シャンブロ

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シャンブロ」を以下のとおり復元します。
|登場作品|機動戦士ガンダムUC|
|形式番号|ガーベイ・エンタープライズ社(原作)、ジオン残党、袖付き(OVA版)|
|所属|AMA-X7|
|主なパイロット|ロニ・ガーベイ、マハディ・ガーベイ(原作)、アッバス・ガーベイ(原作)、ワリード・ガーベイ(原作)|
|主な装備|大型アイアン・ネイル、大口径メガ粒子砲、拡散メガ粒子砲、リフレクタービット|
|特殊武装|サイコフレーム、ミノフスキークラフト、電磁流体誘導推進|
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*【設定】(原作)
マハディ・ガーベイの経営するガーベイ・エンタープライズ社が開発した水陸両用モビルアーマー。
非常に巨大な機体で、水中巡航、水中格闘、陸上戦闘の各形態に変形可能。重装甲な上にメガ粒子砲やリフレクタービットを搭載している為、火力と防御力がかなり高い。

最大の特徴は本機に採用された潜航/浮上システムで、肩にMHD(電磁流体誘導推進)ユニットと呼ばれる旧型の無音推進システム、腕部にミノフスキークラフト、機体後部にホバーユニットを搭載している。これらを併用する事で、水中潜行時における高静粛・高機動性や地上における外見に反した俊敏さを併せ持つ驚異的な機体となった。
最新鋭のサイコミュ技術であるサイコフレームも搭載。少人数での運用が可能で、コクピットブロックは前面がスクリーンで、手前には操縦・索敵・防御担当用の座席が存在する。場合によっては操縦者による一元操作も出来るとされる。
連邦海軍では、ソナー等では探知できない本機をして「海の亡霊(シー・ゴースト)」と呼んでいた。
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*【設定】(アニメ)
第一次ネオ・ジオン抗争(ハマーン戦争)時にネオ・ジオン軍が設計を行っていた機体。その為、「ハマーンの遺産」と呼ばれていた。
戦後、この設計案を基に「袖付き」の援助と技術供与を受けてジオン残党軍が6年がかりで開発。その際、新たにサイコフレームをコクピットに搭載した事で複雑化した機体のコントロールをニュータイプパイロット一人で行えるようになった。
しかし、そのせいでパイロットの精神にかなりの負荷をかけるようになってしまった為、生前のマハディの指示でコクピットブロック前方には彼がパイロットの状態を常時モニターする為のシートを設置している。
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*【原作での活躍】
マハディ・ガーベイを中心にロニ・ガーベイ、アッバス・ガーベイ、ワリード・ガーベイも搭乗。
ユニコーンのラプラス・プログラムの封印を解く為にダカールを攻撃するが、私怨に取り憑かれているマハディが地球連邦政府を壊滅させようと無関係な民間人まで巻き込んだ殺戮を始める。その後、止めに入ったバナージの[[ユニコーン>ユニコーンガンダム]]やリディの[[デルタプラス]]と交戦状態になるが、マハディが自分に反発するロニに逆上して射殺した事がきっかけでリフレクタービットによる防御力を失い、直後にバナージとリディの連携による一点突破で撃破されて沈黙した。

OVAでは、ロニが一人で搭乗。
陽動の為にヨンム・カークスらと共にダカールを攻撃。その後、トリントン基地を襲撃するがサイコミュの暴走により民間人ごと攻撃し始める。バナージの介入と説得で一度は停止するものの、ロニが父親のように慕っていたカークスの死を感じ取って再び暴走。最後はリディのデルタプラスが引き金を引けないバナージのユニコーンからビームマグナムを奪い取ってコクピットを撃ち抜き、沈黙させた。残った残骸は[[バンシィ]]のアームド・アーマーBSの長距離砲撃で分断された。

余談だが、シャンブロのコードネーム「シー・ゴースト」と沈められた連邦軍の潜水母艦「ボーンフィッシュ」は原作者である福井氏の著作「終戦のローレライ」に登場する潜水艦名と同じで、シーゴーストはドイツ海軍のUボート、ボーンフィッシュは連合国(米国海軍)のガトー級潜水艦。
ちなみにボーンフィッシュという艦名の潜水艦は実在しており、対日戦の通商破壊作戦で戦果を挙げたが、最期は日本海での戦闘で大日本帝国海軍の爆雷攻撃により撃沈された。
更なる余談として、本機の形状のベースとなったのは「SD戦国伝 天下統一編」のラスボス黒魔神闇皇帝であり、SDサイズからリアルサイズに逆算したものである。
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*【パイロット説明】
**ロニ・ガーベイ
(原作小説)
地球に降りたバナージを案内した少女でアラブ系に緑の瞳という、若干ララァ・スンを連想させる特徴を持つが性格は明朗快活。
兄と父と共にシャンブロに乗り込んでリフレクタービットの制御を担当、大規模テロを引き起こすが、死んでゆく人々の思念をサイコミュ経由で受信して心変わり、父を説得しようとするも殺害されてしまう。
しかし、彼女の導きが、シャンブロ撃破のキッカケを作ることとなる。

