グフ・カスタム

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グフ・カスタム - (2019/11/04 (月) 12:59:49) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダム第08MS小隊]]|
|型式番号|MS-07B-3|
|全高|18.2m|
|重量|58.5t|
|所属|ジオン公国軍|
|搭乗者|ノリス・パッカード|
|武装|ヒート・サーベル&br()ヒート・ロッド&br()3連装35mmガトリング砲&br()ガトリング・シールド|
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*【設定】
MS-07[[グフ]]の発展改良機。型式番号からB3グフとも呼ばれる。
ジオンが地上侵攻の要として開発したグフであるが、配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲が狭い、また固定武装としたためデッドウェイトとなり汎用性に欠けるなど前線での運用に不便な点が浮上した。そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計したのが本機である。
具体的には、左手のフィンガー・バルカンを通常のマニピュレーターに変更。
左の固定武装のオプション化、ヒート・ロッドを材質を強化しワイヤー型とすることで小型化し射程距離を延長(最長17.5m)、それに伴い溶断機能を廃し放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状とした(これらの変更点からヒート・ワイヤーとも呼ばれる)。
これらの改良によりトータルで高い性能を獲得しており、地上限定とはいえ1年戦争の傑作機のひとつだと言われている。

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*【武装】
**ヒート・サーベル
発熱させずとも切断が可能な実体剣。

**ヒート・ロッド
鞭状であった従来のヒート・ロッドに対し、こちらは鉤爪とマグネット付きの重りを取り付けたワイヤー状となっており、ロッド径の縮小と射程の延長の両立に成功している。

**3連装35mmガトリング砲
従来のグフはマニピュレーターに内臓される形で装備されていたが、MSの汎用性を失ってしまう上に内臓式であるが故に装弾数が少なく戦闘中の給弾も難しいことから外付け方式で装備された。

**ガトリング・シールド
小型のシールドに75mmガトリング砲を取り付けた複合兵装。
75mmガトリング砲は中距離・遠距離戦では有効な反面、接近戦ではデッドウェイトになってしまう。
これを防ぐ為に75mmガトリング砲の着脱を容易に行えるようにしている。
連邦軍のMSに装備されているビーム・サーベルは強力であり、ヒート・サーベルでは性能差がありすぎる為に近距離戦における「間合い」を確保する為に開発されたといわれている。

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*【劇中での活躍】
劇中にはノリス・パッカード機のみが登場。ヒート・ロッドを駆使したワイヤー・アクション(本ゲームの特殊格闘、特殊射撃)でジェット・コア・ブースターと空中戦を繰り広げ、その後[[ガンダムEz8]]、[[陸戦型ガンダム]]、ジム頭、量産型ガンタンク3機を相手にするという不利な状況でありながら、瞬く間にガンタンクを2機撃破。陸戦型ガンダム2機を翻弄し、Ez8も一時的に行動不能にする。最終的には再起動したEz8と正面から対峙し、ビーム・サーベルによる攻撃を胴部に受け撃破されながらも、後方にいた最後のガンタンクを破壊。本来の目的であるケルゲレン脱出の障害となり得る長距離火器の全破壊を達成した。

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*【パイロット説明】
**ノリス・パッカード
CV:市川治/間宮康弘(ガンダムジオラマフロント)

東南アジアに設置されたジオン軍アプサラス開発基地の守備隊長。
サハリン家との関係は劇中では語られていないが、サハリン家に対する強い忠誠心を持っている。サハリン家当主(アイナたちの父)亡き後、その代役としてサハリン兄妹、特にアイナを優しく見守っていた。
負傷兵を宇宙へ帰還させるアイナの望みを叶える為、単機出撃する。8小隊と量産型ガンタンク3機を翻弄し、あっという間にタンク2機とカレン機・サンダース機の長距離砲も破壊し、Ez8をシステムダウンまで追い込むも、再起動したEz8のパイロットがアイナの想い人である事を知った動揺から不覚を取られ、軽傷ではあるものの反撃を受ける。最期はEz8と真正面から切り結ぶ瞬間、Ez8では無く後方のガンタンクの破壊を優先し35mmガトリング砲を発射。ビーム・サーベルにコックピットを切り裂かれながらもタンクを撃破した。さらに直前の台詞からここで死ぬ気であった事が伺える。ノリスを撃破したシローもコクピット内で「負けた……。」(所謂試合に勝って勝負に負けた)と呟きグフの残骸に向かって敬礼するなど、その鬼神の如き活躍の描写は作品中でも際立っていた。

ノリス役を務めた市川治氏は2009年1月に心不全で逝去(享年73歳)
ガンダムvs.ガンダムNEXTが市川氏の遺作となった。EXVS.以降はライブラリ出演となっている。
ただし、「ガンダムジオラマフロント」のみ、「鉄血のオルフェンズ」にて[[クランク・ゼント>グレイズ]]を演じた間宮康弘氏が代役を務めている。

