31オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/03(月) 02:20:39.60ID:4PgYa5XQ0
前スレ975から991の間の出来事ということで脳内補完よろしく

日登町中心部

カミーユ・ビダン【コロニーカラテ】 VS エドワウ・マス【テキサスコロニー仕込みのケンカ殺法】

カミーユ「お前は生きていてはいけないんだ!」(馬乗り)
エドワウ「それは自己紹介かな?」(馬乗り)

 絶賛、殴り合い中。しばらくお待ちください。

バナージ「ああ、もうやめろって二人とも! 今はそんなことしてる暇じゃないだろ!」
ジュドー「ただいまー、キャスバルたち連れて来たよって、まだケンカしてるのこの人ら」
マリナ「あらあら」
呂布トールギス「元気があってよいことではないか」
バナージ「誰か止めてくださいよ! こうなったら俺がビスト神拳で……」

カトック「ゴラア!」ゲンコツ
カミーユ「痛っ!」
ランバ・ラル「止めんか二人とも!」
エドワウ「ランバ?」
キャスバル「あ、ランバさんだ」
ランバ・ラル「おお、まさか本当に若返っていらっしゃるとは。しかも二人も」
カミーユ「何をするんですかカトック先生!」
カトック「そりゃあこっちの台詞だ。周りの状況も見ずに暴れやがって。ガロードとそっくりだなそういうところ!」

 気づくと周囲には日登町の住人たちが集まってきていた。

ロアビィ「やれやれ。ガンダム兄弟のケンカには慣れてたつもりだけど、今日は一段とヒドイねこりゃ」
ラスタル「誰もケガは無いな?」
ジュンコ「いたらこっちにおいで。手当てするよ」
セルゲイ「ミンチになるのは肉だけで充分だからなハッハッハ」
ジュリエッタ「寒いです……」
ソーマ「寒くない! 大佐はユーモアのセンスも抜群だ!」
鉄仮面「腹が減った者はわが店のパンを配るぞ!」
キース「あ、そうやってちゃっかり宣伝する気か、負けないぞ!」
デマー「やめろおおお離せええええ! まだシミ抜きが終わってないんだあああ!」
ダントン「馬鹿、死ぬよりはマシだろ!」
ウルフ「すまねえな、ウチの大将連れてきてもらって」
ムウ「よし、全員無事だな?」
ステラ「ネオ、ここステラだけ」
ムウ「男はどうでもいいんだよ男は。勝手にどうにかするだろ」

32オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/03(月) 02:23:15.04ID:4PgYa5XQ0
ジュドー「商店街のみんなか」
アムロ(オリジン)「まだ人がこんなに残ってたんですね」
セルゲイ「先ほどまでこの辺りは戦闘が一番激しかったからな。警察も手出しできなかったのだ」
ソーマ「警察官ならここにいますけどね」
ジュリエッタ「パトロールさぼってパチンコ打ってたんですよね」
アリー「なんのことでしょう? わたしはゲイリー・ビアッジという外回り中のサラリーマンですが(眼鏡クイッ」
マリア「シャクティは大丈夫かしら……」
クロノクル「シャクティならケンカが始まって早々に町の外へ逃走したみたいです。さっきメールが来ました」
バナージ「マリーダさんもいたんですね」
マリーダ「夕飯の買い物に来たところを巻き込まれてな。姫さまはご無事だろうか」
バナージ「きっと無事ですよ。しかし、こんなに沢山の人たち、よく誰も巻き込まれてミンチにならずに済みましたね」
マリーダ「ああ、『彼ら』に助けてもらったんだ」
ジュドー「『彼ら』って?」

赤い彗星のひと「わたしだ」
カミーユ「あんた、偽シャア軍団の」
赤い彗星のひと「邪悪なわたしが迷惑をかけたな」
D.O.M.E.「ちなみに僕もいるよ」
セルゲイ「彼が孤立して困っていた我々を、安全なところまで導いてくれたのだ」
カミーユ「あんた、大尉に加勢してケンカに加わってたんじゃないのか?」
赤い彗星のひと「だからといって困っている人を見過ごしてはおけないのでね」
D.O.M.E.「さすが生前の僕のライバルの良心」
赤い彗星のひと「それに、この戦いには何か邪悪な意思のようなものが……」
バナージ「邪悪な意思?」
赤い彗星のひと「いや、止めておこう。私の推測で混乱を招きたくはない。今はまだな」
ジュドー「それよりどうする? 俺らエドワウさんたちだけを救出に来たつもりだったじゃん」
バナージ「帰りはユニコーンを呼ぶつもりだったけど、こんなには運べないな……」
ランバ・ラル「外に救助を求めようにも、連絡がつかん」
カトック「それに、まだ建物の中に隠れてる連中がいるかもしれんぜ。そいつらも放ってはおけん」
赤い彗星のひと「なら、それは我々に任せてもらおう」
D.O.M.E.「おいで、Gビット」

