|登場作品|[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]| |型式番号|ASW-G-66| |全高|19.5m| |重量|34.5t| |所属|ギャラルホルン| |搭乗者|ガエリオ・ボードウィン| |武装|ドリルランス&br()ドリルニー&br()刀| |特殊装備|擬似阿頼耶識システム『TYPE-E』| ---- *【設定】 ギャラルホルン・アリアンロッド艦隊が有するガンダム・フレームタイプのモビルスーツ。 [[ガンダム・キマリス]]の宇宙空間での戦闘に重点を置いた機体であり、厄祭戦時代から存在していた形態でもある。 機体制御には擬似阿頼耶識システム『TYPE-E』が組み込まれており、阿頼耶識システムによる負担を受け持つことで搭乗者へのリスクを抑えている。 ちなみに、HGの本機はギミック盛りだくさんだが部分塗装が必要な点が多い…とシンプルだが色分けが完璧なバエルと対になっている。 狙ったわけではないだろうが、面白い偶然である。 ---- *【武装説明】 **ドリルランス 回転式の穂先を持つ大型ランス。 基部には200mm砲を二門搭載しており、遠距離戦にも対応可能。 また、ダインスレイヴ用のレールガン(弾頭は肩部のフレキシブルシールドに搭載)も備えている。 **ドリルニー 膝部分に内蔵された回転式パイルバンカー。 ドリルランスが対応できない至近距離の迎撃に用いられる。 **刀 高硬度レアアロイ製の刀。 **擬似阿頼耶識システム『TYPE-E』 エドモントンの戦いで戦死した[[アイン・ダルトン>グレイズ・アイン]]の脳髄を阿頼耶識システムの制御中枢にし、そこに出た情報をパイロットへフィードバックさせる事により、阿頼耶識システムを直接組み込んだパイロット並の反応を得る事ができる。 **ダインスレイヴ ドリルランスとバックパックを連結し専用の重量質弾を撃ち込む、雑に言えば超威力のレールガン。原作未使用。 対モビルアーマー用に製造された武器で、軌道上から地上に打ち込むと地形が変わるほどの火力を誇る。勿論モビルスーツはおろか戦艦さえぶち抜けるほどの超やべぇ兵装。 条約で禁止されているが、専用弾頭さえ使用しなければぎりぎりで使用可能。 ちなみに、ガエリオ属するラスタル陣営はマクギリス陣営にスパイを混ぜて本武装を先に撃たせ、「あっちが撃ったからこっちもたくさん撃つね」と%%汚い%%おとなのやり方で使用可能にした。 原作でバーゲンセールのようにぽんぽん撃っていたグレイズだとエネルギー全てをダインスレイヴに回すため実質固定砲台となるのだが、キマリスのは単独で打てる上、四発もストックできる。 EXVS2では武装として登場。ダメージは130と原作のイメージからすると大幅に落ちているが単発高火力+ダウン追い打ちでも鈍足付与、ビームでも消えない…と十分強力な性能。 ---- *【原作での活躍】 [[ガンダム・キマリストルーパー]]がグリムゲルデに討たれた後、本来の所有者であるボードウィン家に返還されていたと思われていたが、秘密裏にアリアンロッド艦隊に回収および装甲を換装し、ガンダム・ヴィダールとして偽装されていた。 エイハブ・リアクターもキマリス本来のだけでなく、擬装用のリアクターも装備されており、リアクター反応からの特定も困難となっており、見た目も大きく変容しているため、キマリスとはわからないようになっており、搭乗者のヴィダールがある目的を果たすまで暴徒鎮圧などの為に活動していたが、マクギリス・ファリドによる[[ガンダム・バエル]]強奪の戦闘後にヴィダールが正体を明かしたのと合わせるかのように偽装を解き、真の姿を現した。 マクギリス率いるギャルホルン革命軍とアリアンロッド艦隊の全面対決ではバエルをあと一歩まで追い詰めるも、[[ヘルムヴィーゲ・リンカー]]が割って入ったことで取り逃がす。 その後、マクギリスがバエルで単身出撃した際には迎え撃つべく出撃、バエルと激闘を繰り広げた。しかしその激闘によって擬似阿頼耶識システム『TYPE-E』に組み込まれていたアインの脳髄は完全に焼き切れてしまった。 ---- *【搭乗者】 **ガエリオ・ボードウィン CV:松風雅也 エドモントン戦役でマクギリス・ファリドの手にかかり戦死したと思われていたが奇跡的に生存しており、仮面の男ヴィダールとして、アリアンロッド艦隊に身を寄せていた。 