ヅダ

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|登場作品|[[機動戦士ガンダム MS IGLOO-一年戦争秘録-]]&br()機動戦士ガンダム MS IGLOO-黙示録0079-| |型式番号|EMS-10| |全高|17.3m| |重量|61.0t| |所属|ジオン公国軍 第603技術試験部隊| |搭乗者|1番機:ジャン・リュック・デュバル&br()2番機:ヒデト・ワシヤ&br()3番機:オッチナン・シェル&br()予備機:モニク・キャディラック| |武装|120mmマシンガン&br()240mmザク・バズーカ&br()135mm対艦ライフル&br()シュツルム・ファウスト&br()ヒート・ホーク&br()ピック付きシールド| ---- *【設定】 宇宙世紀0071年、ミノフスキー粒子による有視界戦闘に限界を感じたジオン公国は、モビルスーツの登用を決定した。その際、同国の軍需企業であるツィマット社、MIP社、ジオニック社にモビルスーツの提出を依頼した。その時にツィマット社から提出された機体がEMS-04ヅダである。ジオン公国軍部はこれにジオニック社から提出されたMS-05BザクIを加え、宇宙世紀0075年に制式採用の為のコンペティションを実施した。 ツィマット社は推進技術に長けており、その技術を盛り込んだヅダは高い機動力を有していた。よって技術試験においてヅダはザクを圧倒。しかし「フルスロットルで飛ばし続けると機体が空中分解する」という高機動戦闘機械において最大の欠陥が発覚。それが決定的となり、その他にもコストパフォーマンスの優位性も相まってコンペはザクIの勝利に終わることとなる。 だが、ザク採用後もヅダの開発プランが闇に葬られることはなかった。そして大戦後期、突如ヅダは「EMS-10」の型式番号を与えられ、ジオン広告のプロバガンダ放送において「ジオンの新鋭機」として戦意高揚の為に大々的な宣伝をされた。この放送において「各部位を見直し新型エンジンである土星エンジン(このエンジンは[[ドム]]等にも採用されている)が搭載された新しいヅダは、地球連邦軍に得も言われぬ絶望を叩きつけるだろう」とされ、公国の期待を背負わされる形となる。 しかし、実際にはEMS-04とEMS-10の間における外装以外の目立った改良点は不明であり、更に致命的なことに空中分解する欠陥も依然として克服できていなかったのである。 ---- *【原作での活躍】 ヅダは四機(1~3号機、予備機。それぞれの分かりやすい違いは頭部形状)がデュバル少佐と共にオリヴァー・マイ技術中尉らが所属する第603技術試験部隊に配備されることとなった(劇中では公国が製作したヅダの宣伝映画も流れる)。 評価試験は順調に進むかと思われたが、ムサイ級を仮想敵とした評価試験中に3番機が空中分解を起こし爆散してしまう(この様相はEXVS.でも特格のアシストとして再現されている)。3番機損失後EMS-04が起こした過去の事故と今回の事故を比較し全くデータが同一である事を見抜いたマイはデュバルに詰め寄るも、評価試験での空中分解はテストパイロットを担当したオッチナン・シェル中尉(本作未登場)が命令を無視して加速したことによる「事故」である、とかわされてしまう。 しかし後に連邦軍のニュース放送によりヅダは欠陥を克服できていない事、EMS-10の開発宣伝はジオン公国のプロパガンダであることが決定的となってしまった。そして現場の判断によりヅダは技術評価試験凍結を通告される事となる。 そんな中第603技術試験隊はオデッサ作戦(連邦の大軍団がジオン公国の地上拠点、オデッサ基地を一斉に攻撃した作戦)から敗走した友軍の乗る多数のHLV(宙域脱出・救命ポッド)を発見する。既にHLVはルナ・ツー連邦軍艦隊所属の[[ボール]]小隊による攻撃に晒されており、戦闘力を持たないHLVは為す術も無く撃破され、HLVに搭載されたザクも重力下での地上戦仕様のままである為に、宇宙空間では制御もままならず、ただ蹂躙されるしかなかった。これを見たモニク・キャデラック特務大尉(未登場)は「ヅダの試験を再開する」という名目でヅダによる友軍の救出を指示。デュバル、ヒデト・ワシヤ中尉(本作未登場)、モニクらがヅダで救出に向かう。友軍を救出しつつボール四機を撃墜するもつかの間、連邦軍が当時初めて量産に成功したMSであるGMと遭遇してしまう。デュバルは2人を救出に専念させGMと戦闘、2機を撃破。続いて連邦軍をHLVから遠ざけさせるため残りのGM4機とチキンレースを展開。全員がフルスロットルで飛ばした結果、GMが先にエンジンブローで1機が離脱し予備機に撃墜され、残り3機は燃え尽きてしまう。が、それに続きヅダも炎上、デュバル少佐も命を落とす結果となってしまった。 残りのヅダである2番機、予備機は、それぞれモニク、ワシヤの乗機となり、終戦まで無事に戦い抜いた。