シリーズすべて>被害者に非はあったのか

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*シリーズすべて>被害者に非はあったのか ※作品内のネタバレが多く含まれます、閲覧注意。 //ネタバレがあるとも知らずに間違えて押してしまう人がいるのかもしれないので此処の空白は必要でしょう #contents **逆転裁判 ***1-1 高日美佳:無罪 男たらしで援交までしていたという点で潔白ではない人物だが、殺される原因とはまったく無関係だし理不尽。矢張も弄ばれたとはいえ、それなりに思っていたと考えられる描写がある。 ***1-2 綾里千尋:無罪 小中の悪事を深追いしていたために口封じの為に殺された。言うまでもなく、悪いのは全て小中。 星影宇宙ノ介(小中による脅迫):有罪 自分に頼ってきた綾里舞子の情報を一時の金で横流しした。 立派な守秘義務違反で、彼がこのようなことをしなければ後に綾里親子に起きる不幸は回避できたはず。 既に時効が成立しているため刑罰自体は受けることはないと思われるが懲戒請求を受けたら確実に弁護士資格剥奪ものだろう。 高価な絵が帰ってこないのは自業自得である(本人も第4話でそう発言している)。 その他、小中に脅迫されていた政治家など:審議不能(少なくとも内1名は有罪) 情報不足のため審議不可だが、政府の機密基金を着服するなど脅迫される原因を有しているということを考えると全員潔白ではないだろうと思われる。 ***1-3 衣袋武志:有罪 脅されていたとはいえ、最初から姫神を殺す&荷星に罪を着せるつもりでトノサマンの格好をして行ったのだから返り討ちにされても文句は言えない。 そもそも脅されてた原因自体、全盛期時にタクミを事故死させ、その件で彼の恋人(?)だった姫神の激しい怒りと恨みを買ったためなので同情の余地はない。 その上、事故を素直に公表していれば「弱み」などというものを握られることもなかったはずなのに、そこまでして隠し通そうとしたということは、姫神の言う通り本当に殺意を持って死なせた可能性も否定できない。 姫神サクラ(殺人未遂の被害者):執行猶予付き有罪 暴力団との繋がりがあるという点はひとまずこの件とは関係あるまい。 衣袋を脅迫していた事はもちろんれっきとした罪になるが、恋人を死なされたという事である程度酌量の余地はあるし、そもそも被害者の衣袋自身が自ら脅迫される事を望んだようなものであり、衣袋の行為はほとんど逆恨みである事を考えれば彼女にそう大した非があるという事はないだろう。 タクミ(過去の事故):審議不能 情報不足のため審議不可。もっとも撮影中の事故なので、おそらく彼には過失なし。 ***1-4 生倉雪夫:有罪 灰根の弁護にあたる際に、灰根の言う事を信じず、自らにとって利となる無罪判決の為に灰根の状況を「心神喪失」という形で偽装した上で弁護を行い無罪にし、結果的であるが自らの手で灰根を社会的に抹殺していた。 極めて悪質な行為であり、それが原因で殺されたため、因果応報というしか無いだろう。 被害者の生倉、犯人の灰根、黒幕の狩魔揃ってまともな人物では無く、彼らの自分勝手に巻き込まれた御剣が余りにも不憫である。 &italic(){※:実は生倉の行動自体は灰根が状況的に殺人未遂を犯した時点で潔白とは言えず、その上真実を明らかにする事と心神喪失以外の方法で灰根を無罪にするのが非常に困難な状況であった事から、完全に間違った行動という訳でも無かった。これらの考えを灰根に話していたとしたら生倉は単なる不憫な被害者であろう。但し、これらの事は作中では全く言及されていない。} 御剣信:無罪 敗訴したとはいえども必死で狩魔の策略に立ち向かい、狩魔の不正を裁判中に証明したという、至って立派な人物である。ただ狩魔の逆恨みによって殺されただけ。また、彼のこうした努力は一時は迷宮入りしたIS-7号事件の解決に結果的に貢献している。 唯一問題を上げるとすれば灰根を告発してしまったことだが、殺された原因には関係ないし、灰根が自分を殺そうとしていた状況的に仕方がないだろう。 御剣怜侍(給食費盗難事件):無罪 被害者であるにもかかわらず、最大の容疑者である成歩堂を「証拠がない以上無罪」と全力で守ってくれた。 犯人が彼の給食費を狙ったのも単なる偶然。父親同様正義感の強い、立派な少年である。 狩魔豪(拳銃による肩の怪我):(少なくともこの件に限っては)無罪 偶然巻き込まれただけなので、この件に限っては彼に非があるという話にはならないだろう。 それ以外の諸々の行い(裁判での不正、御剣信殺害、灰根への生倉殺害指示など)が完全に有罪だが。 ***蘇る逆転 多田敷道夫:無罪 SL-9号事件の再調査をよりにもよってその事件の真犯人に頼んでしまったばかりに殺された。 とはいえ再捜査が必要である以上巌徒が真犯人であることなど当然知るはずもない。完全に不可抗力である。 良くない行動といえば、罪門巡査に「再捜査はできない」と言い切ってしまったことぐらい。 これが彼に犯罪をさせる遠因になってしまったが、これ自体は罪門巡査の独断によるものである。よって無罪。 罪門直斗(SL-9号事件):執行猶予付き有罪 青影から茜を守るためとはいえ青影を刃物で刺そうとしており、下手したら青影の方が殺されて彼が逮捕されるところだった。 SL-9号事件のその他の被害者:審議不能 情報不足のため審議不可。糸鋸の発言が正しければ、全員偶然の連続で殺されたのだから非はないのだろうが、真相は不明のまま。 原灰ススム(警察局側の事件で暴行された):無罪 それまで警官としての適正に大いに疑問が残る行為を繰り返していたが、この件では保管室にいる人間を不審に思い、身分証明の確認を行うという全うな職務を行っていた。 結果的には事件解決の遠因となっていることもあり、この件に限っては彼に非はない。 **逆転裁判2 ***2-1 町尾守:無罪 至って誠実な警官。警官だからという理由で真犯人のくだらないプライドとメンツと勘違いにより殺害されてしまった。 犯人とのつながりも一切なく、おそらくシリーズで最も非がない被害者。ただ哀れとしか言いようがない。合掌。 成歩堂龍一(真犯人に消火器で殴られる):無罪 真犯人の証拠隠滅の為に消火器で殴られた。彼に非はない。 ***2-2 霧崎哲郎:執行猶予付き有罪 医療ミスものどか事故死も彼のせいではない。風評被害に悩まされた結果、未実に相談したばっかりに殺された哀れな人。 確かに性格に難はあるし、拳銃を所持していたため完全潔白とは言えないが、それ自体は殺害動機とは関係なく、結果的に防衛目的で使用され、犯人解明に繋がる大きな手がかりを残している。 有罪ではあるが何もかも悪いとは言い切れない。悪いのはキミ子と未実である。 葉中のどか(過去の交通事故):無罪 事故の詳しい原因は不明だが、彼女が直接事故を引き起こす原因となったわけではないことは明らかである。 事故の原因が医療ミスから来た心労による運転ミスであるならば、そのような状況で姉の運転する車に乗ったという点で少なくとも過失があるだろうが、だからと言って彼女にそれほど重大な非があったとも言えないだろう。 患者14名(過去の医療ミス):審議不能 本来なら未実の医療ミスであるため特に非はないのだろうが、 14人も死亡するという事態が極めて異常すぎる為一概にそうとは言い切れない。 どのような状況下でミスが起こったのかも情報不足の為審議不能。 ***2-3 立見七百人:執行猶予付き有罪 誰もが認める人格者であり、被害を被ったのも犯人が本来のターゲットと誤認したがためであったものの、犯人を殺人に駆り立てる動機を作ってしまっていたのは事実。 