当初はガンダム・ヴィダールのシステム調整に難儀しており、前半の出番は専ら格納庫のヴィダールの前であったが、何の後ろ盾もない自分を拾い上げてくれた恩人の力になろうとするジュリエッタ・ジュリスに「君のような人間を知っている」と言う、鉄華団やマクギリスの名を聞いたときに反応するなどその正体を窺わせていた。 マクギリスの真意を確かめる為に正体を隠していたが、マクギリスの真意と本性を知った後は完全に彼と決別することを決意、仮面を外し、公に、その正体を明かした。 マクギリスとの激闘の末、亡きアインの力も用いて、彼に勝利し、最期を看取る。 その後、身体の不自由さを補うために使っていた有機デバイスを再手術で外したことで身体が再び不自由と化し、手術を終えて間もない頃の姿が映し出された際には、車椅子を使用していた。 マクギリスへの愛憎やアルミリアへの罪悪感、自分が正義の味方ごっこをしているだけだったことに気づいたこともあって、勝者の喜びはなかったが、自分なりに前に進む決意をしたのか、エピローグでは、かつての陽気さを取り戻しつつある。 **【原作名言集】 -いつかの事を謝罪しよう。阿頼耶識手術を受けた君たちを唾棄すべき存在としたことを。 --かつて、三日月・オーガスへの因縁もあって、鉄華団を宇宙ネズミと蔑んでいたが、自身もまた阿頼耶識システムに頼ってしまったゆえに、三日月に詫びを入れる。 -ガエリオ・ボードウィンはここに宣言する!逆賊マクギリス・ファリドを討つと! --ヴィダールの仮面を外したガエリオは親友と思っていた男と決別、討つ決意をした。 -お前の目には俺は見えない。お前には、俺の言葉は届かない!俺を見ろぉ! --もはやマクギリスにとってガエリオはただの立ちはだかる敵の一人でしかなかった。 -見ろ!お前が殺した男だ。そして、お前を殺した男だ!ちゃんと俺を見ろ!お前を友と信じ、その思いを裏切られ、信頼する仲間達を奪われた! --マクギリスに利用され命を落としたカルタ・イシューやアイン・ダルトン、彼らを失った怒りをマクギリスにぶつける。が… -言うな!言わないでくれ…お前が言おうとしている言葉が俺の想像通りなら…言えば、俺は許してしまうかもしれない…だから言わないでくれ。カルタのために、アインのために…俺はお前を…! --マクギリスの本音を聞き、友情と憎しみの狭間で葛藤してしまった自分の感情をぶつけるガエリオ。そしてその言葉を聞きながらマクギリスは事切れた。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS2 稼働日前日に公式サイトにてガンダム・キマリストルーパーの画像が間違ってガンダム・キマリスヴィダールの物になってしまい(その後すぐに修正された)、参戦が確定となった。 そして2018年11月27日のアップデートで参戦する事になった。 シリーズ初となる常時マシンガンを使用できる最高コストとして登場。 格闘武器はやや長いがよく動き、これを二回出し切るだけで300を超えるN格、ダウンを拾える前、Nと横から出せるバルバトスみたいな連撃と短時間で高火力の出せるドリルニ―派生、そして自分の周囲に射撃ガード判定を出しながら回転攻撃、接地判定のあるピョン格、射撃ガード判定を出しながらアルケーの横特みたいに回り込む三種の特格と高性能なものを持ち、 射撃武器は誘導、弾速、集弾性すべて高性能で20連射できるマシンガン、メインからキャンセル可能で高火力、ヒット時鈍足付与のダインスレイブ発射、高速で突進し、敵機に接近すると誘導を切りながら後ろに回り込む特射…と凶悪な総合性能をしている。 覚醒技はバエル戦での決着の動作を織り交ぜた「俺とアインが信じる力」。 [[マックナイフ]]を除いた最初の解禁機体らしく超性能を持っていたが流石に弱体化しメインの連射数やら鈍足時間、格闘の性能など弱体化され、何も考えずに勝てる機体ではなくなったが十分強い。 勿論ガエリオの台詞は豊富で、マクギリスと敵対すると原作のような熱い台詞が飛び交う。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常:ドリルランスを突き出す 覚醒時:左目が赤く発光した状態で刀を横に振る **敗北ポーズ 左腕と右のシールドが無く、右手に折れたドリル二―を持ったまま漂っている。 原作でバエルと相打ちになった状態の再現
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