この事からも、ヅダは基本性能自体はザクに引けを取らない優秀な機体であった事が推測できる。 ---- *【パイロット説明】 **ジャン・リュック・デュバル CV:土師孝也 兵器開発に携わる「ツィマッド」社に所属していた元テストパイロット。劇中登場時は軍属となっており階級は少佐。 過去にテストパイロットとしてEMS-04ヅダのコンペに臨んだものの、同じテストパイロットであったフランツの駆るヅダが空中分解を起こした為に同じ軍需企業であった「ジオニック」社の提出したMS-05ザクに敗北。しかしデュバルはヅダの優位を信じて疑わず、ヅダと共に汚名返上の時を待つ事となる。 後に第603技術試験隊にEMS-10と名を変えたヅダと共に配属され、前述の通り戦死を遂げる。 ちなみに設定上ジオニック社がヅダに対してネガティブキャンペーンを行ったかどうかは定かではなく、デュバルの主張は全てヅダに執着しすぎたが故の妄言であった可能性もある。デュバルもまた「ゴーストファイター」の一人であったのかも知れない。 しかしながら劇中でヅダの性能を余すことなく発揮し、史実上において宙域での正規戦闘にて連邦軍量産MSを撃破した最初のMSとパイロットである事実は不動のものであり、彼とその乗機の生き様は確かに虚構では無かった事は疑いようも無い。 *【原作名言集】 -私は、ヅダを見捨てたりはしない…! --コミック版においてEMS-04の開発中止命令を受けた際の少佐の台詞。この一言が彼のヅダに対する異様なまでの執着心を表している。 -ヅダは政治に、そしてデマゴーグに敗れたのだ!決してザクなどに劣っていてはしない! --3番機の事故後、連邦軍のニュース放送を見た少佐が「ジオニックがまた汚い手を使ったに違いない」として発した台詞。ヅダのプロバガンダ作戦は軍の極秘事項であり、意図的なリークが無ければ発覚たりえない事実であった。少佐はこれをジオニック社の陰謀であると主張、そして「ジオニック社が過去から使ってきた醜悪な手段の一部始終を見てきた男」として胸中を吐露、ジオニック社とザクに対する侮蔑心、そしてヅダに対する執着を露にする。&br()ちなみに、「デマゴーグ」とは古代ギリシャの煽動的な民衆指導者を意味する。扇動的な嘘や偽情報を意味する英語の「デマゴギー」の語源であり、我々もよく使う「デマ」の語源。&br()余談だがこの台詞を受けてモニクは「道化ね。結局あなたも」と述べており、デュバルの思いを見透かしていた事が想像できる。 -ヅダはゴーストファイターなどではない。この重大な局面で、確かに戦っている。この独立戦争に、厳然と存在しているのだよ。―――この歴史の真実は、何人たりとも消せまい。 --原作での少佐の最期の台詞。正式採用競争に敗れ、更に正式採用されることのないプロパガンダ用の機体として日陰者としての道を歩んできたヅダ。&br()しかし、連邦のMSとの戦闘でそれを圧倒し、味方を救うことで自らの存在が虚構のものではないことを証明した。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS コスト1000でやや癖の強い射撃寄り万能機として参戦。 牽制に適するザク・マシンガン、高性能な対艦ライフル、発生が早く回転率の良いシュツルム・ファウストなどの射撃武装にアシストでのヅダ呼出しなど豊富な武装と格闘CSによるブースト解放など個性がある機体となっている。ちなみにアシストはよく見ると頭部形状から3番機のようである。ちゃんと指示に従っても爆散するのは変わらないようだ。一度に2機呼び出せるのは劇中でヅダは3機編隊だったからであろうか。 中でもサブ射撃の対艦ライフルの性能は優秀であり着地やカットなど様々な面でお世話になる。 さらに、弾が発射されるまでボタンをホールドするとマーカーが青色になり、少し照準を動かせるようになる。それによりタイミングをずらしたり相手の行動を予測して当てることもできる…が、代わりに弾が誘導しなくなるので、どこぞの[[思春期を殺した少年>ウイングガンダムゼロ]]とか[[オーブの准将>ストライクフリーダムガンダム]]並の技術がなければ使わないのが吉だろう。 この機体の特徴的な武装であり格闘CSで発動する「ブースト解放」はヅダの周りに熱気を纏ったようなエフェクトが発生した後、ブースト性能の向上、サブの弾数が3発から5発に増える、下述の特攻が可能になるなどの恩恵を短時間であるが受けることが出来る。 そして一番の代名詞は文字通りの「特攻」である。格闘CS中にもう一度格闘CSを発動するとヅダが敵機に向かって一直線に突っ込んでいき自爆する。劇中ラストの再現(?)でありパーツを飛散させながら敵機に修羅の如く詰め寄り執念の鉄槌を喰らわせる様は劇中での少佐そのものを体現していると言えよう。 威力は[[イージスガンダム]]と同じように超高威力であり、自滅して自軍コストを消費するのも同じであるが、今作では前作と違い自軍残りコスト1000で特攻して決着の場合は特攻した側の勝利となる。