デルタプラス

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デルタプラス - (2017/07/16 (日) 20:26:39) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダムUC]]|
|英名|DELTA PLUS|
|形式番号|MSN-001A1|
|全高|19.6m|
|重量|27.2t|
|所属|地球連邦軍(ロンド・ベル隊 ネェルアーガマ→ラー・カイラム)|
|搭乗者|リディ・マーセナス|
|武装|60mmバルカン砲×2&br()ビーム・ライフル&br()ビーム・サーベル×2&br()シールド&br()シールド・ビーム・ガン&br()グレネード・ランチャー|
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*【設定】
[[百式]]を可変機として再設計、量産化を目指して作成された試作機。本来百式は可変機である「MSN-001 δガンダム」として設計された。しかし、変形時の強度の問題により断念、非可変機として開発された経緯を持つ。これを[[Zガンダム]](Zプラス)によって得られたデータと完成型のムーバブルフレームを基に、可変機として再設計し、開発するに至った。
Zプラスの変形機構を取り入れたことによりウェイブライダー(WR)への変形が可能で、単独の大気圏突入や大気圏内(1G重力下)の飛行を可能にしている。しかし、試作機であるため大規模な部隊単位で動く連邦軍本隊の編成には組み込みにくく、独立部隊であるロンド・ベル隊の中でも、単艦運用がメインのネェル・アーガマに回された(というより押し付けられた)らしい。
しかし、百式の運動性とWRの機動性、大気圏突入能力を高いレベルで獲得した高性能機となっている。

百式の再設計機というだけあって、顔やボディなどの形状は百式に似ている(見た目は百式+Zプラス、ビームの色はZプラスと同じ白に近い青)。しかし、装甲の色は金ピカではなくZプラスと同じダークグレーとなっており全体的に暗い配色でかなり異なる雰囲気を持つ。さすがに金ピカのリターンがあの程度の防御力では目立つというリスクと釣り合わなかったようだ。

ちなみに、開発技術者によってこの機体のシミュレーターモードには
[[その幻の可変機に乗り損ねたエゥーゴのエースパイロット>クワトロ・バジーナ(EXVS.)]]のAIが組み込まれたデルタガンダムのデータがプログラミングされているという。
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*【原作での活躍】
OVA版Episode2の終盤に補給物資として配備されて、少しだけ写った(タクヤの「百式だぁ!」の台詞付き)
Episode3ではリディの乗機としてオードリーと地球へ向かうための水・食料を乗せて出撃、パラオでの戦闘後に戦線離脱し、地球へ進路を向けた。

その後、リディがユニコーン追跡のためにラー・カイラムに配属となった後も乗機として持ち込まれた。
ダカールでの戦闘ではその機動力を存分に活かして市街地で暴走するシャンブロの目を引き付け、後から駆けつけたユニコーンとの連携攻撃でこれを撃破した。
その後ラプラスの箱・オードリーの処遇を巡ってバナージと対立、ユニコーンとビームサーベル同士による戦闘を行うが敗北する。
その後、マーサ・ビスト・カーバインが乗ったシャトルに単機で出向き、オードリーを命懸けで連れて行こうとするも拒否される。
その後、バンシィの前を飛行していた時バンシィの搭乗者のマリーダにガンダムと間違われ攻撃を受け中破、その後気絶していたリディの目が覚め、ガルダのアルベルト・ビストを救出、バンシィを運び出す作業を行った。以後の出番は無い。

OVAではシャンブロ戦の役回りが変わっており、直前で正気に戻ったロニを撃てなかったユニコーンからビームマグナムを奪いシャンブロを撃破するが反動で右腕を損傷している。
続くEP5ではガルダ内でのユニコーンとバンシィの戦闘中に近づいたために、マリーダにガンダムと間違われ、バンシィのアームド・アーマーVNでコクピットを潰され、右側頭部から右肩にかけて引き裂かれた挙句、右足をへし折られ大破という散々な目にあっている。
おまけに漫画版ではバイアランカスタムに乗り換えられている。
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*【パイロット紹介】
**リディ・マーセナス
CV.浪川大輔
[[リゼル]]搭乗時はこちら

オードリーの決意を聞き、大物政治家の家系であるマーセナス家出身の自分にも出来ることはないかと考えた結果、オードリーと共に地球へ降下する事を決意。
出撃前にミコットに見つかりいきなり頓挫しかけたが、オードリーの説得(というより決意表明)により無事に出撃、パラオでのバナージ救出&ユニコーン奪還作戦に参加した後、そのまま戦線離脱し、地球へと向かった。

