ゾロ

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ゾロ」を以下のとおり復元します。
|>|CENTER:ゾロ&br()ZOLO|
|登場作品|[[機動戦士Vガンダム]]|
|型式番号|ZM-S08G| 
|所属|ザンスカール帝国軍| 
|全高|14.8m|
|重量|8.9t|
|搭乗者|クロノクル・アシャー&br()ガリー・タン&br()ライオール・サバト&br()リー・ロン&br()ワタリー・ギラ&br()ゲトル・デプレ&br()マチス・ワーカー|
|武装|バルカン砲&br()ビーム・サーベル&br()ビーム・ライフル&br()ビーム・ローター&br()ミサイル・ポッド&br()ガトリングガン&br()ビーム・バズーカ&br()マルチ・バズーカ&br()対地爆雷コンテナ|

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*【設定】
ザンスカール帝国軍の地上用量産型可変モビルスーツ。

[[ゾロアット]]をベースにビーム・ローター試験機の「ゾロ・ローター」を経て開発された。
人型のMS形態の他、ヘリ型のトップターミナルとまんま下半身のボトムターミナルに分離、より柔軟な運用が可能である。

特徴的なビーム・ローターはビーム・シールドを本当にただ回転させているだけなのだが、そうすることでミノフスキー・クラフトと同等の効果があることが発見された。
それどころか機体前方に傾けることで微弱ながら推進力も得られるという技術的には上位互換といっても差し支えないものであった。
通常はプロペラントの消費を抑えながら長距離移動でき、戦闘中はスラスターの併用で機敏な空中機動ができるゾロは連邦軍のジェムズガンを圧倒し、べスパの占領地域拡大に大きく貢献した。
因みに拳も高速回転させる事が出来、格闘戦に威力を発揮する。

分離変形時はトップ・ターミナルの固定兵装で戦闘を行なう。
ボトム・ターミナルはトップ・ターミナルから無線でコントロールされており、MS時の武装を懸架しておく他質量爆弾として敵にぶつけるなどの運用が可能((ウッソ・エヴィンはこの機体に搭乗した際にボトムターミナルを用いて初めてのパーツ・アタックを敢行。以降はヴィクトリーガンダムでも使用するようになっていく))。

ただ「調子こいて爆撃していて気がついたら対空砲火でボトムが落とされそうになっていた!」などクロノクル・アシャーをはじめべスパの兵士にとっては扱いづらいものだったようで、掃討作戦時にはトップだけで戦場に赴きボトムは近くの森林などに隠しておくなどしていた。
地球クリーン作戦以降はザンスカールのMS運用が[[アインラッドと非可変機>ゲドラフ]]を組み合わせたものにシフトしていきゾロ系統の可変機体は徐々に姿を消していった。

発展機として分離せずヘリ形態に移行するトムリアット、トムリアットに新型ビーム・ローターと近接格闘用ショックバイト(牙)を追加した改良型のドムットリア、センサーを強化したゾロ改も登場した。

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*【武装】
**バルカン砲
トップ・ターミナルの機首部分に装備された機関砲。

**ビーム・サーベル
バックパックに2基を装備している近接格闘用ビーム兵器。
トップ・ターミナルのビーム・ガンとしての役割も併せ持つ。

**ビーム・ライフル
携帯式のビーム兵器。

**ビーム・ローター
重力下における飛行用フライトユニット。
ビーム・シールドとしての役割を併せ持つ。

**ミサイル・ポッド
トップ・ターミナルの翼部に装備される実弾兵器。

**ガトリングガン
7門の砲口を持つ大型の実体弾式機関砲。

**ビーム・バズーカ
折り畳み式の大型ビーム兵器。

**マルチ・バズーカ
ビームと実弾を選択可能な多目的バズーカ砲。

**対地爆雷コンテナ
爆撃を目的とした対地攻撃装備。

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*【原作での活躍】
序盤のやられ役。
但しいわゆる[[ザクII]]的なスタンスにあり、後述の通り個性豊かなパイロットが乗っている為に決して印象は薄くない。

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*【パイロット解説】
**クロノクル・アシャー
CV:檀臣幸

ザンスカール帝国軍の士官。

カサレリアにおいて、試作機[[シャッコー]]のテスト中に[[ウッソ・エヴィン>ヴィクトリーガンダム]]と遭遇し、彼に機体を奪われた事により因縁が深まっていく。

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**ガリー・タン
CV:山崎たくみ

ザンスカール帝国軍イエロージャケットのパイロット。

クロノクル・アシャーのシャッコーの飛行テストの護衛に当たっていたが、ウッソ・エヴィンによりシャッコーを奪われた上に自身もゾロを撃墜され負傷する。
負傷中に戦友のライオール・サバトが戦死し、仇を討つべく新型MSゴッゾーラで強襲をかける。

