ガンダムEz8

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ガンダムEz8 - (2021/09/21 (火) 01:24:10) のソース

|>|CENTER:ガンダムEz8&br()GUNDAM Ez-8|
|登場作品|[[機動戦士ガンダム第08MS小隊]]|
|型式番号|RX-79(G)Ez-8|
|全高|18.0m|
|重量|51.5t|
|所属|地球連邦軍|
|搭乗者|シロー・アマダ|
|武装|バルカン砲&br()旋回式バルカン砲&br()100mmマシンガン&br()ビーム・ライフル&br()ビーム・サーベル&br()180mmキャノン&br()ショート・シールド|
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*【設定】
地球連邦軍の現地改修陸戦用モビルスーツ。

[[アプサラスII]]との交戦により大破したシロー・アマダの[[陸戦型ガンダム]]に大規模な改修を施したカスタム機。
Ez8は「Extra-Zero-8(08小隊特別機)」の略で、元ネタは米軍戦車M4シャーマンの後期生産型 M4A3E8「イージーエイト/イーズィーエイト」から。

特徴的なのはガンダムのシンボルとも言えるV型アンテナを廃止し、ロッドアンテナを用いている点。
ロッドアンテナを採用したのは、密林での戦闘の際、V型アンテナの破損率が高かったためと言われている。
また吸気口や首関節部への被弾や密林での使用による異物の進入を抑えるため、チンガードなどの増設が行われている。
V字アンテナが無いためそれまでのガンダムのイメージとはかけ離れており、まだ[[∀ガンダム]]が存在していなかったこともあり、当時は最もガンダムらしくないガンダムとも言われていた。

脚部の外側ふくらはぎの部分にビーム・サーベルを1基ずつ装備している点に変わり無いが、それ以外の固定武装は変更されており、コクピット周辺の耐弾性の低下や射角が制限されるなどの理由で問題があった胸部のバルカン砲は再び頭部に2門へと変更されている。
また、胸部中央に口径12.7mmの対歩兵用の旋回式バルカン砲が設置された。
携行武装は陸戦型ガンダムの改修機ということもあり、同機の兵装はすべて使える。

性能に関しては、機動性ではスペック上陸戦型ガンダムと殆ど差異はないと思われる。
防御面では胸部を[[ザクII]]のシールド2枚を用いて重装甲化している。
ザクIIの装甲材質は超硬スチール合金で陸戦型ガンダム本来のルナチタニウム合金に比べ耐久力、重量共に劣っているが、装甲形状を単純化することで軽量化と耐弾性、整備性の向上が図られた結果、マゼラトップ砲の直撃にも耐えている。
ただしスタッフインタビューなどでは「陸戦型ガンダムより弱い」と言われたり、GCB(ガンダムカードビルダー)では陸戦型ガンダムよりエネルギー出力が高いためガンダム用のビーム・ライフルが無理なく使えるなどの細かい違いがある。

小説版では下半身を取り外してコア・ブースターにすげ替え、ガンダムMAモードのような状態で[[アプサラスIII]]に突撃するという無茶をやっている。
また一部ゲームでは宇宙用に改修されたVerや、機動力や火力に重点を置いた換装パーツが存在するなど、主人公機とはいえ破格の扱いを受けることも多い。

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*【武装】
**バルカン砲
頭部に2門を内蔵している機関砲。
口径は35mmと[[ガンダム]]の60mmと比較し威力が低下しているが弾数の確保に成功している。
また、液体炸薬ではなく薬莢を用いる方式となっており、頭部に排莢口が設けられることとなった。

**旋回式バルカン砲
胸部に内蔵された12.7mm口径の対歩兵用旋回式バルカン砲。

**100mmマシンガン
ヤシマ重工製の機関銃。
威力だけではなく、小型で取り回しに優れている。

**ビーム・ライフル
射撃用ビーム兵器。
量産体制が整っていない事から配備数は少ない。

**ビーム・サーベル
近接戦闘用ビーム兵器。
両脚部に1基ずつを収納している。

**180mmキャノン
長距離支援用の大口径実弾兵器。

**ショート・シールド
取り回しのよい小型の盾。
白兵戦では打突兵装としても使用可能。

**全弾発射
頭部のバルカン砲と胸部の旋回式バルカン砲、右手の100mmマシンガンを一斉に発射する攻撃。
対[[グフ・カスタム]]戦で使用した攻撃で、動いたら当たるように弾幕を仕掛けたが、相手がそれを読んだ事で動かなかった為に不発に終わった。
シローの台詞から「倍返し」とも呼ばれる。