その後、オードリーに恋心を抱き、更に父親から箱の秘密を明かされ彼女を守ろうと積極的にアプローチする。
しかしその後も思いは実らず、徐々に嫉妬の念からバナージを敵視するようになって来る。
バンシィに攻撃されたときこそバナージの身を案じていたが、バナージがカーディアス・ビストの息子と知り驚愕。
その後、連邦の命令を拒否して行動するバナージについに攻撃。直接の対決は、結果的にバナージが機体性能差もあって勝利するが、その時から既にバナージへの敵意は確実なものになっている。
その後オードリーを助けるために単身シャトルに乗り込み、最終的にオードリーを開放させたが手を差し伸べるも拒否される。その後、絶望を感じながら彷徨っている所に運も悪くマリーダのバンシィに発見され、搭乗者のマリーダの頭に入ってくる絶望の声(マリーダ曰く頭を這い回る声)、更に外見からガンダムと勘違いされ、友軍機でありながら攻撃を受ける。
気絶し、目が覚めた後ガルダに行くとアルベルトを発見したらしく、救出したらしい。その後、バンシィをアルベルトから譲り受けたと思われる。
余談だが、リゼルでフルボッコにされた後だっただけに、パイロットを殺さず部位破壊で撤退させる腕前に驚いた方もいるかもしれないが、デルタプラスの性能以上に、元々リディは士官学校を優秀な成績で卒業したエリートだったりする。実戦経験が乏しかったリディにとってはシナンジュ戦がいい経験になったようである(完全に負け戦なので苦い思い出ではあるが…)。

EP4は原作とOVAでは現在の国際情勢を鑑みた結果ガーベイ一族の設定が大幅に変更されている。
原作のシャンブロは3人乗り(1人でも操縦は可能)であり、バナージがロニの導きでシャンブロを狙撃して撃破している。
OVAでリディにロニを撃たせたのは、血に囚われているという似た境遇の彼女を殺害させ彼の心に闇を落とすきっかけにすることで、後のエピソードに繋げやすくするためだからだとか。

その後は、[[こちら>バンシィ・ノルン]]を参照。

ちなみに中の人は『[[ポケットの中の戦争>機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』にてアルフレッド・イズルハの声を演じている(子役時代で変声期前だが)。
更に言うと[[劇場版Z>機動戦士Zガンダム]]では[[カツ・コバヤシ>ガンダムMk-II]]の声も演じている。
そして[[00>機動戦士ガンダム00]]では[[ミハイル・トリニティ>ガンダムスローネツヴァイ]]も演じている。
さらに[[AGE>機動戦士ガンダムAGE]]では[[ゼラ・ギンス>ヴェイガンギア・シド]]も演じている。
残念ながら絡みは今のところ皆無。

**【原作名言集】
-「可能性に殺されるぞ!」「そんなもん…捨てちまえ!」
--EP4でシャンブロへ連携を仕掛ける際の台詞で彼が闇落ちした瞬間。そんなもん…捨てちまえ!と言ってる時の狂気がかった表情はぶっちゃけ怖い…
-「このガンダムめが!」「ガンダム、ガンダム、ガンダム、ガンダム!ガン…」
--EP5終盤でデルタプラスを大破させられ、無謀にも拳銃でバンシィを攻撃しながら喋った後意識を失った。これでマリーダが自分がガンダムに乗っていることに気づき、それがマリーダをバンシィから引き摺り落とす事になる。

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*【ゲーム内での活躍】
**EXVS.
3月下旬のアップデートだったが、当時の諸事情によって4/7に延期され参戦。
コストは2000で、可変万能機といった位置づけとして、BR、グレネード、アシストと万能機らしい仕上がりとなっている。
ザクⅡ改等と同じく、数少ない専用機でもない汎用量産型であり、武装もアシスト以外は量産機らしく目立つものはない。
見所は、一部の武装にて[[ユニコーンガンダム]]が登場する。プレイヤーが使用できる機体が他機体のアシストとして出演するのはこの機体が初めてである。地味に覚醒技も持っており、無印エクバでは準主役機や一部主役機ですら実装されなかった(隠者やF91、試作1号機他等)覚醒技を量産機が持っていると言うのは注目点であるだろう(実用性はともかく)。

武装面では、射撃は連射可能なカートリッジリロードのBR、サブはグレネードとZガンダムに似た武装を持つが、Zと違いBRは2連射、グレネードも足が止まり発生が遅いなどコスト通りの差がつけられている。
格闘は2段格闘がほとんどでダメージが伸びないものばかりだが特殊格闘の変形突撃の威力が凄まじい。非覚醒状態で約270ダメージを叩きだすなどコスト2000とは思えない瞬発火力を誇る。
特射はユニコーンガンダムと同様に[[リゼル]]呼び出し。ユニコーンよりも発生、誘導が良く、打ち切り後リロードもされる信頼できる仲間となっている。また、メインとのキャンセルでの落下と言う応用テクニックも存在し、この機体の生命線と言っても過言ではないだろう。
CSはユニコーンガンダムとのコンビネーション攻撃。OVA3話の背中を合わせてのBR、ガトリングの再現となっており、2機が回転しながら弾幕を張る(しかし台詞が合ってない)。