実用性とロマンを兼ね揃えた攻撃であるが発動後はキャンセル不可である事から慎重な運用が必要となる。 イージスは特格がヒットしたときのみ自爆可能だったが、ヅダには特に制約が無く格闘CSさえ発動させてしまえばいつでもできてしまう上に命中の如何に関わらず自爆する。当たれば盛り上がるが、外れればさみしい一人花火をあげて左上のゲージが減るだけである。オッチナンのような向こう見ずの暴走ではなく、選局を見据えた冷徹な一撃を心がけたい。 ちなみに特攻中に格闘ボタンを押すことで即爆散する。ちなみに爆風だけ当てた方がダメージが伸びる。 OPムービーではジム3機を瞬く間に倒す活躍を見せてくれる。 ジオニックからは「デュバル作のプロパガンダ映像」など謂れのないやっかみを受けた。 **EXVS.FB 稼働初期こそ対艦ライフルやアシスト、自爆等の性能弱体化によって雌伏を余儀なくされていたもの、数々のアップデートにおける性能見直しによってその誹りを返上、EXVSより更に多彩な戦闘を行うことが可能となった。 まずメインのザクマシンガンの誘導が強化、まさにメイン射撃として遜色のない性能となった。 しかし依然としてサブの対艦ライフルの性能は特筆すべきである。ブースト開放時に弾数が全回復するようになったことも見逃せない。 特射のシュツルム・ファウストは弾速などが強化、更に1ヒット時に相手を特殊ダウンにさせるように変更されリターンが更に見込めるようになった。 特格は誘導こそ弱体化したがなんと呼び出し後の動作をメインでキャンセル、いわゆるアメキャンが可能になった。これによりヅダは通常の機体では不可能な挙動による機動戦が可能になり、全距離において脅威を増すこととなった。 格闘の挙動も全体的に高速化、更には一部格闘にサブへのキャンセルルートが追加された。サブを利用したコンボは全コストと比較しても対時間ダメージが凄まじく、格闘戦が苦手とされていたヅダに新たな選択肢を与えてくれた。 更には待望の覚醒技が追加。こちらは白兵戦用ピックで敵機を捕縛した後に上空に上がり、そのまま自爆する。威力では特攻に劣るものの、CSのチャージを待つことなく発動できる他に命中しなければ自爆しない上、自爆しても覚醒落ち扱いにならないと言うメリットがある。自軍残りコスト1000で繰り出して決着の場合はこちらの勝ちになるのも同様である。 ただし、上空に行く途中に覚醒抜けをされても止まらず、星になってしまう。動作時間もそこそこあるので、覚醒抜けが容易なのも痛い。 **EXVS.MB 他の1000コスト同様コスト1500にアップ。他の機体同様機体性能は強化されているが、一方でコストアップに伴い自爆技が使いにくくなるという弊害も生じることとなった。 問題点としてゲームスピードの上昇により、サブの発生が遅く感じるようになった。 しかし、Fドラと覚醒を合わせた自爆はとんでもない火力を持つため一発で戦況を変えたり、Sドラでサブ、特射、特格など足の止まる射撃とメインを合わせることで自由な使い方が出来るため、ドライブの相性はいい。 **MBON ゲージマックスでなくても覚醒できるE覚醒の登場によって自爆及び覚醒技の使いどころが少し減った。 しかし、1500コストであるヅダにとっていざという時の保険にもなるので、覚醒の選択肢が増えたとも見れるかも。 ただ、オンラインになった事で故意に自爆して捨てゲーする不届きものが急激に増加(PS4版のオンライン対戦でも頻発に起きていた)。 特にジオニックからのスパイであろう捨てゲーをする悪党を生み出すなど惨事を齎したのだった。 捨てゲー対策はXBまで待たれることになる… **GVS 残念ながらIGLOO枠自体がなくなってしまったためヅダは一切登場しない。 これはヅダの知名度向上を妨害するバンダイナムコゲームスとジオニックの汚い工作であることを疑う余地はないだろう。 その一方でザクは知名度が低いゲーム作品から結構増えたため、ジオニックを調子づかせないためにもDLCによる参戦に期待…したかったが、売り上げが悪かったためDLCが止まり最後まで参戦することはなかった。 ヅダを出していれば… **EXVS.2 オッチナンがちゃんと指示に従うようになった結果、特殊格闘のヅダ呼出が特攻から対艦ライフル発射もしくは突撃→BD格の投げ飛ばしに変化。呼び出しの台詞「私の指示に従いたまえ」は特攻を指示していたわけではないので正しいのだが、爆風を利用したセルフカットなどはできなくなってしまった。 下格はトマホーク投げに、BD格闘は掴んでからのサーチ変えで敵相方にぶつけられなくなった。 また、本作では覚醒の選択肢が増えたことからE覚が選ばれる機会が前作より減っているので、自爆や覚醒技を抜けられる機会は減ったといえる。 **EXVS2XB 大きな変更点として、覚醒技がMBONの特殊格闘を彷彿とさせる「ヅダ呼出【自爆特攻】」に変更。火力はもちろん誘導にも優れており、性能としてはガナーザクのインパルスに近いか。 とにかく出し得であり下記の自爆没収とは異なる本機の新しい切り札。 %%これでまたしても部下に特攻を命じる上司になってしまった。%% 格闘CS中格闘CSは自爆特攻から旧覚醒技「土星エンジンの真価」に変更。 恐らく[[スサノオ]]と同じく捨てゲー対策と思われる。致し方ない事ではあるが、抜け覚さえ許さない瞬間火力を出せる手動自爆が強味の1つであったヅダとしては選択肢が減った形となったか。 この他にも射撃派生だったザクバズーカが射撃CSで使用できるようになった(アプデにより炎上スタン武装に)。 また特殊格闘のヅダ呼出に追従が追加された。武装名は「ヅダ(指揮官機) 呼出【追従】」。 ここではツノ付きの機体が来てくれるが、ツノ付きはデュバル少佐の一番機だけのはず……あれは誰だ 誰だ 誰だ %%まさか、文字通りのゴーストファイターなのか。%% ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ(EXVS.) 対艦ライフルを構える。 **勝利ポーズ(EXVS.FBで追加) 格闘中に勝利:ヒート・ホークを一振りし、モノアイが発光する。 **敗北ポーズ 機体が炎上し、そこから空中分解する。 デュバル最期のシーンの再現。 ---- *【その他の活躍】 **模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG 2Dアニメーション作品初登場。ガンプラ選手権にてサカザキ・ケンタの[[サザビー]]とノヤマ・リナのベアッガイを高い機動力を活かして翻弄するが、駆けつけたイレイ・ハルのビギニング30ガンダムに撃破される。 **ガンダムビルドダイバーズ ロンメル率いる「第七機甲師団」所属メンバーのジャックの使用機体として[[ザクI・スナイパータイプ]]風の改造が施された本機が登場。 プロローグのフォースバトルでは[[ビッグ・ガン>機動戦士ガンダム サンダーボルト]]でクジョウ・キョウヤのガンダムAGE-IIマグナムを狙撃するが失敗。最後は抵抗も虚しくカルナの[[クランシェ]]にトドメを刺される。第七機甲師団は本機をフラッグ機に指定していた為、この時点で敗北となった。 **ガンダムブレイカー3 満を持して参戦。バックパックのスキル「土星エンジン」には発動中機動力上昇に加え本シリーズのように攻撃をブーストでキャンセルできるほか、オーバーヒートでも耐久値を使用し移動できるという本シリーズなら間違いなく即修正ものの効果となっている。 なお耐久値がなくなるとその場で爆散。PVでも爆散するところが映った。
|>|CENTER:ヅダ&br()ZUDAH| |登場作品|[[機動戦士ガンダム MS IGLOO-一年戦争秘録-]]&br()機動戦士ガンダム MS IGLOO-黙示録0079-| |型式番号|EMS-10| |全高|17.3m| |重量|61.0t| |所属|ジオン公国軍 第603技術試験部隊| |搭乗者|1番機:ジャン・リュック・デュバル&br()2番機:ヒデト・ワシヤ&br()3番機:オッチナン・シェル&br()予備機:モニク・キャディラック| |武装|120mmマシンガン&br()240mmザク・バズーカ&br()135mm対艦ライフル&br()シュツルム・ファウスト&br()ヒート・ホーク&br()ピック付きシールド| ---- *【設定】 宇宙世紀0071年、ミノフスキー粒子による有視界戦闘に限界を感じたジオン公国は、モビルスーツの登用を決定した。その際、同国の軍需企業であるツィマット社、MIP社、ジオニック社にモビルスーツの提出を依頼した。その時にツィマット社から提出された機体がEMS-04ヅダである。ジオン公国軍部はこれにジオニック社から提出されたMS-05BザクIを加え、宇宙世紀0075年に制式採用の為のコンペティションを実施した。 ツィマット社は推進技術に長けており、その技術を盛り込んだヅダは高い機動力を有していた。よって技術試験においてヅダはザクを圧倒。しかし「エンジン出力を一定値以上まで上げるとコントロールできなくなる暴走状態に陥り、出力が上がり続け際限なく加速。最終的に機体強度の限界を超えてしまい空中分解する」という致命的な欠陥が発覚。それが決定的となり、その他にもコストパフォーマンスの優位性も相まってコンペはザクIの勝利に終わることとなる。 だが、ザク採用後もヅダの開発プランが闇に葬られることはなかった。そして大戦後期、突如ヅダは「EMS-10」の型式番号を与えられ、ジオン公国のプロバガンダ放送において「新鋭機」として戦意高揚の為に大々的な宣伝をされた。この放送において「各部位を見直し新型エンジンである土星エンジン(このエンジンは[[ドム]]等にも採用されている)が搭載された新しいヅダは、地球連邦軍に得も言われぬ絶望を叩きつけるだろう」とされ、公国の期待を背負わされる形となる。 しかし、実際にはEMS-04とEMS-10の間における外装以外の目立った改良点は不明であり、更に致命的なことに空中分解する欠陥も依然として克服できていなかったのである。 ---- *【原作での活躍】 ヅダは四機(1~3号機、予備機。それぞれの分かりやすい違いは頭部形状)がデュバル少佐と共にオリヴァー・マイ技術中尉らが所属する第603技術試験部隊に配備されることとなった(劇中では公国が製作したヅダの宣伝映画も流れる)。 評価試験は順調に進むかと思われたが、ムサイ級を仮想敵とした評価試験中に3番機が空中分解を起こし爆散してしまう(この様相はEXVS.でも特格のアシストとして再現されている)。3番機損失後EMS-04が起こした過去の事故と今回の事故を比較し全くデータが同一である事を見抜いたマイはデュバルに詰め寄るも、評価試験での空中分解はテストパイロットを担当したオッチナン・シェル中尉(本作未登場)が命令を無視して加速したことによる「事故」である、とかわされてしまう。 しかし後に連邦軍のニュース放送によりヅダは欠陥を克服できていない事、EMS-10の開発宣伝はジオン公国のプロパガンダであることが決定的となってしまった。そして現場の判断によりヅダは技術評価試験凍結を通告される事となる。 そんな中第603技術試験隊はオデッサ作戦(連邦の大軍団がジオン公国の地上拠点、オデッサ基地を一斉に攻撃した作戦)から敗走した友軍の乗る多数のHLV(宙域脱出・救命ポッド)を発見する。既にHLVはルナ・ツー連邦軍艦隊所属の[[ボール]]小隊による攻撃に晒されており、戦闘力を持たないHLVは為す術も無く撃破され、HLVに搭載されたザクも重力下での地上戦仕様のままである為に、宇宙空間では制御もままならず、ただ蹂躙されるしかなかった。これを見たモニク・キャデラック特務大尉は「ヅダの試験を再開する」という名目でヅダによる友軍の救出を指示。デュバル、ヒデト・ワシヤ中尉、モニクらがヅダで救出に向かう。友軍を救出しつつボール四機を撃墜するもつかの間、連邦軍が当時初めて量産に成功したMSであるGMと遭遇してしまう。デュバルは2人を救出に専念させGMと戦闘、2機を撃破。続いて連邦軍をHLVから遠ざけさせるため残りのGM4機とチキンレースを展開。全員がフルスロットルで飛ばした結果、GMが先にエンジンブローで1機が離脱し予備機に撃墜され、残り3機は燃え尽きてしまう。が、それに続きヅダも炎上、デュバル少佐も命を落とす結果となってしまった。 残りのヅダである2番機、予備機は、それぞれモニク、ワシヤの乗機となり、終戦まで無事に戦い抜いた。この事からも、ヅダは基本性能自体はザクに引けを取らない優秀な機体であった事が推測できる。 ---- *【パイロット説明】 **ジャン・リュック・デュバル CV:土師 孝也 兵器開発に携わる「ツィマッド」社に所属していた元テストパイロット。劇中登場時は軍属となっており階級は少佐。 過去にテストパイロットとしてEMS-04ヅダのコンペに臨んだものの、同じテストパイロットであったフランツの駆るヅダが空中分解を起こした為に同じ軍需企業であった「ジオニック」社の提出したMS-05ザクに敗北。しかしデュバルはヅダの優位を信じて疑わず、ヅダと共に汚名返上の時を待つ事となる。 後に第603技術試験隊にEMS-10と名を変えたヅダと共に配属され、前述の通り戦死を遂げる。 ちなみに設定上ジオニック社がヅダに対してネガティブキャンペーンを行ったかどうかは定かではなく(ドム開発の母体としてのグフの提供やゲルググの開発を鑑みると…)、デュバルの主張は全てヅダに執着しすぎたが故の妄言であった可能性もある。デュバルもまた「ゴーストファイター」の一人であったのかも知れない。 しかしながら劇中でヅダの性能を余すことなく発揮し、史実上において宙域での正規戦闘にて連邦軍量産MSを撃破した最初のMSとパイロットである事実は不動のものであり、彼とその乗機の生き様は確かに虚構では無かった事は疑いようも無い。 ***【原作名言集】 -私は、ヅダを見捨てたりはしない…! --コミック版においてEMS-04の開発中止命令を受けた際の少佐の台詞。この一言が彼のヅダに対する異様なまでの執着心を表している。 -ヅダは政治に、そしてデマゴーグに敗れたのだ!決してザクなどに劣っていてはしない! --3番機の事故後、連邦軍のニュース放送を見た少佐が「ジオニックがまた汚い手を使ったに違いない」として発した台詞。ヅダのプロバガンダ作戦は軍の極秘事項であり、意図的なリークが無ければ発覚たりえない事実であった。少佐はこれをジオニック社の陰謀であると主張、そして「ジオニック社が過去から使ってきた醜悪な手段の一部始終を見てきた男」として胸中を吐露、ジオニック社とザクに対する侮蔑心、そしてヅダに対する執着を露にする。&br()ちなみに、「デマゴーグ」とは古代ギリシャの煽動的な民衆指導者を意味する。扇動的な嘘や偽情報を意味する英語の「デマゴギー」の語源であり、我々もよく使う「デマ」の語源。&br()余談だがこの台詞を受けてモニクは「道化ね。