|登場作品|[[機動戦士ガンダム00]]| |形式番号|GNW-20000| |全高|20.9m| |重量|72.9t| |所属|リボンズの私兵| |主なパイロット|アリー・アル・サーシェス| |主な装備|GNバスターソード(ライフルモード)、GNビームサーベル×2、GNファング×10、GNシールド(ビームシールド発生器)| |特殊武装|コア・ファイター、初期型擬似太陽炉(GNドライヴ[τ])×3| ---- *【設定】 リボンズ・アルマーク率いるイノベイターが[[ガンダムスローネツヴァイ]]を基に最新技術で開発したサーシェス専用機。 GNファングの機動性強化、高出力化等の改良が施された他、GNビームライフルとの複合兵装となったGNバスターソード、つま先に装備されたGNビームサーベルにより、近接戦闘能力が大幅に向上している。 両脚部と胸部の計3基に擬似太陽炉を搭載しているが、毒性を消去した改良型ではなくスローネシリーズと同じ初期型、なので圧縮した粒子に発生する毒性はそのままとなっている。 アニュー・リターナーによりトランザムシステムのデータが盗まれる以前に開発された機体であるため、少なくとも最初に登場した機体にはトランザムシステムが搭載されていない(00Vに登場した重武装タイプの「GNW-20000/J ヤークトアルケーガンダム」はトランザムが可能とされている)。また、当機の支援機でもあり、[[ガンダムスローネドライ]]の発展型「GNW-20003 アルケーガンダムドライ」も存在する(ただしこれは、ネーナが復讐を果たす為にリジェネに開発を依頼した機体でもある)。 余談だが、全体的に細身で四肢が長めというシルエットも手伝って、見た目はヴァサーゴ等のゲテモノガンダム以上にガンダムとはかけ離れている…が、刹那にはガンダムタイプと、ティエリアに至ってはスローネの発展型と一目で見抜いていた。 ---- *【原作内での活躍】 2ndシーズンから登場。 サーシェスの技量もありCBのガンダム数機を相手に圧倒したが、[[トランザムライザー>ダブルオーライザー]]の前に撃墜された。しかし、サーシェスはコア・ファイターで脱出に成功する。 その後、2号機(あるいは予備機)がCB号にて[[ケルディムガンダムGNHW/R>ケルディムガンダム]]と、互いのファング・ビットを相打ちにさせながら死闘を繰り広げる。最終的にあと一歩のところまで追い詰めるが、[[セラフィムガンダム>セラヴィーガンダム]]のトライアルフィールドにより機能停止を受けたところを破壊され、本機は放棄された。 この戦いは狭い施設内での白兵戦となり、砲狙撃メインのケルディムが不利に思えるが、近接戦闘に対応したGNピストルIIの存在や、アルケーの得物のGNバスターソードのサイズから考えると、そうでもなかったようだ。 ---- *【パイロット説明】 **アリー・アル・サーシェス 1st終盤にて初代ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)と相討ちになり[[死亡した>ガンダムスローネツヴァイ]]に見えたが、イノベイターに回収され再生治療を受けて復活した(本人曰く体の半分が消し炭になったとのこと)。 2ndではアロウズ主催の晩餐会から脱出した刹那のダブルオーとティエリアのセラヴィーに襲いかかり、1対2の状況ながら二人を翻弄、アレルヤとロックオンが到着するまで終始二人を圧倒するという前作から変わらない実力を見せつけ、鮮やかな引き際も含めて状況判断能力の高さも変わっていない強敵である事を存分に示した。それ以外は、リボンズの私兵として単機でのアザディスタン王国壊滅等の裏工作で色々と暗躍していた。 メメントモリ攻略戦後、刹那が地球に降りた際に再び登場、リボンズの元まで案内し、彼らの交渉が決裂した際に刹那の肩を撃ち、そのままアルケーでダブルオーライザーとの対決に挑むが、刹那が負傷しながらも純粋種として覚醒しかけたことや怪我のために集中力が高まったことで逆に押されていき、カタロンの飛行艇を人質(本人曰く、物質(ものじち))として逆転を狙うが、トランザムライザーが出現したことで飛行艇を破壊することもできず逆転に失敗。そこで突然、マリナ達の歌が聞こえた為、刹那が寸でのところで止めを刺さなかった事で脱出はできたが機体は爆散する。 その後はソレスタルビーイング号内部での戦闘で再登場、今度は2代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)との因縁の一騎打ちとなる。その技量で終始優位に戦闘を進めたが、セラフィムガンダムのトライアルフィールドにより機体が機能停止し生身で脱出する。 ライルに追い詰められて銃を突き付けられた際に、投降を装い彼が銃を降ろした隙に射殺しようと試みたが、バレバレであったようで断末魔も無しに逆にライルに撃たれて死亡した。 