スサノオ

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スサノオ」を以下のとおり復元します。
|>|CENTER:スサノオ&br()SUSANOWO|
|登場作品|[[機動戦士ガンダム00]]|
|型式番号|GNX-Y901TW|
|全高|20.4m|
|重量|68.4t|
|所属|アロウズ|
|搭乗者|ミスター・ブシドー|
|武装|GNバルカン&br()ビームチャクラム&br()GNクロー&br()トライパニッシャー&br()強化サーベル|
|特殊装備|トランザムシステム(擬似)&br()GNフィールド|
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*【設定】
地球連邦軍独立治安維持部隊アロウズが次期主力機候補として開発した試作モビルスーツ。
地球連邦軍からアロウズに参加することになったビリー・カタギリがミスター・ブシドーからの「私色に染め上げて欲しい」という要望に応じ、残存していた旧ユニオンの[[オーバーフラッグ]]をベースに接近戦用に開発された[[マスラオ]]に、GNコンデンサーや武装の追加、色の変更などの更なる改良を加えた機体。
名前の由来は日本神話に登場する戦神「スサノオノミコト」に由来する。

[[2年後>劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]には後継機として[[ブレイヴ>ブレイヴ指揮官用試験機]]が開発された。

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*【武装】
**GNバルカン
胸部に2門が内蔵された速射式の小型ビーム砲。

**ビームチャクラム
頭部左右のクラビカルアンテナの間に円環状のビームを形成して射出する。

**GNクロー
両腰のサイドバインダーに搭載された開閉式の大型クロー。
劇中では使用していない。

**トライパニッシャー
両肩と腹部の砲門からエネルギーを収束し、球体状のビームを発射する。
制式化を見越して追加された武装であり、搭乗者であるブシドーの意向に沿った物ではない。
しかし、ブシドーも割り切っているのか使用している。
後に愛機となるブレイヴでは改良型が搭載され大きく活躍することとなった。

**強化サーベル
スサノオの主武装となる実体剣。
左手用の長刀が「シラヌイ」、右手用の短刀が「ウンリュウ」という名を持つ。
マスラオのGNビームサーベル「ハワード」および「ダリル」のビーム発振機を移植しており、刀身にGN粒子を纏わせる事で実体剣でありながらビームサーベルの特性も併せ持っている。
また、2本の柄を連結させることで双刃の剣「ソウテン」となる。

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*【原作での活躍】
L5の無人コロニー「エクリプス」にて、[[ダブルオーライザー]]と交戦。
両機ともトランザムを発動させ激しい戦闘を繰りひろげるが、ダブルオーライザーとの戦闘に破れ機体は大破する。

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*【パイロット説明】
**ミスター・ブシドー
CV. 中村 悠一

地球連邦軍独立治安維持部隊アロウズに所属するパイロット。
陣羽織を羽織って、仮面を付けている謎の軍人でガンダムと渡り合える数少ない人物。

専用機の[[アヘッド・サキガケ]]、新型機マスラオをもってしても刹那との戦いに決着は付かなかった。
そして真に決着を付けるべくマスラオを強化したスサノオに搭乗し、ラグランジュ5のコロニー「エクリプス」にて刹那が[[ダブルオーライザー]]から降りている間にガンダムを盾にして、正体を明かした上で一対一の真剣勝負を申し込んだ。

その正体は%%なんと%%生死不明となった元ユニオンのエースパイロット、[[グラハム・エーカー>グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]であった。
4年前の戦闘で刹那に歪みがあると指摘され、戦いの境地に達した者が到達できるという極みを見つける為にアロウズ最高司令官ホーマー・カタギリ((グラハムの親友であるビリーの伯父であり、フラッグへのGNドライヴ搭載を許可したり、彼の判断でライセンスを与えているなどグラハムとも深く関わっている))の元で武士道を学んでいた。

ガンダムに対する感情は「愛」から「憎しみ」へ、そして「宿命」へと変化しており、その象徴である刹那と戦うも敗北、自刃しようとするも、刹那の言葉を受けて思いとどまった。
ソレスタルビーイングとイノベイターの最終決戦の後は[[仮面を外し、グラハム・エーカーへと戻った。>ブレイヴ指揮官用試験機]]

