アヘッド

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アヘッド - (2020/12/01 (火) 21:25:31) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダム00]]|
|形式番号|GNX-704T|
|頭頂高|20.6m|
|重量|71.1t|
|所属|アロウズ|
|搭乗者|バラック・ジニン&br()アンドレイ・スミルノフ 他|
|武装|GNバルカン&br()GNビームライフル&br()GNサブマシンガン&br()GNビームサーベル&br()GNシールド&br()GNバズーカ| 
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*【設定】
地球連邦政府、独立治安維持部隊アロウズ所属のモビルスーツ。
CBから流出された擬似太陽炉搭載MS[[GN-X]]を発展させた機体で装備はシンプルかつスタンダードなものを装備している。
本機のベースとなったのはかつてフォーリンエンジェル作戦時に旧人類革新連盟によって鹵獲された[[ガンダムキュリオス]]であり、旧人類革新連盟の技術者を中心に開発が行われているため、旧人類革新連盟の主力機であった[[ティエレン>ティエレンタオツー]]を思わせる外見をしている。
当機はアロウズの小隊長、一部エースパイロットにのみ配備され、いくつかの[[バリエーション機>ミスターブシドー専用カスタムアヘッド]]が存在する。
アヘッド1機にGN-XIII3機が1個小隊の基本構成のようだ。
カメラアイや背部のコーンなどGN-Xの特徴を引き継いでいるが、性能はガンダムと互角以上となっている。
なお、試作時はガンダムによく似た構造となっていたが、「テロリズムの象徴」などとCB、ガンダムを批判する民衆の意見を考慮して旧人革連のティエレン風の作りとなった。
しかし、アロウズの実態が晒され当機がマイナスイメージとなり、次世代機を含む系列機が主力から外され、製造・開発中止に追い込まれた。
アヘッド自体は姿を消していったが、そのデータはGN-XIVへと引き継がれている。
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*【原作内での活躍】
2ndシーズンから登場。
第一話でバラック・ジニンが搭乗、刹那の駆るガンダムエクシア・リペアと戦闘、半壊状態とはいえエクシアを圧倒し右腕と左足を破壊、撃破寸前まで追い詰めるがあと一歩のところでティエリアの[[セラヴィー>セラヴィーガンダム]]が参戦し、その場は撤退。
その後はカタロン秘密基地やアフリカタワーへのオートマトン運搬など、非人道的な作戦に用いられるイメージが強くなっていった。
ちなみにバラック・ジニン機はラグランジュ3の戦闘で[[ダブルオーライザー]]を追いかけていたら小惑星を一周してきたダブルオーに逆に後ろを取られて機体を真っ二つにされて撃墜、パイロットも死亡。
アンドレイ・スミルノフ機は最終決戦で、コロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」防衛のためルイスの[[レグナント]]と共に出撃、勇ましくルイスの前に出てきたはいいが刹那相手に何も出来ずに機体を大破させられそのまま戦線離脱。

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*【パイロット説明】
**バラック・ジニン
CV.稲田徹
アロウズのMS部隊の小隊長で階級は大尉。
過去に妻を反連邦組織のテロで失っており、それがきっかけでアロウズに志願した。
「統一世界の実現」の為ならば、オートマトンの投入など非道な作戦も躊躇なく行う覚悟を持っている。
部下からの信頼は厚い。
前述の通りラグランジュ3での戦闘で戦死。部下であるルイス・ハレヴィからも慕われていたようで、彼の死もまたソレスタルビーイング、ひいてはガンダムへの憎しみを大きくしていくことになる。

**【原作名台詞】
-「ガンダムとはいえ5年前の機体!アヘッドの敵ではない!!」
--刹那の乗るエクシアリペアと対決。半壊しているとはいえ、エクシアよりも上回る性能で圧倒していた。
-「貴様らの時代は、終わっている!!」
--ビームサーベル二刀流でエクシアリペアの右腕とマントを切り落として優勢になるも、ティエリアが乗る[[セラヴィーガンダム]]の登場で不利になってしまう。

