シャア専用ゲルググ

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シャア専用ゲルググ - (2013/07/24 (水) 06:46:35) のソース

|登場作品|機動戦士ガンダム|
|形式番号|YMS-14(MS-14S)|
|所属|ジオン公国 突撃機動軍|
|主なパイロット|シャア・アズナブル|
|主な装備|ビームライフル、ビームナギナタ、シールド|
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*【設定】
高いスラスター推力とジオン軍では初の強力な携行ビーム兵器を持ち、その性能は量産機でありながら連邦のRX-78 [[ガンダム]]と互角とまでいわれているジオン軍の後期量産MS[[ゲルググ]]。
その本格的な量産を始めるにあたり、性能や信頼性を向上させるために25機を先行量産。それらを一部エースパイロットに支給しデータ収集を行った。
その内の1機を『赤い彗星』ことシャア・アズナブル大佐専用にカスタマイズし赤く塗装されたものが本機である。
ちなみに残りの24機はキシリア・ザビが編成したエース部隊『キマイラ隊』の他、『ソロモンの悪夢』アナベル・ガトー大尉(U.C.0079時)などに配備された。

MSVや他作品にも派生機として登場している。
シールドとビームナギナタの設置位置を変えて、開いた背中にランドセルを搭載して、ビームライフルをオミットした代わりに機動性を上げた高機動ゲルググ、狙撃モードを搭載したビームマシンガンを装備したゲルググJ(ゲルググイェーガー)、ジオン海兵隊(後のシーマ艦隊)に配備された[[ゲルググM]](ゲルググマリーネ)がある。
高機動型ゲルググはア・バオア・クーにて『真紅の稲妻』ことジョニー・ライデンやヘルベルト・フォン・カスペン、U.C.0081時にはインビジブル・ナイツのエリク・ブランケに与えられ、驚異的な戦果を上げた。
また、ゲルググJはリボーコロニーに潜入するバーナード・ワイズマンの支援で活躍し、ア・バオア・クーでは『白狼』シン・マツナガに与えられた(高機動型ゲルググとの情報も有り)。
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*【原作の活躍】
宇宙へ戻ってシャアは当機に搭乗。
テキサス・コロニーにて慣らし運転を兼ねてマ・クベの援護(見物とも)を行うがギャンは撃破、マ・クベも戦死してしまう(劇場版ではこのシーンはカットされた)。
ソロモン宙域での戦闘では、ガンダムに苦戦し中破させられた挙句、エルメスとララァを失ってしまう。これはシャアが操縦に慣れておらず、ガンダムはアムロのニュータイプへの覚醒と「マグネット・コーティング」による機動・反応速度が怪物並となったからである。
慣れていなかったとはいうものの、初めて使ったであろうビームナギナタを使いこなしているのはさすが。

ちなみにどのVSシリーズでもこの機体は格闘戦に強く設定されているが、これはきちんとした原作再現だと言える。
基本的にシャアの得意な戦術は格闘戦であり、ザクやズゴックではトリッキーな動きでほぼ無被弾、アムロを圧倒していた。ゲルググに乗り換えてからは覚醒したアムロに敗退するも、ナギナタを使った格闘戦においては二度の対峙でほぼ互角の勝負を見せている(逆に射撃戦では覚醒アムロに完全に分があった)。
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*【パイロット説明】
**シャア・アズナブル
それまでの活躍は[[ザク>>シャア専用ザク]]を参照。

ガルマを守りきれなかったためドズルから責任を押し付けられ左遷、無所属だったところをキシリア率いる突撃機動軍に編入された。大佐に昇進、世界各地を回っており、その途中インドでララァ・スンと出会ったとされる。そして次第に「ニュータイプによる人類の革新」を目指すようになる。
10話からずっと出ていなかったが26話にて復活。ベルファスト基地周辺にてホワイトベースと感動(?)の再会、再びホワイトベースへの追撃が始まる。

