サイコガンダムMk-II

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サイコガンダムMk-II - (2017/01/30 (月) 12:33:35) のソース

|登場作品|機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZ|
|形式番号|MRX-010|
|所属|ティターンズ→アクシズ(ネオ・ジオン)|
|主なパイロット|ロザミア・バタム→プルツー|
|主な装備|サイコミュ式ビームソード、拡散メガ粒子砲×3、メガ粒子砲×20、頭部メガ粒子砲×2、指部ビーム砲、リフレクタービット|
|特殊装備|Iフィールド、頭部脱出ポッド|
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**【設定】
ムラサメ研究所が開発した[[サイコガンダム]]の改良機。小説版では「サイコガンダムII」と表記された。
カタログスペック上サイコガンダムと比較してみると、ジェネレーター出力は60%弱にまで抑えられているが、スラスター推力は大幅に向上し、軽量化もなされている。コクピットはサイコガンダム同様頭部にあり、ボディが破壊されても脱出ポッドとして単独で飛行・離脱できる。武装はさらに強化されており、特に弱点であった接近戦をカバーするために有線制御式で操作できる手首から出力されるビームソードと自身のビームを反射させることで予測しにくくさせるリフレクタービットを追加している。形式番号上はムラサメ研究所の所属機体だが、オーガスタ研究所のパイロットが搭乗しているのはムラサメ研究所に強化人間の残ストックパイロットがいなかったため。

オーガスタ研究所はクワトロのダカールにおける演説以降はエゥーゴ寄りになっており、ティターンズとは手を切りたがっていた。そのためいわば手切れ金として本機と[[バウンド・ドック]]、パイロットとしてロザミア・バタムとゲーツ・キャパと研究員数名を引き渡している。

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**【原作での活躍】
機動戦士Ζガンダム第48話に登場、この時はMS形態のみをとっていた。パイロットは強化人間のロザミア・バダムで、精神不安定な彼女には、刷り込み操作で兄と思わせてあるゲーツ・キャパがバウンド・ドックで随行、指示を出していた。まさに悪魔のマシンであったが、精神不安定な強化人間ではその力を完全には発揮できなかった。[[Zガンダム]]で交戦したカミーユ・ビダンは自分を兄と思わせ戦いをやめさせようとするも失敗し、自らの手でコクピットを撃ち抜き撃破した。

機動戦士ガンダムΖΖではグリプス戦役終戦後、中破し放棄されていたものをネオ・ジオンが接収。初陣の強化人間プルツーを搭乗させ第一次ネオ・ジオン抗争に投入した。この時初めてモビルフォートレス形態をとる。この機体には前パイロットのロザミア・バダムの癖が残っており、それに対しプルツーは不快感を示すもののこれを一蹴、リフレクタービットによる攻撃や防御を自在にこなし、ロザミア以上にこの機体の能力を存分に引き出した。コロニー落着後のダブリンにてアーガマ隊を急襲し、エルピー・プルの[[キュベレイMk-II]]やジュドー・アーシタの[[ZZガンダム]]と交戦する。キュベレイMk-IIの攻撃を封じ、ZZガンダムのダブル・ビーム・ライフルを無効化するなど猛威を振るった。キュベレイMk-IIの特攻により装甲にダメージを被るも、その攻撃力は衰えなかった。その後、ZZガンダムのハイパービームサーベルによって撃墜され、プルツーは頭部を分離して脱出している。
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**【パイロット説明】
***ロザミア・バタム
オーガスタ研究所所属の強化人間。ファミリーネームの「バタム」は劇場版の表記でTV版では「バダム」(正しくは前者であるが、初出のTVで誤表記となってしまい、それが広まってしまっていた)。
家族構成は本人曰く両親と兄と弟がいたようで、1年戦争の際に兄を除いて死んでしまったという。この戦争の最中に見たコロニー落としをトラウマとして抱えており、「エゥーゴは空を落とす(コロニー落としをやる)」と唆され、「エゥーゴを倒せば兄を探してやる」として敵意を向けている。やはりというか強化人間の例に漏れず精神が不安定であったが、原作後半にカミーユと接触するまでは深く触れられた訳でもないのでよく分からなかった。初登場時の機体はギャプランでその機動性でカミーユやカツを苦しめた。
アーガマ潜入時はカミーユを兄として記憶操作され、合成写真を持たされていた(ただ、ファ・ユイリィは見た瞬間に合成写真と見抜いていた)が、当然カミーユには身に覚えなどないので最初は素っ気なくされていたが、後にボートに乗るなどしていた。帰還してメディカルチェックを受けた際に強化人間と判明するとカミーユは彼女を守ることを決意する。しかし、戦闘中に[[ネモ]]に乗ってカミーユの援護をしようとした所で元の記憶が戻り始め、錯乱してティターンズへMSごと帰還。更に再調整を受けることになる。
最終的には本機に搭乗してアーガマに襲い掛かる。この時の「兄」は同じオーガスタ研究所出身の強化人間、ゲーツ・キャパである。幾度となく改ざんされた記憶は矛盾を引き起こし、精神に多大な負荷を与え、薬物漬けの肉体の影響も相まってすぐに錯乱状態に陥ってしまう。兄を探しながら狂ったようにビームを乱射するロザミアに対し、カミーユも必死の説得で彼女を取り戻そうと説得を続けるも最終的には断念。コクピットにビームライフルを直撃させ、ロザミアを苦しみから解放した。当然、彼女の件もカミーユが精神崩壊を引き起こす一助になっている。また、カミーユとシロッコの決戦ではカミーユに力を貸す霊の一人として登場した。

劇場版ではアーガマ潜入のくだり以降が全てなくなっているため、ただの「敵キャラA」の扱いになってしまっている。それでも一応最終決戦には登場している。

「スーパーロボット大戦シリーズ」では、カミーユの説得で仲間にできるが、シリーズによってフォウとの2択やフォウと同時に仲間になる場合がある。 

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**【ゲーム内での活躍】
**エゥーゴVSティターンズシリーズ
DXから登場。サイコガンダムと並ぶ巨体を誇り、本編でやらなかったモビルフォートレスへの変形やリフレクタービットによる攻撃も再現されている。
モビルフォートレス形態ではIフィールドを持ちビームを全て無効化するという鉄壁さを誇っていた。
また、復活しても破損することが無く、復活との相性がいい機体のひとつでもあった
ちなみに自機として使えるのはシリーズ通して「DX」および移植版の「ガンダムVSZガンダム」のみである
ボスとして登場するときはロザミィ(ロザミアとは別キャラ扱い)、プルツー、ララァ、果てはカミーユまでもが搭乗していた

**EXVSシリーズ
EXVSのPS3版よりボス機としてロザミア機とプルツー機が登場。主にトライアルミッションでの登場だがロザミア機だけはブランチF-6コースに登場。
前作サイコの強化機であり、広範囲、高火力そして高機動な性能でプレイヤーを苦しめる。
性能が若干違いロザミア機はMS形態のみでビーム主体の攻撃方法で仕掛けてくる。プルツー機は出現時MA形態でビームやタックルを仕掛けMS時は前述や有線式ハンド、リフレクタービットによるオールレンジ攻撃を仕掛けてくる。
余談だがZガンダムでロザミア機に挑むとロザミィになり台詞が変わる。
ちなみに、専用の撃破セリフがないのでカミーユが「雑魚は消えろー!」と言ってしまう事がある。ロザミィ…
FB以降はアーケード版でも登場するが、前座での対処を誤るとロザミア機とプルツー機を同時に相手にしなければならなくなっている。
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