フェデラシオン共和国

フェデラシオン共和国(République fédération)通称「共和国連邦」は、北オルガ大陸西部に存在する共和制国家である。ITO加盟国。
概要
共和国連邦の前身であるシフリス連合王国が民衆革命によって打倒された後、初代人民政府は共産主義を用い、共和国連邦国民の繁栄のために政府は存在するという理念を掲げた。共和国連邦は大戦当時よりその軍事力によって大国の座を維持し続けてきた。しかし、大戦では最終的に勝利したものの、活発化する植民地独立運動に屈し、植民地の殆どを放棄することになった。冷戦の時代に突入し、共和国連邦はどのような運命を辿るのであろうか。
大戦での経緯
1803年、ノストガレア合衆国が地図番号62、72番の国家へ事実上の統治下となっている係争地の返還を求め宣戦布告(変更の可能性あり)。これを受けてフェデラシオン共和国、ポドクリシニア連邦は同盟により自動参戦した。62、72番国家は合衆国の圧倒的な火力の前に一年内に全土のほとんどを占領される。
1805年夏、共和国連邦大陸軍による大反抗作戦が開始。現62番国家国境線まで戦線を押し返すも其処で攻勢限界点を迎え戦線は膠着。人類史上類を見ない大規模塹壕戦が勃発する。
1807年、現状打開を図りたい合衆国、共和国連邦は戦線南に位置する湾内における制海権の奪取を図る。数度に渡る海戦の結果合衆国が制海権の優位を獲得、湾内から航空戦力を投射することで合衆国は徐々に戦線を押し戻す。
1809年、各国植民地間で資源獲得戦争が本格化。激化する東部戦線に手を焼かれていた共和国連邦大陸軍は状況悪化の一途を辿る。
1810年、東部戦線後退。合衆国の本土侵攻を許す。大陸軍の熾烈な防勢に多くの人命が失われる。
1812年、共和国連邦内部の和平派が共和国連邦男性人口の5%が本戦争において戦死したとの警告声明を発する。それを受けて人民政府は全土へ向けて大演説を発信。前代未聞の「男女皆兵法」を施行し、文字通りの国家総動員へと向かっていく。
1813年、ポ連邦からのレンドリースを受けつつ、合衆国と人命を天秤にかけた熾烈な消耗戦を繰り広げる。「男女皆兵法」の対象年齢も徐々に低下していく。
1815年冬、ポ連邦が核反応爆弾の開発に成功。共和国連邦へブラックボックス状態での供与を打診する。そして東部戦線では合衆国が遂に消耗戦に白旗を揚げる。
1816年春、植民地生産、レンドリースによって確保した装甲戦力(現在の装甲予備旅団の前身)を主体とした大規模反攻作戦が開始される。
1816年秋、遂に全国土の回復に成功。大陸軍は62番国境を超え、大陸東部へと侵攻する。
1817年、合衆国は核反応爆弾を前線に投下。大陸軍は軍団司令部が消滅するなど打撃を受けた。一方、ポ連邦製の核反応爆弾が共和国連邦に到着し、報復の準備が整う。
1818年、相互が核を持った状態になり、プロパガンダと相まって戦線が膠着。崩壊寸前だった人民政府、国家としての存続が危ういレベルまで消耗した人命、ポ連邦と合衆国間に結ばれた停戦条約等が重なり、合衆国がある程度の賠償金を共和国連邦に払い、62、72番国家は二国家に分割、双方が大戦前の国境へ回復することを条件に停戦条約が結ばれた。共和国連邦全人口の約20%が犠牲となり、後々に世界大戦と呼ばれる大戦争は終結を迎えた。
1819年、辛うじて政権を維持していた人民政府が瓦解。各地で内乱が発生し、国家の存亡が危うい状況に。それに乗じて植民地においても独立運動が盛んに行われる。
1820年、とある少将を中心とする一派が軍事クーデターを起こし政権を掌握。内乱を鎮圧し、共和国連邦は共和制へと移行した。しかし、植民地独立運動を抑えることはもはや不可能であり、多くの南方植民地が独立を果たした。
軍事
連邦議会の下に国防高等会議が存在し、その下に陸軍幕僚会議、海軍幕僚会議、空軍幕僚会議が存在している。
陸軍
本土防衛に主眼をおいた「国防軍」、海外派遣に主眼をおいた「派遣軍」に二分されている。陣地砲撃戦を主眼においており、熾烈なまでの砲戦能力と、後方に待機させた装甲部隊を集中運用して前線の穴を塞ぎつつ、時には躍進させ衝角として利用する「火力殲滅」と称されるドクトリンを確立している。
国防軍
