クロノス

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クロノス - (2017/07/26 (水) 22:54:52) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダムAGE]]|
|形式番号|xvm-dgc|
|所属|ヴェイガン|
|搭乗者|デシル・ガレット|
|武装|ビームバルカン/ビームサーベル&br()クロノスキャノン&br()クロノスガン&br()ビームバスター|
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*【設定】
ゼイドラと同時期にヴェイガンが開発したXラウンダー専用モビルスーツ。
重装甲であり、背部には砲撃戦に適したクロノスキャノンを搭載。
ゼイドラを重装甲化、高出力化した兄弟機である。そのため頭部や胴体部などは同じ構造となっているため、胸部のビームバスターもそのまま装備されている。
当然機体重量も増加しており、それを補うために脚部のスラスターの推力が強化されている。また、ヴェイガン系MSとしては珍しく尻尾に該当するパーツが存在しない。

国力で劣るヴェイガンはXラウンダー専用機の開発に積極的であり、最新の研究開発を基に様々な機体の開発を続けていた。クロノスもそういった体制下で開発され、Xラウンダー専用機の可能性を模索する側面もあったようだが、重武装、重装甲型のXラウンダー専用機のコンセプトは不必要と判断されたためか、以後クロノスのコンセプトを引き継いだXラウンダー専用機が開発されることはなかった。
一応PSP版ではバリエーション機として本機の試作型と言える「ウィゲル」や性能向上機「シーラ・クロノス」が存在する。

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*【原作での活躍】
ビッグリング戦以降デシル・ガレットの専用機として登場。その後は彼の素行の悪さもあって独断専行も多かった。
ノートラム戦では撤退するマジシャンズ8所属の2機のゼダスMを操り、アセム・アスノをかばったウルフ・エニアクルの[[Gバウンサー]]を撃墜するが、直後にスーパーパイロットに覚醒したアセムのAGE-2 ダブルバレットの猛攻を受け、撃墜された。

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*【パイロット説明】
**デシル・ガレット
CV.寺島拓篤

かつて、アンバット攻防戦で[[フリット・アスノ>ガンダムAGE-1]]に敗れた後、コールドスリープについていたがA.G.141年に再び覚醒。成長し幼さからくる無邪気な面は消えたものの性格の悪さは相変わらずで、実の弟であるゼハートにも嫌味を言うほど。しかし、ゼハートが地球制圧作戦の司令官(自分より上の地位)に就いたことを知ると嫉妬していた。
執念深く、20年以上経ってもなおフリットに対して恨みを抱く(ユリンを失ったフリットも同じだが)。アセムやウルフ達との戦闘でも彼らを同時に相手をしても互角に戦うばかりか、その途中でも他の敵機を撃墜してみせるなどアセム達を驚かせていた。が、その後駆けつけたフリットとは激闘を繰り広げるものの奇策に嵌められ、さらに邪魔が入り雪辱を晴らすことはできなかった。それどころか別の戦闘ではフリットの指揮する戦艦ディーヴァにもまともに近づけないという有様であった。

ノートラムでの戦闘においては独断専行し、先述の通り撤退しようとしていた味方機を操りアセムに差し向けて止めを刺そうとし、それをかばったウルフのGバウンサーを撃墜する。その直後ウルフの遺志を受け継ぎスーパーパイロットに覚醒したアセムのAGE-2ダブルバレットが猛攻を仕掛けてくる。味方を利用した挙句犠牲にするという愚行を犯したことで、兄に対しては下手に出ていたゼハートからもついに見捨てられてしまい、完全に孤立。抵抗も虚しく撃墜され、最期まで自分の敗北を認めず戦死した。

フリット編から再登場したキャラだが、コールドスリープについていたにしてはキオ編以降のゼハートのような若々しさは感じられない見た目になっていた。30代前半という年齢になりデシルのことを指す第5話のサブタイトル「魔少年」に由来して、アセム編の彼には「魔中年」というあだ名がついた。

その後、三世代編でまさかの再登場。といっても本人ではなくゼハートの見た幻覚という形でだが。彼なりにもゼハートを激励していたが、「俺を陥れたお前が~」や「兄に勝る弟など…」という言葉も浴びせていた。逆に言えばこういった幻覚を見たあたりゼハートも内心はデシルを見捨てたことを気にしていたのかもしれない。
ちなみに先に発売されたPSP版には彼の幻影は登場しなかった。

PSP版では、フリット編での敗北でXラウンダー能力を使い果たして廃人化しかけ、&bold(){アセム編での操縦技術はフリット編の時よりも劣る}という驚愕の設定が追加された。