**アンドレイ・スミルノフ
CV.白鳥哲
2ndシーズンから登場。
1stで人革連、後に国連軍に所属しCBと激戦を繰り広げた「ロシアの荒熊」ことセルゲイ・スミルノフの実子で24歳の少尉、母親は父親の同僚で故人のホリー・スミルノフ(美人!)、ファンのあだ名は「小熊」。
軍に入った理由は父親へのあてつけ。
性格は真面目で実直だが全くと言っていいほど融通が利かず頑固、そして女性の好みは乙女のような女性、このあたりは父親譲りだが本人は全く気付いていない。
「乙女」(小熊談)ことルイスに一目惚れして、終盤は告白同然の台詞付きのハグまでしたが最後の最後まで答えてもらえなかった…というかルイスはCBメンバーと勘違いしていた間も心のどこかで沙慈のことを想っていた。
父親とは後述の件をきっかけに疎遠となっている。
物語終盤で反乱軍鎮圧の際に父親であるセルゲイを殺害した事を非難されることもあるが、アンドレイは父親が特使としてアフリカタワーに行っていたことも知らないし、反乱軍と共に崩壊するアフリカタワーから出てきて、乗機もGN-XIII(連邦仕様)ではなくティエレン全領域対応型であったために一味と勘違いするのも仕方がないことであり、軍人の行動としては何も間違ってはいない。というかそれがアロウズ上層部の目的でもあったし。

父と疎遠になった理由は彼が10歳の時、人革連がまだ軌道エレベータを建設途中に起こった戦闘(指揮官はセルゲイ、副官は後の反乱軍の指揮官であるハーキュリー)で技術者達の避難を優先、最前線にいるホリーを含む部隊を実質見殺しにした(セルゲイとしてもこの時の決断は他に策が無い苦渋の決断だった模様、当時軌道エレベータ建設は各勢力にとって最優先事項であった)。
アンドレイとしてはそれが許せず、さらにセルゲイが不器用だったこともあいまってちゃんと説明をしなかったために最終話でマリーにセルゲイの想いを聞くまで完全に誤解していた。
エピローグではわだかまりも反抗心も消えて父と母の想いを継いで軍人として、人間として一回り成長した。

序盤はGN-XⅢに搭乗、CBと戦ったが何気に被弾もせず、機体性能差があるとはいえカタロンのMSを一蹴するなど実力は確か。
だが終盤になるとイノベイターに覚醒した刹那に軽くあしらわれてしまうなどすごく残念なことに。
さらにファーストシーズンからの登場&人格者で高い人気を持っていたセルゲイを殺めてしまたことや若さゆえの言動から、一時期は視聴者からバッシングを受けたことも。ちくしょう…ちくしょう…。
サービス終了したモバゲー版のスパロボでは父親が生存できるため、親子での出撃ができた。そのときは「大佐」と階級で呼んでいた。堅物の彼ららしいが。

劇場版でも引き続いて登場。「市民を守る連邦軍の軍人」としてエウロパ迎撃ミッション、地球圏最終防衛ラインでの戦いに従事。
最終的に防衛ラインを突破した大型ELSを道連れに自爆し、父と母のもとへ旅立った。
ファンからは「生きて荒熊を継いでほしかった」と惜しむ声もあるが、この時の彼の行動がなければ地球が大被害を受けて反ELS感情が高まったことも考えられる(外伝作品に登場した旧人類軍(イノベイター排除を掲げる過激派組織)がコズミック・イラ作品のブルーコスモス化する可能性もあった)上、この時舞ったGN粒子によって刹那の覚醒が促された(ように見えるだけかもしれないが)ので、彼もまた「未来への水先案内人」と言えるだろう。
スパロボでは毎度のように生存フラグが用意されており、さらにに3DS系では自軍に参加する。
さらに3DSだと彼のジンクスIVの戦闘アニメに異常に力が入っており、高い評価を得ている。

余談だが同姓同名の軍人がソ連にいた、もしかしたら名前の元ネタなのかもしれない。
あとアンドレイの担当声優である白鳥氏は「機動戦士ガンダムSEED」でサイ・アーガイル役で出演していた、今度はエリート部隊でMS操縦できました。

**【原作名台詞】
-「乙女だ…」
--ルイスを見てつぶやく。ちなみに父もソーマ・ピーリスを乙女と評したことがある。さすがは親子である。

-「ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ!言ってくれなきゃ何も分からないじゃないか…言ってくれなきゃ…うあぁぁぁぁぁぁぁ…!!」
--母の葬式後に泣いていたアンドレイにセルゲイが何か言っていれば悲劇は避けられた可能性が高いうえ、どれだけ自分のことを思っていてくれても言ってくれればわからないので、全くその通りである。この時アンドレイは、機体の爆発に巻き込まれないようにセルゲイから突き飛ばされた事を思い出し、自分の手で父親を討った事を後悔し、慟哭するのであった。
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*【ゲーム内での活躍】
**NEXT PLUS
CPU専用機として登場。
なぜか、「アヘッド・スマルトロン」に搭乗しているはずのルイスも搭乗している。

**EXVS.シリーズ
引き続きCPU機として登場。
二刀流攻撃があるなど、戦法はジニンを意識したものとなっている。
ミサイルランチャーと特殊移動が追加されたものの、大したことはない。
EXVS.2では基盤変更とモデリング一新に伴いリストラされたため未登場。
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