ウイングガンダム

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ウイングガンダム - (2019/11/28 (木) 18:31:02) のソース

|登場作品|[[新機動戦記ガンダムW]]|
|型式番号|XXXG-01W|
|全高|16.3m|
|重量|7.1t|
|所属|L1コロニー|
|搭乗者|ヒイロ・ユイ&br()トロワ・バートン&br()レディ・アン|
|武装|バルカン&br()マシンキャノン&br()ビームサーベル&br()バスターライフル&br()シールド|
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*【設定】
ドクターJが[[ウイングガンダムゼロ]]の設計データから開発した強襲用可変MS。
バード形態への可変機構を持ち、武装構成もほぼ同じとウイングゼロの設計思想を最も色濃く受け継いでおり、5機のガンダムの中でも可変による飛行で幅広い行動範囲を与えられている分最もバランスが良い。
ただしそれぞれが意図的にグレードダウンさせられており、バスターライフルは一丁のみかつ出力が(あのすごさでも)半分以下、最大出力で3発までなど過剰だった性能を落ち着かせている。
それはつまり5人の科学者が本気になれば&bold(){第1話からそれぞれの得意分野を最大限に生かしてチューンされたウイングゼロが5機地球にやってくる}、というとんでもない状況を作れるということでもあった。

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*【原作での活躍】
オペレーション・メテオ発動と同時に地球へ降下、初戦で[[エアリーズ]]2機を一撃で撃墜するが、ゼクスに''海中に沈められる''、機密保持のために''ヒイロ自身に爆破されかける''、挙句の果てに''自爆する''、など&bold(){本当に主人公機なのか}と聞きたくなるほど不遇な扱いを受ける。おまけにOPでは毎回腕を切り落とされ地球へ落ちていく。
その後ヒイロとの決闘を望むゼクスの手によって南極基地でレストアされ、ヒイロに譲渡されるも''自爆装置が外されている''という理由で使ってもらえず(代わりにトロワが乗った)、宇宙に上がる際は目立つという理由から&bold(){海中に捨てられる}。そして回収されて再び乗るも脚部が破損したので&bold(){乗り捨てられる}。これ以降、ヒイロはエピオン→ウイングゼロと乗り継ぐので、主人公機としての出番はここで完全に終わる。
最終的にはレディ・アンが乗り、[[トールギスII]]を庇って&bold(){完全に大破する}。
ワンオフ機が主人公機を務める作品において、ここまでひどい扱いを受ける主人公機というのも前代未聞である。

本放送前に前作Gガンダム最終章のガンダム連合の一機として先行出演したが、''撃破される''という衝撃的なデビューを果たした。
この段階でウイングの運命は決まっていたのだろうか…。

ちなみに第1話の冒頭では大気圏突入を見られたため、口封じのために''ドーリアン親子が乗ったシャトルを撃墜しようとした''。ゼクス達の介入によって未遂に終わるが、もし成功していたらアフターコロニーの歴史はどうなっていたのだろうか。

散々な扱いを受けたウイングガンダムという機体だが、パイロットのヒイロ役の緑川光には愛されており、本放送時にコミックボンボンで連載していた、プラモウォーズでは、ウイングのガンプラの様々な改造機が出てくると、''ウイングガンダムブーム''になっていた。

後に、ガンダムビルドファイターズ(シリーズ未参戦)にて本機をベースにした「ウイングガンダムフェニーチェ」という機体が登場しているが、本機と違い主役級の大活躍をする上([[フラッグ>グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]のように店頭からプラモが消えるほど)、ファイター(作者兼使用者、奇しくも担当声優も同じ中村悠一氏)に少年のころから非常に愛されており、本機のヒイロからの扱いとまるで違うと話題になった。そのため、ヒイロのテーマをもじって「''思春期を殺さなかった少年の翼''」と呼ばれネタにされている。終盤でアイラのキュベレイパピヨンに破壊されるが、「ガンダムフェニーチェリナーシタ」として修復される。エキシビションマッチではサザキ・ススムのギャンバルカンを撃破するが、直後に乱入してきたキララのガーベラテトラに羽交い締めされ''頬を染めて悶える''というあられもない姿を披露した。
一話の記念すべき初バトルでもアレンジされていない本機が登場したが、こちらは未熟だった頃のセイの操縦だったこともあり、ススムのギャンにやられるという相変わらずの活躍(?)も見せた。一応この後、劇中でのガンプラバトル選手権の宣伝で赤色の本機がイーゲルとランバーガンダムの二機をバスターライフルの一射で消滅させてカッコよく決めていたのだが…
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*【武装説明】
**バスターライフル
ウイングゼロのツインバスターライフルを単装・砲身の延長・Eパック方式へと仕様変更した武装。
中央のビームに波長の異なるビームを纏わせる事で、面である照射範囲と点である貫通力を両立させた高性能・高出力武装だが、上記の通り最大出力での射撃は3発が限界と高性能すぎたツインバスターライフルから、あえてダウングレードが行われている。
とはいえ最大出力時の攻撃力は、MSを複数機まとめて蒸発させるレベルであり、点と面の両方に対応できる高いレベルの攻撃力を本機に齎している。
また、Eパック方式としたことでシステムがライフル単体で完結しており、他の機体でも使えるというツインバスターライフルにはない利点があった(アニメでもヒイロが操縦する[[リーオー]]がバスターライフルを受け取ってぶっ放す場面が存在する)。

