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相剋の軌跡 - (2016/01/06 (水) 12:53:12) のソース
*相剋の軌跡 **[[相剋の軌跡>9th]] / [[エクステンションブースター>EB1]] OPERATION O-Z12 黒 1-3-0 U ([[自動A]]):手番プレイヤーのコントロールする全ての[[ユニット]]は、+1/+1/+1を得る。 ---- 手番プレイヤーのユニットを強化する[[オペレーション]]。[[パンプアップ]]量そのものは大きくないが、全てのユニットに適用されるため、ユニットを多くコントロールしていればいるほど大きな恩恵を受ける事ができる。そのため、大量のユニットを並べるウィニーデッキとは相性が良く、少数のユニットで戦う[[カウンター]]デッキなどとは相性が悪いと言えるだろう。 注意しなければならないのは、この効果は敵軍ターンにも適用されるという事。敵軍ユニットが少ないのであればそれ程問題ないが、逆に敵軍ユニットが多い時は[[このカード]]を使うとむしろ損をしてしまう事も十分にあり得る。相手のデッキ構成を見極めてから使用するか、あるいは[[慈愛の眼差し]]などの処理手段を用意しておくなど、事前の準備は怠らないようにしたい。 前述したようにウィニーデッキとの相性が良い効果ではあるが、一方で合計国力が3という欠点もある。ウィニーデッキで使う[[パンプアップ]]カードとしては少々重く、それでいて[[ギレン・ザビ]]《[[8th]]》の様な決定力を持っている訳でもない。単純に打点を上げたいだけであれば、このカードと同等の[[パンプアップ]]量で重ねがけもできる[[一斉射撃]]や、資源コストはかかるものの圧倒的な攻撃力を得られる[[決戦]]といったカードが2国力以下で使用できるため、わざわざ3国力まで伸ばしてこのカードを使う必要性は薄いだろう。 元来[[黒ウィニー]]は「自軍本国や自軍カードを犠牲にしてでも、素早く大打点を出して勝利する」という傾向が強いデッキタイプであり、「コストは重めだがデメリットが比較的薄い」という性質を持つこのカードは今一つデッキと噛み合っていない感がある。 そうした事情を考えると、このカードは打点を上げるためのカードとして使うよりも、むしろ防御力を上げるためのカードとして使うのが有効かも知れない。例えば、[[キュベレイ&ハマーン]]の[[焼き]]テキストを掻い潜るための手段としてはかなり有効である。同様に値が低めの[[範囲兵器>範囲兵器(X)]]などもまとめて対策できるなど、防御力アップが有効に働く場面は少なからず存在する。攻撃力アップのおまけが付いた対策カードと考えるなら、コストの重さもそれほど気にならず使えるだろう。