もし、娘の事件をしっかりと対処していたら犯人は事件を起こそうともしなかったはず。せめてもの救いは、犯人の殺意を察知して自らを身代りにしたことか。 ミリカ・立見里香(殺人の本来のターゲット・未遂):執行猶予付き有罪 本来ならバットがクシャミするだけの大したことがないイタズラだったのだが、その結果バットが昏睡に陥っても反省も自覚もなし。 父の対応や育て方にも難があったとはいえ、アクロの殺意が向いても仕方なしだろう。 法廷で真相を知って反省し少しは成長できた分、救いはある。 アクロ:無罪 バット:執行猶予付き有罪(過去にレオンに襲われ重傷) 事故の遠因はバットのイタズラだが、犯人には殺意が全くない偶然。 しかし、そもそもいくら飼い慣らされていたとはいえライオンの口の中に頭を入れるという行為自体(これは完全にバット自身の意思)非常に無謀であり、ミリカのイタズラが無かったとしても事故が起きた可能性はゼロではなく、バットにも過失が無かったとは言えない。 アクロの方は目の前で弟が重傷を負えば彼も感情的になるだろうし、相手はライオンである。 この件に関しては非があるとは言えないだろう。 ベン(マックスにビンで殴られる):執行猶予付き有罪 リロの口を介して発せられる劇中でのマックスへの態度は相当悪い。しかしマックスの周辺に対する態度も悪いのでどっちもどっち。彼も殴られる覚悟は必要だが、裁判長の指摘通り、マックスは起訴されれば立派な傷害罪。 ファンブックで巧はこのエピソードについて「基本的に悪人はいない設定」と語っている。 確かに被害者の立見親子やアクロバット兄弟は(アクロの団長殺害を除けば)明確な悪事は働いておらず、他の話のような外道は一人もいない。 しかし結局は、立見七百人の不器用な対応のために悲劇が積み重なってしまったと言える。 ***2-4 藤見野イサオ:有罪 王都楼への妬みから来る対抗心(霧緒曰く「男のくだらないプライド」)から由利恵との婚約を解消し、結果的に彼女を傷付けた上で自殺に追い込んでしまった挙句、自分が元凶であることを隠蔽した。 さらに殺された直接の動機は、マスコミを利用した卑劣な手段により王都楼の失脚を企てたことであり、完全に因果応報、自業自得。 由利恵の自殺については、本物の遺書が見つかっていないので真相は不明だが、王都楼の失脚を図るために由利恵の遺書を偽造する等、イサオの身勝手な行動のせいで傷つけられた由利恵への侮辱とも言える行動をとっているため、同情の余地は皆無。 劇中での王都楼の描写がド外道なため霞がちであるが、イサオ自身も負けず劣らずの外道ぶりを発揮している卑劣漢である。 殺されても文句は言えないし、霧緒から王都楼共々「サイテーの男たち」と怨みを買うのも至極当然。 狩魔冥(虎狼死家による狙撃の被害者):執行猶予付き有罪 生い立ちと御剣へのコンプレックスから成歩堂への完璧な勝利にこだわり、結果第2話での証拠の隠蔽や各種証言の操作など、多数の問題を起こしている。その行いのために霧緒は苦しみ、成歩堂から責めたてられてさえいる。但し、不正に関しては『2』においては証拠の隠蔽は成歩堂の追求のため未遂に終わり、証言操作もいずれも完遂出来ずに終わっている。 確かに検事としての資質は本物であるし、狙撃されたのは確実に無罪を勝ち取れるようにするための虎狼死家の「アフターケア」によるものなので、悪いのは虎狼死家だが、彼女に「狙撃」という直接的な危害が及んだのはその(不正を含めた)検事としての実力のためである。今までの行いを考えると、ある程度は覚悟が必要だっただろう。 以降のシリーズで改心し、不正を行わずして様々な難事件の解決に貢献し続けた事がせめてもの救いである。 綾里真宵(誘拐):無罪 虎狼死家の「アフターケア」の一環として誘拐される。もちろん非はない。 大沢木ナツミ(カメラ盗難):有罪 イヤラシイ芸能カメラマンを名乗り、既存のゴシップ記事をもとに決定的な写真を撮ろうとし、さらに自分の妄想による脚色でデタラメな記事を作ろうとした。 一介の警備員であるオバチャンにカメラを接収する権限はないが、接収されたのも肩書が原因なのではっきり言って自業自得。おまけに事件解決後、成歩堂名義で勝手に新しいカメラを購入している。 警官(虎狼死家による怪我):無罪 虎狼死家がビデオを奪還しようとしたため怪我を負った名無しの警官3名。警官として当然の職務を執行していただけ。 虎狼死家はこの3名についてだけは「彼らには、もうしわけないことを」と反省している。 **逆転裁判3 ***3-1 呑田菊三:無罪 ただ成歩堂に「ちなみとはもう会うな」「研究室から毒を盗み出したのはちなみしか考えられない」と忠告しただけ。 実際にちなみは毒を盗み出しており、一歩間違えば成歩堂も殺されていた。 ちなみと関わってしまったのが運の尽き。神乃木の殺害を目論んだちなみに最期まで捨て駒同然に扱われてしまった。可哀想すぎる。まだ若いのに……。 神乃木荘龍(過去の事件・殺人未遂の被害者):無罪 言うまでもなくこの時点では何の罪も犯していないし、ただちなみを追い詰めようとしたために毒を盛られた。 ちなみの外道ぶりについては過去の事件で知っていたからある程度覚悟はしていただろうが、悪いのは全てちなみである。 成歩堂龍一(殺人未遂の被害者):執行猶予付き有罪 忠告してくれた呑田を突き飛ばした(凶器になった電線はこの際に切れた)り、神乃木に盛られた毒が入っていたペンダントを(知らなかったとはいえ)自分が持つという形で隠した上に、調べられないよう食べてしまう(証拠隠滅)など問題行動が多い。しかし作中では結局これらが追及されることはなかった。 殺人の標的となった原因はこれらとは無関係なものの、ちなみ(本当はあやめ)からペンダントを返してと再三頼まれても返さず、むしろ周囲に見せびらかすという幼稚で勝手な振る舞いによるもの。その結果ちなみは最終手段として毒を盗み、そこから呑田菊三殺害事件にまでつながってしまった(呑田は遅かれ早かれ口封じで殺されていただろうが)。 確かに悪いのは問答無用でちなみだし、ペンダントを返さないことそのものは犯罪でも何でもないが、彼の行いについて手放しで全く非がないとは言い切れないだろう。 もっとも、最終的にはちゃんと真実を語ったため神乃木殺害未遂も含め真相を暴きだすことができ、これがきっかけでちなみは有罪判決を受け死刑となり、自身もこの一件で成長し、後の師匠である千尋と出会うこともできた。 さらに、この時期のちなみに扮したあやめとの交流が、キミ子およびちなみの計画を破綻させる足掛かりにもなっている。後に与えた影響を考えてみると、結果オーライといったところか。 ***3-2 綾里真宵(倉院のツボ窃盗の被害者):無罪 毒島殺害犯の卑怯な計画に利用されただけ。 もっとも、過去にツボを割ったことが確認されているため、ツボの金銭的価値の低下の原因は彼女にあるかもしれない(あくまで推測できるだけで、実際は不明) が、金銭的価値がないからと言って窃盗されていい筈は無いので彼女には全く非はない。 毒島黒兵衛:有罪 脅迫する以上、殺される覚悟もしといた方がいいと言う事。 確かに犯人は卑劣な犯罪に手を染めていたが、毒島もまた他人の弱みに付け込むという卑劣な手に出たのは事実であり、その代償とも言える。 また、脅迫以外にも色々な不正行為を行っていたようだ。 星威岳哀牙(毒島からの脅迫):有罪 毒島から脅迫を受けていた理由自体が天杉に対する脅迫なので同情の余地はない。 逆転シリーズでも一二を争うキャラの濃さに隠れがちだが、かなりの悪党でもある。 