかにも主題歌らしい曲調のため、スパロボでは本曲がF91の戦闘BGMとして採用されている作品がある。 ---- **【VSシリーズ関連ステージ】 ***フロンティアⅠ外壁 NEXT PLUSで追加されたステージ。その名の通りコロニーの外壁を模した湾曲した地面の上にやや大きめな障害物がある。地面以外はあまり特徴はないステージ。NEXT PLUSのKルートではここでラフレシアが出てくるため、障害物を盾にする戦法が使えないのが厳しい。 ***フロンティアⅠ FB以降に登場するステージ。市街地とコロニーミラーが同時に存在し、コロニーミラーと市街地との間にはかなり大きめな高低差がある。コロニーミラーのほうは障害物がないまっ平らなステージで、市街地は建造物が密集しているうえに山まであるので、場所によって地形との相性を考える必要がある。 ---- **【VSシリーズ関連Gクロスオーバー】 ***ラフレシア -[[ラフレシア]]が戦場を横切る通過タイプのGCO。通過も一瞬で持続性がなく、ラフレシアも綺麗な円の形をしているので警告ラインに入らなければまず当たる事のない微妙な性能のGCOである。 ---- **【ガンダムVS.ガンダムにおけるステージタイトルとの関連】 新たなる宇宙へ(ノーマルコースAルートSTAGE2)…作中BGM 君を見つめて(ハードコースAルートSTAGE5)…イメージ曲「君を見つめて-The time I'm Seeing You-」から ----

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