ハンマ・ハンマ

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ハンマ・ハンマ - (2011/04/22 (金) 13:18:41) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士ガンダムZZ
形式番号 AMX-103
所属 アクシズ(ネオ・ジオン)
主なパイロット マシュマー・セロ
主な装備 ビームサーベル×2、3連装ビーム砲×2、メガ粒子砲付シールド

【設定】

キュベレイによってニュータイプ専用機の開発に成功したネオ・ジオンが、一般兵にも使用可能な改良サイコミュを搭載した量産型MSの開発に着手、その試作機として生み出されたのがハンマ・ハンマである。

キュベレイの後継機として開発され、全身に配されたスラスターの総合推力はZガンダムを始め同時期の機体のほとんどを凌駕し高い機動性を誇るが、その大半がスラスターの稼動に喰われてしまっているため、本体搭載ビーム兵器の出力が弱いという欠点がある。そのため、独立したジェネレータを搭載するメガ粒子砲を内蔵のシールドに外付けする事で、ある程度の改善が図られている。また、ジオングの有線誘導ビームハンドを改良した3連装ビーム砲搭載の有線式アームを装備し、誘導ワイヤーを片側最大50m伸ばすことで直径100mのオールレンジ攻撃も可能。

実はハイスペックな機体ではあるが、総じてバランスが悪く、オールレンジ攻撃に必要だった一般兵用サイコミュが未完成であったため、MSとしての完成度は低かったのである。そのため量産は見送られ、一般兵用サイコミュ搭載は後発のドーベン・ウルフに引き継がれることとなった。
そういった事情から、ハンマ・ハンマは稀少なMSであるといえよう。

【原作での活躍】

マシュマー・セロが搭乗し、ジュドーの搭乗するΖガンダムの頭部を吹き飛ばして窮地に追いやる等の戦果を見せるが、ΖΖガンダムには太刀打ち出来ず、シールドを腕部ごと爆砕され、半壊状態に追い込まれてしまう。その後は不明…

なお、このときに頭部を破壊されたZガンダムは、その辺で拾ったザクの頭を付けられいわゆる「Zザク」となった。Zの胴体だから大丈夫と高をくくっていたが、ジュドーにはザクと間違えられ狙撃された…
ちなみに唯一の黒星であるz撃墜は単独によるものでは無くキャラ・スーン(ゲーム未登場。MSに乗ると興奮して脱ぎだすという良くも悪くもZZらしい頭の痛くなるキャラクター)のR・ジャジャとの連携?によるもの。
…キャラ搭乗機のゲーマルクも出ないしアシストはこっちで良かった様な…副官のゴットン・ゴーが乗ってるか乗ってないかだろうか。

【武装解説】

メガ粒子砲付シールド

お世辞にも良いとはいえない本機の戦闘力を底上げする為追加された攻防一体のオプション兵装。
三連装メガ粒子砲は強力でZの頭部を消し飛ばしたのもコレ。
かなりの装甲厚を誇り、裏面にはビームサーベルも内蔵
…とここまではいいのだが、なんとシールド下部から宇宙機雷を散布する機能まで付いちゃってる!
防御兵装に炸薬有りの武装を仕込むのがガンダム世界とはいえ、衝撃で爆発するものを盾にたっぷりと仕込んでるのはこいつ位…あぁ、あなたの機体もでしたねマ・クベ様。

【パイロット説明】

マシュマー・セロ

ネオ・ジオンの新兵指揮官。ハマーン・カーンに絶対の忠誠を誓っており、ハマーンから貰った薔薇を大切にしている。
前半は騎士道精神を重んじる、ガンダムWのOZにいるのが似合っている性格を持ちつつも、軍人としては相当問題があるギャグキャラとして登場したが、度重なる失敗の為左遷。
再登場時以降は任務失敗の罰として強化手術を受けており、ダブリンへコロニー落としを行うなどキャラがずいぶん変わっていた。最終決戦ではザクIII改に搭乗。

