グレイズ

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グレイズ - (2021/11/10 (水) 23:13:37) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]|
|形式番号|EB-06&br()EB-06s(指揮官機)|
|全高|17.8m|
|重量|30.2t|
|所属|ギャラルホルン|
|搭乗者|クランク・ゼント&br()アイン・ダルトン&br()オーリス・ステンジャ&br()コーラル・コンラッド&br()イオク・クジャン|
|武装|GR-W01 120mmライフル&br()GR-H01 9.8mバトルアックス&br()GR-W02 320mmバズーカ砲&br()GR-E01 8.8mシールド&br()GR-H02 バトルブレード|
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*【設定】
武力組織「ギャラルホルン」が運用する主力量産型モビルスーツ。
厄祭戦後期に開発された「ヴァルキュリア・フレーム」を基に開発された「ゲイレール・フレーム」、そこからさらに発展した「グレイズ・フレーム」を採用している。
「構造の単純化」をコンセプトとして組まれており、生産性を高めると同時に、高い汎用性を持つよう設計段階で綿密な計算が行われている。
装備の換装であらゆる環境に対応できる上、パイロットも選ばない高性能機であるが、この機体に満足できない者もおり、そのような者達の為に更なる高性能機である[[シュヴァルベ・グレイズ]]が開発されている。
その高い完成度から当初は次世代機への開発が疑問視されていたが、鉄華団の活躍により世界情勢は一変、「[[レギンレイズ]]・フレーム」の開発が行われることになる。

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*【原作での活躍】
鉄華団の敵役として、バリエーション機を含め様々な場面で登場。
というか、ギャラルホルンの主な保有MSはほぼ全てがグレイズタイプであり、一期でギャラルホルンが差し向けた戦力はラスボスも含めグレイズとギャラルホルンモビルワーカーのみである。
二期では対MS戦を特化した新型レギンレイズの量産が開始されるが、依然戦力の大多数をグレイズが占有していることに変わりはない。

物語序盤ではオーリス機とクランク機がCGS参番組(後の鉄華団)に鹵獲され、2機の無事だったパーツを組み合わせて[[改修>グレイズ改]]されている。

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*【パイロット説明】
**クランク・ゼント
CV:間宮康弘

ギャラルホルン火星支部所属の二尉。老練な士官であり、新兵の教官も務めている。
地球出身者至上主義のギャラルホルン内において、母親が火星出身者という事で差別を受けていた[[アイン・ダルトン>シュヴァルベ・グレイズ]]にも公平に接しており、彼から慕われて、尊敬されている。

コーラルのCGS殲滅命令に対し、部下たちに子供殺しをさせたくない良心から、クーデリアの引き渡しを賭けて、単身CGSに決闘を挑み、三日月のバルバトスに敗北。彼に頼んで介錯=射殺してもらった。

ここまで書くと悲劇性の強いキャラに見えるが、事情があったとはいえ、身勝手な善意であり、クランクを誰よりも慕っていたアインに至っては復讐に固執した結果、クランクの望まない結末を辿ることになった。

***【原作名台詞】
-その声! 貴様、まさか…子供か!?
--三日月と通信。自分達が戦っていた相手が子供である事を知り衝撃を受ける。

-子供を! 少年兵を相手に戦うことなど出来ません…彼らが自らの意志で戦っているとは思えない…
--コーラルに作戦行動の顛末を報告し、彼からマクギリスが来るまでの2日間にクーデリアを始末しろという命令に対して。&br()クランクの心境もわからなくはないが、彼は三日月達の境遇を知らないので配慮に欠けているとしか言いようがなく、第三者視点で見ても私情で命令を拒否するという問題発言でもある。当然コーラルも「甘い事を抜かすな」と激怒する。

-戦いたくはない。しかし戦わずには済まされないのなら…
--子供とは戦いたくない、しかし命令には逆らえない。ジレンマに苦しむクランクの取った手段とは…

-私はギャラルホルン実働部隊所属、クランク・ゼント! そちらの代表との1対1の勝負を望む!
--クーデリアの身柄の引き渡しを条件にCGSに対して一対一の決闘を申し込むクランク。雪之丞曰く厄祭戦前の時代では決闘で揉め事を解決していたらしいが、そんな彼でも「本気でやってくる奴がいたとはな…」と呆れていた。
--なお、&bold(){もしCGS側が勝利した場合の見返りは一切発言していない。}恐らく見逃してクランク自身は今後一切関与しないつもりだったのだろうが、これが決闘に挑んだ三日月の怒りを買う事に。

