M1アストレイ

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M1アストレイ - (2019/04/27 (土) 11:59:32) のソース

|登場作品|機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED DESTINY|
|形式番号|MBF-M1|
|所属|オーブ連合首長|
|主なパイロット|アサギ・コードウェル ジュリ・ウー・ニェン マユラ・ラバッツ 他|
|主な装備|75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2&br()71式ビームライフル×1&br()70式ビームサーベル×2&br()対ビームシールド&br()EF-24Rフライトローター シュライク|
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*【設定】
オーブ軍初の制式主力MS。名前の由来は量産型1号機を意味するModel 1から。
試作型の[[レッドフレーム>ガンダムアストレイレッドフレーム]]などのP0シリーズと[[ストライク>ストライクガンダム]]などのG兵器を元に開発された量産機。

P0シリーズからの大きな変更点はバックパックなどのオプション交換機能の省略、装甲や可動域の縮小及び構造の簡略化、センサーのダウングレードなど。フレームの色にはオーブ軍のナチュラル用の機体を示す赤が採用されている。オーブ国内ではP0シリーズとの区別のためM1と呼ばれる。
機体そのものはなんとヘリオポリス崩壊時には完成しており、ナチュラル用OSの開発が進まなかったため完成するまで長らく(開発責任者のエリカ・シモンズ曰く)「人形」状態であったが、キラ・ヤマトと叢雲劾の協力によりMSとして完成を迎えた。

オーブ初のMSであるP0シリーズ開発のためのG兵器の技術盗用の際にPS装甲の解析に失敗したため、防御力が得られないならという事で%%開き直って%%機体を軽量化して運動性を稼いで回避を重視する方へ舵が切られ、P0シリーズを基にしたM1アストレイ及びその後継機の[[ムラサメ]]もこの流れを継承している。
[[ストライクフリーダム>ストライクフリーダムガンダム]]のようなパイロットの技術が信頼できる訳ではない量産機で所謂「当たらなければどうということはない!」をやっていいかは疑問だが、その分重量は見るからに軽そうなストライクダガーよりも軽く、エールストライカーを基にしたバックパックの推力もあって機動性と運動性には非常に優れ、ごく短時間の飛行すらも可能だったとされる。
ロウ曰く、機体に使われている発泡金属はレッドフレームより良くなっているらしいので、ある程度はマシになっている様だが重装甲になった訳ではないのでやはり防御力はほぼ変わらず。

宇宙戦に特化したバリエーション機としてM1Aアストレイが存在する。
オーブの宇宙ステーション「アメノミハシラ」防衛用に開発され、クサナギにも数機積み込まれて第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加したとされる。
見た目としてはフレームの色が局地戦仕様を示す青に、ビームライフルを宇宙での超長距離射撃用のものに変更した事が分かりやすい変更点。

DESTINYではオプションとしてシュライクを装備する事で、ジェットストライカー装備の[[ウィンダム]]やダガーL同様に飛行型MSとしても運用された。しかし飛行型MSとしてはオーブ軍が戦後に求めた水準に達していなかったためにムラサメが開発され、本機は数を埋める支援機として運用される事になる。

M1の試作機にあたるP0シリーズは5機存在していたが、製造していた場所がヘリオポリスだったためザフトの襲撃もあって当時にMSとして完成したのはレッドフレーム、[[ブルーフレーム>ガンダムアストレイブルーフレームセカンドL]]、[[ゴールドフレーム>ガンダムアストレイゴールドフレーム天]]の3機だった。
残りの2機は長らくパーツ状態で行方を眩ましていたが、DESTINY時代のFRAME ASTRAYSにグリーンフレームが、VS ASTRAYにミラージュフレームが登場する。

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*【武装解説】
**75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
[[デュエル>デュエルガンダムアサルトシュラウド]]、[[イージス>イージスガンダム]]、ストライクらG兵器と同一のもので、ヘリやミサイル迎撃用の武装。
PS装甲を持たないため役割の重要性は相対的に大きい。

**71式ビームライフル
レッドフレームやブルーフレームらP0シリーズのビームライフルとよく似たビームライフル。バックパックに懸架可能。

**70式ビームサーベル
バックパックに予備と合わせて2本装備されるビームサーベル。

**対ビームシールド
デュエル、ストライクおよびP0シリーズと色違い同一形状のシールド。イーゲルシュテルンと同じく役割の重要性は相対的に大きい。
オーブ軍の制式採用機に地球軍のMSの装備と同一のものを装備するのはいかがなものかという意見は無かったのだろうか…

**EF-24Rフライトローター シュライク
DESTINYで登場したM1アストレイのバックパックに追加されていた飛行用オプション。シュライクはシュラク隊と同じ由来でモズを意味する。
本来の推力に回転翼機の空中機動能力を加えるというコンセプトで、M1アストレイ単体の飛行はごく短時間だったが、このオプションによって十分に安定した飛行能力を手に入れている。