プルツー駆るクィン・マンサと互角に渡り合いファンネルを切り払うなどの活躍をする。しかしスペース・ウルフ隊との激戦で肥大化したNT能力は機体の限界を超え、遂には謎のオーラを出し始め自機を捕縛していた敵機を逆に握りつぶすなどしたが、限界を超えた力に機体がいつまでも耐えられる筈もなくハマ-ンを称えながら爆死した。
彼の死を感じ取ったハマーンの感想は「…強化し過ぎたか」だけであった。ハマーンからしたら捨て駒に過ぎなかったのだろう。
参考迄に小説版ではゲゼに乗って滅びの美学に酔いながら特攻、ΖΖに返り討ちにされて死亡。キャラやヤザンですら生き残っている小説版だがここでも不遇であった。なおこの小説版、他にはアムロとジュドーの邂逅がある等中々興味深い内容なので機会があれば是非ご一読を。

原作名言集

  • 我が愛しのハマーン様。私はあなたにとっては救いを求める子羊です。どうかこの子羊に知恵と勇気をお与えください。お願いいたします。ハマーン様、ああ、ハマーン様、ハマーン様、ハマーン様。(アニメ第5話)
  • 悪には悪の報いが、罪には罪の報いが、下されるのだ!(同44or45話)
  • このマシュマー・セロ、己の肉が骨から削ぎ取れるまで戦う!ハマーン様!万歳!!(同45話)
  • ハマーン様!(色々な場面で叫ぶ)


【ゲーム内での活躍】

『ガンダムVS.ガンダムNEXT』より参戦した、コスト2000の中距離支援型射撃重視機。

射撃・格闘共に腕を伸ばしてから行う為、他の機体と比べてかなり癖が強い。
メインと特射は結構素直な性能だが、サブと格闘は使いこなすのにかなりの慣れが必要。
それでいて本機の真価はサブにある為、本気で使うなら確実に玄人専用と言うべき機体である。
基本はメイン・特射とNDを絡めた砲台役。サブは極めれば極悪極まりないが、弾切れを起こし易い。
接近戦になってしまったら特射と、本機の格闘の中では素直で実用的な後格・特格で切り抜ける必要がある。
ただ後格と特格が実用的とは言っても発生が微妙に遅く、機動力も低い為接近戦はやはり苦手。
如何に自分というか本機の得意な距離を維持出来るかが問われる為、使うならじっくり使い込むべし。

余談だが、クロスオーバーネタとしては機体よりもマシュマー本人に対するものが多く、彼の「騎士道」や、戦闘を余所目に薔薇に夢中で女性の名前を叫び続ける等の言動に突っ込みが入る事が多い。
一方マシュマー本人はハマーン一筋の癖に他の女性キャラに興味津々の様子で、多くの専用台詞が見られる(一応自分にとっての女性はハマーンのみと言う台詞もあるのだが)。
また事ある毎にMSサイズの巨大な薔薇を取り出すのも特徴で、一定時間操作せずに突っ立っている時だけで無く、一部の攻撃動作中にも取り出す。
勿論これは本作オリジナルであり、本編で本機がウンメートルサイズの薔薇を取り出す事は無い。

EXVS.においては、キュベレイの耐久力が150以下になった時に着地するとキャラのRジャジャとともにアシストとして登場。
キュベレイの前方でシールドを構え敵の攻撃を防ぎつつ、BRに連動してシールドメガ粒子砲で攻撃する。
上記だけ見ると良さげな性能に見えるが、耐久力はあまり高くない上に、任意で出るアシストではないため、出現した瞬間攻撃に巻き込まれ即消滅ということもよくあり、
「ここはこのマシュマーにおまかせを!」と出た直後「ハマーン様、ばんざぁぁぁぁぁい!!」と爆散してしまうことがよくある。
また、リザルト画面でもたまにしゃべることがある。

【勝利・敗北ポーズなど】

小ネタ

ニュートラルポーズのまま一定時間が経過すると、懐から薔薇(MS用のサイズなので超巨大)を取り出して鑑賞し、また懐にしまう。
更に特射のメガ粒子砲発射時に口に咥えていたり、特格→N格の最後にも薔薇を出す。
ちなみにアニメの場合、マシュマー本人はハマ-ンから貰った薔薇を常に持ち歩いていたが、流石にMSには持たせていない。
ZZのスクリューパイルドライバーといい、何故スタッフはZZで遊ぶのか…

勝利ポーズ

キラキラ光る薔薇を掲げ天を仰ぐ。たまにカメラ目線。

敗北ポーズ

手に持った薔薇が美しく散る。
また手を握り締め震わせているパターンも。
がんばれマシュマー!!
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