ガンキャノン

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ガンキャノン」を以下のとおり復元します。
|登場作品|機動戦士ガンダム|
|形式番号|RX-77-2|
|所属|地球連邦軍|
|主なパイロット|カイ・シデン アムロ・レイ(第16話) ハヤト・コバヤシ(第27話、劇場版2、3部)|
|主な装備|60mmバルカン砲×2、240mm低反動キャノン砲×2、専用ビームライフル|
|オプション装備|スプレーミサイルランチャー、ファイア・ナッツ、ヒートジャック|
|その他武装|コアブロック・システム|
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*【設定】
地球連邦軍のV作戦の下、開発された中距離支援用MS。
最大の特徴は両肩に装備された対MS用キャノン砲。ガンダムが近距離、ガンタンクが遠距離ならばこの機体は中距離戦に特化した機体といえる。中遠距離の飛び道具が充実している反面、近接戦闘用の装備は頭部の60mmバルカン砲2門のみとし、代わりに装甲を厚くして対応した(キャノンの零距離射撃の爆風、至近距離からのドムのジャイアントバズの直撃にも耐え切れる厚い装甲で、Gジェネ等ではガンダムより防御力が高い)。
その代わりビームサーベルなどの強力な格闘戦装備を持たないため、接近戦となった場合は、殴る、蹴るといった原始的な技を駆使して戦うことになる。なお、脚部にはハンドグレネード(手榴弾)を収めるためのラックが装備されている。
V作戦で作られた3機のなかでは、[[ガンダム]]よりも低コスト、[[ガンタンク]]よりも使い勝手は良い、ということで本機のみ少数量産され(3機とも量産型として再設計されての量産はあるが、オリジナル機の量産は本機のみ)様々な部隊に配備されている。

本機体にも他のV作戦MSと同じくコアブロックシステムを採用している。そのため、ザクの4倍のコストがかかっていると言われている。ガンキャノン以降、肩に固定武装の中距離支援火器を取り付けるというアイデアは後々まで生き続け、直系のバリエーションの機体以外にも、フルアーマーガンダムやガンダム6号機(通称:マドロック)等にも使われ、50年以上経ってもまだ同系統の武装を装備したGキャノンが存在する。
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*【劇中での活躍】
カイをメインパイロットにホワイトベース隊の主力機として数々の戦場を渡り歩いた。最終決戦時に脚部を損傷、バランスを崩すものの敵機を撃破、廃棄される。
劇場版ではカイ・シデンだけでなく、ハヤト・コバヤシもジャブロー戦から搭乗し、カイが「C-108号機」ハヤトが「C-109号機」となっている。

セイラがガンダムで出撃の時は、アムロが搭乗してザク二機を撃破している(うち一機は肉弾戦)。アムロは一応ガンタンクもガンキャノンにも搭乗している上、どちらも戦局などに合わせた使い方ならガンダムより上という見解を示していた。

また、劇場版では、「203」という識別が書かれたホワイトベース所属と異なる部隊や漫画版では「サラブレッド隊」など少数生産されたガンキャノンが出てくる。
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*【パイロット説明】
**カイ・シデン
第2話から登場。
大型特殊の免許をいくつか持っていたため、初陣の第3話ではガンタンクの操縦士を担当し、ハヤトと共に見事敵の補給船を撃沈した。その後、第8話からガンキャノンのパイロットを務めた。

当初は逃避的な考えで、皮肉や嫌味など憎まれ口が多くブライトなどから煙たがれ、セイラに「軟弱者」とひっぱたかれるなどそのひねくれた性格や一言多い発言でのおかげで序盤はいつもひどい目にあった。その性格で、戦闘にも積極的に参加することもなかった。
ベルファスト基地でホワイトベースを降りるが、郊外で出会った少女ミハルに戦争の非情さを感じ、再び艦に戻ることを決心。艦内でミハルと再会をするが、大西洋の戦闘で戦死したことを受け入れることが出来なかった。彼女の死がカイの精神を大きく成長させた。
アムロのような活躍はなかったが、艦の護衛やサポートなどで戦果を揚げ終戦まで生き延びた。

