ガープス・魔物娘図鑑/名誉点ルール - h_session @Wiki

●名誉点ルール

その冒険者の知名度や功績を表すルール。
PCは依頼をこなしたり、ダンジョンを攻略したり、大きな宝を手に入れるたびに知名度が上昇し、名誉点を得る。
PCは名誉点の分だけ有名であり、尊敬される冒険者と見做される。高い名誉点を持つ冒険者は他の街に行っても名前が知られているだろう。
ただし、GMが知名度が広まらない地方があるとした場合はこの限りではない。
名誉点を使用することにより自分だけの装備やコネクションを得る事ができる。

GMはセッションのリザルトにPCたちが得た名誉点を記入すること。
セッションで得られる名誉点は一般的な依頼をこなして５０点とする。
緊急性の高い依頼や危険な依頼、大きなダンジョンの攻略、軍からの依頼等の場合は相応に高くしても良い。
また、冒険者の一般業務から外れたセッションでは名誉点が少ない、または得られないとしてよい。
2012/11/16までのルールが制定されていない時までの名誉点は(今現在の使用CP-350)/6*50点とする。

名誉点
１～２０　　　まったくの無名、一般人並。知人以外誰も存在を知らない。

２１～５０　　駆け出し、冒険者ギルドならば、マスターに名前だけは知られているかもしれない。

５１～１００　一般冒険者。冒険者ギルドのマスターなら顔と名前、功績を知っている。また、ギルド員なら貴方の名前や功績を知っていてもおかしくないだろう。

１０１～２００　噂の対象。ギルドの外に名前が知られ始める。初対面でも冒険者に関係がある人ならば名前を知っているかもしれない。指名の依頼が稀に来るかもしれない。

２０１～５００　都市レベルで名前が通じる。功績のウチ、１つや２つは人々の噂になったかもしれない。しかし、誰でも顔を知っているというレベルではない。貴方の目立った能力は記憶され、指名の依頼が来るようになる。

５０１～１０００都市レベルの有名人、地元であれば殆どの人に顔と名前が覚えられている。地元以外でも名前くらいは知られているし、大きな功績があれば異名などもつけられているかもしれない。

１００１～２０００　国家レベルでの有名人。国の中では知らない人はほぼ居ない。施設や商店を利用する時、強く主張すれば便宜を測ってもらえることもあるだろう。指名の依頼も頻繁に来るようになり、熱狂的なファンが居るかもしれない。
　　　　　　　　　　また、軍に記録され依頼が来るようになる。魔界でも名前が通り始める。

２００１～５０００　国家レベルで名前と顔が覚えられる。冒険者にどれだけ縁のない人でも貴方の名前、顔、功績を知っている。功績を上げた時以外でも些細なことで新聞などに書かれる可能性がある。
　　　　　　　　　　店などを利用する時も断らない限り勝手に便宜が図られ、優先されてしまう。また、功績を本に纏めたり詩にする者が現れる。魔界でも名が通り、魔王から呼び出しがかかるかもしれない。

５０００超え　　　伝説の人。地元と少しでも関係がある（敵対も含む）国家であれば名前、顔、功績が知れ渡っている。いろんな式典に呼び出され、応じていては冒険者が務まらないかもしれない。
　　　　　　　　　天界でも一級危険人物と認定され、隙あらば暗殺者が貴方の首を狙うだろう。

☆無機物の名誉点

無機物が名誉点を持つことにより、その無機物が伝説を持つものとされる。例として伝説の武器は多量の名誉点を持っており、その伝説の武器を所持するだけで所持者の名誉を引き上げる。
また、所持者が自分の名誉点を注ぎ込むことにより、その無機物にPCの名誉を刻み込むことができる。名誉を付与された無機物は他人の手に渡ってもその知名度でその人の身分や名誉を保証することだろう。
無機物の名誉点は注ぎ込んだPCの手にある内は注ぎ込んだ分と同じ名誉を保持する。他人の手に渡った場合その５分の１の名誉点をその人の名誉点に加算する。
この無機物が注ぎ込んだPCの手から離れてもそのPCの名誉に傷はないが、注ぎ込んだ名誉をキャンセルして別の物に注ぎ直すことはできない。

☆コネクション

有名なNPCとこちらから関係を持つにはそれなりの名誉が必要だ。
名誉点を使うことによりそのNPCと親密な関係を築くことができる。
親密な関係を築いているNPCはそのNPCが関わるシナリオの時協力をしてくれるかもしれない。
ただしこれは《後援者》のように確実な協力を決定するものではない。
魔界の有力者とのコネクションをとったからといって魔界での協力が確実に得られるわけではないのだ。
コネクションによってどのような協力が得られるかはGMに尋ねること。
また、GMはセッションの結果このキャラクターとのコネクションを得たと判断するなら報酬としてコネクションを渡すことができる。
報酬としてのコネクションには名誉点が含まれ、そのPCの総合名誉点に加算される。この名誉点を他の用途に使うことはできない。

例
NPC名 　　　　　　　　　　　　　種族　　　　　顔見知り　　　友人　　　貴重な友人　　
魔王　　　　　　　　　　　　　　サキュバス　　１０００　　３０００　　１００００　　
魔王の旦那　　　　　　　　　　　インキュバス　１０００　　３０００　　１００００　　
魔界第四王女デルエラ　　　　　　リリム　　　　　４００　　　９００　　　１８００　　
魔界学者サプリエート・スピリカ　ダークマター　　１００　　　４００　　　　８００　　
とある魔界牧場のリコ　　　　　　ホルスタウロス　　１０　　　　５０　　　　１００　　
とある魔界牧場のメリー　　　　　ワーシープ　　　　１０　　　　５０　　　　１００　　
常闇島の王エレティア　　　　　　ヴァンパイア　　５００　　　８００　　　１５００　　
港町の警部ポイド　　　　　　　　ワーウルフ　　　　５０　　　２００　　　　４００　　
最前線の村長ザルツ　　　　　　　サラマンダー　　２００　　　４００　　　　６００　　
古き隠れ里の少女　　　　　　　　稲荷　　　　　　３００　　　６００　　　１０００　　
妖精薬師ビビ　　　　　　　　　　フェアリー　　　　１０　　　　５０　　　　１００　　
無骨なサイクロプス　　　　　　　サイクロプス　　３００　　　６００　　　１２００　　
エイギスの自警団長　　　　　　　デュラハン　　　１００　　　２００　　　　６００　　
自警団の朴念仁メレイン　　　　　リザードマン　　　１０　　　　５０　　　　１００　　
アイテール村の酒場のマスター　　インキュバス　　　１０　　　１００　　　　２００　　

☆ボスモンスター

強大な力を持ったボスモンスターを倒した場合、そのボスモンスターを倒した称号が手に入ることがある。
その称号にも名誉点が付与されており、総合名誉点に加算される。この名誉点は他に使用することはできない。