**【原作名台詞集】
-強くなられました、恋のせいですかな。心外な、自分とて木の股から生まれたわけではありません、職業軍人の道を選ぶまでは…(第10話)
-人の生は何を成したかで決まる、ギニアス様は夢を成し遂げられた、立派です…アイナ様の望みがケルゲレンの脱出ならそれを助けるのが軍人としての私の役目。見事脱出ルートを確保して、ごらんにいれる。(同上)
-怯えろ!竦め!モビルスーツの性能を活かせぬまま死んでゆけ!(同上)
-アイナ様、合流できそうにありません。 自分は死に場所を見付けました。(同上)
-アイナ様の想い人に出会う… フ…面白い人生であった。だが…負けん!(同上)
-勝ったぞぉ!(同上)
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*【ゲーム内での活躍】
**ガンダムVS.ガンダム
低コストの格闘機。ワイヤー・アクションによる高い機動性と高威力の格闘攻撃で勝負する機体。使い捨てながらも格闘機としては優秀なガトリングも持っている。玄人向けの機体で、元々のダッシュ性能やジャンプ力などは低く、ワイヤー・アクションが使えない限りまともな戦果は期待できないだろう。公式全国大会ベスト8で残った4機種のうちの1機である。
しかしワイヤー・アクションによりほぼエンドレスで移動し続けることができ、格闘を外しても隙をワイヤーでキャンセルできるなど移動力と生存能力の高さはピカイチで無印時代の強機体群である7強に入っていた。別名使い捨て[[フリーダム>フリーダムガンダム]]

**NEXT
ワイヤー・アクションが2回に減少する他、システム的に格闘機全般が冷遇され弱体化。そのため無印時代よりも使い手の腕が問われる職人機体となっている。

ちなみにシン・アスカやキラ・ヤマトには「[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]」に登場する、名前も姿も良く似ている(というよりリメイク)ザフトの新型量産機、[[グフイグナイテッド]]と誤認される。

**EXVS.
基本は前作通りだが、格闘回りのレスポンスが多少改善されている。ただし、空中後格(敵機の頭にサーベル刺してグリグリ)が派生専用となり、奇襲や急降下に使えなくなったのは痛いところ。
また、新たに道路を投げる新技を獲得したが、モビルアシスト消失の穴を埋めるにはちょっと足りないか。
とはいえ、ワイヤー・アクションによる飛翔は全般的にブースト消費が増大した今作のシステムと相性は良い。
特射からのブースト回復術の発見により、移動力がNEXTよりも上昇。覚醒による弾数回復もあり、NEXTよりアグレッシブに動くことができるようになっている。

**EXVS.FB
前作のブースト回復術が削除。また、ステージの広域化とステキャンが実用的になり、更に着地ずらしやブースト回復術を持つ機体も増加したため、他の格闘機の例にもれず苦しい立場に置かれている。
しかし、相変わらずの機動性とA覚醒による格闘の伸びとダメージ上昇、そしてカット耐性も十分な乱舞型覚醒技の追加で、格闘機らしい爆発力を手に入れた形になっている。

**EXVS.MB
武装はそのままだがコストが1500にアップ。それに伴うガトリングの弾数の増加が最大の強化点となっている。
その後も幾度かアップデートで強化されている。

**EXVS.MB-ON
一部の格闘がかなりスタイリッシュな新規モーションになった。
その代わり出しきるまでは長くなっており、全体的に長時間・高威力の格闘を取り揃えた形である。

**GVS
コストが300(EXVSシリーズでは2000)にコストアップ。

**EXVS.2
サブ射撃のヒートロッドに前作の特射がレバー入れサブとして使用可能。新たに後格闘にジャンプ斬りが追加。
これに伴い特殊射撃がクラッカーに、道路アタックがレバー入れ特射に変更された。
GVSと異なりコストが再び1500に戻っている。

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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利ポーズ
ヒート・サーベルを構える(原作で信号弾を発射した時のポーズ)。ガトリング・シールドは弾切れ如何に関係なくパージされている。

**敗北ポーズ
膝を突き、ヒート・サーベルをシールド内へ収める。こちらもガトリング・シールドがパージされている。

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*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)
**勝利ポーズ
ガトリング・シールドを前に向けてポーズ。パージ関係なし?

**敗北ポーズ
ヒート・サーベルを地面に突き立ててひざを突く

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*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)
**勝利ポーズ
通常時:ガトリング・シールドを前に向けてポーズ。パージ関係なし?
覚醒時:シールドからヒート・サーベルを引き抜き構え、モノアイを発光させる。ガトリングは弾切れ如何に関係なくパージされている。
原作のガトリングパージ→サーベル引き抜きのシーンの再現?

**敗北ポーズ
ヒート・サーベルを地面に突き立ててひざを突く
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