ホワイトベースの追跡を続けていると、ホワイトベースの動きから連邦軍本部のあるジャブローの正確な位置と入り口を発見。ジャブロー攻略戦を提案し、キャルフォルニアベースから戦力を持ってきてまで遂行した。
自身もアカハナら工作部隊を率いてホワイトベースやGM量産工場を破壊しようとするも、工場のほうはホワイトベースちびっ子隊(カツ、レツ、キッカの3人)に妨害され、ホワイトベースの破壊も失敗に終わる。
脱出の際は、迎撃に回ったGMの腹部をズゴックのクロー一突きで撃破する、アムロの憧れであったマチルダの婚約者ウッディの搭乗するファン・ファンを叩き落とす等の名シーンを残し大暴れする。この時点で双方まとまった被弾なしの互角の勝負を繰り広げており、アムロの成長が表現されているといえよう。シャアズゴック単独では戦果を上げたものの、連邦の激しい抵抗にあい、多勢に無勢となった時点で撤退、ジャブロー降下作戦は失敗に終わる。
また、脱出の際に2度目のセイラとの再開を果たした。

その後、再びホワイトベースを追って宇宙に上がる。途中で囮と気づくもそのまま追撃。
サイド6に寄ったときにアムロと初対面した。ただし、そのときアムロがガンダムのパイロットとまでは気づかなかった。

終盤からニュータイプとして覚醒し始める。本機、先行量産型ゲルググを受領後、いい関係になっていたララァの操縦するエルメスと共にホワイトベースを攻撃するが、既にニュータイプとして覚醒したアムロにはかなわず圧倒され、ガンダムのビーム・サーベルでの直撃を受ける寸前でエルメスが割って入り、コックピットに直撃を受けたエルメスは撃破され、ララァは命を落とす。この出来事はシャアとアムロ両者の心にとても深い傷を残し、U.C.0093年においてもそれは同様であった。
ア・バオア・クーでの最終戦に関しては[[こちら>ジオング]]を参照。

ちなみに、放映当時、シャアの性格などが製作側の不評を買い本当に左遷(ストーリーから消す)された。しかしその当時のファンから苦情の手紙などが殺到し、26話で復活した。
しかも、せっかく復活してジャブローの隠し港口を発見して奇襲を仕掛けたら、カッコよくGMを串刺しにしたのも束の間、ファンファンによってメインカメラを破損させられ撤退するハメとなった。しかもGMの爆破も失敗したため本当に大敗となってしまった。
宇宙に上がってもマ・クベを戦死させ、ララァには「邪魔です」と言われ、そのララァも自分を庇って戦死、コックピットで涙を流すというちょっとヘタレな部分を見せるようになった。

技量に関しては衰えたなどと言われるが、ジオンのMSは基本的に操縦系統が機種やメーカーによって大きく異なっており、乗り換えると今まで培ってきた技術の大半を捨てて新たに覚え直し…と言う設定がある。これはパイロット育成にとって大きな負担になるということで操縦規格をある程度統一する「統合整備計画」というものがマ・クベから発案された。また、それを嫌って新兵器のゲルググよりも慣れたザクに好んで乗っていたベテラン兵も少なくなかった。シャアは都合3回乗り換えゲルググとジオングは慣熟訓練もせずに使いこなしているあたりやはり相当なものである事が伺える。
**【原作名台詞】
-さらにできるようになったな、ガンダム!!(TV版第29話)
-冗談ではない!!(同上)
-私はモビルスーツに乗っても、必ず帰ってくる主義でな。死にたくない一心でな。
-- なぜシャアがノーマルスーツを着ないかがよくわかる。プライドというかなんというか…。
-ララァ!奴との戯言はやめろ!
-- 記念すべきシャアのニュータイプ覚醒の瞬間だが、このセリフと共に間に入ったことがララァ戦死の原因を作ってしまった。
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*【ゲーム内の活躍】
**連邦VSジオンシリーズ、エゥーゴVSティターンズシリーズ
連ジでは無印325・DX375。エゥティタでは中の上コストである310として参戦。
アニメでの凋落(ちょうらく)ぶりがウソとしか思えない程の高性能機として名を馳せた。通称「シャゲル」「シャゲ」。
耐久480で防御も紙と非常に脆いのだが、「当たらなければどうということはない!」をリアルで実行出来る圧倒的な機動力と運動性(特に空中)を誇り、鬼の様な銃口補正・射角・発生を誇るBRと素晴らしいキレを持つステップを組み合わせた接射や、抜刀無しで使える超性能のBD格闘(飛び蹴り)など、扱えれば近距離では凄まじい強さを発揮する。
ちなみに宙域ではステップ格闘の性能が全機体中1,2を争う程の高性能。