***【原作名台詞】
-「この私、グラハム・エーカーは君との果たし合いを所望する!」
--仮面を外して正体を明かし、刹那に真剣勝負を申し込む。

-「無論だ!私の空を穢し、同胞や恩師を奪い、フラッグファイターとしての矜持すら打ち砕いたのは他でもない、君とガンダムだ!そうだとも、もはや愛を超え…憎しみをも超越し…宿命となった!!」
--ちなみに当時からグラハムからの一方通行な愛であり、刹那からしたらものすごく迷惑な話。もっとも、宿命云々はともかく彼の言う事もまた紛れもない事実で、刹那も彼が歪んでしまったのは自分達の責任だと認めたうえで決闘に挑むことに。

-刹那「ダブルオーライザー!」&br()ブシドー「マスラオ改め、スサノオ!」&br()刹那「目標を…!」&br()ブシドー「いざ尋常に…!」&br()刹那「駆逐する!」&br()ブシドー「勝負!!」
--刹那とブシドーの戦いの火蓋を切って落とされる。ちなみにEXVSの出撃デモではここのシーンが再現されているのだが、何故か家庭版以降では刹那の「ダブルオーライザー」の台詞が消されている。

-「(たとえイノベイターの&ruby(かいらい){傀儡}に成り果てようとも…この武士道だけは……!!)」
--刹那との決闘の中で。どうやら彼も[[アロウズを裏から操っている存在>リボーンズガンダム]]は知っていた様子。しかし逆らう事は出来ず、プライドを捨ててまでやり場のない憤りをガンダムにぶつけなければ自分を保てなかったのかもしれない。

-「戦え…少年。私を斬り裂き、その手に勝利を掴んでみせろォッ!!」
--ちなみにこの時刹那は21歳、ひどい言われようである…刹那の年齢を知らないしずっと少年と呼んでたから仕方ないが。&br()更に言うと[[その2年後>ダブルオークアンタ]]も少年呼びしており、初対面の時点で刹那のイメージが固まってしまったのかもしれない。

-「武士道とは、死ぬことと見つけたり…」
--こう言って自決しようとしたが、刹那の「生きる為に戦え」という言葉がフラッシュバックし、思いとどまった。

-「正確には182回と言わせてもらおう!」
--小説版での刹那との決戦時。地の文で「幾度剣戟を重ねたか分からない程だ」と書かれた時に地の文に介入して発言(?)した。&br()ちなみに初犯ではなく小説版では度々地の文に介入している。

***【ゲーム名(迷?)台詞】
-「聞く耳持たん!シャイニングブシドー!」&br()「見よ、ブシドーは赤く燃えている!これが極みか!」&br()「必殺!ブシドーファング!」
--ゲーム「SDガンダム GGENERATION WORLD」および「SDガンダム GGENERATION OVERWORLD」から。&br()[[ユニオン時代>グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]から相変わらず自重していない。

-「我こそは!ガンダム・ブシドーである!!」&br()「我がガンダム・ブシドーに、斬れぬものナシィッ!」
--ゲーム「SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS」から、ガンダム系に搭乗した時の特殊台詞。&br()原作ではブシドーと呼ばれる事を嫌っていた筈なのだが、自らブシドーの名を付けている。&br()尚、後者の台詞は[[ケルディムガンダム]]や[[ガンダムヘビーアームズ改(EW版)]]など、剣どころか格闘武装を一切持たないガンダムでも発している。

-「カタギリ…。君も修羅道に…いや魔道に堕ちたのか…」
--ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』より、[[ゼロシステム>ウイングガンダムゼロ]]の影響で豹変したカタギリに対して。「魔道」という表現はいかにも彼らしいが、親友の変わり果てた姿にはブシドーも流石にショックを隠せなかった。
--本作のカタギリは未登場のOZ士官トラント特尉の役割を担っており、ゼロシステムの解析を進めていく内にトランザムの理論に到達したり、[[リーサ・クジョウ>プトレマイオス2]]が自分を騙していた事を知るが、この時点で言動が狂気染みていた。