MOEでは死後早くから他に戦死したドール・フロストやダズ・ローデンと共に幻影として登場。プロジェクトエデンの実現を目指すゼハートの行く末を見守り続けたが、デシルの言葉は彼にとって特に大きなプレッシャーとなっていたようだ。アセムに対する甘さが拭えずガンダムを仕留めるチャンスを尽く逃した結果、多くの仲間が犠牲になったことまで指摘していた。しかし、TV版でのデシルの行いを知っている視聴者からすると…
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**【原作名言集】
-俺のように評価の高いXラウンダーになると幼少の頃から自由な権限が与えられ最前線で活躍し&br()無論、お前のように雑用をやらされることもなくこのように温存される。&br()分かっているか?イゼルカント様は才能を見抜いていらっしゃるんだよ。(アセム編)
--コールドスリープから目覚めたばかりの自分に挨拶に来た弟のゼハートに対してこの台詞。思い上がりの激しさはむしろ増長されたようである。しかしこの後弟が自分より上の地位に就いていたことを知り…
--言うまでもないと思うが、Xラウンダー能力もゼハートの方が能力を抑える必要があるほど高く、イゼルカントが信頼を寄せていた相手もデシルではなくゼハートである。
--掲示板などでデシルの話題になるとよく見かける「俺のような優秀な(優れた)Xラウンダーは温存される」の元となった台詞はおそらくこれである。

-アンタに受けた屈辱…昨日の事のように覚えてるぜぇぇ!!(アセム編)
--時を経てフリットに再会した時。フリットもユリンの無念を晴らすために応戦、再び因縁の対決を始める。Xラウンダー同士ということもありアセムが驚愕するほどの戦いぶりを見せるが、結局屈辱は晴らせなかった。

-読、読めない…!?何故だ、Xラウンダーでもないくせに!お前はッ!お前は、何なんだぁぁ!?(アセム編)
--Xラウンダー能力を持たないアセムに追い詰められている事に焦るデシル。そしてこの後[[アセムのあの名台詞>ガンダムAGE-2]]へとつながる。

-何故だ!?この俺が負けるはずがない!!負けるはずがぁぁぁぁぁ……!!!(アセム編)
--散り際の台詞。フリットのみならずアセムにも敗北してなお最期まで負けを認めなかった。命令違反による出撃の上に2度にわたって他者の命を弄ぶという愚行を犯し、しかも今回は味方を死なせたことで実の弟にも見捨てられた彼の哀れな末路である(もっとも、ゼハートも後に似たような過ちを犯すが…)。
--まさにウルフがアセムにスーパーパイロットになるように諭した時の言葉通りであった。

-おいおいどうしたゼハート?この俺を陥れたお前がまさか、この程度で怖気ついてるわけないよなぁ!?&br()なら、走るしかねぇよなぁ!自分の身を切り裂いてでも!(MOE)
--ラ・グラミス戦にて、躊躇いはありながらもエデンの実現のために後に引けなくなったゼハートに対して。次にゼハートがフラムに出した指示は、「ディグマゼノン砲でガンダムを一掃するために囮になれ」という、狂気さえ感じさせるものだった。
--素行の悪さに耐えかねたとはいえ見捨てたことも実質「味方を犠牲にする」も同じであり、先述の指摘等をよりによってデシルに言われた事も含めて、ある意味では再びデシルと同じ過ちを犯そうとしているゼハートに対する強烈な皮肉でもあった。
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*【ゲーム内での活躍】
**EXVS.MB
[[ゼイドラ]]のアシスト(射撃CS)として参戦。3種類の攻撃パターン(スタン属性の刺突(ウルフの死因で離脱モーションまで再現)、強よろけの斬りつけからのクロノスキャノン二連射、打ち上げダウンの二段斬り上げ)があるが、このアシストの最大の特徴は&bold(){どの攻撃が出るかランダム}という点である。呼び出し時のゼハートの否定的な台詞も合わせて原作の独断専行の再現と思われる。
しかし、いずれも敵機に突撃する上に誘導も強く、チャージ時間もSドライブや覚醒と合わせることで短縮可能で、呼び出す時にゼイドラが強制的に振り向き、サブ射撃にキャンセル可能で着地できるため結構高性能である。アップデートで追従性能と攻撃判定に下方修正が入ったものの自衛の択としてはまだまだ強力。俺のような優秀なアシストは温存せずに使っていきたい。
残念ながら(?)AGE-2の覚醒技をクロノスに当てて原作再現をすることはできない。
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