一年戦争後はフリージャナリストとして連邦とティターンズを調査していた。
著書は「巨人たちの黄昏~グリプス戦役」「天国の中の地獄」「月の専制君主たち」など多数。
ことぶきつかさの漫画「機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」ではグリプス戦役時を舞台に彼の視点からの物語が描かれる。小説「機動戦士ガンダムUC」では、UC0096年に連邦政府の議員からとある一件に関して接触を受ける。また公式設定資料集「アナハイム・ジャーナル」にはUC0099年に行われたAE社名誉会長メラニー・ヒュー・カーバインへのインタビューが収録されている。
OVA版ではブライトからの依頼でガランシェールに協力を要請する交渉を見事成功させている。

名前の由来は旧日本軍の「紫電改」のアナグラム。

**【原作名言集】
-女戦士のご帰還だぜ。
-ほんと、軟弱者かもね…。
-ミハル、俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさないために、ジオンを叩く。徹底的にな!(TV版第29話、劇場版哀戦士編終盤)
-こういうとき、あわてたほうが負けなのよね。(劇場版めぐりあい宇宙編序盤)
-そそっかしいからよ。(劇場版めぐりあい宇宙編終盤)
-こういうときは臆病でちょうどいいのよね。(同上)
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*【ゲームでの活躍】
**連邦VSジオンシリーズ および エゥーゴVSティターンズシリーズ
コスト250(連ジ)と中コストでビームライフルとキャノン砲による中距離~遠距離戦に強いMS。
しかし、この機体のある意味最大の特徴として、中距離支援機とは思えない豊富な格闘攻撃にあった。
16文キック、跳び3段蹴り、足払い→回し蹴り、サマーソルトキック、32文ロケット砲…と、ネタが沢山詰まっており、中にはガンキャ×2同士の格闘縛りの対戦が行われるほどであった。
ライバルは鉄山靠(てつざんこう)などガンキャノンと同じく格闘攻撃のネタが豊富な旧ザク。
更にエゥティタでは蹴りだけでなくデンプシーロールなども繰り出す可変MSアッシマーもライバルだった。

**ガンダムVSガンダム
アーケード版ガンダムVSガンダムには出演できず、PSP版からの参戦。コストはガンタンクと同じく1000。
初期状態では使用できない隠しキャラで、アーケードモードを一回クリアすると解禁される。
装備は今までのVSシリーズと違わず主武装はビームライフルと肩部キャノン砲。
今作では劇中で印象的だった四つん這いポーズでのキャノン砲射撃が可能な他、ミハルの駆るガンペリーがアシストとして登場。そしてまさかの「岩投げ」という攻撃をひっさげての参戦である。

**NEXT
PSP版から引き続き登場。今回はアーケード版初期から選択可能。
パイロットがパイロットだからか、たまにこける。でNDしない限りほぼ何もできない・・・・。
地上では岩を掘り起こし、空中ではどこからともなく岩が落下してくるというガンタンクに続くトンデモ(?)兵器。
頑丈どころか、どんな射撃にも破壊されない巨大な岩を相手に投げつける。
たとえかち合った相手がゴッドガンダムの石破天驚拳であろうとウイングガンダムゼロのツインバスターライフルであったとしても気にせず突き進む。っつってもやはり限界があるらしく、クシャトリヤのCSで砕かれた・・・。
でもゴッドフィンガーだけは勘弁してください。
他のシリーズと違い格闘は苦手(特に踏みこみ速度)。
ただしドロップキックやラリアットなど、過去作同様ネタ感満載な格闘ばかりである。
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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利ポーズ
右腕をあげて指の付け根あたりを軽く曲げた適当な敬礼。パイロットのカイが劇中で似たようなポーズをとったことがある。

**敗北ポーズ
あぐらをかき、膝を叩いて悔しがる。
大西洋に於ける戦闘の際、カイが好意を抱いたベルファスト基地郊外のジオンのスパイ、ミハルの戦死を知った時のポーズに少し似ている。
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