-「ブシドーです。以後お見知りおきを。」
--ゲーム『スーパーロボット大戦OE』より。お前は何を言っているんだ。

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*【シリーズ内での活躍】
**EXVS.
コスト2000の見た目通りの格闘機体…と見せかけた格闘寄り万能機よりちょっと格闘寄りだけど、レッドフレーム等の格闘機よりは実は万能機に近い機体。
格闘の性能は威力こそ十分だが判定・カット耐性・伸びで優れるものが少なく、他の格闘機のように格闘を生でねじ込むには少々心もとない機体だったりする。
下格闘はまさかの切腹。威力は高いがその場で行うのでコンボ以外で当てるのは難しく、2段目を入力した時点で問答無用で自機もダメージを受けダウンするので使い所に注意。なお、''切腹を繰り返してわざと敗北する''迷惑千万な行為を働いたプレイヤーもいたらしい。絶対にやめましょう
メイン射撃は「入魂」であり、発動することで格闘・射撃両面が強化できるため、常時発動を狙っていきたい。
射撃はCSのビームチャクラムとサブ射撃のトライパニッシャーのみで、どちらも少々癖があるので慣れが必要だが、ビームチャクラムは横に広い当たり判定に加え並のバズーカ以上の高い誘導を持つ。
トライパニッシャーは誘導こそ弱いが機体を丸々包み込まんばかりの大きい当たり判定を利用した至近距離での発射が強力。
チャクラムは多段ヒット、パニッシャーはスタン属性なので両射撃共拘束時間が長く格闘に繋げやすいのでスサノオはこの2種類の射撃を布石にしたチャンスメイクが基本となる。
ただしどちらも格闘への布石の域を出ないので、射撃戦に終始されると非常に辛い(それでも格闘機としてはまだ射撃戦が強い部類である)。
反面、トランザムもあり(しかも覚醒とは別扱い)この時のスピードは2500や3000にも引けを取らないものなので爆発力はコスト2000でも随一である。
前述のように格闘機としては格闘性能が心許ないので、味方との連携を重視しないと何もできずに落とされてしまう。つまり、原作通りの自分本位な単騎駆けではなく、拘束時間に優れる2種類の射撃で僚機・自分のチャンスメイク、逆に味方に集中した敵への闇討ちとチームプレイの技術と戦術眼を求められる奥が深い機体。

なお、搭乗者が搭乗者ということもあり、この機体が出ると画面を見ずとも「ああ、スサノオいるんだな」と誰もがわかるほどうるさい。ブシドーさん叫び過ぎです。
ちなみにメイン射撃である「入魂」に対応したセリフは史上最多の&bold(){28通り}、入魂の使用頻度もあってグラハム時代からの名&迷言を叫びまくる。

**EXVS.FB
コスト2500に昇格。
トランザム中はレバー入れによりCSの性能が変化するようになった。
特に横及び上下に入れた時のビームチャクラム2連発は誘導性能も相まって凄まじいプレッシャーを誇る。
覚醒技の「愛の一撃」は、スタン斬り抜けからの爆発。決めポーズを挟むので使い勝手は悪い。

台詞の新録はないが、その見た目からかブシドーに対する特殊台詞は多い。
その中には宇宙世紀に存在しないユニオンの名前を知っていたり、「日本の武士」と勘違いしたり「常勝の武士といえど阿修羅すら凌駕する存在ではない」とグラハムの正体を知っているよねとツッコみたくなるようなものも多い。

**EXVS.MB
トランザムが出撃直後から使用可能になった。オーバードライブの追加も相俟って、高コストと組んで後墜ちした場合でも潰しが効きやすくなった。

**EXVS.MBON
前述のとおり、オンライン化した影響で切腹して捨てゲーする不届きものが急激に増えたらしい。
特にオンラインイベント杯や家庭版のオンライン対戦ではかなりいた模様。

**EXVS.2
前特格に接地判定が追加され、出初めに大きく飛び上がれるようになった。
更にトランザムのN格闘が特殊射撃に移行したため、トランザム状態でも通常時の格闘が出せるようになった。
また、トランザム使用後の特殊射撃にカウンター攻撃が追加されている。

**EXVS.2XB
トランザムが格闘CSに移動。空いた特射に旧N特格の急速接近が入り、レバー横入れで回り込みながら移動するようになった。
切捨御免がN特殊格闘に、カウンターが後特殊格闘に、トランザム格闘がトランザム中BD格闘になった。
これにより「急速接近→射CS」の主力ムーブが難しくなっており、使い手からはやや不評。
最大の変更点として、&bold(){後格闘の切腹が2段格闘になり、空振りで切腹が発動しなくなった。}
今作では[[ヅダ]]の覚醒技がアシストに変更され、格闘CS中格闘CSが前作までの覚醒技になった事などと同じ、捨てゲー対策とみていいだろう。まあ捨てゲーをするような輩は何に乗っても放置とかでやるのだが。
特に強化されたわけでもなく、コマンドが一部不便になった点が大きいためバンナムの修正機体の選択基準への不満が更に大きくなっている。