覚醒技は変形したデルタプラスの上にNT-D発動のユニコーンガンダムが乗ってのBM連射。こちらはシャンブロ戦の再現となっている。
発動中はさながらシューティングゲームのような独特の操作感で動かせる。
しかし、キャンセル不可能、少し動くだけで弾がばらけて当たりずらく、威力も微妙・・・と実用性は薄い。
突進速度は速いため追えるか・・というと、旋回性能が優秀すぎるため逆に小回りが利きづらく相手が少し向きを変えると厳しくなる。。
しかし、自由に動かせるというのがポイントであり、セリフや派手な外見にもほとんど合ってないのだが逃げとして使うのが安定。
ただし、問答無用でオバヒ状態になり逃げの手段としても使いづらいという厳しさだった。

ちなみに、原作ではこの時のBMの弾は1発しか残っていなかったのだが…。今回はBMがしっかり5発残っていたのだろうか。
また、台詞の「こっちはやる気が違うんだ!」では勘違いする人も多いと思うが、実際は原作でバナージと敵対、交戦時の台詞であり、漢字はしっかりと「殺る気」と書いてある。
ただし、OVA4話では諸事情によりストーリーや登場人物の設定に変更が加えられた結果、この戦法はカットとなってしまった。
またチェックミスなのか、シールド後端部分がネイビーではなくグレーとなっている。

余談だが、上にもチラっと書いたとおり、リディの台詞の中に明るい台詞が意外と少なく、バナージに敵意を持ち始めた時の台詞や、一部原作終盤でのバナージとの交戦時の台詞がいくつか混ざっている。ノルンほど明らかに荒れた声ではないのでわかりにくいが、あちらにはない原作のかっこいい台詞が結構混ざってる。
チェックしてみても良いかもしれない。

**EXVS.FB.
この機体の生命線であるアメキャンが他の多くのアシスト持ち機体でも出来るようになってしまった。
また、変形サブのグレネードの誘導が下がり、やや曲げうちがしにくくなった。
一方でアメキャン可能アシストとしては速い特射のリロード、BRが連射可能かつ無限リロードのBRの中では誘導や補正に優れる点などから20援護機として後衛を勤める際の性能は高めで、
変形時機動性の向上、サブの弾速発生の強化、サーチ換え特格変形による逃げテクニックの普及などもあり評価を上げた。

**EXVS.MB.
射撃武装が一部弱体化された。特にメインはBR全体の誘導が下がったことで、以前程理不尽な誘導はしなくなった。地味に無印エクバから新武装や新格闘、派生等、目立った変更点が何一つ追加されてないのは珍しかったりする(覚醒技も無印からあった)。
一応Sドラ中でも青ステアメキャンができ、Fドラでまたとんでもない火力がでる機会が増えた・・・が、これらはデルタ以外の機体でもできることであり、これといって優位な点でもない。
''個別弱体化+BRの全体弱体化+(対)ドライブ相性の悪さ''のトリプルパンチにより、マキシブースト環境では評価を大きく落としている。

前述の覚醒技も今作は覚醒技の種類を選ばずオバヒは削除され、この機体の覚醒技はあろうことかブースト消費は0。
今作ではこの覚醒技は破格の''ブースト消費0で高速長距離移動''となって返り咲いた。まさに汚名返上と言えるだろう。ただしここまで便利なのになぜかブースト0では使えない。

ちなみにバンシィ・ノルンの追加で入社三年目、もとい憎しみに囚われたリディが登場。
上記にもあるがノルンの方はEP7の憎しみに囚われた台詞が中心になっていて、よく本機のリディと比較されるのだが、本機のリディにも何気に憎しみに囚われた台詞が混じっている。

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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利ポーズ(EXVS.) 
前方にビームライフルを三発撃ち、上に構えてポーズをとる。
この時にBRを「3連射」するのだが戦闘中では「2連射」しかできない。
3連射できるじゃねーか!なんてネタになるワンシーンである。

**敗北ポーズ
ショートしながら片膝をつく
この時の台詞は完全に荒んでいる

**勝利ポーズ(EXVS.FBで追加)
覚醒中に勝利:僚機側を向いてカメラ目線、振り向いた後ろからユニコーンが離れてゆく「男と見込んだ…オードリーを頼みます!」「殺し文句だな…」
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