ガンキャノン

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ガンキャノン - (2019/03/11 (月) 11:08:19) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダム]]|
|形式番号|RX-77-2|
|所属|地球連邦軍|
|主なパイロット|カイ・シデン アムロ・レイ(第16話) ハヤト・コバヤシ(第27話、劇場版2、3部)|
|主な装備|60mmバルカン砲×2、240mm低反動キャノン砲×2、専用ビームライフル、ハンドグレネード(手榴弾)|
|オプション装備|スプレーミサイルランチャー、ファイアナッツ、ヒートジャック|
|その他武装|コアブロック・システム|
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*【設定】
地球連邦軍のV作戦の下、開発された中距離支援用MS。
最大の特徴は両肩に装備された対MS用キャノン砲。[[ガンダム]]が近距離、[[ガンタンク]]が遠距離ならばこの機体は中距離戦に特化した機体といえる。中遠距離の飛び道具が充実している反面、近接戦闘用の装備は頭部の60mmバルカン砲2門のみとし、代わりに装甲を厚くして対応した(キャノンの零距離射撃の爆風、至近距離からの[[ドム]]のジャイアントバズの直撃にも耐え切れる厚い装甲で、Gジェネ等ではガンダムより防御力が高い)。
その代わりビームサーベルなどの強力な格闘戦装備を持たないため、接近戦となった場合は、殴る、蹴るといった原始的な技を駆使して戦うことになる。なお、脚部にはハンドグレネード(手榴弾)を収めるためのラックが装備されている。
V作戦で作られた3機のなかでは、ガンダムよりも低コスト、ガンタンクよりも使い勝手は良い、ということで本機のみ少数量産され(3機とも量産型として再設計されての量産はあるが、オリジナル機の量産は本機のみ)様々な部隊に配備されている。

本機体にも他のV作戦MSと同じくコアブロックシステムを採用している。そのため、ザクの4倍のコストがかかっていると言われている。ガンキャノン以降、肩に固定武装の中距離支援火器を取り付けるというアイデアは後々まで生き続け、直系のバリエーションの機体以外にも、[[フルアーマー・ガンダム]]や[[ガンダム6号機]](通称:マドロック)等にも使われ、50年以上経ってもまだ同系統の武装を装備したGキャノンが存在する。
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*【劇中での活躍】
カイをメインパイロットにホワイトベース隊の主力機として数々の戦場を渡り歩いた。最終決戦時に脚部を損傷、バランスを崩すものの敵機を撃破、廃棄される。
劇場版ではカイ・シデンだけでなく、ハヤト・コバヤシもジャブロー戦から搭乗し、カイが「C-108号機」ハヤトが「C-109号機」となっている。

セイラがガンダムで出撃した時は、アムロが搭乗してザク二機を撃破している(うち一機は肉弾戦)。アムロは一応ガンタンクもガンキャノンにも搭乗している上、どちらも戦局などに合わせた使い方ならガンダムより上という見解を示していた。

劇場版では「203」という識別が書かれたホワイトベース所属と異なる部隊の機体や他の作品では「サラブレッド隊」など少数生産されたガンキャノンが出てくる。
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*【パイロット説明】
**カイ・シデン
CV:古川登志夫
第2話から登場。
大型特殊の免許をいくつか持っていたため、初陣の第3話ではガンタンクの操縦士を担当し、ハヤトと共に見事敵の補給船を撃沈した。その後、第8話からガンキャノンのパイロットを務めた。

当初は逃避的な考えで、皮肉や嫌味など憎まれ口が多くブライトなどから煙たがれ、セイラに「軟弱者」とひっぱたかれるなどそのひねくれた性格や一言多い発言でのおかげで序盤はいつもひどい目にあった。その性格で、戦闘にも積極的に参加することもなかった。
ベルファスト基地でホワイトベースを降りるが、郊外で出会った少女ミハルに戦争の非情さを感じ、再び艦に戻ることを決心。艦内でミハルと再会をするが、大西洋の戦闘で戦死したことを受け入れることが出来なかった。彼女の死がカイの精神を大きく成長させた。
アムロのような活躍はなかったが、艦の護衛やサポートなどで戦果を揚げ終戦まで生き延びた。

一年戦争後はフリージャナリストとして連邦とティターンズを調査していた。
著書は「巨人たちの黄昏~グリプス戦役」「天国の中の地獄」「月の専制君主たち」など多数。
ことぶきつかさの漫画「機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」ではグリプス戦役時を舞台に彼の視点からの物語が描かれる。
小説[[機動戦士ガンダムUC]]では、UC0096年に連邦政府の議員からとある一件に関して接触を受ける。
また公式設定資料集「アナハイム・ジャーナル」にはUC0099年に行われたAE社名誉会長メラニー・ヒュー・カーバインへのインタビューが収録されている。
OVA版ではブライトからの依頼でガランシェールに協力を要請する交渉を見事成功させている。

