|登場作品|機動戦士ガンダム002nd| |形式番号|GNZ-003| |所属|アロウズ→イノベイター(イノベイド)| |主なパイロット|リヴァイブ・リバイバル ヒリング・ケア| |主な装備|GNメガランチャー、GNバルカン、GNビームサーベル、GNカッター×2| |特殊武装|コアファイター| |その他武装|トランザムシステム(擬似)(リヴァイブ機)| ---- *【設定】 地球連邦政府、独立治安維持部隊アロウズ所属のイノベイター専用機。 ヴェーダを掌握したイノベイターがその中のデータを参考して開発した機体である。 大型のGNメガランチャーを装備しており、主にこれにより砲撃戦を行う。また、GNビームサーベルも装備されているために格闘戦にも配慮している。 背中には小型飛行機のような脱出ポッド(コアファイター)が付いており、機体が大破・爆散してもパイロットは脱出ができる。 ヴェーダとのリンクにより高い戦闘能力を有するが、リンクを切られると能力が大幅に低下する。 リヴァイヴ搭乗機はエメラルドグリーン、ヒリング搭乗機はオリジナルカラーにグレーが掛かったカラーリングとなっている。 ちなみにマスクの下はガンダムフェイスである。これはGN粒子の効率を高めた結果、ガンダムフェイスに収斂した結果のようだ。 イノベイター専用MSのプロトタイプ、「GNZ-001 ガルムガンダム」は完成時ガンダムフェイスだったが、アロウズ(連邦軍)所属機のためガンダムフェイスというわけにもいかず、ガデッサ他の発展機はその点を考慮してマスクで覆い隠している。 また、アロウズの整備施設や艦船での使用を想定し、連邦製モビルスーツにサイズを合わせている。 同系統の機体に格闘機のガラッゾ、ファング搭載型のガッデス、特攻機の[[ガガ]]などがいる。 余談だがイノベイター専用機体はソレスタルビーイングの第二世代MS「GNY-004 ガンダムプルトーネ」のデータがベースになっている。 GNZ系のコアファイターの脱出機能、GNフィールドなどはプルトーネから、GNメガランチャーはヴァーチェ、GNファングはスローネのデータが流用されている。 ヴァーチェ(ナドレ)がプルトーネの純正発展型ともいえるのでGNZ系とヴァーチェは遠い親戚のような関係である。似通った兵装が多いのはこの為である。 ---- *【原作内での活躍】 2ndシーズンから登場。 ソレスタルビーイングの反抗によりアロウズの幹部が討たれ、高みの見物を決め込んでいたイノベイターが機体とパイロットの補充を依頼される。そこでリヴァイヴ機が派遣される。 ジンクスIII、アヘッドに次ぐ新型機としてソレスタルビーイングに対して攻撃を仕掛け各所で戦功を上げ、00ガンダムを含めガンダム4機を終始圧倒する性能を見せつける。だが、オーライザーとドッキングした[[ダブルオーライザー]]により撃破されるが、リヴァイヴはコアファイターで脱出に成功する。 その後、再建造されたのであろうガデッサと中盤から兄弟機ともいえるガラッゾ、エンプラスなども加わりイノベイター組の一角として活躍した。 本作の最終決戦の舞台、要塞ソレスタルビーイングにおける戦闘ではガラッゾ(ヒリング機)と共にアニュー・リターナーによってもたらされたトランザムシステムを駆使し、[[セラヴィーガンダム]]を大破させ、00ライザーに猛攻をかけるもトランザムバーストによる光を受け撤退。その後[[セラフィムガンダム>セラヴィーガンダム]]のトライアルシステムにより行動不能となるが、リボンズによるセラフィムの撃破、それによる再稼働により00ライザーと戦闘中の[[リボーンズガンダム]]に加勢、00ライザーの援軍に来たロックオン(ライル)の駆る[[ケルディム>ケルディムガンダム]]と激戦を繰り広げた。敵の機体状況もあり終始圧倒したが、止めを刺す最後の最後で瞬間トランザムによる回避と零距離射撃によりリヴァイヴもろとも撃破された。 なお、その時のケルディムの零距離射撃は頭部小破左腕両足喪失、唯一の右手も人差し指と中指を失った状態であった… 余談だがガデッサはヒリングよりもリヴァイヴが乗ることが多かったが、ヒリング搭乗時にはいろいろと迷言を残している。 また、本機は砲撃機のはずなのだが、リヴァイヴ、ヒリング両名ともやたらと前に出る(といってもヒリングがガデッサに乗ったのはメメントモリ攻防戦の一度きりで、それ以降はガラッゾに乗り換えている)。性格と自信の表れだろうか? リボンズ以外のイノベイド達の戦歴を見ると、ヴェーダのバックアップ有りでようやくエースパイロット級という事で意図的に戦闘能力を抑えてあった可能性がある。 