(OVA版)
こちらは原作とは打って変わって、マハディ達の設定がジオン残党所属となり本作開始前に死亡した事により、彼女の所属もジオン残党へと変更、原作での明朗快活さは鳴りを潜め暗い性格になっており、笑顔も無い。
ユニコーンを次の座標に導くためにトリントン基地への襲撃に参加するも、市街地付近の道路を侵攻していたところ、サイコミュに残留していた父の思念か、本人の怒りや憎しみをサイコミュが増幅した結果暴走を開始、無差別攻撃を開始してしまう。
バナージの説得とサイコミュジャックにより一時は落ち着きを取り戻すものの、カークスが戦死した事を察知し侵攻を再開する。
最期の最期に正気を取り戻すものの、時すでに遅く、デルタプラスが発射したビームマグナムがコックピットを
直撃、彼女も戦死した。

皮肉にも、原作で父の暴走を止めるために反旗を翻した彼女が、父と同じ轍を踏む事になってしまった。

余談だが、TV放映されているユニコーンのEDの中に彼女がビームマグナムで蒸発するシーンが使われている上、OPEDでOVAの最後の最後までの映像を使っていることからOPとかの変更はないと考えられるので、「放送中は毎週ロニさんが蒸発するのでは?」「[[二コル>ブリッツガンダム]]やトールの再来か」「むしろ超えるんじゃないか」と話題になった。
バナージ…悲しいね…

**【原作名言集】
-ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…!(OVA EP4 重力の井戸の底で)
--再起動したシャンブロがメガ粒子砲を発射する際の狂気がかった「ジーク・ジオン」、伊瀬茉莉也女史の熱演もあって、印象に残った視聴者も多いと思われる。
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*【ゲーム内での活躍】
**EXVS.FB
9月25日のアップデートにて追加。
機動性はボス機全体どころかプレイヤー機にすら劣るほど鈍重だが、
原作同様にリフレクタービットを展開し、'''前面の射撃を無効'''と大型ビーム砲で攻撃する凶悪なボス機になっている。
これだけでも厄介なのだが、アシストとして[[ドム・トローペン]]や[[ジュアッグ]]、[[ザクI・スナイパータイプ]]を呼び出し、
更にはボス機体相応に広範囲かつダメージ付きのプレッシャーも使ってくる。
攻略するには僚機と連携してバリアの無い背後を狙う必要がある。

**EXVS.MB
前作のDコースからAコースに移った為弱体化。射撃バリアは健在だが格段に後ろを取り易くなった。

因みに前作からのことだが、戦闘開始時点でステージにいるので出撃時のロニの台詞が聞けないのが残念なところ。
一応、特定の機体で挑むと戦闘開始直後にロニが喋る。
また、登場ステージはトリントン基地と原作再現となっている。

**FORCE
後半のユニコーンの時代のミッションに参戦。その中には自軍の戦艦枠として参戦するミッションもある。
そのほか、アーケード(風)モードではボスラッシュや高難易度コースでプレイヤーに立ちはだかる。
非プレイアブル機体なので何の武装もなくなっておらず、逆にこちらは何らかの立ち回りにかかわる武装を一つは没収されているのもあり、かなりの強力さを誇る。
さらにミッションモードではCPUに命令(回避、集中など)がないため、シャンブロの取り巻きに攻撃した結果ゲロビで蒸発する…というシステムの不親切さも合わさった強敵となる。
おまけに、アーケードっぽいモードで戦うステージには壊れない建物が豊富に設置されており、隠れるのには便利だが攻めづらいというステージな上、取り巻きはアンジェロ専用ギラ・ズールにバンシィと援護に長けた性能の二機、そして本作の味方CPUはシリーズ屈指の役立たず…と嫌がらせのようなステージとなっており、ボスラッシュ最終面を除けば最高難易度のステージといえる。
余談だが、前述のシャンブロが味方のステージでは案の定プレッシャーやビームなどの全方位攻撃を撃ちまくるので巻き込まれないようにしたい。

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