天杉優作:有罪(現場で犯人に殴られる) 殺人を彼に着せる目的のために殴られてしまったが、 こうなった事の遠因は彼が自ら窃盗を働いた事によって哀牙に弱みを握られた事であり、結局のところは自業自得。 天杉まれか(強盗に襲われる):無罪 ただ彼女が勤めていた銀行に強盗が押し入り、強盗の勝手で人質にされただけ。悪いのは当然強盗である。 仮面マスクの盗難事件の各被害者:審議不能 情報不足のため審議不能。ただ、仮面マスクの行動原理は単純に金目当てで、義賊的な活動を行っていたわけではないので、直接狙われる原因となった非はおそらく誰にもない。 矢張政志(傷害):執行猶予付き有罪 元恋人が浮気をして、その相手が暴行を加えてきたということに関しては彼に非はない。 しかし、警備員の仕事を抜け出してその元恋人に会いに行っていたことと、その間に殺人事件が起こってしまい、被害者が助けを求めているにもかかわらず駆けつけられなかったことを考えると職務怠慢であるといえ、それにより殺人事件を食い止められなかったと言える。 ***3-3 岡高夫:有罪 殺された理由の理不尽さ、犯人の外道ぶりから埋もれがちだが、殺された原因は「借金返済の為にコンピュータウィルスを制作し、犯人に提供しようとしたが宝くじが当たった事でウィルスを渡さなくてもそれで借金の返済ができるようになって、土壇場でやめようとしたから」である(犯人はうらみの祖父との落とし前をつけなければならなかったため、借金などよりもウィルスが絶対に必要で、更に彼が宝くじを当てる可能性を考慮していた)。そして彼から強奪されたコンピュータウィルスのせいで警察局のサーバーが被害を受ける事態となった。 借金の原因はギャンブルであり、行動原理も極めて自己中心的。無駄な借金を背負わなければ犯人に会う事も無かった為、完全に自業自得。 本土坊薫(脅迫):有罪または執行猶予付き有罪 借金を背負い、闇金融の芝九蔵に金を借りたため自業自得である。ただし借金の契約については描写がないため騙された可能性はある。それでも彼に責任はあるし、その後の行為は許されるものではないが。 芝九蔵虎之助(交通事故)((交通事故による)脅迫):審議不能 交通事故が原因で法外な額のオトシマエを請求されたが、事故の原因が不明なため審議は不能。 しかし、その後の行為が自らを守るためとはいえ、最悪なため、もはやこの事実に意味があるかはわからないが。 鹿羽うらみ(交通事故):無罪 「暴力団組長の孫」という立場は彼女そのものの非ではないし、「交通事故」が暴力団絡みで起きたという描写もない。 殺人のきっかけとなった1億円の請求も祖父が芝九蔵に対して行った「オトシマエ」で、彼女の意志とは無関係。 須々木マコ(傷害):無罪 彼女はウェイトレスのバイトをちゃんとしていただけである。犯人(厳密には犯人を脅迫した人物)が罪を着せるために彼女を薬で眠らせたが、彼女には全く非がない。事件後に報われているのが救いか。 ***3-4 美柳勇希:有罪 刑事でありながら狂言誘拐で多額の金を父親から騙しとろうとした。かと思いきや尾並田とちなみに発砲、尾並田を偽りの証言で有罪にするなど支離滅裂な行動が目立っている。 これらについて、主犯は全てちなみだが、本来ならば止めるべき立場にあったにもかかわらず、これらのちなみの頼みを引き受けた彼女も十分外道。自業自得といえよう。 なお、何故協力したかに関しては明らかにならなかったが、ちなみ自身が後に「父親への復讐」のために事件を起こしたと語っていたので、彼女から見ても父親に対して腹に据えかねるものがあったのかもしれない。 美柳ちなみ(過去の誘拐):有罪 言うまでもないだろう。本作のみならずシリーズ最大クラスの外道である。 家庭環境などはかなり複雑で、狂言誘拐の動機は父への復讐だが、だからといって彼女の悪行は度が過ぎている。 尾並田美散(自殺・過去に拳銃で肩を撃たれる):有罪 狂言誘拐を行ったことから有罪は免れない。そして脱走した事や、車を盗んだことも問題がある。 更に服毒自殺をしたことで千尋の必死の弁護をふいにした上、千尋のみならず御剣にも深い心の傷を負わせたのだから、ちなみに騙されたとはいえ情状酌量の余地はない。 ちなみの義父(強盗):審議不能 劇中ではちなみも勇希も彼に対して恨みがあったとされているが、詳しい内容は不明。 そもそもこの事件を企てた三人が、誰の目から見ても明らかにまともではない神経をしているので 「外道トリオにすら憎まれるような外道」だったのか「勝手に恨まれただけ」なのかがわからない。 ***3-5 天流斎エリス(綾里舞子):執行猶予付き有罪 まだ幼い娘二人を置いて里から逃げ出し、17年間行方をくらました(これについては「娘に顔を会わせる資格はない」と自覚している)。また、凶器となった刀は彼女が持っていたものである。こういった点で完全に潔白とは言えないが、それと今回の事件は別問題。 ちなみとキミ子の歪んだ性格及び外道な計画は彼女の失踪とは無関係だし、犯人は本来殺したくない人物を殺してしまった。失踪している間も娘のことは常に思っており、自らの命を賭して娘を狙う計画を全て破綻に追い込んだ。情状酌量の余地は十分すぎるし、むしろ最後の最後に母親と家元としての意地を見せてくれた、立派な人物と言っていいだろう。 ゴドー(小刀による負傷):無罪または執行猶予付き有罪 舞子を殺してしまったことに関しては純粋に真宵を守るためだったのかちなみへの復讐だったのかわからないと本人は話しているが、少なくともキミ子とちなみの殺人計画は何ら彼に原因があるものではないのは確かである。れっきとした真宵のための正当防衛であるし、仮に過剰防衛となったとしても情状酌量の余地は十二分にある訳だから、罪責も軽いものになると思われる。 もう少し計画をしっかりと練っていればこのような事にはならなかったとも取れるが、何にせよこの行動によって真宵達は救われたのだから到底彼を責められるものではないだろう。 綾里真宵(殺人未遂の被害者):無罪 もはや説明不要。身勝手な計画で殺されそうになった。 美柳ちなみ(ゴドーに刺される):有罪 こちらも別の意味で説明不要。死んでなお復讐を行う様はまさしく悪霊である。 **逆転裁判4 ***4-1 浦伏影郎 / 或真敷ザック(奈々伏影郎):有罪 証拠を出し惜しみして成歩堂を窮地に陥れる、法廷からの逃亡、娘の面倒を見てくれている成歩堂にイカサマ勝負を仕掛ける、イカサマに失敗したマサカを殴って気絶させる等々、非のある部分を挙げるときりがない。 自分勝手極まりない、支離滅裂な犯罪ともいえるであろう行為を犯してきた代償だといえるだろう。殺害された理由も真犯人への依頼を傍から見れば理不尽な理由で解除したためであり、同情の余地はない。 逆居雅香(浦伏による傷害の被害者):執行猶予付き有罪 浦伏影郎と結託し、イカサマによって成歩堂を陥れようとして失敗、その結果殴られる。 浦伏の行いはムチャクチャだし、「イカサマ」と言っても金銭はかけてないから犯罪とは言えないだろうが、殴られた原因は自業自得。さらに法廷でも成歩堂が不利になる偽りの証言をしている。 成歩堂龍一(王泥喜に殴られる):有罪 何も知らない王泥喜を殆ど事後承諾の様な形で危険な作戦に巻き込んでいる。 一歩間違えれば、証拠品ねつ造の責任を問われた王泥喜が弁護士資格をはく奪され、第二の成歩堂になっていた可能性すらある。 状況的に穏便な方法でどうにかできる余裕があったとは言えず、王泥喜と真犯人の関係を考えれば迂闊に事前の説明をするわけにはいかなかったとも取れるが、少なくとも一発殴られるだけの覚悟は必要だろう。 ***4-2 宇狩輝夫:有罪 医療過誤の隠蔽で滝太を死に掛けにする、成歩堂をひき逃げする、殺人未遂と死体遺棄未遂を美波に対して働く、矢田吹の屋台を窃盗、更に矢田吹を汚い手で失脚させる等と立て続けに犯罪行為を犯してきた代償。 最終的には真相を明かそうとしたが、それ自体も良心の呵責ではなく、自分の命惜しさという保身から。激昂した滝太の襲撃を受けたのも仕方ない、としか言えない。 並奈美波(殺人未遂の被害者):有罪 宇狩への忠告のためとはいえ、北木組から奪った銃を突きつけて脅迫を行ったため、殺人がなかったとしても有罪になりうる。 北木滝太(胸部への銃撃、医療過誤の隠蔽):有罪 抗争相手の事務所に、予定の15分前に単身で乗り込んだ結果撃たれた。 組長の息子として勇気を見せるつもりだったのだろうが、ただの無謀といえるだろう。 宇狩による手術失敗の隠蔽も、彼の血の気の多さを恐れたためである。 矢田吹麦面(屋台盗難被害者):無罪 宇狩が美波の死体を遺棄するため屋台を盗まれた。 作中では何一つ悪事を行っていない。むしろラーメン屋としても医師としても真面目に活動している。 別に理由があって彼の屋台が選ばれたというような描写も無く、彼が巻き込まれたのはまったくの偶然によるもの。 宇狩の汚いやり口で外科医の夢を奪われ、さらにその死の寸前には屋台を奪われた挙句、宇狩の死によって屋台が使えなくなり、実質的に一定期間営業できなくなった。 最後まで宇狩に振り回され続けた不憫な人である。 成歩堂龍一(ひき逃げの被害者):無罪 事故に巻き込まれた詳しい経緯は語られていないが、宇狩の運転はかなり無謀だったようで、成歩堂側にはおそらく過失なし。 仮にあったとしても宇狩側の過失で相殺されると思われる。 成歩堂みぬき(パンツ盗難被害者):無罪 河津の身勝手な好奇心でパンツを盗まれただけで事件とは無関係。 北木小梅(パンツ盗難被害者):無罪 河津の身勝手な好奇心で、みぬきのものの代用品としてパンツを盗まれた。極道だが、命の危機に晒されている息子のため夫ともども足を洗おうとしているし、やはり事件とは無関係である。 ***4-3 ローメイン・レタス:無罪 密輸の捜査官としての捜査中に犯人に殺された。 ダイイングメッセージや死に際のセリフなど不可解ではあるが、彼自身は職務を全うしただけで全く非は無い。 その身分上、自身の命についてもある程度の覚悟は必要だったと思われるが……。 ラミロア(殺人未遂の被害者):有罪 「契約」のために証言を渋り、さらには被告人を庇って偽の証言をしたりといたずらに裁判を長引かせた。 襲われた原因は口封じと推測されているが、被告人ともども最初から全てを素直に打ち明けていれば事件は早期に解決し、襲われる前に解決できていたはずである。相方である被告人の無罪より契約を優先したこともあり、自業自得。 牙琉響也(ギターを燃やされる):有罪 犯人の身勝手な理由によって自分のギターを燃やされたわけだが、そもそも彼が職権濫用をしなければギターを燃やされることも殺人事件も起きなかった筈である。 挙句の果てに、殺人事件が起こったというのに調査もせずにライブの失敗を責めていると言うので同情の余地も無いだろう。 普通ならそれなりの処分が下される。 ***4-4 絵瀬土武六:有罪  絵画の贋作や証拠品の偽造といった非合法な商売に手を染め、後ろめたさを感じていたとはいえ娘に片棒を担がせていた代償と言える。 死亡したのは偶然で、犯人が狙ったわけではないものの、そもそも娘を贋作師として働かせなければ毒入り切手が出されることはなかったのだから因果応報である。 絵瀬まこと(殺人未遂の被害者):執行猶予付き有罪 贋作や成歩堂を失脚させた偽物の証拠品を作った張本人。 だが、本人は作った物が偽者の証拠品として使われる事は知らなかった(要するに、父親と犯人に才能を利用されていただけ)。 標的とされたのも犯人の身勝手な判断によるもので、彼女にこの点で非はないだろう。 また、事件解決後は自らの行いを反省している。有罪だが、酌量の余地は十分。 或真敷天斎(過去の事件・自殺):有罪 実の娘のことを死んだと偽って隠し、そのことでザックとバランを脅迫し続けた。 最後の試練についても明らかにザックが有利になるような構成で仕立てた上、他殺が疑われるような状況の自殺をした。 バランは彼を殺しザックにその罪を着せるつもりだったが、脅迫のことを考えるとそういうことになっても仕方がないし、 しかもその自殺の方法とタイミング(バランが帰った直後に自殺した、時間が経った時で良かったはずなので、バランに殺人の罪を着せようとした可能性も考えられる) が原因で魔が差したバランは現場に工作し、ザックに罪を着せようとした。(バラン自身、後にこの事は多少なりとも後悔している様である。) このように彼の理解不能な行動のせいで話は余計こじれることになり、解決まで7年もかかることになってしまう。 同情の余地は皆無だが、プレイヤーが断じることも誰かが殺したり罰してくれることもなく、一人で苦痛から逃れようと勝手に死んでしまった。 とことんまで外道で面倒な振る舞いをしてくれる男である。まさに諸悪の根源。 **逆転裁判5 ***5-1 賀来ほずみ:無罪 犯人の爆弾窃盗を阻止しようとした結果殺されたため非は無い。 以前に殺人未遂を働いているが、本件とは無関係な上に事故であり相手も怪我を負っていない上に全く気にしていない。よって無罪。 王泥喜法介(法廷爆破事件、襲撃事件の被害者):無罪 爆破計画の事は一切知らず、しのぶを守るために怪我を負った。また、第二の怪我も口封じによるもののため彼には全く非は無い。 むしろとっさにしのぶを守った勇敢さと、真犯人への手がかりを探すため動いた行動力は評価するべきである(それどころか、成歩堂より先に真犯人に気づいていた可能性もある)。 ***5-2 九尾銀次:無罪 犯人の下らない事情の為に散った。村民からの評判も良く、市長との関係も友好的だったようである。彼に特にこれといった非は無い。 天馬出右衛門(傷害):無罪 彼も犯人の下らない事情の為にやられ、九尾銀次殺害の罪を擦り付けられた。 人々を騙し続けていた事は事実だが、犯罪と呼べる程の事とは言えず、非があるかと言われても無いとしか言えまい。 警官2名(希月心音による暴行):無罪 警官として正しい行為をした結果、加害者に投げ飛ばされた。警官の言い方が悪い所はあるかもしれないが、そもそも加害者側が弁護士だという証明を怠らなければ済んだ話。彼らに非があるとは言い難い。 ***5-3 道葉正世:無罪 犯人の悪事を問いただそうとした結果殺されたので非はない。また、生前は牙琉響也を始め、多くの教え子から慕われていたようだ。立派な法を扱う者・教師の鑑。 静矢零(宇和佐集芽の罠による手の怪我):有罪 「模擬裁判に勝てば年齢と実は天才ではないことを告白する」というルールは彼が勝手に決めたものである。 そして、確実に勝訴するためにしのぶの台本を盗み見するという不正行為に出た。 その結果手に怪我を負ったのだから、完全に自業自得であろう。 まあ、この程度のことであの出血は、さすがに被害が大きすぎる気がするが……。 ***5-4、5-5 葵大地:執行猶予付き有罪 施設を守り抜くために上司と共にいくつかの悪事を行っているが、完全に必要悪である。 殺される理由となった証拠品も守り抜き、犯人逮捕に見事繋げた(証拠品は後に馬等島のせいで亡霊の手によってほとんど破壊されてしまうが、頑丈さゆえに完全には壊れなかった)。 有罪ではあるが、漢と呼ぶに相応しい。 星成太陽(傷害):無罪 薬を無断で服用させられ、危険な目に遭わされた。その原因は「星成が嘘をつけない人間である」という、主観的なものである。