-大人の争いのために子供が犠牲になる事は無いんだ!
--三日月との決闘の中で。この件も元はギャラルホルンが発端ではあるが、既にCGS側に犠牲者が多く出た後なので詭弁でしかない。三日月も「散々殺しておいて…」と不快感を露にした。

-すまんが、手を貸してくれないか…俺はもう自分で終わる事すら出来ない…
-…ありが
--決闘に敗北後、三日月に介錯を頼んで。礼を言い切る前に射殺されたので途切れている。
--この際、三日月はまるで「お前の言い分など知った事か」とばかりに&bold(){無言で銃弾を3発撃ち込んでいる}。この場面は当時視聴者の間で話題になった。

-自分自身が正しいと思う道を選べ。周囲に惑わされずお前という人間の生き方を見せるんだ。
--アインがガエリオに自身の境遇を語った際の回想シーンにて。差別に苦しんでいたアインはこの言葉に救われた様だ。&br()アインは[[あの姿>グレイズ・アイン]]になってもこの言葉だけは忘れなかったが…

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**オーリス・ステンジャ
CV:木島隆一

ギャラルホルン火星支部のモビルスーツパイロット。[[ガンダム・バルバトス]]のデビュー戦の相手。
CGS本部を襲撃するも、バルバトスの奇襲を受けて戦死する。
地球には双子の兄であるコーリス・ステンジャがいる。

***【原作名台詞】
-ははは! まるで虫けらだ!
--CGS本部を襲撃し、モビルワーカー隊を蹂躙する。目的を無視した独断専行だった様でクランクに嗜められるが、「指令官は
私だ」と言って意に介さなかった。

-貴様が指揮をしているのか?
--オルガの乗るモビルワーカーに狙いを絞り、アックスで襲い掛かろうとしたその時、地中から悪魔のガンダムが姿を現し…

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**コーラル・コンラッド
CV:家中宏

ギャラルホルン火星支部長の三佐。マクギリスら監査局を疎んでいる。
火星の武器商人であるノブリス・ゴルドンと繋がっており、クーデリア・藍那・バーンスタインの抹殺を強行しようとする。
ギャラルホルンの腐敗を象徴した人物ではあるが、腐ってもパイロットとしては優秀であり、三日月をあと一歩まで追い込むが、昭弘の支援により敗北・戦死。
ちなみに初出撃だったアインとオーリスの激励にわざわざ司令本人が格納庫まで訪れており、アインも彼の事を慕っていたことから、特に地位や出身には拘っておらず、部下には平等に接していたようである。

***【原作名台詞】
-オーリス! 作戦が決まった、今回はお前に指揮を執ってもらう!
-クランク! お前は元教え子をサポートしてやれ!
-アイン! 貴様は今回が初陣だ! しっかり励め!
--ギャラルホルンの腐敗を体現した人物の一人であるコーラルだが、部下に対する面倒見は良かった。

-甘い事を抜かすな! 相手が子供だろうと関係ない! 一人残らず駆除しろ! これは命令だ、絶対に失敗は許されんぞ!!
--少年兵もとい子供とは戦えないと言うクランクを一喝する。&br()コーラルの言い分も完全な間違いではないが、そもそもこの件がコーラルの汚職で、近日にはマクギリス達監査官が来訪する為に相当焦っており、随分小物じみた発言になっている。

-(監査官自らが参加している作戦中の事故ならば、いくらでも言い訳は立つ。あとはノブリスとの契約だ。華々しく散ってもらうぞ、クーデリア!)
--クランクも死亡し、マクギリス達にも怪しまれ進退窮まったコーラルは、遂に自らクーデリア抹殺に乗り出す。

-まさか、あのグレイズは…!
--CGS改め鉄華団との戦闘中、[[グレイズ改]]を見て動揺。その隙にバルバトスの攻撃を受け、戦死してしまう。部下達は唖然とするが、コーラルの汚職の件はマクギリス達には既に発覚していた様で、後から駆けつけたガエリオは「コーラルめ、我々を出し抜こうとしてこのザマか」と冷めた反応だった。

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*【ゲーム内での活躍】
**GUNDAM VERSUS
ストライカーとして通常機、指揮官機、アーレス所属機が登場する。

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*【その他の活躍】
**SDガンダムGジェネレーション クロスレイズ
本作では多種多様なグレイズが登場。なんとクランク搭乗機の決闘仕様まで別ユニットとして登場。
それぞれ開発先が違うが、地上型は最終的に[[ガンダム・バエル]]に辿り着ける。
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