先の大戦で壮絶な塹壕戦を繰り広げた東部軍の末裔。本土防衛、特に東側の国境に築かれた長大な要塞線、「リーメス大要塞線」の守備が主な任務。要塞線建造に割かれた軍事費は「国防軍が後2つは設立できる」とまで呼ばれた程で、その結果装甲予備旅団を始めとする兵力の大多数は未だ定数へと充足する見込みがない。
- 第101~105要塞歩兵師団
- 第201~210自動車化歩兵旅団
- 第301~305機械化砲兵旅団
- 第401~403守備旅団
- 第501~504装甲予備師団
- 第601装甲教導連隊
| 採用兵器 | 兵器名称 | 配備数量(おおよそ) |
| 旧式主力戦車 | T-24-3主力戦車 | 100両 |
| 現行主力戦車 | T-25主力戦車 | 200両 |
| 新型主力戦車 | 未定 | 100両(予定) |
| 教導用戦車 | BaK-33M主力戦車 | 12両 |
| 歩兵戦闘車 | BC-1歩兵戦闘車 | 500両 |
| 現行自走砲 | 未定 | 200両 |
| 新型自走砲 | 未定 | 200両(予定) |
派遣軍
昨今騒がれる地域紛争の兆しに対応するべく新設された、ITO海外派遣等を主な任務とする即応部隊。因みに陸軍内で「海」と揶揄されるのが派遣軍、「陸」と揶揄されるのが国防軍である。海外派遣の際は海軍との連携を密にするが、独自に揚陸艦等を所有しているため、即応かつ柔軟な運用が可能になっている。
- 第701~703海兵旅団
- 第801装甲海兵連隊
- 第901空挺騎兵旅団
| 採用兵器 | 兵器名称 | 配備数量(おおよそ) |
| 現行主力戦車 | T-23主力戦車 | 50両 |
| 歩兵戦闘車 | BC-1歩兵戦闘車 | 150両 |
| エアクラフト大型揚陸艦 | 未定 | 2隻 |
海軍
領海周辺での作戦行動を主な任務とする極北艦隊と、外洋での作戦行動を主な任務とする極東艦隊の2つの艦隊が存在する。因みに空母航空隊は海軍所属である。大戦当時は典型的なブラウンウォーターネイビーであったが、大戦後、高まる地域紛争の懸念によりブルーウォーターネイビー化を推し進めている。
| 艦種 | 艦級 | 隻数 |
| 戦艦 | プレシー級戦艦 | 1 |
| 航空戦艦 | ピーフォール(改プレシー)級航空戦艦 | 1 |
| 練習空母 | スクレット級航空母艦 | 1 |
| 正規空母 | 未定 | 1 |
| 強襲揚陸艦 | 未定 | 2 |
| 揚陸支援艦 | 未定 | 1 |
| 揚陸艦 | 未定 | 2 |
| 防空巡洋艦 | 未定、未定 | 2、1 |
| 防空駆逐艦 | 未定、未定 | 4、2 |
| 駆逐艦 | 未定、未定 | 4、4 |
| 通報艦 | シルバーフィッシュ(3代目)級通報艦、未定 | 4、4 |
| 戦略原潜 | 未定、未定 | 4、2 |
| 攻撃原潜 | ル・アルエット級攻撃型原子力潜水艦、未定 | 4、1 |
| 潜水艦救難艦 | 未定 | 2 |
| 輸送艦 | 未定 | 4 |
| 給油艦 | 未定 | 2 |
| 病院船 | 未定 | 2 |
| 合計 | 極北艦隊、極東艦隊の二個艦隊編成 | 56 |
空軍
先の二軍に比べると規模は小さくなる。防空隊、爆撃隊、偵察隊、観測隊等多数の部隊を所有し、作戦毎に部隊が各軍へ派遣される形を取っている。
企業
共和国連邦内には多くの民間企業が存在し、優秀な工業製品を世に送り出してきた。兵器もその一つであり、国営の設計局と共に大多数の兵器設計、開発、生産を担っている。
遠田重工(ONDA Heavy Industries "OHI")
共和国連邦内の民間企業では最古参の部類に入る老舗重工業メーカー。軍事部門では装甲車輌を主に扱い、世界水準の兵器を数多く輩出している。特に主力戦車の設計、開発では共和国連邦が制式採用した主力戦車の内、遠田重工が90%以上を占める程の先進性を示している。本社はリーメス市に存在。
青空工業(Aozora Industries "AOI")
『青空造兵廠』と呼ばれる広大な平野に建設された超巨大演習場兼兵廠を主に運営する工業メーカー。『青空造兵廠』にばかり目が向きがちだが、昨今の主力戦車開発に一枚噛んでいる場合が多く、基礎能力は十分に存在する大手工業メーカーの一つである。
ユホーイ設計局(Yukhoi Design Bureau)
遠田重工と同じく共和国連邦設立当初より存在する国営設計局。航空機の出現後は軍用機の設計開発を専門に行なっている。