結局あなたも」と述べており、デュバルの思いを見透かしていた事が想像できる。 -ヅダはゴーストファイターなどではない。この重大な局面で、確かに戦っている。この独立戦争に、厳然と存在しているのだよ。―――この歴史の真実は、何人たりとも消せまい。 --原作での少佐の最期の台詞。正式採用競争に敗れ、更に正式採用されることのないプロパガンダ用の機体として日陰者としての道を歩んできたヅダ。&br()しかし、連邦のMSとの戦闘でそれを圧倒し、味方を救うことで自らの存在が虚構のものではないことを証明した。 ---- **モニク・キャディラック CV:長沢 美樹 物語冒頭で第603技術試験部隊に配属してきた特務大尉。実は同部隊の監視役という役目をもっており艦での実質的な立場は艦長より上である。そのためか部隊は実質的には彼女がまとめている(艦長には当初「厄介な客」と言われている)。 意識が高いのか口が悪いのかヨーツンヘイムを「筆箱みたい」と皮肉ったりしていたがやがて部隊に愛着を持ったのかカスペン大佐に対してはかつて自分が言われた「厄介な客」という言葉で返している。 [[ソンネン>ヒルドルブ]]とも面識があり彼の現状を見て「負け犬」と罵っていたが、彼が死んだ際には思うところがあったのか悲しみを露わにしている。 [[弟>オッゴ]]の事を大切に思っており、戦死した時には悲しみのあまりしばらく軍務につけなくなった。しかし部隊のために戦うビグ・ラングとそれを操縦するマイの声を聞いてモニクも立ち上がりヅダに乗って戦場に出る。 モビルスーツの操縦も普通に出来る、ヅダに乗った経緯は上記参照。 ***【原作名言集】 -マイ…弟に会ったら宜しく --[[ビグ・ラング]]に乗るマイに対して。弟が亡くなった直後で状況も相まって&bold(){闇落ち}してる様にしか見えない。 ---- **ヒデト・ワシヤ CV:福山 潤 モニク大尉と共に部隊に配属されたテストパイロット。元々パイロット志願だったようだが成績にムラがあり過ぎたため正規のパイロットではなくテストパイロットとして配属されたようである。明るくお調子ものの性格であるが部隊のムードメーカー的役割を果たしていた。 元々パイロット志望という事もありヅダには喜んで乗っており。最後の戦いでもマイの乗るビグ・ラングと共に出撃している。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS コスト1000でやや癖の強い射撃寄り万能機として参戦。 牽制に適するザク・マシンガン、高性能な対艦ライフル、発生が早く回転率の良いシュツルム・ファウストなどの射撃武装にアシストでのヅダ呼出しなど豊富な武装と格闘CSによるブースト解放など個性がある機体となっている。ちなみにアシストはよく見ると頭部形状から3番機のようである。ちゃんと指示に従っても爆散するのは変わらないようだ。一度に2機呼び出せるのは劇中でヅダは3機編隊だったからであろうか。 中でもサブ射撃の対艦ライフルの性能は優秀であり着地やカットなど様々な面でお世話になる。 さらに、弾が発射されるまでボタンをホールドするとマーカーが青色になり、少し照準を動かせるようになる。それによりタイミングをずらしたり相手の行動を予測して当てることもできる…が、代わりに弾が誘導しなくなるので、どこぞの[[思春期を殺した少年>ウイングガンダムゼロ]]とか[[オーブの准将>ストライクフリーダムガンダム]]並の技術がなければ使わないのが吉だろう。 この機体の特徴的な武装であり格闘CSで発動する「ブースト解放」はヅダの周りに熱気を纏ったようなエフェクトが発生した後、ブースト性能の向上、サブの弾数が3発から5発に増える、下述の特攻が可能になるなどの恩恵を短時間であるが受けることが出来る。 そして一番の代名詞は文字通りの「特攻」である。格闘CS中にもう一度格闘CSを発動するとヅダが敵機に向かって一直線に突っ込んでいき自爆する。劇中ラストの再現(?)でありパーツを飛散させながら敵機に修羅の如く詰め寄り執念の鉄槌を喰らわせる様は劇中での少佐そのものを体現していると言えよう。 威力は[[イージスガンダム]]と同じように超高威力であり、自滅して自軍コストを消費するのも同じであるが、今作では前作と違い自軍残りコスト1000で特攻して決着の場合は特攻した側の勝利となる。実用性とロマンを兼ね揃えた攻撃であるが発動後はキャンセル不可である事から慎重な運用が必要となる。 イージスは特格がヒットしたときのみ自爆可能だったが、ヅダには特に制約が無く格闘CSさえ発動させてしまえばいつでもできてしまう上に命中の如何に関わらず自爆する。当たれば盛り上がるが、外れればさみしい一人花火をあげて左上のゲージが減るだけである。オッチナンのような向こう見ずの暴走ではなく、選局を見据えた冷徹な一撃を心がけたい。 ちなみに特攻中に格闘ボタンを押すことで即爆散する。ちなみに爆風だけ当てた方がダメージが伸びる。 