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ひっそり百鬼/道上 聖也 - (2015/02/04 (水) 02:03:28) のソース
プレイヤー:AI 名前:道上 聖也(みちうえ せいや) 年齢: 性別:男(♀) 正体: 容姿: 設定: |能力値|妖怪時|人間時|CP| |体力/疲労点|11/11|11/11|10CP| |敏捷|13|13|30CP| |知力|12|12|20CP| |生命力/HP|11/31|11/31|10CP| |基本移動力|6|移動力|6| | よけ | 受け | 止め | 止め | | - | - | - | - | |防護点| 5 |受動防御| - | | 攻撃手段 |判定値|射程|致傷力|攻撃型| |特徴|CP| |うわばみ|5CP| ||| |お祭り好き|-5CP| |好奇心Lv2|-10CP| |グルメ|-5CP| |犬恐怖症|-5CP| |癖|CP| | |-1CP| | |-1CP| | |-1CP| | |-1CP| | |-1CP| |技能名|Lv|難易度|CP| |技能名|Lv|難易度|CP| |妖力名|レベル|増強・限定|CP| |妖怪基本セット| | |100CP| |外見| |可愛い|10CP| |追加HP|20|態度パック|パック| |防護点|5|態度パック|パック| |無言の会話|-|態度パック|パック| |人間変身|する| |15CP| |動物変身|ネコ| |10CP| |縮小|2|動物変身のみ-60%|20CP| |複数の足|4本|腕を使う(-40%)|3CP| |異種会話|ネコ|ネコのみ(-20%)|12CP| |闇視|-|使うと目が猫目になる(-20%)|20CP| |瞳孔反応|-| |5CP| |オーラ知覚|2|視野で確認|20CP| |超技能|踊り|素晴らしい踊りができる|15CP| |妖術名|型|威力Lv|精度Lv|増強・限定|CP| |人払い|広範/精|10|知力-1|余分に時間がかかるLv4(-40%),猫踊り必須(-10%)|10CP+4CP| |誘眠 |範/精|7|知力-1|持続時間延長Lv3(+90%)、自分中心(-30%),猫踊り必須(-10%)|53CP+4CP| |来歴探知|特殊|3|知力-1| |9CP+4CP| |弱点|影響|CP| |行動不能|マタタビで酔っ払う行動-6のペア、1分ごとに減少|-30CP| |蘇生不可|死体が残り破壊されると復活できない|-45CP| |||| |弱み|聖別された武器に弱い|パック| |苦手|厄除けの札、祈りの言葉に弱い1分に1d6のダメージ|パック| |行動規制|神社などでは行動に-4の修正|パック| |人間としての顔|||| |身元|偽装戸籍(5CP)|我が家|アパート?(0CP)| |職業|なし|地位レベル|0| |財産|赤貧(10CP)|容貌|美人(10CP)| |ネットワーク|5CP|たまり場| | |人間に対する態度|友好|態度パック|友好B| |||CP合計|30CP| |能力値|70CP|有利な特徴|5CP| |不利な特徴|-40CP|癖|-5CP| |技能|35CP|人間の顔|30CP| |妖力|230CP|妖術|84CP| |弱点|-60CP|態度|0CP| |未使用CP|1CP|CP総計|350CP| ■詳細設定 初めはただの善意だった クロと呼び、自分を愛玩してくれた老夫婦が、旦那と死に別れ 日に日に小さくなる老婆の手を握りたい、痛む肩を叩きたい、故人を偲ぶ会話に相槌を返したい 自分のニャーと鳴く声や、大地をつかむ手ではそれが出来ない、やりたい、やりたい、傍にいたい 毎日何かに祈ったら、自分に何かの血が流れてたのか、それとも願いが通じたのか つるりと「ぉばぁにゃん」と声が出ると、後はふらふらと二本足で立ち上がり、自分でもビックリするぐらい言葉が出た 「おばあたん、声、出たよ、じいたんの事、喋れるよ、がばたよ!」 いつものように暖かな手は撫でる為に伸ばされず 怯えたような目で、壁に叩き付けられる用に払われて 初めて自分は選択を間違ったことを知った そして、最後の矜持として「わかた、迷惑、かけにゃから」とだけ言ってその家を出て行った 背中に投げかけられた言葉は、罵声か、呼び止めか、耳が拾わないように必死で走った 飼い猫だった自分は、一月も立たず野たれ死にかけ、もう、二度と喋るまいと思ったが、空腹の為に 「ごにゃん、ごにゃん食べたぃ、さむぃ」 と、するりと言葉が出た その自分を、若い女が見つめたことによって、あぁ、今度は間違いなく殺されるなと思うと、意識はそこで飛んだ 次に目を覚ますと、自分の体はふかふかで、目の前には、ホカホカのご飯にふりかけがかかった物が置いてあった 言葉は聴かれなかったのかと、恐る恐るニャ~と鳴くと 『あら、猫さんの真似?お母さんの絵本は飽きた?どちらにせよご飯食べよ?』 優しく微笑みながら自分に掛けられる言葉に、少しの違和感を覚えたが、空腹には勝てず、がつがつと喰らついた あまりにも熱くて、慌てふためく自分を見て 微笑みながら頬を撫でてくれた彼女を見て、この人のためなら何でもできると、比喩じゃなく思った たとえ、その目が自分を見つめて無くて、お母さんの聖也と呼んだとしても 彼女は猫のように夜には居なくなったが、眠る時には絵本を読んでくれて まだ、タッチが出来ないとほんわか自分を見つめてくれた だから、今度こそ間違いなく彼女が求める姿になりたくて 今度こそ求められたくて、毛のない二本足の姿になれるようになったけど やっぱり自分は何かを間違ってるようで、彼女が少しだけ硬直したが、何事も無かったかのように、自分の服を出してくれた そして、前より強く夜に外に出てはいけないといわれた そして、彼女の予想より大きかったらしい自分は、絵本だけでなく、性教育も受けるようになった でも、ここでも幸せな日々は続かなかった 朗らかに笑い、しっかり自分を見つめてくれるようになった彼女を、世間の雄がほっといてくれる訳は無く 彼女にもよい番ができそうになった この場合、戸籍が無く、不執拗な異分子は明らかに自分だろう 彼女は幸せになってもらいたい だから、此処で自分は生きられなかった、そういうことだと反芻して 適当な日に初めて彼女を母と呼び、もう大丈夫そうだから、帰るとだけ言って駆け出した 泣き声の母を慰めるのは、もう自分じゃなく、新しい番だろう だから、母の名前が変わる前に、古い名前と自分の名前を貰った 道上聖也、右も左もわからなかった子猫ではなく、生きたいか生きたくないか 見極める為に、今日も街中を彷徨っている