大河原と葵が、人々を救うためにしかたなく行った(他に手があったかもしれないとはいえ)のであるが、星成に非は全くない。 大河原有忠(殺人未遂の被害者):執行猶予付き有罪 賀来の威嚇射撃を受けたが、勲章で弾丸が跳ね返ったおかげで無傷。撃たれたのは亡霊と誤認されたため(その原因は発射台の移動を行ったせいだが)で、賀来は彼を殺そうと狙ったわけではないし、本人も気にしていない。 それとは別に施設を守り抜くためいくつかの悪事を行い葵に指示しているが、葵と同様完全に必要悪。彼の行いのため星成は守られ、さらに葵の動きが犯人逮捕につながっている。 発射台の入れ替えは亡霊の逃走ルートを作ってしまっていたが、普通だったらこれを逃走経路にはしないであろうあまりにも無謀なルート。そのルートがなければ亡霊は見学スペースに閉じ込められていたので、これについて責めるのは酷である。 またエンディングでは副センター長に降格させられているので、相応の罰を受けたと言えよう。 成歩堂みぬき他の宇宙センター来場者(監禁):無罪 迅の死刑を阻止するためにかぐやによって囚われた。言うまでもなく非はない。 みぬきは他の人質を落ち着かせるためにマジックを披露していた。立派である。 希月真理:無罪 心音に対し不器用な愛情から虐待的な行動を行っていたようだが、殺される理由とは関係ない。殺された理由は犯人の極めて不利なデータを掴んでいたからである。 また心音に愛情からイヤリングを作っており、結果として犯人逮捕にも繋がる事となった。 番轟三(身元不明死体):審議不能 状況的に亡霊に殺されたのだろうが確証は無い。生前についての情報も確かなものはほとんどなく、審議不能とするしかない。 通称“亡霊”と呼ばれるスパイ (殺人未遂の被害者):有罪 国際的なスパイであり、世界各地で犯罪行為を行ってきた。本編中では少なくとも二名を殺害し、死んだ番轟三(亡霊に殺されたと思われるが不明)に成りすまして一連の事件を起こしている。 本作で彼を狙撃した人物含めあらゆる組織の殺し屋から命を狙われているが、それは前述の世界各地での犯罪行為が原因で、本編の犯行のほとんどは彼らから身を隠すためなので完全に自業自得。 彼が引き起こした・関与した事件の被害をトータルすると間違いなくシリーズ最大レベルであり、情状酌量の余地はない。 ***特別編 荒船良治:無罪 エールを守ろうとした結果、事故により命を落としたのだから全く非は無い。 また、国内での使用が違法である機械を用いていたとはいえ、海外では既に安全性は確保されている他、使用した動機も動物を守るためであった。 よって、無罪と言って差し支えないだろう。心優しい立派な人物である。 夏風涼海(過去の事件・事故死):執行猶予付き有罪 特に犯罪行為は犯しておらず、心臓病からの心臓発作を原因とした事故死だが、周囲(特に恋人だった育也)に持病の事をきちんと伝えておけば静止により死を回避できた可能性も十分ある。 また、彼女の死が原因で育也がエールを逆恨みし道を踏み外した(これをちゃんと明かさなかった者にも非は無い訳ではないが)。非は無いとは言い難い。 エール(殺害未遂の被害者・障害):無罪 犯人の逆恨みにより殺されそうになった。また、濡れ衣を着せられて殺人犯として処分されそうになった。彼女には非が全くない。 **逆転検事 ***検事1-1 仲間戸真治:無罪 警官として正しい行動をしたために殺されてしまった(しかも、自分が仲間と信じ、自分を相棒として信頼してくれた人物に)。不憫な人である。 御剣怜侍(窃盗・脅迫(強盗)の被害者):無罪 まず窃盗について、犯人の動機が密輸組織を有利にするという、そもそも許されないことである。また、侵入した経緯についても御剣自身に非はない。(長期出張の帰り際とはいえ現場に居られなかったうえに、マスターキーを利用されたので) 脅迫(強盗)については、犯人(窃盗犯とは別)にも事情があるが、だからと言って拳銃を突き付けて良いわけではない。この件に関しても彼に非はないといえるだろう。 ***検事1-2 アクビー・ヒックス:無罪 密輸組織の捜査中に口封じに殺された。彼に全く非はない。 ジンク・ホワイト(密輸による窃盗):無罪 少々傲慢な性格で御剣に迷惑をかけたりしているが、偽物にすりかえられた件とは無関係であり、無罪であろう。 しかも、エンディングではダミアンにだまされてレプリカを高値で購入してしまっている。 傲慢だが騙され続けて大損したけっこう哀れな人と言えよう。 ***検事1-3 小倉真澄:執行猶予付き有罪 天野河光の狂言誘拐計画に加担していたので完全に潔白とは言えない。 ただし加担した理由は犯罪へ走る光を止めるためで、狂言誘拐計画途中で光を裏切る事を計画していた。計画通り光を裏切り、その結果殺されている。 それ以前においては娘のために天野河親子にうまい事利用されていただけで、特に犯罪行為は行っていない。 天野河親子はまさに外道。 ***検事1-4 一条九郎:執行猶予付き有罪   正義感による必要悪とはいえ、ヤタガラスとして窃盗等の罪を犯してきた。 法律の網の目を潜る密輸組織への対抗する為のやむを得ない最終手段だったので同情の余地はあるが、やはり不法行為を行った代償とも言える。 真刈透:有罪 口封じで殺されたが、元々傷害や窃盗の常習犯である上、 大金を条件にディード・マン殺害を引き受ける、司法取引と引き換えに偽証など同情できない理由でいくつもの罪を犯している。完全に因果応報。 ディード・マン 葛由卯子:無罪 口封じで殺されたので特に非はない。むしろ気の毒である。 ***検事1-5 マニィ・コーチン:有罪 無実の人間を殺しているし、密輸や偽札の製造などに手を染めたり組織の上司を私欲で裏切ろうとした代償。 仮面マスク2世(赤石葵):有罪 口封じで殺されたが、元々窃盗の指名手配犯であり、大使館へ不法侵入し、窃盗未遂という最悪国際問題にもなりかねない行いをした。 仮面マスクの名を騙って盗みを引き受けなければ命を落とすこともなかったので自業自得といえる。 **逆転検事2 ***検事2-1 外城涯:無罪 内藤の嫉妬や野心のために殺されただけであり、彼に非はない。 ニセの暗殺計画を持ちかけられても断って忠告をするなど良識的で職務に忠実、ボディガードに紛れて大統領に近付こうとしていた虎狼死家に気付き、手傷を負わせて撃退するなど、ボディガードの鑑と言える優秀な人物だった。 虎狼死家左々右エ門(外城との格闘による腕の怪我):有罪 言うまでもなく殺し屋稼業自体が悪行で、この怪我はその稼業によるものなので同情の余地なし。 そもそも、外城の行為はボディガードとして当然の職務を果たしただけである。 ***検事2-2 内藤馬乃介:有罪 言うまでもなく第一話の真犯人である。 犯人の勘違いによって殺されているが、殺人を犯しさえしなければ犯人にも会う事は無く、それにより殺される事は無かったのも事実。 殺人の動機も、優秀な外城への嫉妬及び野心であるため、身勝手としか言い様がない。 それ以前に本作の真の黒幕が悪に走る切っ掛けにもなっている点もマイナス(ただ、真の黒幕のためを思って敢えて真実を黙っていた節は見られたが)。 看守(暴行):審議不能 留置所に隠れる場所として秘密の通路があったのは事実だが、殺人者の留置所の鍵を開けるというのであれば、警戒しておくべきであった事も事実である。 また、この件により鍵と制服を奪われた事は折中の脱走だけでなく、他の囚人の脱走や、機密漏洩につながる恐れもあった。 ***検事2-3 氷堂伊作:有罪 (ルール違反をしているとはいえ)風見を裏切って、自分の息子を利用してまで彼の優勝を妨害した上に脅迫をしており、それが原因で殺された。 