ドルリーレーン関係の元ネタ <<注意!!>> <<以下は、逆転裁判3および、某推理小説の完全なネタバレです>> 逆転裁判3のトリックには、特定の作品から集中してネタが引用されていると考えられます。 (エラリー・クィーンのドルリーレーン四部作) 作品の価値には関係ないですが、ちょっとまとめておくのも面白いかなと思いました。 依頼で急遽書いたため、現在、元になる書籍が手元にないので、うろ覚えです。 実際、細かいところではもっとあったと思うので、思い出したら追加します。 フォローしてもらえれば有り難いです。 4話「始まりの逆転」 ・手を怪我しており、片手で手すり越しに人を落とすのは不可能 「Xの悲劇」で、レーンがディビッドを死刑から救い出した切り札のネタ。 5話「華麗なる逆転」 ・双子の入れ替わり 「ドルリーレーン最後の事件」のメイントリックのひとつ。 ・年少者による、既に死亡した肉親の指示書に基づく犯罪(殺人) 「Yの悲劇」の有名なメイントリック →その際に、年少者ゆえに単語の意味を取り違えて奇妙な行動に出る 「Yの悲劇」でも、全く同様のロジック。 ・それまでの話での探偵が最終話の犯人 ドリルーレーン四部作(「ドルリーレーン最後の事件」) 更に、以下の点が類似する。 →探偵は、自分の人生の生き甲斐に関することと、人を守るために、 やむなく犯罪を犯す。 ・レーン:シェイクスピア、ペイシェンス ・ゲーム:千尋、真宵 →探偵は、一部の感覚器が不自由 ・レーン:耳 ・ゲーム:目 →その不自由な感覚器のため、奇妙な行動に出る ・レーン:壁の隠し金庫を探すのに、壁を叩くのではなく 必要以上に鉈で破壊しまくる。 ・ゲーム:雪に付いた血が見えないため、必要以上に多量の 雪を排除する。 →そのことから、少女が、探偵本人が犯人であることに気付いて ショックを受ける。 ・レーン:ペイシェンス(気付いて、失踪) ・ゲーム:真宵(気付いて、失神) →しかし探偵はすぐにそのことを察し、少女に「心配しなくていいから」と 諭す。 →その探偵は、どちらも服毒する。 以下続報