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*【原作での活躍】
原作も残り少なくなった9話からシロー・アマダの新たな乗機として登場。
偵察任務のため夜のアジアを[[ミデア]]から降下して颯爽とご登場。
陸戦タイプの機体なのに一発目から空中戦を見せる、砲撃の中を突っ走るなどよく見るとすごいこと(無茶とも言う)をやっていく。
この回のシローは不殺の意志が強くなっていた為か積極的な活躍は少ないものの、10話ではノリスの操る[[グフ・カスタム]]と戦い、一斉射撃(通称''倍返し'')や壊れた左腕を引きちぎって殴りつけるなど無茶な戦法を使いながら命懸けで撃破。
続く11話ではアイナ・サハリンを救い出した後、ギニアス・サハリンの作った[[アプサラスIII]]のコクピットをパンチ一発で破壊する。
その後はアプサラスと運命を共にした模様。

ガンダムの全体的に見ても、機体のスペックに対してかなり無茶をやっている機体。
それでも38%の生存率に入ることやそこそこの戦果から考えると、機体の優秀さとパイロットの技量の高さが伺える。

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*【パイロット説明】
**シロー・アマダ
CV:檜山修之

地球連邦軍極東方面軍コジマ大隊第08MS小隊隊長。

謎のMAの調査のため砂漠に赴いていたがアイナ・サハリンと見事な再会、協力し生き延びる。
だが軍上層部からスパイ容疑をかけられ「小隊全員銃殺刑」か「生還率38%の超激戦区ラサへ小隊全員赴任するか」を迫り、シローは後者を選択することになる。

途中[[量産型ガンタンク]]の護衛任務でノリス・パッカードの駆るグフ・カスタムと交戦、見事任務失敗になる。
その後アプサラスIIIが出撃したことを確認すると軍を抜けることを仲間に宣言し、アイナの救出に向かう。
ギニアス・サハリンに撃たれたアイナを間一髪で救出するもその後撃たれた主砲の影響によって利き腕を骨折、アイナと2人3脚でEz-8を操縦し、アプサラスともつれ合うようにして火口へと消えていった。

物語ラスト、アイナに肩を支えられ立ち去るシーンでは片足を失っている事が解る。
カミーユの精神崩壊とは違った意味で衝撃的なラストだったが、後日談「ラストリゾート」を見る限り本編中の台詞の通り「生きてアイナと添い遂げる」事が出来た様である。

小説版では「カート」という故人の名を借りて、同じように故人である「ジャンヌ」に名を変えたアイナ、2人の間に産まれた女の子の赤ん坊「キキ」と共に、08小隊と親交のある村で生活している。尚、キキの名の由来であるキキ・ロジータはその村の住人でアニメ本編では生存しているが、小説版では戦時中に連邦軍の複数の男性たちに捕らえられて性的暴行されそうになったことから自害している。彼女の死は連邦が正義だと信じていたシローに大きなショックを与えた。シローがアイナとの間に産まれた子に「キキ」の名を付けたのは彼女への贖罪も込められていると思われる。

ちなみにEz8が手に入るまでの間、現地民の村をジオン軍から救うためシローは一度生身でザクと戦っている。生身(とたかが対戦車用ロケットランチャー3門と一丁の拳銃)でザクの駆動系を破壊し、ザク・マシンガンを避けたり、さらに対MS戦能力を無にしたり、対人兵器を拳銃で撃ち落すとか、ガスを入れられた上に落とされたコロニーから見事脱出するなど『東方不敗ほどではないがすごい』などと言われる。さらにいえばアプサラスIIIの爆発に巻き込まれて右足が無くなるだけで済むなど、この世の人間とは思えないほどの運と体力を持っている。
勿論味方ガンダムの援護があってのものだが、畑に潜んでロケット・ランチャーや拳銃のみで戦うなどシロー自身の戦闘技術の高さもうかがえる。

初登場時に既に軍人になっている主人公としてはコウ・ウラキに次いで2人目であり、ガンダムシリーズでは珍しい、初登場の時点で成人の主人公である。他には軍人としてシン・アスカが、成人としてはドモン・カッシュが挙げられる。

途中で監督が変わったので性格が少し変わっている。
ブリティッシュ作戦の裏側を描いた漫画「宇宙のイシュタム」(作:後期監督の飯田馬之介)に士官候補生時代の彼が登場している。

***【原作名言集】
-よし、小隊長として命令する。8小隊、出撃!!
-青臭い、理想論か…。
-倍返しだぁ!!!
--いわずと知れた必殺(?)技。実際はかなり大規模な威嚇射撃(ノリスが動いたら当たるように撃った)でノリスが読み勝ったため当たらなかった。本シリーズを含めた当然ゲーム作品では相手が動かなくても当たる。
-俺は、生きる!!生きて、アイナと添い遂げる!!