よって同情の余地は問答無用でゼロ。自業自得と言っていい。 また、多くの犠牲者を結果的に出す原因となったIS-7号事件の元凶である点でもマイナス。 後述の通り、確かに風見にも十二分に非はあるが、元はといえば氷堂の裏切りが全ての始まりである。 風見豊(殺人未遂の被害者):有罪 脅迫されたことが原因で殺人を働いており、本心ではなかったにせよ結果的に無実の天海に18年間その罪を着せていた。 ただし、当初から誰かに罪を着せるつもりでいた上、天海に罪を着せてしまった件に関しても全く負い目を感じていない。 挙句の果てに犯行がバレても時効をいいことに(実際はまだ残っていたが、知らなかった)開き直って司一人のせいにする(そもそも司にまで非が生じた原因自体、風見が死体を天海の菓子の中に隠したから)などしている。 よって彼も同情の余地は無い。また、殺されかけたのも、自分の利益のために息子や天海等を犠牲にした行いの代償とも言える。 氷堂と風見はまさに外道。 天海一誠(器物損壊):無罪 作品を一部食べられたのも、ポットを割られたのも偶然である。器物破損に至っては完全に彼に非はない。 また、レシピの内容を明かしていたとしても、参加者が不正行為を働いていいはずはなく、殺人事件が起きたのも彼に非はない。 デリシー・スコーン:(青い布盗難)執行猶予付き有罪(トドメサスン盗難)有罪 青い布は不正の品ではあるが、薬品会社の情報漏洩防止のためであり、さらに手引きをした人物に偶然とはいえ盗まれたため執行猶予は付くだろう。 トドメサスンは一部の人間しか取り扱えない危険な薬品であり、盗まれてはいけない状態にあったにもかかわらず、管理体制に問題があったと考えられる。 下手をしたら大きなペナルティを受けていた可能性もある。 ***検事2-4 籠目つばさ:執行猶予付き有罪 犯人は並外れた外道ではあるが、復讐の為に犯人を殺そうとし、その結果殺されたのだから非が無い訳では無い。 ただし、復讐殺人を行おうとした動機が理不尽な理由で恋人を殺した者の事件の真実を隠蔽した者だから、ということなので情状酌量の余地は十二分にある。 一柳万才(殺人未遂の被害者):有罪 言うまでもなく殺人の直接的動機となった亀井の死の隠蔽のみならず、自らの権力を利用して恐ろしいほどにいくつもの悪行を繰り返してきた。 清々しいほどに同情の余地のない徹底した外道、ここで殺されずとも後に別の誰かに殺されていた可能性は十分にあっただろう。 一条美雲(誘拐、傷害):無罪 自称泥棒だけあって普段から色々とギリギリな言動が目立つが、今回の件とは関係ない。 ただ理不尽に巻き込まれただけである。 ***検事2-5 王帝君<偽者>:有罪 私欲のために自身の本物(こちらは暗殺者を介して)と亀井隆二を殺害し、大統領の立場を違法に手にしていた。 更に大統領の立場を強奪した12年後に内藤と手を組んで暗殺未遂事件(自演)を起こす(結果的にこの行為によって外城が命を落とした)、ビッグタワーの屋上で水鏡を殺害しようと計画(のちに断念)、さらにそのあと犯人が乗っているバルーンにいきなり発砲(その結果殺された)、と犯罪行為を立て続けに行った。 よって殺されても全く文句は言えない。そもそも最後の発砲の件だけで十分正当防衛になりうる。 王帝君<本物>:無罪 自身の偽者が立場のことに関する鬱憤に耐えかねた事が原因で散るが、本人自身に特に非は無い。また、生前は実に立派な人物でもあった様だ。 猿代草太(幼少期に万才たちから命を狙われる):執行猶予付き有罪 万才や影武者たちから命を狙われることになった理由は了賢を逃がしたから。 彼は了賢が本物の大統領を殺害する瞬間を目撃しており、その上で了賢を匿ったのだから非はある。 しかし彼がこうしないと今度は了賢が万才たちの自分勝手な理由で殺されていたであろうし、そもそも草太からしたら了賢は命の恩人でもあるのだから 彼が助けようとして行為に関しては同情の余地がある。 水秤鏡(偽大統領による殺人未遂):無罪 彼女は大統領が偽物であるとは知らず、ただ詩紋のことを報告しただけ。殺されかけたのも偽大統領の身勝手な動機によるものなので非は無い。 亀井隆二:無罪 口封じで殺されており、彼にも非は無い。ただ、ジャーナリストとして正しい行いをしたために命を落とした不憫な人である。 相沢詩紋(誘拐):無罪 真犯人に、裁判に有利になるように誘拐された。不用意に単独行動を行った事が誘拐された一因ではあるが、流石に彼自身に非があるとは言えない。 一柳弓彦(誘拐):無罪 父親の部下が誘拐しようとした相沢詩紋と間違えられて誘拐された。質問に答えたため標的と勘違いされてしまった。そもそも失踪などしなければこんな目に遭うこともなかったとは言え父親の悪事に(人違いながら)巻き込まれただけの哀れな被害者であり彼に非があるとは言い難い。 **レイトン教授vs逆転裁判 ***序章 「異国の法廷」 オリーブ・アルデンテ:有罪 宝石泥棒軍団のメンバーという時点でアウト。さらに宝石入りの人形を持っていたマホーネを鉄パイプで襲撃したので、殺人未遂で起訴されても文句は言えまい。 ***2章 「豪炎の魔女裁判」 アリス&テレス:心神喪失が認められれば無罪。無ければ有罪。 強力な暗示効果を受けた状況下である為、その点が認められれば心神喪失として無罪となるが、それが認められないとなるとマホーネに対して恐喝を行っていたのでダメ。 ***4章 「黄金の魔女裁判」 エルシャール・レイトン:無罪 御存知「レイトン教授」シリーズの主人公。 魔法の被害者が成歩堂になるのでは無いかと急いで駆け付けた結果、自身が魔法に掛けられる事になった。 言うまでもなく被害を受けた原因について彼に非はないし、むしろ成歩堂ともどもストーリーテラーたちに振り回され続けた、ある意味不憫な人物。結果的に無傷だったが。 魔法の真相が判明後も成歩堂達と協力し、全てを解決した立派な英国紳士。 ミスト・ベルデューク:執行猶予付き有罪 下記のカタルーシアに協力していたので、同罪といえる。本人も強烈に罪悪感を感じており、最終的に自殺の道を選んでしまった。 ***7章 「最後の魔女裁判」~終章 「はじまりの物語」 ストーリーテラー<本名:リテラスタ・カタルーシア>:有罪 ラビリンスシティの出来事は基本的に契約同意上の物であったが、成歩堂やレイトン等、一部の未契約の人物を図らずも事実上軟禁状態にした。 又、会社のロボットを使用してマホーネを帰そうとした結果、ジコールが負傷している。これについては弁解の余地はないだろう。 **漫画版 ***漫画版1  新庄ヒカル:有罪 最後の力を振り絞って犯行現場を偽造するなど、鈴音の事もそれなりに思っていた面は見られたが、やっている事は情状酌量の余地がない。 家族を持ちながら鈴音を弄び、それが発覚した後に鈴音や妻に対して話し合って解決策を探そうともせず、鈴音に対して慰謝料なども払わずに、ただ別れてくれと言うのは余りに自分勝手。 その結果刺されたのだから自業自得、しかもサウナまで11分以上自力で歩き店員に不振に見られずロッカールームまで行けたということは刺された傷自体は軽症で刺されてすぐに傍にいた警官に助けを求めれば、助かった可能性は100%に近かっただろう。 それなのに、最後の力を振り絞って犯行現場を偽造すると言う行為は見ず知らずの誰かに殺人の罪を着せようという行為であり、妻子を見捨て、鈴音の心にたとえ思惑通りに逃げ切ったとしても「殺人者」という一生消えない傷を作ってしまう男として最低な行為である(しかも、鈴音に対して謝罪もしていない)。 