名前の由来は旧日本軍の「紫電改」のアナグラム。

**【原作名言集】
-女戦士のご帰還だぜ。(TV版第16話)
--ランバ・ラル隊と接触しようと無断でガンダムに搭乗したセイラが帰還した時の台詞。
-ほんと、軟弱者かもね…。
-ミハル、俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさないために、ジオンを叩く。徹底的にな!(TV版第29話、劇場版哀戦士編終盤)
-こういうとき、あわてたほうが負けなのよね。(劇場版めぐりあい宇宙編序盤)
-そそっかしいからよ。(劇場版めぐりあい宇宙編終盤)
-こういうときは臆病でちょうどいいのよね。(同上)
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*【ゲームでの活躍】
**連邦VSジオンシリーズ および エゥーゴVSティターンズシリーズ
コスト250(連ジ)と中コストでビームライフルとキャノン砲による中距離~遠距離戦に強いMS。
しかし、この機体のある意味最大の特徴として、中距離支援機とは思えない豊富な格闘攻撃にあった。
16文キック、跳び3段蹴り、足払い→回し蹴り、サマーソルトキック、32文ロケット砲…と、ネタが沢山詰まっており、中にはガンキャ×2同士の格闘縛りの対戦が行われるほどであった。
ライバルは鉄山靠(てつざんこう)などガンキャノンと同じく格闘攻撃のネタが豊富な旧ザク。
更にエゥティタでは蹴りだけでなくデンプシーロールなども繰り出す可変MS[[アッシマー]]もライバルだった。

**ガンダムVSガンダム
アーケード版ガンダムVSガンダムには出演できず、PSP版からの参戦。コストはガンタンクと同じく1000。
初期状態では使用できない隠しキャラで、アーケードモードを一回クリアすると解禁される。
装備は今までのVSシリーズと違わず主武装はビームライフルと肩部キャノン砲。
今作では劇中で印象的だった四つん這いポーズでのキャノン砲射撃が可能な他、ミハルの駆る[[ガンペリー]]がアシストとして登場。そしてまさかの「岩投げ」という攻撃をひっさげての参戦である。
地上では岩を掘り起こし、空中ではどこからともなく岩が落下してくるというガンタンクに続くトンデモ(?)兵器。
頑丈どころか、どんな射撃にも破壊されない巨大な岩を相手に投げつける。
たとえかち合った相手がゴッドガンダムの石破天驚拳であろうとウイングガンダムゼロのツインバスターライフルであったとしても気にせず突き進む。
パイロットがパイロットだからか、たまにこける。でNDしない限りほぼ何もできない…。
他のシリーズと違い格闘は苦手(特に踏みこみ速度)。
ただしドロップキックやラリアットなど、過去作同様ネタ感満載な格闘ばかりである。

**NEXT
PSP版から引き続き登場。今回はアーケード版初期から選択可能。

**FORCE
CPU専用機として参戦。コストは1000。カイのセリフもしっかりある。というより名無しパイロット版は存在しない。
岩投げや四つん這いでのキャノン砲撃など、武装の基本構成はNEXTがベースになっている模様。ただし、岩はタイタスが投げる程度の大きさになっており、隙もそこまでない。
本作では、ガンタンクが一切登場しないうえ、ハヤト搭乗版も存在しない上、パイロットが設定されている機体は複数並べることができないので、ガンダム、ホワイトベースと並べてもどこか物足りない。

**MBON
ガンダムのアシストとしてアーケードに復活。
呼び出したら敵の方へ走り、敵に接触したら少しの間組み付いてキャノンの接射を行う。
走る速度はそこまで早くなく空中を飛ばれていたりステップされると当たらないのだが、驚異的な誘導を誇り、Uターンするほど。
接射後の追撃は難しいので、組み付いている間にどこぞの兄弟よろしくガンキャノンごと攻撃を行うか、放置してしまおう。

また、ガンダムの新たな勝利ポーズにも出演するようになった。

**GUNDAM.VERSUS
プレイアブル機として復帰。今作では中コストの300(EXVSにおける2000コスト)になっている他、カイの他にアムロ、ハヤト、リュウにパイロットを切り替えることが可能。
武装面では新たにハンドグレネードが追加され、岩投げも健在だがFORCE同様あまり大きくはない。覚醒技でさらに巨大な岩を投げつける。

**EXVS.2
エクストラ機体として登場。コストは1500。
武装はGVSのものと同様だが、特殊格闘のハンドグレネードが格闘CSに変更されている。新規武装として単発強制ダウンのビームライフルとレバー入れで性能の変わるガンダム呼出が追加された。
GVSからの最大の変化点にして本機最大の特徴としては地上で下サブを使うと赤ロック無限でキャノン連射が出来るようになり、弾数も4発から40発に変更。
格闘の性能も低コストにしては悪くないが、エウティタに比べると地味…というか無難な感じ。
一方で所詮低コスト、格闘迎撃はともかく足の止まらない射撃で冷静に攻められるのは苦手と強みと弱さ、どちらもある機体として高い評価を受けている。

エクストラ機体は入手は期間限定な上、MBON、GVSにいた本作未搭乗機体はたくさんあるため次の入手機会はいつになるか分からないため、使用したいプレイヤーは期間中にたくさんプレイ(クレジットを使用)して確実に入手しておきたい。
今作のエクストラ機体は無料会員でも有料会員と条件が変わらない。
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*【勝利・敗北ポーズ】(ガンダムVSガンダム、NEXT)
**勝利ポーズ
右腕をあげて指の付け根あたりを軽く曲げた適当な敬礼。パイロットのカイが劇中で似たようなポーズをとったことがある。

**敗北ポーズ
あぐらをかき、膝を叩いて悔しがる。
大西洋に於ける戦闘の際、カイが好意を抱いたベルファスト基地郊外のジオンのスパイ、ミハルの戦死を知った時のポーズに少し似ている。

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*【勝利・敗北ポーズ】(GVS,EXVS.2)
**勝利ポーズ
通常時:キャノン砲を発射した後、ライフルを両手で構える
覚醒時:着地してそのまま佇む。OPの再現

**敗北ポーズ
右脚の膝から下と左足首を失った状態で横たわっている。
TV版の最終決戦で脚部を破壊された状態の再現。
ツールボックス

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