**9.1m対艦刀
実体剣も必要かもしれないという理由で採用された武装でIWSPと同じもの。携行する際は両腰に装備用のジョイントを増設する。
HGCEでの発売時に追加で同梱されてそのまま設定化された武装のため、当然劇中での描写も出番もない。

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*【原作内での活躍】
長らく置物状態だったがキラの作ったOSと機体の相性がよかったのか、短い訓練期間(キラがオーブに来たのが3月終盤、連合との戦闘が6月中盤、OSが4月序盤に完成したとしても約2ヶ月しか訓練期間がなく、実践経験が少なかった)で連合の量産型であるストライクダガーと互角の戦いを見せた。
しかしパイロットの技量は全体的に低くほぼ棒立ち状態でBRを撃っていたパイロットもいた(もちろんあっさり撃墜された)。
新型のガンダムタイプには機体及びパイロットの差が激しくあっけなく破壊される一種のやられ役になることもあった。
その後宇宙に戦場を移しても量産型=やられ役という運命に逆らえず、人気のあった通称M1三人娘もカガリのSEED発生のための生贄だったのかあっさりと戦死し、最終的に生き残ったM1パイロットは3人だけだったとされる。

続編のSEED DESTINYではシュライクを装備して後継主力MS[[ムラサメ]]の支援機として登場した。その後のザフトのオペレーション・フューリーの際には陸戦も行なっていた。

ちなみにM1にはナチュラル用OSの試作型を搭載したレッドフレームのデータが使われており、キラの前で行った演舞のような動作はレッドフレームのモーションデータがフィードバックされているため。キラがOSを急ピッチで完成させてオーブを去った後、劾がOSのブラッシュアップを行なっており、当時展開していたSEED関連の主人公たちが全員関わっている。

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*【パイロット説明】
**アサギ・コードウェル、マユラ・ラバッツ、ジュリ・ウー・ニェン 
オーブ国防軍所属でカガリの友人であるMSパイロット3人組。通称「アストレイ三人娘orM1三人娘」。
もちろんM1が未完成でまともに動かないうえにオーブの立場上実戦経験も無いほぼ初心者。
しかし、技術の低さを3人でカバーし合いながらオーブ防衛戦を生き残り、宇宙に上がった後も特に被弾もせずに最終決戦までたどり着いた。
そして最後の戦い、ファンがもしかしたら生き残ってくれるかも!と淡い期待を抱いたのも束の間、マユラは台詞も無く[[ゲイツ]]と相討ち、ジュリは(おそらくゲイツによる)流れ弾で撃墜、直後ジュリの撃墜に気を取られたアサギも被弾して撃墜され、ものすごくあっさり全滅した…ちなみに彼女らの死はカガリ最初で最後のS.E.E.D.発動のきっかけとなった。

特徴は
アサギ・コードウェル…勝気な性格でリーダー格の金髪くせっ毛
マユラ・ラバッツ  …赤みがかった茶髪のショートカットで彼氏募集中
ジュリ・ウー・ニェン…ピンクのフレームの眼鏡をかけている隠れ巨乳

アサギは小説版での最期が異なっており、アスラン、カガリと共に潜入したヤキン・ドゥーエ内で銃撃戦の末に死亡している。
ジュリは本編以外での活躍が多く、SEED ASTRAYで「マリーン」の偽名で髪をアップにしコンタクトを付けてロウ達のジャンク屋に潜入、レッドフレームを盗み出した…が、バレて追い付かれたので返したが、本当の目的はレッドフレームのデータを収集することだったのでロウに追いつかれる前にきっちりデータをコピーし任務は達成した。
この時に起きた戦闘で、ガーベラ・ストレートをシュゲルトゲベールと間違えてガーベラにエネルギーを送ろうとしたりと若干ドジっ娘な面も見せた、ちなみに前述のアクシデントで光雷球が発見された。
ちなみにロウのことを気に入っていたがジャンク屋メンバーの山吹樹里(本編と今作未登場)のロウへの想いを知り、彼女を応援しつつ身を引いた。

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*【ゲーム内での活躍】
**連合 VS. Z.A.F.T.シリーズ
無印ではコスト280、IIではコスト270で参戦した格闘寄り万能機。
機動力(BD速度&持続)と赤ロック距離は劣悪だが、コスト不相応の凶悪な運動性(ステップ性能・旋回性能)を持つ。
またBR弾数と格闘がコストの割に優秀な事もあり、近距離だけで言えばARFGに匹敵するポテンシャルを秘めている。
但し機動力と赤ロック距離の関係上、IIでは一度戦場から置いていかれるだけで長時間無力化してしまう不安定な面もある(無印では上手く動けばどんな機体にも付いていくだけなら出来る)。
無印ではコスト不相応の凶悪な性能を誇り、280でありながら560の相方として大人気を博すという凄まじい機体であった。
だがIIにてコストが10下がった事により様々な下方修正を受け、流石に無印の様なコスト枠の常識を破壊する程の性能では無くなった。
それでも強さと扱い易さ(とは言え初心者には少し厳しいが)は衰えておらず、機体としては高い評価を受けている。

ちなみにIIではコスト280にムラサメという本機の後継機がいる。
見た目もさる事ながら性能も酷似しており、強力な万能機だが初心者には厳しいという点も似通っている。
主にBDの発生・旋回と引き換えにミサイル・変形を得た機体であり、出来る事はかなり多いのだが、変形を使いこなせなければ「重いM1」でしか無い為、出来る事の多さも含め真価を発揮させるのはM1より難しい。

**ガンダムVS.ガンダムシリーズ
NEXT PLUS内におけるPLUSモード等のCPU専用機として登場。

**EXTREME.VSシリーズ
引き続きCPU専用機として登場。
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