 D.O.M.E.が念じると、辺りには次々とGビットが集まってくる。

ロアビィ「なるほど、こいつで俺たちを町の外まで運ぼうって寸法ね」
赤い彗星のひと「私も負けていられないな。……ハアッ!」

33オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/03(月) 02:25:57.74ID:4PgYa5XQ0
 赤い彗星のひとの身体から光が放たれる。
 そして光は、その場にいた選ばれし乙女たちに宿り、彼女らを魔法少女に変身させた!

赤い彗星のひと「魔法の皇女、ブラスターマリナ!」
マリナ(フリフリミニスカ)「まあ、久しぶり」
キャスバル「久しぶりって、マリナさんて魔法少女やってたんですか!?」
呂布トールギス「魂……!!」

赤い彗星のひと「魔法の超兵、ブラスターマリー!」
ソーマ(フリフリミニスカ)「わたしはソーマ・ピーリスだ!!」
ジュリエッタ「…………」
ラスタル「お、どうしたジュリエッタ」
ジュリエッタ「べ、別にうらやましいなんて思ってませんからね!?」

赤い彗星のひと「魔法のクローン、ブラスターマリーダ!」
マリーダ(フリフリミニスカの上、プルたちと同じ年まで若返り)「く、これは中々恥ずかしいものだな」
ジュドー「ああっ! マリーダさんが幼女になったことでバナージ兄が野獣の目に!」
バナージ「なってない!」

赤い彗星のひと「魔法の女王、ブラスターマリア!」
マリア(フリフリミニスカ)「これも人々の安らぎのためならば……」
クロノクル「姉さん……」

赤い彗星のひと「魔法の傭兵、ブラスターアリー!」
アリー(フリフリミニスカ)「始めようぜ、魔法少女同士による、トンでもねえ戦争って奴を!」
アムロ(オリジン)「(失神)」
エドワウ「しっかりしろアムロくん!」

赤い彗星のひと「さあ行くがいい、選ばれし乙女たちよ! その力で人々を救って」
カミーユ「ちょっと待てぇ!!」
D.O.M.E.「なんだい突然大声を出して」
カミーユ「いや、どう見ても一人おかしいだろ!」
ブラスターマリナ「え、どこかおかしいですか?」
ブラスターマリーダ「やはり私にはこんな可愛い衣裳、似合っていないということか」
バナージ「いやいやいや! すごくかわいいですよマリーダさん!」
ブラスターマリア「となるとやっぱり私ね。こんな年増が魔法少女だなんて」
ブラスターアリー「おいテメー、言葉に気をつけろよ。魔法少女は傷つきやすいんだぞ」
カミーユ「いやアンタだよアンタ!」
ブラスターマリー「ブラスターアリーのどこかおかしいか?」
ブラスターマリナ「フリフリのスカートに可愛いドレス、髪飾り……どこも変じゃないと思いますけど」
カミーユ「生足! すね毛がボーボーに生えた生足! あとヒゲぇぇぇ!!」
赤い彗星のひと「わたしの選んだ乙女たちに文句があるのかな、カミーユ」
カミーユ「そもそもオッサンだろこの人!」
ジュドー「じゃ、プロの方判定お願いしまーす」
セルゲイ「全員乙女だ(断言」
アンドレイ「全員乙女だ(即答」
D.O.M.E.「乙女鑑定のプロによるお墨付きでたね」
赤い彗星のひと「では仕切り直して、行くがいい、汚れない乙女たちよ! 町の人々を救うのだ!」
ブラスター隊「「「「「ハイ!!」」」」」

カミーユ「なんだよコレ……俺がおかしいのか?」
カトック「人生には多少不条理でも受け入れなきゃならんことがある。死んだ女房の口癖だ」
ランバ・ラル「この町であまり細かいことを気にしすぎると、精神崩壊するぞ少年」
ジュドー「俺はそれでも全然いいけどね」
バナージ「コラッ!」

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最終更新:2023年02月09日 13:03