余談だが、無印SEED製作時に福田監督の息子が連ジで好きだった機体がこの機体である。
特にナギナタをぶんぶん振り回す辺りが気に入った様で、この事がストライクに対艦刀を持たせたソードストライク誕生の切っ掛けとなったらしい。
そういう意味では本機はSストの遠いご先祖様と言えなくも無い。
**NEXT
[[エルメス]]のおまけとして登場。
エルメスに掴まって移動し、エルメスの周りに敵機が来るとエルメスを離れて攻撃してくる。
アニメ版同様、ララァには「邪魔です、どいてください」などと何度も言われる有様だが、エピオンやMF系のような格闘機だとエルメスを殴っている間にきちんとカットしてくることも多いので、仕事はちゃんとしているようだ。
ちなみにロックして撃墜することは可能だが、何度でも復活するので相手にするだけ無駄。正にジオン脅威のメカニズム。

長らく無限に登場すると思われていたが一応有限であり、99体倒すと以降は完全に姿を消す。
(といっても見る機会はほとんど無いのであろうが…)
**EXVS.
コスト2000で満を持してプレイヤー機に復帰。今回は武装アシストにエルメスを召喚する事が出来、前作と立場が逆転している。
超性能だったBRが弾数と威力が低く他は平凡と同コスト帯平均を下回る性能になっているが、格闘は連ジ時代と同様高性能。

これに加えて今作では射CSのBR3連射と格CSのナギナタ投擲と主力になる。
特に格CSのナギナタ投擲は接射すると横移動に喰らいつく強烈な銃口補正と、落下中の相手に対してフォークボールのように鋭く落ちて刺さる下方向への誘導が特徴的。
格闘CSゆえにBRや射CSからキャンセルでき、鈍足効果が付与されるのも含めて高い性能を誇った。

2つのCSを使いこなせれば上位コストとも対等に渡り合える様になれる代物なのだが、両CSを主力として使い続けなければならない為、指の管理が連ザの[[バスターガンダム]]以上に厳しく、かなりの慣れが必要なだけで無く連続使用にはかなりの体力まで要する。
但しその分ポテンシャルは抜群で、2000機体としては高い自衛力と、格CSによる闇討ち性能が魅力的。
一度アップデートで調整はあったものの、同コスト内での3000機の相方候補筆頭としてに未だに挙げられる。

**EXVS.FB
前作から更に調整を受けた。全2000の耐久が+20された中シャゲのみ据え置きになり、コスト平均に。
格CSは弾速が向上したもののBRから繋がりにくくなり、「肩を壊した」と言われることも。その代わりキャンセル√が増えた。

プレイヤー機の他に、今作品に参戦している[[ギャン]]の武装アシストとしても登場。
補正しながらBRを3発発射する。チャージの時間が遅いのが難点。
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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利時
-納刀時:ビームライフルを持って立ちポーズ。
-抜刀時:特格のモーションでナギナタを振り回した後、頭上でナギナタ大回転。風を切る音も聞こえる。

**敗北時
-土下座のようなモーションで崩れ落ちる。orz
--原作のテキサスコロニーにて、ギャンの爆発からララァの乗った車を守った時の再現。
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