不倫で1アウト、発覚した後の対応で2アウト、刺された後の偽装行為で3アウト。有罪と断言して良いだろう。 ***漫画版2  小森朱宗:有罪  直接ではない+散々悩んだ末+そもそも相手の方が悪いとはいえ、社員に対しトラウマを利用して度を越した「お仕置き」を行い(しかもその事を笑い話として妻に話していた)、結果的に人1人を死に追いやっている上、弟にも色々辛く当たっていた為因果応報と言える。犯人の怨みを買っても仕方がないだろう。 さすがに直接的な殺人罪には問われないだろうが、成歩堂と真宵は劇中で「今回の弁護は受けられない」と言っている。仕方があるまい。 木村次郎:執行猶予付き有罪 殺されるほどの事ではない(小森の方も「お仕置き」があんな死に方をする原因になるとは思ってもいなかった)にしても、優秀なのを鼻にかけて会社で度々の警告を無視した傍若無人な振る舞いを行い続けていた。 警告に耳を傾けていれば「お仕置き」をされる事も無く、犯人である兄が道を踏み外すことも無かったであろう。 ***漫画版3  一宮潤平:無罪 仕事熱心で真面目だったのに、春日井の身勝手な腹いせで殺された、不憫にも程がある人。 その死が樹里を成長させたのがせめてもの救いかもしれない。 ***漫画版4  オラクル麗華:有罪 犯人の協力によって人気占い師になったにもかかわらず、恩を仇で返す行為を行った。人間性が最悪なため殺される覚悟は必要。 ***漫画版5  金成二八:有罪 事故死だが、そもそも彼が娘を苦しめていなければ愛沢がそば粉を用意する事も無かった訳で、死因となった『病気』共々娘に酷い仕打ちをしてきた代償と言える。 死んでからも娘を苦しめたんだから、先に地獄に落ちた妻共々本当に救えない。 ***漫画版6  ジャスティス正義:有罪 正義の仮面をかぶり不正行為を行い続けていた代償。 只、イカサマについてはあくまで番組の中の話であり、プロデューサーは知っていた上に食いしん坊協会も黙認しており、番組外の世界大会で同様の行為を行っていたかは明らかにされていない為、殺されるほど悪質だったとは言い難い。 だがラーメン対決でリサとラーメンを交換したのは問題であろう。交換したのは自分が毒から逃れたい一心の行動、逆に言えば「リサに毒を押し付けた」という事であり、もし脅迫が本物だったとしたら死んでいたのはリサである。 そもそも脅迫状の件を警察にでも相談すれば問題なく毒を逃れられたはずなのに、そうしなかったと言うことはそれによって不正が明るみに出るのを恐れた、つまりは不正で成り立っていた番組を守る事を最優先したという事である。 試合前にプロデューサーに棄権を申し込んで聞き入れてもらえていなかった事情はあったが、結局番組から逃げる事をせずに番組を守る為に人を殺そうとしたのだから同情の余地は無い。 決して彼のみの問題では無いが、彼も十分に責任を問われる立場であろう。 《もしも彼が無罪だとしたら?》 作中の描写のみを見る限りでは完全に自業自得である正義だが、推定無罪の考えで行けば無罪と結論付ける事も可能である。 《イカサマについてプロデューサーの方に大きな責任がある場合》 リサの回想やプロデューサーの反応からイカサマの常習犯だったのは間違いないが、 前述した通りそれらはあくまで番組の中の話であり、殺されるほど悪質だったとは言い難い。 ラーメン対決を正々堂々行っていた辺り、実力が無い訳でも無い模様。少なくともラーメン対決では彼は不正をしなくてもリサやマッスルを圧倒していた。 不正を行っていた理由については成歩堂は「彼が小心者だったから」と推測しており、また正義は脅迫状を受け取りおびえていたにもかかわらずにイカサマをしていた為イカサマに対して彼はするかどうかの権限を持っていないと見る事も出来る(イカサマについて、自分でどうにかできるならば脅迫状をもらった日にしなければいい、また小心者だったならばわざと負けることを選ぶ可能性もある)。 食べ物を粗末にする愚行を続けていたのは確かだが、それが彼の権限で行われていなかった可能性もある。 そもそも、プロデューサーがマッスルの手によって発覚したときに正義に注意をしておけばそれで済んだ話である。 そうしなかった以上、プロデューサーが共犯でありまた彼の棄権を認めなかったことから権限のあるプロデューサーに命令されてやったと見る事も出来る。 この場合はイカサマの責任はプロデューサーにあり、彼に非は無い。 《ラーメン対決でリサとラーメンを交換した行為に非が無い場合》 まず脅迫状が出た時点で番組を中止しようとすることはできなかった可能性がある。 ラーメン対決前の正義の行動については試合前にプロデューサーに棄権を申し込んで聞き入れてもらえていなかった事情があったが、それは脅迫状の事を話さずに「体調が悪い」という言い訳で棄権を申し込んだ結果とされている。 しかし、小心者の正義がイカサマを認めているプロデューサーに脅迫状のことを隠す理由も無い為、彼はプロデューサーに脅迫状の件を話した可能性がある。そして作中ではプロデューサーが自分の保身を第一に考えていたことが明白であり、脅迫状の事を知らなかったと言い張っているのもその為である可能性が考えられる。若しもプロデューサーが脅迫状の事を知っていたのに自分の保身の為に番組を強行したならば彼の責任は重い。 そして、リサ以外に容疑者がいないことも明白である。 楽屋に脅迫状があった以上部外者の犯行ではなく、配ったのが仲のいい鳥山である以上スタッフの可能性も低い。 マッスルが毒を入れようとしたらリサが見ているはず、若しくはリサが共犯者である事から正義のラーメンに毒を入れられるのはあの時点ではリサしかいない。 また、毒が本物だとしたら交換したせいでリサが死んでいたというが、その場合交換しなければ死んでいたのは正義の方であるので立派な緊急避難が認められる。 その為リサ以外に毒を盛れる者がいないという事実に正義が気付いていようがいまいが、彼がラーメンの中に毒が入っていると確信を持っていようがいまいが無罪といえる。 正義の元に送られた脅迫状は切り取られた状態であり、ターゲットが誰なのかもわかりにくく、どうとでも解釈できるような内容だった。 正義が小心者でイカサマに関与していたから彼は自分のことだと思ったのだろう。 あのような内容の脅迫状で、本気でラーメンの中に本当に毒が入っているのかわかる筈もない。むしろ、ただの悪戯と思う人も多いだろう。 また、番組で騒ぎを起こそうが警察を呼ぼうがそれで犯人が諦めるとは限らないという点も注意してほしい。 警察が本腰を入れて操作してくれるのかわからず、騒ぎを起こしても犯人は次の機会に毒を入れてくるかもしれない。 脅迫状の内容は「イカサマをやめろ、さもなくば殺す」ではなく「毒殺するぞ」なのでたとえイカサマをやめても殺される可能性だって考えられる。 故にこんな事では、番組中に騒ぎを起こすわけにもいかず普通に番組を進めるしかない(もしくはわざと負けるか)と正義が考えた可能性がある。 ラーメンに毒を盛れるのがリサしかいないと考えを持っていたなら、騒ぎを起こす訳にはいかないという考えの上でのラーメンの交換に問題は全く無い。 そして確信を持っていたとしたら 犯人のリサが交換されたラーメンを食べる筈が無く、最終的に死者を出さずにやり過ごせる筈である。 また、ほかの人間がトリックを使って毒を入れたと考える者がスープの増えた(普通に考えてかなり怪しい、犯人が誤ってリサのラーメンに毒を入れた可能性がある)リサのラーメンを取る可能性も低い。 そもそも殺そうとする方が理不尽であり、交換については無罪といえるだろう。 