OPムービーではジム3機を瞬く間に倒す活躍を見せてくれる。 ジオニック派からは「デュバル作のプロパガンダ映像」など謂れのないやっかみを受けた。 **EXVS.FB 稼働初期こそ対艦ライフルやアシスト、自爆等の性能弱体化によって雌伏を余儀なくされていたもの、数々のアップデートにおける性能見直しによってその誹りを返上、EXVSより更に多彩な戦闘を行うことが可能となった。 まずメインのザクマシンガンの誘導が強化、まさにメイン射撃として遜色のない性能となった。 しかし依然としてサブの対艦ライフルの性能は特筆すべきである。ブースト開放時に弾数が全回復するようになったことも見逃せない。 特射のシュツルム・ファウストは弾速などが強化、更に1ヒット時に相手を特殊ダウンにさせるように変更されリターンが更に見込めるようになった。 特格は誘導こそ弱体化したがなんと呼び出し後の動作をメインでキャンセル、いわゆるアメキャンが可能になった。これによりヅダは通常の機体では不可能な挙動による機動戦が可能になり、全距離において脅威を増すこととなった。 格闘の挙動も全体的に高速化、更には一部格闘にサブへのキャンセルルートが追加された。サブを利用したコンボは全コストと比較しても対時間ダメージが凄まじく、格闘戦が苦手とされていたヅダに新たな選択肢を与えてくれた。 更には待望の覚醒技が追加。こちらは白兵戦用ピックで敵機を捕縛した後に上空に上がり、そのまま自爆する。威力では特攻に劣るものの、CSのチャージを待つことなく発動できる上、外れれば自爆しない上、自爆しても覚醒落ち扱いにならないと言うメリットがある。自軍残りコスト1000で繰り出して決着の場合はこちらの勝ちになるのも同様である。 ただし、上空に行く途中に覚醒抜けをされても止まらず、一人で駆け抜けゆくあの星になってしまう。動作時間もそこそこあるので、覚醒抜けが容易なのも痛い。 **EXVS.MB 他の1000コスト同様コスト1500にアップ。他の機体同様機体性能は強化されているが、一方でコストアップに伴い自爆技が使いにくくなるという弊害も生じることとなった。 問題点としてゲームスピードの上昇により、サブの発生が遅く感じるようになった。 しかし、Fドラと覚醒を合わせた自爆はとんでもない火力を持つため一発で戦況を変えたり、Sドラでサブ、特射、特格など足の止まる射撃とメインを合わせることで自由な使い方が出来るため、ドライブの相性はいい。 性能には一切関係ないがアストレイ枠の新キャラ、カナードからは「おんぼろだが魂を感じるいい機体」と評されOS方面の改良を提案してくれたり、組んで敗北した際には活躍の証人になってくれる。見どころのある若者だ。 **MBON ゲージマックスでなくても覚醒できるE覚醒の登場によって自爆及び覚醒技の使いどころが少し減った。 しかし、1500コストであるヅダにとっていざという時の保険にもなるので、覚醒の選択肢が増えたとも見れるかも。 ただ、オンラインになった事で故意に自爆して捨てゲーする不届きものが急激に増加(PS4版のオンライン対戦でも頻発に起きていた)。 特にヅダの評判を落とそうとするジオニックからの刺客であろう捨てゲーをする悪党を生み出すなど惨事を齎したのだった。 捨てゲー対策はXBまで待たれることになる… **GVS 残念ながらIGLOO枠自体がなくなってしまったためヅダは一切登場しない。 これはヅダの知名度向上を妨害するジオニックに支配されたバンダイナムコゲームスの汚い工作であることを疑う余地はない。 その証拠としてザクは知名度が低い[[ゲーム作品>ザクIS型]][[登場の機体>サイコミュシステム試験型ザク]]が結構増えたため、ジオニックを調子づかせないためにもDLCによる参戦に期待…したかったが、売り上げが悪かったためDLCが止まり最後まで参戦することはなかった。 ヅダを出していれば… …いくらヅダでも無理か。 **EXVS.2 オッチナンがちゃんと指示に従うようになった結果、特殊格闘のヅダ呼出が特攻から対艦ライフル発射もしくは突撃→BD格の投げ飛ばしに変化。呼び出しの台詞「私の指示に従いたまえ」は特攻を指示していたわけではないので正しいのだが、爆風を利用したセルフカットなどはできなくなってしまった。 下格はトマホーク投げに、BD格闘は掴んでからのサーチ変えで敵相方に投げつける仕様はなくなった。 また、本作では覚醒の選択肢が増えたことからE覚が選ばれる機会が前作より減っているので、自爆や覚醒技を抜けられる機会は減ったといえる。 **EXVS2XB 大きな変更点として、覚醒技がMBONの特殊格闘を彷彿とさせる「ヅダ呼出【自爆特攻】」に変更。火力はもちろん誘導にも優れており、性能としてはガナーザクのインパルスに近いか。 とにかく出し得であり下記の自爆没収とは異なる本機の新しい切り札。 &s(){これでまたしても部下に特攻を命じる上司になってしまった}。(一応、呼出時のポーズはMBON時代の腕をあげるポーズから特効を制止するポーズに変更されている。) 