皮肉にも自身が殺害したスローネツヴァイのパイロット、ミハエル・トリニティと同じ早撃ちで殺される事となった。 00シリーズの主要人物の大半に(悪い意味で)関係しているという役回りとなっており、1st序盤～中盤やOPでの演出からは刹那のライバルかと思われたが、どちらかというと仇の表現が正しい。 主要人物だけで(本人が把握していない分も含めると) 刹那…幼少期の彼を神を利用して洗脳しゲリラに仕立て上げ、両親を殺害させた。 沙慈…姉の仇。 ディランディ兄弟…家族を失ったテロの首謀者、ライルにとっては更に兄も殺害した張本人。 ティエリア…慕っていたロックオン(ニール)の仇。 フェルト…ティエリアと同じ。 ネーナ…兄二人の仇。 マリナ…1stではマリナの恩師であり対立派閥の最重要人物であるラフマディーを誘拐して内乱を発生させ、2ndではアザディスタンを(襲撃して物理的に)崩壊させる。 等が存在する、外伝も含めると更に増える。 余談だがCVが藤原啓治氏、そしておっさんな年齢ということでついたあだ名は例の如く「(焼け野原)ひろし」、他にも劇中のセリフである「ぎっちょん」がある。 また、この「アリー・アル・サーシェス」という名前やAEUフランス軍外人部隊としての「ゲイリー・ビアッジ」などの名前も全て偽名であるとのことで、本名は不明である。 **【原作名台詞】 -そうよ…そのまさかよ! --刹那の「まさか!」に続くセリフだが、実はお互い声は全く聞こえてない。というか次話で普通に刹那が帰ってきてたのでサーシェスは気付いてなかった(あるいはMS同士で決着をつけたくて見逃した)可能性が高い。 -さあ、始めようじゃねえか…ガンダム同士によるとんでもねぇ戦争ってやつをよ! -俺は俺だぁ! --ライルの「なんなんだ貴様は…!」という問いに対して。 -バカがぁ! --この言葉と共にライルを殺害しようとするが、逆に撃ち殺される事となった。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS.(PS3版) 12月22日にDLCにて販売開始、価格は500円(税込)。コストは2500となっている。 高威力のGNバスターソードや変則機動からのGNビームサーベルなどの近接武装を持ちながら、GNファングでの包囲攻撃も可能な格闘機である。 ふわりとした挙動の横特格や誘導を切りつつ上昇するN特格を筆頭に判定が強く射撃派生で手早く強制ダウンを奪える横格、ダメージが高いN格、恐らくVSシリーズ初のダウンした敵も拾うことが可能な前格等高性能な格闘や移動技を持っている、ある意味レッドフレームを2500相当まで底上げした性能。 各種ファングで敵を動かし格闘への布石や味方のチャンスメイクを行なっていくのが主な戦術。横特格はその挙動から初見殺しともなる。 設定との相違点として、トランザムシステムを持たず(TV版でも使用されておらず、また存在するとも言及されていないが)、疑似GN粒子のエフェクトが初期型(赤色)ではなくスサノオ等と同じオレンジがかったものとなっている。 なお、前格を利用したダウン値リセットバグが存在する。意図的に使うとトラブルに発展する可能性もあるため使用は控えよう。 **EXVSFB 前格を利用したダウン値リセットバグは削除され、覚醒技が追加された。OPでは[[ジ・O]]と隠し腕対決を繰り広げている。隠し腕!?ヘッ、こっちにもあるんだよぉ! **EXVSMB 射撃武装のキャンセルルート追加、N格闘、横特格に射撃派生追加など、大幅に強化されている。しかし一方で全機体の高機動化が進んだことで、格闘の突進速度が遅めな弱点が際立つようになってしまっている。その為、「その機体、俺に寄越せよォ!」という台詞が悲痛な叫び声に聞こえる。 しかしアップデートによりファングの誘導をはじめとして全体的な性能が上がり、敵を追い回す性能は大きく上がっている。 このためしっかりと対策をしておかないと、各特格とサブ・特射を絡めた変則軌道に混乱させられながら延々と追い回され、こかされたところに得意の起き攻めを仕掛けられ、完封させられる事態に陥る事も。 **EXVS.MB.ON 特殊格闘に新たに前特と後特が追加された。 前特は逆さで突進して斬り上げる攻撃ですり抜け判定があり、後特は高火力の乱舞系の攻撃となっている。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常時:GNバスターソードを片手で構えて決めポーズ。刹那とティエリアとの初戦闘時の再現。 覚醒中:後ろを向いた状態からゆっくりと振り返り、頭部にカメラがアップになった状態から目を発光させる。 2nd6話のCパートのシーンの再現だと思われる。「あれは、まさか?!」「そうよ…そのまさかよ!」 **敗北ポーズ 機体が爆散する…が、コアファイターで脱出 「命有っての物種ってな!」
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