宗教教育

一般的な宗教の教義、儀式、習慣、概念、歴史などを教授すること、あるいは特定の信仰を持たせるような教育のこと (Wikipediaより抜粋

「宗教教育」は、行為それ自体は布教洗脳と同じである。
ここで主に議論をするのは「親による子への宗教教育」である。

全ての人間には、生みの親が存在する
そしてほとんど全ての人間に、育ての親が存在する。
そしてその人間は、親が生活する環境で育つ。
その過程において、親から子へと価値観の伝達が行われる。
明示的に教育せずとも、価値観、習慣は自動的に伝達される。
これが「親による子への宗教教育」である。

つまり人間は最初の宗教を、親を選べないのと同様に、選べない。
人間は強制的に親の宗教で人生を始めることになる。
もちろん後での変更(改宗)は法律上禁止はされていない。
ではその最初の宗教が、改宗を禁止していたらどうだろうか。
この場合、人間は宗教が変更できず、宗教選択の自由などありえない。

この問題に対する政策として「無宗教教育」というものがある。
宗教色を排して、文化的人間の価値観のみを教育するらしいが、それは無理な話である。
価値観とは、これ即ち宗教である。
宗教なくして、価値観は教育不可能である。





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最終更新:2012年02月10日 01:33