また確信を持っていないとしても リサが毒を盛った可能性がある上にラーメンの量にも明らかな違いがあった事から、単なるフェアプレイ精神で片付けて問題ないだろう。 これらが正しかった場合、完全無罪と言って良い。 矢田吹麦面(料理に毒を入れられ営業停止):無罪 単に番組に料理を提供しただけ、当然何の非も無い。無論、リサを営業妨害で訴える事もできる。 ***漫画版7  細々木陰郎:無罪 探偵として、犯人の悪事を暴く行動を行っているうちに殺されてしまった。彼に全く非は無い。 ***漫画版検1  間田初音:有罪または執行猶予付き有罪 魔女仮装の女性の恋人に貢がせて自殺に追い込んだことが原因で殺された。死に追いやっている以上、覚悟は必要だろう。 但し、間田が恋人を寝取った経緯が語られておらず、また間田が詐欺や恐喝をしたり、借金がある事を知りながら貢がせようとしていたという話も出ておらず、金の搾り取り方などの詳細も不明、と貢がせて借金をさせ自殺に追い込んだ以上の話が出ていない。 相手にも明らかに責任があるという事もあり、本当に殺される程の事だったのかは分からない。 魔女仮装の女性の恋人の男(自殺):有罪または執行猶予付き有罪 恋人がいながらも間田と付き合い、無茶な間田の要求に応じて分不相応な借金をして自殺するなど、ある意味自業自得とも言える人間である。 自己破産や債務整理を行うなど自殺以外にも方法はあったはず。ただ、金に搾り取られ方などの詳細が不明な為詳細な審議は不能。 ***漫画版検2  ハヤト:執行猶予付き有罪 仲間を見下し続けていた上にバンド自体をメジャーへの踏み台と考えていたのが自らの死を招く事になった。殺されるほどの事では無いにしても、自業自得。 ***漫画版検3  武田啓史:有罪 以前にも窃盗を犯しており、今回の件でもいつ裏切られるかわからない仲間と組んで強盗という犯罪行為をした代償。 常世直志(犯人に銃で撃たれる):有罪 警察の中では最下級の巡査の身分でありながら、人質を取られているのに、 上司の命令を無視して一人で銃を持っている武田に接近したのは問題外(上司が無理にでも止めればよかったのかもしれないが無線の報告だけでは判断しようが無い)。 隙を見て射殺するか拳銃を狙って撃つならばともかく、銃を持たずに投降を呼びかけるなど、 下手をすれば怒った犯人が人質を殺したり(実際は二人はグルだったのでそんなことは無いだろうが)、彼の銃が奪われ更なる被害が出てしまう可能性もあった。 撃たれたのは明らかに自業自得であり、同情の余地は一切無い。 結果を見てもこの彼の軽率な行動のせいで、警察官として守らねばならない銃を悪用され武田が殺されてしまった。 懲戒免職を含めた重い処分は免れないだろう。 ***漫画版検4  阿藤護:無罪 立派なガードマンの鑑。秘密を知ったために殺されてしまった不憫すぎる人。 ***漫画版検5  大餅屋鰤吉:無罪 経営能力がなかったとしても彼自身に非はない。 ***漫画版検6  出雲エミ:無罪 非常に我侭な性格で人間性も最悪なため周囲から恨みを思いっきり買っていたので埋もれがちだが、殺される理由には関係ない。 (周囲から恨みを買いまくっている=スケープゴートを用意しやすいという事で間接的に関係していた可能性はあるが、決め手になったとはいい難い) むしろ一番無意味に殺された、犯人の下らない勘違いと見栄及び自尊心の犠牲者である。 ***漫画版検7  大穂輝夫:無罪  女癖の悪さはあったが、殺された件とは無関係。オーナーとして客が入らず、赤字の元凶である別館の改築を計画するのも当然である。 音無貞治:有罪 犯人の外道ぶりや夫人の嘆き様から霞みがちだが、元々前科3犯の悪質な強請り屋(オマケに夫人も同業者)で今回も強請りを行う為に放火まで起した代償。 自業自得以外何物でもない。 ***漫画版検8  牧上真久里:有罪 立待院長を恩人と慕う人達が「奴が死んでくれて本当によかった。ザマーミロ牧上!」「あいつを殺したいと思ってた奴はいくらでもいる。自分もその1人だがな。」と真犯人・無実の人間共に自分に殺害容疑の疑惑が掛かりかねない事を承知で自分には動機が十分あると供述する程、心優しい院長を利用し悪質な強請りを行い続けた代償。 しかも素行や評判からすると他の所でも同様の行為を繰り返していた可能性は極めて高い。 あれだけの外道極まりないことを繰り返していた以上、殺される程度の覚悟はしないといけないだろう。 **実写映画版『逆転裁判』 高日美佳:無罪 援助交際設定がなくなったため、純粋に潔白な人物へと変貌を遂げた。 衣袋武志:審議不能 情報不足のため審議不可。ただし本作では姫神が彼の脅迫をしていた設定はなく、また正当防衛でもない模様。 綾里千尋:無罪 過去の事件の真相を追っていたために小中を通じて狩魔に殺害された。言うまでもなく非はなし。悪いのは小中と狩魔。 生倉雪夫:有罪 本作では灰根の弁護にあたる際に堂々と「あんたが殺したかどうかなんてどうでもいい」「うちの事務所だってこんな裁判で有罪食らっちゃ迷惑」と言いきっている。そして灰根の主張については完全に無視。 さらにDL6号事件の状況が変更されたため、灰根の行いは「保管庫で証拠を勝手に弄っていた御剣弁護士の制止」という係官として正当なものになっており、殺人未遂も犯していない。心神喪失の理由も「極度の過労と睡眠不足による一時的なもの」とされているので、灰根がいくら裁判やマスコミなどに対して完全無罪を主張したところで生倉がごり押すことは可能(灰根の主張にかかわらず「現在は意識を取り戻しているが、当時は判断能力がなかったため現在の彼が当時の状況を認識することは不可能、よって現在の彼の発言に信憑性はない」と生倉が勝手に主張すればいい)。灰根が偽証した設定もカットされているので、灰根に非はなし。また、妻・サユリの自殺も無罪判決後の風評被害に耐えかねてのものとなっている。 以上の点から、本作の彼の行いは原作以上に悪質なもので、灰根の行動原理も自分勝手とは言い切れないものとなっている。殺されても一切文句は言えまい。 御剣信:執行猶予付き有罪 狩魔の不正に気付き、証拠品を調べようとした行いは確かに正しく、原作同様正義感ある人物だが、その方法として証拠品保管庫に忍び寄って許可なく証拠品を手にしたのは問題である。 酌量の余地はあるが、非がないとは言えない。 寺田(給食費盗難事件):無罪 まあ、年齢的にも被害者感情的にも、あの状況で成歩堂をかばうように感情が傾くのは難しいだろう。原作の御剣が立派なだけである。狙われたのはやっぱり偶然だし。 小中大:有罪 千尋殺害犯なのでこの時点で酌量の余地はなし。千尋殺害は黒幕(狩魔)の依頼によるもので、彼が殺害されたのは口封じ。自業自得、因果応報である。 狩魔豪(拳銃による肩の怪我):有罪 事件に巻き込まれた経緯が「自身の不正に感づいた御剣信を監視したため」になっている。そこから殺人に至っており、非常に悪質。 裁判での不正のみならず、千尋の殺害(小中に依頼)や小中の毒殺など、原作以上に手を染めた犯罪は多い。逆転裁判世界の制度でなくとも確実に死刑である。 挙句それら不正について「お前たちが平和に暮らしていられるのは、逮捕した人間を俺がかたっぱしから有罪にして刑務所にぶち込んでいるからだ!」と正当化までする始末。 成歩堂が言うように、何人もの人を殺しただけでなく、その何倍もの人々を不幸にしてきた外道である。 忍者ナンジャ殺人事件の被害者:審議不能 情報不足のため審議不可。 &link_up(▲ページ上へ▲) #amazon2(300x250)
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