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*【ゲーム内での活躍】
**ガンダムVSガンダムNEXT
第4次解禁にてCPU専用機体として参戦。続く5次解禁にてプレイヤー使用可能機体になった。
コストは[[陸戦型ガンダム]]と同じ1000。ちなみにアイナは同乗していない。アシストはカレンの陸戦型ガンダム(ジム頭)。

陸戦型ガンダムとの違いはメインがマシンガンからビームライフルに変更、マシンガンリロードの特殊格闘が必殺、「倍返し」に変更、体力100以下限定で後格闘に、左腕を引きちぎって相手を殴りつける「俺はアイナと添い遂げる!」が追加された。
格闘は後格闘以外全て共通で射撃キャンセルでのBZも可能。しかし180mmモードの特殊格闘のネットガンが無くなり、代わりに180mmのリロードになっているなどが違うとこである。

特殊格闘の通称「倍返し」は100mmマシンガンと頭部と胸部バルカンの一斉射撃。コスト1000にしては高威力な射撃武装であるがリロードが遅いという一面を持つ。建物に背中を引っ掻けて落下しながら撃った原作再現なのか使用時は落下がゆっくりになる。
体力100以下で可能な腕殴り。原作では[[グフ・カスタム]]のヒートロッドを受けて動かなくなった左腕を捥いで殴りつけたシーンの再現攻撃。…なのだが殴りつけた後に何もなかったかのように捥いだ左腕を戻す。今の今までパチパチなってたのが嘘のように元通りになるEz8。

連邦製のMSは[[体力が少なくなると頭と腕がいきなり壊れて即座に直るMS>ガンダム]]がいたり、いくらでも[[岩を投げ>ガンキャノン]]たり、いくらでも[[腹から戦闘機を出し>ガンタンク]]たりと…えぇい、連邦のモビルスーツは化け物か!

**EXVS
前作同様地走系1000コスト換装機として登場。コンテナを降ろし、空中での機動力もいくらか改善された。
高コスト機並の威力を持つBR、ズザキャンもどきとしてつかえる換装、当てになるアシストなどがある。
ちなみに腕もぎ攻撃は常時使用可能だがスパークするエフェクトがなくなり、使用後は腕を投げ捨てる。勿論すぐに生えるが。原作的には正しいがシュール。
今作からすべてのボイスが新緑に変わったが演技指導の問題か一部ボイスが気の抜けたような感じになっており、ネタにされた。特に覚醒時の「アイナー!」あたり。

**EXVS.FB
武装アシストに[[ホバートラック]]が追加され、晴れて08小隊の機体が勢ぞろいとなった。
さらに、覚醒技でも08小隊が一斉に攻撃を仕掛ける。ウイングゼロ(EW版)同様一発ごとにロック替えに対応している上、本体が攻撃されても続行してくれる意外といい性能。

**EXVSMB,EXVSMBON
コストが1500にアップ。
ONではメイン→各特射のキャンセルルートが追加されている。

**GVS
前作までは最低コストの1500だったが、今作はコスト300と、前作のコスト2000相当に格上げされ、武装も強化されている。
変更点としては、メインのビームライフルにチャージが追加、サブ射撃にミサイルポッド(倍返しは特殊射撃に移動)、また画期的なのが180mmキャノンモード時の特殊射撃の「移動撃ち」である。
これにより、弱点だった足回りの弱さ、接近された際の手がダントツに強化された。
おまけにこれまで使い勝手が悪かった腕もぎ攻撃が派生に移行したことで性能も向上。
さらに、覚醒技が変更され、格闘攻撃に倍返し、換装し攻撃とかなり動き回るカッコイイものとなっている(08小隊の集合が見れなくなったのが少し寂しい気もするが、それは陸戦型で見られるので我慢しよう)。
惜しまれる点は、前作まではシローが白シャツ姿だったものが、何故か陸戦型と同じ連邦軍制服になってしまっていることが挙げられる。
だが、コスト変更で普通の量産型である陸戦型との差別化が図られ、またそれに伴い武装の強化・覚醒技の変更がなされたのは、原作ファンとしては素直に嬉しいことである。
さらにボイスも新緑された。

本作では3on3もあるので8小隊の3人(陸戦型のパイロットはカレン、サンダースに変更可能)で三人で戦うことが出来るように。

**EXVS.2
再びコストが最低値の1500に戻った。
GVSで手に入れた技もある程度(BRモードの射撃CSはないが)使用可能に。
シローのパイロット絵が再び白シャツに戻った。

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*【勝利・敗北ポーズ】(NEXT)
**勝利ポーズ
ミサイルコンテナを置き、片足を乗せてビームライフルを回転させる。
基本的に陸戦型ガンダムと同じ

**敗北ポーズ
コンテナに座り込む。
陸戦型ガンダムと全く同じ

*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.シリーズ)
**勝利ポーズ
陸戦型ガンダム2機と一緒にポーズ。
左右の陸戦型ガンダムはネットランチャーとミサイルランチャーを構えている。
中央のEz8は換装していた武器を構えたポーズをとる。
覚醒時(FBで追加):前述のポーズにホバートラックが加わる。

**敗北ポーズ
地面に腰を下ろし左膝を立てて項垂れる
原作第6話で陸戦型ガンダムの左足がトラブルを起こしメンテナンスを行った際のポーズを再現している。

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