改宗

改宗とは、宗教を変更することである。
自発的に行われるものもあるが、時の権力者による強制改宗は人類の歴史を語る上で欠かせない。

ここでは主に強制改宗について議論する。

ところで、改宗など本当に可能なのだろうか。
もし「明日からフライングスパゲッティモンスター教を信じなさい。」と言われて、誰が信じようか。
せいぜい、改宗後の宗教儀式の強制、他の宗教儀式の禁止が関の山である。
踏み絵では、心まではわからない。

ところが、教育機関における宗教教育はかなりの改宗効果がある。
儀式の禁止することでとの関係を断ち切り、学校における宗教教育洗脳する。
これが強制改宗の最短経路であろう。
見せしめのために、宣教者などの公開処刑も効果的である。

大東亜戦争において、植民地に日本語教育を行ったのも、この為である。
「恵まれない子供たちに学校を」とは、そういうことである。
学校で教育勅語を読ませるだけで、天皇のために殉職できるのである。
特に、ほぼ全員が学校に行く日本においては、その効果は絶大である。

アメリカのキリスト教原理主義者達は、子供を学校に行かせず家で教育を行う。
その結果、アメリカ人の9割は未だに進化論を信じていない。
猪からを作ったのは、ではなく人間である。

教育とはそういうものである。


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最終更新:2012年02月10日 01:36