格闘CS中格闘CSは自爆特攻から旧覚醒技「土星エンジンの真価」に変更。 恐らく[[スサノオ]]と同じく捨てゲーや嫌がらせ対策と思われる。致し方ない事ではあるが、抜け覚さえ許さない瞬間火力を出せる手動自爆が強味の1つであったヅダとしては選択肢が減った形となったか。 この他にも射撃派生だったザクバズーカが射撃CSで使用できるようになった(アプデにより炎上スタン武装に)。 また特殊格闘のヅダ呼出に追従が追加された。武装名は「ヅダ(指揮官機) 呼出【追従】」。 ここではツノ付きの機体が来てくれるが、ツノ付きはデュバル少佐の一番機だけのはず。一説にはモニクの予備機では?という話もあるが、ジオニック派からは「ゴーストファイターを召喚した」だの「ヅダが量産された世界線からやってきた」だのと皮肉られた。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ(EXVS.) 対艦ライフルを構える。 **勝利ポーズ(EXVS.FBで追加) 格闘中に勝利:ヒート・ホークを一振りし、モノアイが発光する。 **敗北ポーズ 機体が炎上し、そこから空中分解する。 デュバル最期のシーンの再現。 ---- *【その他の活躍】 **機動戦士ガンダム 黒衣の狩人 万乗大智氏の漫画作品。 主人公ウォルフガング少佐の後半の乗機として彼のパーソナルカラーである黒色系統のカラーリングの本機が登場。 どこから入手したかは明言されていないが、彼は本機の暴走の条件を熟知しており、そのことが物語最終盤で大きな意味を持つことになる。 **模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG 2Dアニメーション作品初登場。ガンプラ選手権にてサカザキ・ケンタの[[サザビー]]とノヤマ・リナのベアッガイを高い機動力を活かして翻弄するが、駆けつけたイレイ・ハルのビギニング30ガンダムに撃破される。 **ガンダムビルドファイターズ 14話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第7ピリオドのガンプラレース最終第9レースでティターンズのベースジャバーを使用する機体が登場。 6番目スタートから3週目で7位だった所を妨害から復帰した[[スタービルドストライクガンダム]]に追い抜かされた。 **ガンダムビルドダイバーズ ロンメル率いる「第七機甲師団」所属メンバーのジャックの使用機体として[[ザクI・スナイパータイプ]]風の改造が施された本機が登場。 プロローグのフォースバトルでは[[ビッグ・ガン>機動戦士ガンダム サンダーボルト]]でクジョウ・キョウヤのガンダムAGE-IIマグナムを狙撃するが失敗。最後は抵抗も虚しくカルナの[[クランシェ]]にトドメを刺される。第七機甲師団は本機をフラッグ機に指定していた為、この時点で敗北となった。 **ガンダムアサルトサヴァイブ ガンダムバトルシリーズ唯一の参戦作品。同じツィマッド製の[[ドム]]を少し使うだけで入手可能になる。 常時ブーストゲージが空でも耐久値を消費してブースト移動が可能となっている。強力ではあるが、このゲームでは結構リスクが高い。しかも僚機は全く使いこなせずすぐに空中分解してしまう。 SPAはデュバル機の最期を再現した特攻だが、味方も巻き込むので注意。なお、この特攻は&bold(){途中で機体がバラバラになり最後は大爆発するが、攻撃終了後は&color(#F54738){何事もなかったかの様に機体が元に戻っている}}。ツィマッド脅威のメカニズムか、はたまた本物のゴーストファイターなのか… **ガンダムブレイカー3 満を持して参戦。バックパックのスキル「土星エンジン」には発動中機動力上昇に加え本シリーズのように攻撃をブーストでキャンセルできるほか、オーバーヒートでも耐久値を使用し移動できるという本シリーズなら間違いなく即修正ものの効果となっている。 なお耐久値がなくなるとその場で爆散。ジオニックのスパイの陰謀かPVでも爆散するところが映った。 ---- *余談 発音が同じであるため、「ズダ」と間違えて表記される場合もある。バラエティ番組『行列のできる法律相談所』で芸能人・本郷奏多氏の所有するガンプラの紹介の際に思いっきり「ズダ」とテロップで間違えられてしまい、全国のツィマッド派から突っ込まれた事もあった。(後のネット配信版では修正されている) ちなみにヅダのHGUCプラモデルは2006年発売の古めのキットでありながら、現行のガンプラにも匹敵するディテールの多さ、コンパチ仕様ながら4種の頭部を再現可能、腕部の伸縮ギミックに豊富な付属品と当時としてはオーパーツ級の名作キットとなっている。しかし、シリーズ順がザクIの次とはどういう事だ。 ----

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