***【原作名台詞】
-俺は…ガリー・タンなんだ……
--ゴッゾーラを失ってもなお、生身でヴィクトリーガンダムに挑むが、殺されそうになり恐怖のあまり怯えながら発した台詞。富野アニメお馴染み(?)の死亡フラグ台詞だが、ガリーは最終的に拘束されて恨み言を叫びながら退場したので生存している。

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**ライオール・サバト
CV:子安武人

ザンスカール帝国軍イエロージャケットのパイロット。

ガリー・タンとは戦友であり、シャッコーが奪われた際にガリーが負傷した事により激昂。
ガリーの仇であるウッソ・エヴィンを炙り出すためにカサレリアを襲撃する。

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**リー・ロン
CV:緑川光

ザンスカール帝国軍イエロージャケットのパイロット。

ライオール・サバトと共にカサレリアへ赴き、シャクティ・カリンとオデロ・ヘンリークを襲う。

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**ワタリー・ギラ
CV:立木文彦

ザンスカール帝国軍ラゲーン基地所属の士官。

スキンヘッドの大柄な男性で、騎士道精神を重んじる人物として知られており、ヴィクトリーガンダムとの戦いの際に見苦しい行動を取った部下や、カテジナ・ルースに手を出そうとした部下を迷いも無く粛清する。

自ら手にかけたとはいえ、大事な部下を失ったワタリーはVガンダムと戦うもパイロットがまだ年端も行かない少年だと知ると涙ながらに「子供が戦争なんかしちゃいかん!」と訴え、ウッソ・エヴィンの目の前で爆弾のスイッチを入れ自決。
サブタイトル「戦士の輝き」の意味を視聴者はこの時理解した。

***【原作名台詞】
-「戦士が死を恐れてどうする!」
--機体が中破して狼狽えながら救援を求める部下バクーを粛清する。

-「騎士道など所詮は理想でありますよ」
--部下を処断した事をクロノクルに咎められて。

-「私は自らの手で、戦士の誇りも、大切な部下も殺してしまった。ガンダム! 呪われた名前は、地獄へ落ちろ!!」
--部下を全員殺めてしまったワタリーは決死の覚悟でウッソに挑む。しかし、やはり部下を粛清した事は後悔はしていた様子。

-「こ、子供が戦争をするもんじゃない…! こんな事をしていると、皆おかしくなってしまう…! そうなる前に、モビルスーツを降りたほうがいい…」
--戦っていた相手が子供だった事を知り、涙ながらにウッソに忠告。その後自決した。もっとも、ウッソは勝手な事を言っているようにしか見えなかった模様。
--おかしくなってしまうと言った辺り彼自身にも自覚はあった様子。彼もまた戦争の被害者なのかもしれない。
--後年、[[彼に似た人物>グレイズ]]が登場するが、こちらでは[[相手だけでなく視聴者にもはっきり否定されている>ガンダム・バルバトス]]。

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**ゲトル・デプレ
CV:石野竜三

ザンスカール帝国軍ラゲーン基地の副司令官。

司令官であるファラ・グリフォンの腰巾着でクロノクル・アシャーら部隊外部の人間を見下した態度を取っている。
皮肉屋で狡猾な性格だが、一方でヴィクトリーガンダムのパイロットが自身の息子より年下の少年と知ると部下に撃墜ではなく捕獲を命じるなど良識的な面を見せている。

典型的な中間管理職で、功を焦って撃墜される様は雑魚敵の美学を体現、印象が薄いのが特色な人物。

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**マチス・ワーカー
CV:飛田展男

ザンスカール帝国軍ラゲーン基地所属のモビルスーツパイロットの残党。

戦闘技能や指揮系統に優れた軍人であると同時に妻のレーナと二人の娘を愛する良き父親でもある。
カサレリアの自然を気に入り、妻子を呼んで第2の故郷にしようと考えたが、カサレリアを再訪したウッソ・エヴィンと交戦する事になる。

既に旧式機であった本機で繰り広げた壮絶な戦いとV2ガンダムのパワーの片鱗を垣間見れるエピソード「光の翼の歌」は必見。
彼の存在はウッソに大きな影響を与え、彼の戦法を使う事でファラ・グリフォンの[[ザンネック]]に勝利する事ができた。

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*【ゲーム内での活躍】
**ガンダムVS.ガンダムNEXT
[[ゲドラフ]]のモビルアシストとしてクロノクル機が登場し、マシンガンを連射する。
本編を見た人間なら誰しも思うがモビルアシストに於いて屈指の場違いさを誇るが他にアシストとして適当な機体がないのも事実。
但し性能は中々に優秀。上官だが気にせずガシガシ呼び出そう。

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*【その他の活躍】
**ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
暴走した人工結晶体に操られたガンプラとしてトップターミナルが登場。
[[ヒルドルブ]]、陸戦強襲型ガンタンク、ザムザザー、[[ガウ]]、トムリアット、モックらと共にZZIIの一斉射撃、ガンダムダブルオーシアクアンタのクアンタムバースト、ギャンスロットの天罰覿面によって一掃された。

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