ギラ・ズール

「ギラ・ズール」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ギラ・ズール」を以下のとおり復元します。
|登場作品|[[機動戦士ガンダムUC]]|
|形式番号|AMS-129|
|所属|ネオ・ジオン残党軍(袖付き)|
|主なパイロット|ギルボア・サント サボア アンジェロ・ザウパー(専用機) ネオ・ジオン(袖付き)一般兵&親衛隊|
|主な装備|ビームマシンガン ビームホーク ハンド・グレネード ランゲ・ブルーノ砲 ランゲ・ブルーノ砲・改(ビーム仕様)|
|特殊装備|スキウレ ガトリングシールド ザクマシンガン ザクバズーカ(2連装) ジャイアントバズ シュツルム・ファウスト×4 グレネードランチャー×4 有線式メガビーム砲|
----
*【設定】
ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の量産型MS。
[[ギラ・ドーガ]]に代わる次期主力MSとして、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された。組織のシンボルとも言える袖飾りの他、ガスマスクを彷彿とさせる形状の頭部が特徴。
しかし、外装は新しいがコックピットや制御システムなどの中枢部分はギラ・ドーガの使いまわしが多いようで、新型機なのにオンボロ呼ばわりされている。

袖飾りや肩のスパイクなどの装飾は、所属の部隊や搭乗者の階級によって異なっており、特にフル・フロンタル親衛隊機の場合、各個人による自由な装備や各部改造などが許可されている。
----
*【原作での活躍】
OVA序盤、「インダストリアル7」に入港するガランシェールから1機が出撃、港付近を監視していたが時間潰しの音楽を聴いている間にロンド・ベル隊に周りを完全に囲まれてしまう。
気付かれてはいなかったものの自分の方を振り向こうとした[[リゼル]]に我慢が出来ず攻撃を仕掛けその1機を撃破したはいいものの、数と腕の差によりビームサーベルで機体を切り刻まれ最終的にはライフルに両断されて撃破された。
ちなみにサーベルで徐々に切り刻まれていく様子は嬲り殺しのように見えるが、これはコロニー近辺でエンジンを爆発させてしまったらコロニーを傷つける恐れがあるためである。実際ビームライフルを撃とうとした一般兵を隊長機が止めようとしていた。間に合わずに発射されて機体は大爆発したが運良くコロニーに傷は付いていない。
後の戦闘ではコロニー内でファンネルで撃破されたリゼルが大爆発を起こして壁面に大穴が空き、爆風で甚大な被害を引き起こしている。

アンジェロ機は、紫色の機体にバックパックを重武装型に換装し、ランゲ・ブルーノ砲・改を装備した専用機に搭乗。親衛隊隊長としてフル・フロンタルを援護する。
EP2で初登場。フル・フロンタルのシナンジュ、フロンタル親衛隊と共に出撃。[[シナンジュ]]がネェル・アーガマのMS隊と交戦中は「大佐の戦場を汚す」ということで傍観していたが、ユニコーンが出撃したことにより状況が一変。ユニコーンの放ったビーム・マグナム(以下BM)の流れ弾により親衛隊のセルジ少尉が乗るギラ・ズールが撃墜される(掠めただけで)。その反射で思わず援護してしまい大佐の戦場を汚してしまった(それまで大佐の出撃時に弾を撃ったことは一度もなかった)として激昂、以降は構わず援護する。その後シナンジュが[[クシャトリヤ]]との連携でユニコーンを捕獲し、それに合わせて撤退。
EP3ではバックパックを外し、パラオから脱出。その後シナンジュと共にラプラス官邸を調査する連邦を襲撃。今回は始めからユニコーンを落とすつもりでかかり、NT-Dの発動を促すように戦闘をすることに。後にユニコーンがNT-Dを発動した際にはキュアロン中尉のギラ・ズールとのコンビネーションで攻めるが、NT-Dを発動したユニコーンによってキュアロン中尉は死亡、アンジェロ機は両手両足を切り落とされるなど返り討ちにされた。その後はユニコーンとの戦闘が終わり大気圏より離脱したシナンジュに牽引される姿が最後となった。後にこの機体はシナンジュの予備パーツを使って[[ローゼン・ズール]]へと変貌することになる。

ギルボア機はEP3で初登場。
捕らわれたマリーダの救出を目的としてネェル・アーガマを強襲したが戦況が一変し、目的を果たせぬまま撤退、フロンタル隊の援護に回ることになる。
ダグザの死で暴走したバナージを止めるために大気圏内で戦闘を繰り広げるシナンジュとユニコーンの間に割って入ってしまい、シナンジュを狙おうとしたユニコーンのBMが直撃し爆散。(OVA版)
NT-D発動により暴走するユニコーンのBMからガランシェールを庇い同じく爆散。(原作小説)

Ep5ではマリーダとオードリー(ミネバ)奪還のために、ガランシェール隊のギラ・ズールが、一年戦争時代からの物も含めてありったけの武装を積んで艦体側面のハッチから半固定の動く砲台状態で出撃。圧倒的に不利な状況だったが、被弾無しで3次元戦闘を行うアンクシャを2機撃墜している。
----
*【パイロット説明】
**アンジェロ・ザウパー
階級は大尉で、フル・フロンタル親衛隊の隊長を務める19歳の若者。ジンネマンと同じサイド3のとある都市出身だが、終戦後はマリーダ並に壮絶な幼少期を過ごしており、そこをフロンタルに助けられて以降、彼に心酔している。
バナージによって部下を次々と失ったことや、フロンタルのバナージに対する態度から、個人的にバナージを激しく憎むようになる。

その後は、[[こちら>ローゼン・ズール]]を参照。

余談だが、OVA版では中の人である柿原氏(の熱演と今まで演じてきたキャラ)補正により、フロンタルに対する心酔具合や激昂時の狂気がかった雰囲気がよりわかりやすくなっている。

***【原作名台詞集】
-掠めただけで…!(OVA版Ep2)
--後方に待機していたときにビームマグナムの流れ弾でセルジ機が撃墜された時に驚愕しながらつぶやいた一言、文字媒体でビームマグナムの高い威力を表現するのに的確な台詞である。
-撃ってしまった…大佐の戦場を汚してしまった…私に…私に撃たせたなぁ!(同上)
--フロンタルを援護し(てしまっ)た際に。普通に考えれば援護射撃の判断は間違っていないがアンジェロ的にはフロンタルとの出撃で今まで一度も引かなかった引き金を引くほどの敵が存在する事実が相当屈辱だったのだろう。事実その表情は怒気に満ちていた。
-では貴様はどうなのだ!武力がすべて悪だというのならガンダムを使った貴様も同罪だ!貴様のせいで我々も貴重な兵を失った…たとえ流れ弾だろうが、貴様が撃ったことに変わりはない!(同上)
--フロンタルに「どんな理由があっても人の命を奪うのはよくない!そんな権利どこにもないんだ!」と言ったバナージに対して。どちらの意見も正当なものではある。
-所詮は素人だ、シミュレーションで予測した通りに動いてくれる!(OVA版Ep3)
--ちなみにこの後挟み撃ちにしようとするが、逆にキュアロン機はビームトンファーにコックピットを横から串刺しにされた挙句、アンジェロ機も達磨にされてしまった。
-知るものか。ただ、あの人が私をこの場に誘ってくれた。薄汚い染みだらけのシーツから引き剥がして、自分の力を存分に試せるこの場所に。&br()だから、大佐はあの「大佐」でなければならない。宇宙に棄てられた民を導き、この世界に浄化をもたらす棄民の王…。もしそうでなかったら…その時は、私がこの手で撃ち殺してやる…!(PS3版「機動戦士ガンダムUC」 Ep0)
--シナンジュ・スタイン強奪(譲渡)作戦へ向かう途上、キュアロンに「フロンタルのことをどう思っているのか?」と聞かれて。彼なりに大佐を値踏みしていた頃もあったのである。

**ギルボア・サント
ガランシェール隊で操舵士兼MSパイロットを務める30歳で妻子持ちで、パラオではマリーダが居候としてお世話になっている(マリーダも子供達の面倒をよく見ている)。
一年戦争時、連邦軍の捕虜となるがジンネマンの手で収容所から救出されたという過去を持っている。
30歳とまだ若い方だが一年戦争からパイロットを務めている歴戦の猛者でもあり、ジンネマンが艦を空ける際には彼が取り仕切っている。
また、気さくな人柄で、捕虜となったバナージの面倒を見ており戦争を非難する彼に対しても否定の言葉を言わなかった。
劇中、ダグザの死により暴走したバナージがガランシェールを撃とうとした際に、乗機で体を張ってバナージを阻止しようと試みるが叶わず、BMに乗機を貫かれ戦死。OVA版は上記の通り、流れ弾のような形でユニコーンのBMが直撃、最後の思念・叫びがバナージの暴走を止めることになる。

皮肉にも彼の死、そして死に際に言ったバナージへの呼びかけと家族への言葉(思念?)がバナージに冷静さを取り戻させ、NT-Dを止めるきっかけとなった。

***【原作名台詞】
-勘の良さそうな小僧でしたからね
--ユニコーンがいち早くラプラス残骸を離脱したとの報告を受けて、ちなみにラプラス残骸でユニコーンはバナージに反応してNT-Dを発動させかけた。
-ティクバ…家族を、頼んだぞ…
--撃破されて機体が爆散した後の台詞なのでバナージがNT-D経由で受けた思念波だと思われる、ちなみにティクバとは彼の息子の名前。
----
*【ゲーム内での活躍】
**NEXT
PSP版「NEXT PLUS」で[[クシャトリヤ]]のアシストとして一般機が登場。
2機登場し、ビームマシンガンを連射する。

**EXVS.シリーズ
一般機がモブ機として登場。
また、アンジェロ・ザウパー専用機が[[シナンジュ]]のアシスト武装として登場、ダウン属性のビームを一発撃つ。
ダウン値が高いが、弾速が速くリロードも良好とダウンを取りたい時のお供や牽制に最適。
ダウンさせる射撃武装がなく、射撃武器が心もとない高機動モード時でも呼び出せる等、シナンジュを健気に支援する姿はまさに親衛隊の鑑。
ちなみにシリーズが進むたびにメインキャンセルがついたり、弾速、誘導があがったり、弾がスタンになったりとどんどん性能が上がっていったが、MB-ONではついにローゼン・ズールに代わる形で引退した。
FORCEではローゼン・ズールだけがUCのプレイアブルからリストラされたので、本機が唯一のアンジェロの機体としての参戦。シナンジュのアシスト時代のビームを連射するなどCPU機体の中では屈指の強さを誇る。同作のお粗末なCPUだとローゼン・ズールを使いこなせない可能性が高いので、結果的にはよかった…かもしれない。ファン的には遺憾の念しかないだろうが。
MBからは親衛隊機がローゼンの覚醒時に2機随伴してくれて援護してくれる。

復元してよろしいですか?

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。