ちなみに、CPU戦で増援として出てくる際に「グラハム・エーカー」と名乗りながら出てくるステージも存在する。

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*【勝利・敗北ポーズについて】(EXVS.)
**勝利時
-通常時:利き腕(左手)でソウテンを振り下げる。
-トランザム時:両手でGNサーベルを構え仁王立ち
-覚醒技で勝利(EXVS.FB以降):ソウテンを分離した後シラヌイ(左の剣)を頭上から振り下ろし、前方に突きつける。

**敗北時
-合掌したまま直立不動。
原作でブシドーがホーマーを訪ねた時(1stから2ndの空白期間)の滝打ちのシーンをMSでまねたもの。

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*【その他の活躍】
**スーパーロボット大戦
スサノオは『第2次Z再世篇』にて初登場。ルートによってはリボンズが先に倒されるためガンダム系ラストボスを[[ガンダムエピオン]]と共に務める事も。
なお、ゲームシステム上トランザムはエネルギーが尽きない限り何度でも使ってくる。

ミスター・ブシドーは序盤から戦う機会が多く、強力な技能を多数持ち合わせる強敵。しかも原作で「極に達していない」、同作では「私情で剣を抜くものに極みは達せない」と言ったり言われたりしたにも関わらず「極」((気力が一定以上で命中、回避、クリティカル発生率が大幅に上がる敵専用の強力な技能。余談だが本作はリボンズ、ルイス、トレーズなど「極」所持者が非常に多い。))まで所持している。養成すればガンダムやGNドライヴ搭載機に強く攻めれる刹那でお相手しよう。ただし、難易度次第では必ず先制攻撃をしてくる。
ちなみに前作で執拗に刹那を付け狙ったせいで、最初から正体がバレている他、案の定ガンダム系に対して特殊台詞が豊富。
が、逆にブシドーへの特殊台詞はかなり少ない。
戦闘アニメ自体の評価はあまり高くないが、撃墜モーションのオレンジ色のバイザーが割れてフラッグの顔が現れてから爆発するモーションの評価は高い。

『OE』はスサノオが自軍で使用可能かつグラハムがミスター・ブシドー名義で自軍に参戦する珍しい作品。
当初は[[キシリア>アッザム]]の部下として登場し、ここでもゼクスだけでなく[[シャア>ジオング]]とも組んでガンダム及び刹那との決着を望んでいたが、原作よりは視野が広く空気の読めない行動は起こさない。
しかし、ガンダムとの決戦の最中、別の敵の襲撃の際にガンダムより対応が遅れた事で、ガンダムとの決着にこだわっていた自分達の愚かさを悟り敗北を認めた後に正式に自軍部隊入りを果たした。
ちなみにキシリアの結成した部隊は平和を目的とした部隊であり、元々自軍部隊とも共闘する事もあったのでブシドー達もすんなり受け入れられた。

なお、どういう心境の変化か、スパロボシリーズではミスター・ブシドーの名を気に入っていたり、自分で名乗る事すらある。

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*【余談】
-ブシドーは五輪の書を英訳して読んだらしいが、彼のイメージは「日本を間違ったイメージで認識している勘違い外国人」そのものである。&br()ついでに言えば五輪の書(五輪書)の本物は消失していて、残っているのは写しである(こちらも色々な部分が原本と違う模様)。

-ドラマCD(ギャグ編)ではシュミレーションの中の人物としてブシドーが再度登場している。&br()相変わらず刹那に執着する男色家として登場しリボンズにも迫った。&br()その際拒もうとしたリボンズに「(声の人の)マネージャーにも作家が土下座する」とのたまったりそのマネージャーの名前を叫んだりリボンズがノリノリになったら興が削がれたりと相変わらずやりたい放題だった。

-原作ではブシドーと呼ばれる事を迷惑がっていたが、ゲーム作品などではブシドーの名前が気に入っているのか自らブシドーを名乗ることも多い。

-舞台版でブシドーを演じるのは中村優一氏で、グラハムの声優の中村悠一氏と漢字違いなため話題になった。

-後の魂ネイションのイベントで明らかになったのだが、制作側にとってグラハムのエピソードは1期でやりきったため、どうするか真剣に悩んだ結果こうなったらしい。&br()そのイベントで同席していた中村氏は「台本を受け取った時に本気で困惑した」とおっしゃっていたが。そりゃそうだろう。

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