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*【パイロット説明】
**レディ・アン
CV:紗ゆり

OZに所属する女性士官。階級は二級特佐(後に上級特佐に昇進)。トレーズ・クシュリナーダの副官であり、彼に忠誠心を抱き、心酔している。トレーズの理想の実現のために手段を選ばず、彼にとって大きな障害となりうるノベンタをはじめとする和平派達の抹殺を目論み、暗殺や謀略などの裏工作に従事していた。
また、ガンダムに対しても基地ごと破壊しようとしたり「降伏しなければコロニーを攻撃する」と恫喝するなど強硬手段も使う。実はパイロットとしての技量も確かで、高機動ユニットを装備したリーオーで張五飛のシェンロンガンダムと渡り合っている(敗北したが)。
一方で、OZがコロニー掌握に乗り出した事を機に自ら二重人格(従来の冷徹な人格と慈愛に満ちた人格)となっている。これはコロニーに対して支配的な態度ではなく懐柔さが必要だったからである。
しかし、トレーズの求めていた理想が自分が叶えようとした理想と違っていたことを知ると人格が不安定になっていったが、彼女の副官であったニコルの言葉によって安定を取り戻していった。トレーズの本当の理想を理解した上でその理想の下に行動し、彼と同じくMDに対しても反対の姿勢をとる。
一度ツバロフ技師長に撃たれ重傷を負うが奇跡的に生還、トレーズがリーブラに撃たれる直前に意識を取り戻し、ウイングガンダムに乗り込み、身を呈してトレーズをかばった。
トレーズの戦死を確認するとホワイトファングに対して世界国家の敗北宣言を行い、その後はウイングゼロとエピオンの戦いをノインのトーラスを通して全世界に配信、この戦いを戦争の悲しさとして人々に知らしめた。
そこで再開したリリーナに銃を渡し、父ドーリアンの仇として討たれる覚悟をしたが、リリーナに赦された。

戦争終結後は政府直轄の諜報組織プリベンターの「プリベンター・ゴールド」として指揮をとり、マリーメイア軍の武装蜂起の際にも自らブリュッセル大統領府に潜入、司令部の崩落からマリーメイアを救い出した。その後はマリーメイアを引き取り、トレーズの墓参りにともに訪れている。

名前の由来はフランス語で1を意味する「Un」から。

余談だが、GジェネDSでのレディは攻撃寄りの能力と防御寄りの能力を切り替えて戦う人格スイッチという変わったIDコマンドを持っていた。

**【原作名言集】
-さあ、撃て!ツバロフ!己を肯定するために!
-ツ「レディ・アン嬢、貴女は甘すぎた」
-兵士としてはな…しかし人間として厳しく生きたつもりだ…!
--ツバロフに撃たれる際の台詞。

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*【シリーズ内での活躍】
**EXVS.MB
今まで見事にスルーされ続けてきたが[[トールギスII]]のアシストとしてついに登場。状況下やトレーズの台詞からして、レディ・アンが搭乗した状態であると思われる。
バード形態で突撃しながらバスターライフル(not最大出力)を連射、スタン属性のビームサーベルでの斬り抜けでトレーズをサポートする他、覚醒技ではリーブラの主砲から自機が巻き込まれないように押し出す。
どうみても跡形も残っていないように見えるが、エレガントを理解した彼女なら大丈夫だろう。
ちなみに一部ボス戦などで覚醒技で勝利したとき、アングル次第で短時間だが大破した状態の本機を見ることができる。

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*【その他の活躍】
**[[ガンダムビルドファイターズ]]
本機をベースにした「ウイングガンダムフェニーチェ」という機体が登場しているが、本機と違い主役級の大活躍をする上([[フラッグ>グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]のように店頭からプラモが消えるほど)、ファイター(作者兼使用者、奇しくも担当声優も同じ中村悠一氏)に少年のころから非常に愛されており、本機のヒイロからの扱いとまるで違うと話題になった。そのため、ヒイロのテーマをもじって「''思春期を殺さなかった少年の翼''」と呼ばれネタにされている。終盤でアイラのキュベレイパピヨンに破壊されるが、「ガンダムフェニーチェリナーシタ」として修復される。エキシビションマッチではサザキ・ススムのギャンバルカンを撃破するが、直後に乱入してきたキララのガーベラテトラに羽交い締めされ''頬を染めて悶える''というあられもない姿を披露した。
一話の記念すべき初バトルでもアレンジされていない本機が登場したが、こちらは未熟だった頃のセイの操縦だったこともあり、ススムのギャンにやられるという相変わらずの活躍(?)も見せた。一応この後、劇中でのガンプラバトル選手権の宣伝で赤色の本機がイーゲルとランバーガンダムの二機をバスターライフルの一射で消滅させてカッコよく決めていたのだが…
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