リボーンズガンダムの開発経緯から考えると、反乱防止のためであろうか。 ---- *【パイロット説明】 **リヴァイヴ・リバイバル アロウズの「ライセンサー」、そしてリボンズ率いるイノベイターの一人。 イノベイターは皆、ナノマシンによって身体能力を強化されており、脳量子波による機体の制御も可能である為、操縦技術はとても高い。因みに名前の由来はrevive「生き返る/よみがえる/復活する/復興[再興]する」revival「生き返り/復活/再生/回復/復興/再興」 性格は自信家で熱血、戦闘中も熱くなりやすい。 一方でシニカルな面を持ち、イノベイドではない人間の行動に皮肉を言い冷笑する。 しかし、マネキン大佐(シリーズ未登場)の作戦に対する台詞から、人間でも能力が有ればある程度の評価はする模様。 最期はロックオン(ライル)のケルディムガンダムにゼロ距離からGNビームピストルIIで撃ち抜かれ戦死。 ちなみに小説版では、イノベイターとしては珍しく趣味(クラシック音楽の鑑賞)を持っていることがわかっている。 **【原作名台詞】 -上昇角度の変更はたったの3度…このガデッサには容易いこと!2nd第9話) --機体の砲撃能力に自信を持っていることが分かる台詞。 -それが人間の限界ですよ(2nd第20話) --親?ボス?であるリボンズと同じく人間を見下していることが分かる台詞。その人間に何度もしてやられているのだが… 現にこの台詞も撃墜され捕虜となった時のもの(最も捕虜となったのは作戦上の理由からである)。 -女なんかに作るかなら… --ライルと恋に落ちたアニューに対して。ちなみにシャトルで脱出した際にケルディムに撃墜されなかったのはライルがアニューを撃つことをためらったからである。 -悪趣味だな… --ライルに対してアニューをぶつけるという作戦に対して、同位体だからか、アニューの事を若干ながら気遣ってる場面。 -そんな機体で、この私と張り合おうなどと!(2nd第25話) --中破状態のケルディムで挑んできたライルに対して、すごく真っ当な意見(そんな機体に張り合うどころか互角の勝負に持ち込まれた挙句負けてしまったが) -もらったぁ! --アニメ界では「やったか!?」と共に言われたパイロットに生存フラグがたつ台詞、案の定GNバルカンで確実に仕留めればよかったのに自ら接近したのが命取りとなった。 **ヒリング・ケア アロウズに所属する女性イノベイト。他のイノベイドと同じく単独行動・自己判断が許可されているライセンサーでもある。リボンズとは同位体であり、容姿が似ている。また、終盤で着たパイロットスーツもリボンズと同じ(但し「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」では、イノベイターに戻っても服装やパイロットスーツはアロウズのままであった)。名前の由来はheal「〈傷・痛み・故障などを〉いやす,治す」care「配慮/気配り/世話/保護」など 一人称が「あたし」で胸があり、更に声や言葉遣いが女性っぽいので勘違いしてしまうが、実は無性(性別が無い)であり、小説版での三人称は「彼」で胸はパッド製の偽乳。 しかし正体を隠しているため、アロウズ内では女性隊員という立場になっており、複数の男性隊員からはデートに誘われていたが、本人はデートの誘いを全て断っていた。最初は専用のガデッサに乗り込み、後に専用のガラッゾに搭乗した。前に出る事が多いヒリングにはこちらが合っていた様である。 最期はアレハレ覚醒モードのアリオスガンダムにガラッゾもろとも真っ二つにされ、リボンズに助けを求めながら戦死した。 ちなみにトランザムは粒子残量の問題で使用不可能でヴェーダのバックアップが切れていたとはいえ、同じ条件のアリオス相手に文字通り完敗したので、条件が良くてもどの道勝てなかったであろう。 女の子(っぽい)ということでイノベイドの中では一番人気…かも **【原作名台詞】 -ヒリング・ケア、イノベイターよ。 --初登場の台詞。 -射程が、ダンチなのよね! --同じ戦場にいたアーバ・リント少佐が聞いたらなんと言っただろうか(中の人的な意味で)。 -劇的な再会よねえ!愛した女はイノベイターで、自らの敵。まさに命がけの恋って奴だね! -た、助けて、リボン… --最期の台詞。言い切る前に機体が爆散したため途切れている ---- *【ゲーム内での活躍】 **NEXT NEXTPLUSで[[リボーンズガンダム]]のアシストとして登場。 リボンズの台詞上、リヴァイヴが登場している模様。 GNメガランチャーを発射する。他のゲロビ系アシストの例に漏れず高性能で5回も使える。
下から選んでください: