九日目1~100

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ブシドー「…最近、私達のサポート隊としての活躍が奪われてないか?」

サジ「ってゆーか、僕らの影が薄いよね」

ビリー「そんな…みんなが思ってる事をハッキリ言うなよ…」

サジ「あんたは模型子ちゃんとフラグ立ってるからいいじゃん」

ビリー「まぁね///」

サジ「照れるな顔赤らめるなキメェよ」

眼鏡「まあ落ち着け。今まで女に縁が無かったんだから
   最初で最後の春くらい存分に浮かれさせてやれ」

ビリー「君も相当酷いね。ま、いいけどね!
    ああ~僕の幸せをみんなにお裾分けしたいよ!!」

サジ「ウザイ」

眼鏡「僕はたくさんの嫁がいて幸せだからお裾分けは要らん」

ブシドー「えぇーーーい!!こんな事だから駄目なんだ!!
     何かあれば自分語りや他人を貶めたり!!
     純粋に刹那とマリナの幸せを願わないから、あの薄緑と紫に負けるのだ!!」

サジ・ビリ・眼鏡「「「!?」」」

ブシドー「私達の本来の目的は何だ?刹那とマリナの恋をサポートする事だろう?
     彼らの幸せを願う気持ちは新参者には負けないはずだ!!」

サジ「…うん、その通りだね。ブシドーさんのおかげで目が覚めたよ」

ビリー「僕は自分の恋ばかりにかまけて刹那達を蔑ろにしていたな…
    これからは刹那達をしっかりサポートしつつ、自分の恋も頑張るよ!」

眼鏡「『初心忘れるべからず』か…まさかブシドーに気付かされるとはな
    だが、これで気持ちを入れ替える事が出来た」

ブシドー「皆、分かってくれたか!今後はより一層強力なサポートで
     刹那とマリナの恋を盛り上げて成就させるぞーーーっ!」

全員「「「「おーーーっ!!」」」」




ビリー「ふぅ…今日は割りと早く上がれたねぇ。…まだ開いてるかな?」

クジョウ「あらビリー、これから帰り?最近ちっともお店に来てくれないんだもの…私、寂しいわ
     …ねぇ、これから夕食後に同伴しない?もちろん夕食は私が…」

ビリー「悪いけど、少し急ぎの用事があるんだ。また今度ね」スタスタ

クジョウ(屈辱だわ……#ピキピキ)

リヴァイヴ「……我々にあの男を尾行して、その女性との接触を妨害して欲しいと?」

クジョウ「あなた達しか頼める人いないのよ。これもお店の売り上げの事と思って、ね!じゃ、頼んだわよ…」

ブリング「……興が乗らない」

リヴァイヴ「全く愚かな女だね、僕達をアゴで使おうだなんて。それにΣ…!」

ブリング「Σ……!」

リヴァイヴ「聞きましたか?彼を追跡して、その状況をあの女に随時報告しろと…
      仕方ありませんね」

ブリング(…コクリ)

リヴァイヴ「…幸いその娘と同じ職場みたいだね。さあ、応えてもらうよ…Σ」


アニュー「Σ………」

模型子「…どうかしましたか先輩?」

アニュー「!…あら、ごめんなさい。ちょっとボーッとしちゃって…」

ビリー「やあ、仕事が速く終わったので少し寄ってみたんだけど…」

模型子「あ、ポニテさん!いらしゃいませー!」


リジェネ「ねえ?応援するんじゃなかったの彼の事?」

リボンズ「フフ、恋は障害が多いほうが燃えるじゃないか」

リジェネ「本当、そういう展開好きだよね」

リボンズ「あっさり成就してはつまらないじゃないか。
     それに、王留美が新連載の題材を探してるみたいなんでね。」


クジョウ「ウフフ…そう簡単には渡さないわよ小娘……」




リボンズリジェネ「ゴロゴロ・・・」

リジェネ「今日は仕事が休みだから一日中ゴロゴロできるね。リボンズ。」

リボンズ「本当だよ、リジェネ。これで心置きなくSSの執筆活動ができるということさ」

リジェネ「あ。あそこのシーンさぁ、ちょっとエロ過ぎるよ。あれじゃ男性向けの官能小説だよ。」

リボンズ「また見たね…リジェネ…ピクピク」


眼鏡「*1 (同意…もっと二人は清らかに書くべきだ!)」


マリナ「みんなーおやつよー」

「「「はーーーーい」」」




リボンズ「ふー、おやつも食べたことだしSS執筆に掛かるとするか」

リジェネ「じゃあ僕はその間に撮りだめしてた刹マリ画像のチェックをしよう」

リボンズ「あっズルイぞ!僕だって見たいのに!」

リジェネ「えへへ、見ちゃうもーん」

リボンズ「うわーん、リジェネのばかぁ!」




リボンズ「この写真とこの写真を合成して……」

ちゅー

リボンズ「フフフ……」

リジェネ「楽しいかい、リボンズ?」

リボンズ「うん、凄くね」




マリナ「あ、もうすぐ刹那が帰ってくるわ・・・ ウフフっ♪早く帰ってこないかな…ニコニコ。」

リボンズ「夫の帰りをまつ妻。これはかわいすぎる。ボタボタ」

リジェネ「かわいいねぇ。リボンズ、はい、拭きなよ。」 つティッシュ 



お刹那家のベランダには、フンドシやボレロに混じって
あのヒラヒラ服が2着干してあるのか…
季節が季節なら鯉のぼりみたいでいいんじゃね?

ブシドー「私のふんどしは108まであるぞ」

マリリン「はいはい。皆とは別に洗っておくわね」




マリナ「今日の晩御飯はホットプレートでお好み焼きを焼くわよ」

ブシドー「一つ提案があるのだが…ホットプレートいっぱいに
     生地を流して、巨大なお好み焼きを作るのはどうだろう」

リボンズ「いいね、採用しよう」

サジ「楽しみだな~一度やってみたいと思ってたんだよね」

リジェネ「ソースは?ソースはどうするの?マヨネーズは?マヨネーズ付ける?」

眼鏡「気が早い。それと、ソースはおたふくソースしか認めない」

ビリー「僕はマヨネーズは邪道だと思うけどねぇ…」

刹那「生地に天かすを入れたら美味いよな!マリリン、入れてもいいか?」

マリナ「いいわよ。……そろそろホットプレートが温まってきたかしら…
    じゃあ生地を入れまーす♪」

全員「はーい」


~いい感じにお好み焼きが焼けてきました~

マリナ「もうひっくり返してもよさそうね」

リボンズ「全員コテを持って配置に付くんだ」

全員「了解!」

リボンズ「準備はいいかい?」

ビリー「何だかドキドキしてきたよ。上手く行けばいいけど…」

リジェネ「やる前から諦めるなんて情けないね
     僕は成功すると信じているよ」

ブシドー「ここが我らのチームワークの見せどころだ!
     気合いを入れろ!!心して行けぃ!!」

サジ「力が入り過ぎてるのもどうかと思うけど」

眼鏡「おい、微妙に焦げてきたぞ。早くしなければ!」

刹那「じゃあ『いっせーのせ』で返すぞ!せーの…」

全員「いっせーのせ!!」


グルン ベタ

マリナ「凄い!綺麗にひっくり返せたわ!!みんな素敵よ、カッコイイ!!」

全員「バンザーイバンザーイ!\(^O^)/」


お好み焼きはみんなで美味しくいただきました




ガラッ

アリー「お好み焼きは広島風だ!」

ピシャ

ガラッ

ヨハン「マヨネーズは必要だろうjk」

ピシャ

ガラッ

ミハエル「ご飯と一緒に食べるのは邪道だぜぇ!」

ピシャ

刹那「……何だ、今の?」

匙「さぁ……」




リボンズ「お好み焼き美味しかったね」

リジェネ「たっぷりかかったおたふくソースとキャベツが絶妙だった。
     紅生姜の酸味がまた効いてて」

マリナ「食後のデザートは干し芋と豆大福ですよー」

リボリジェ「「わーいわーい」」

眼鏡「意外に庶民的な嗜好だな、奴ら」


留美「今頃リボンズ様は何をしていらっしゃるのかしら…。
   夜景の美しい窓辺でブランデーのグラスでも傾けていらっしゃるのかしら。…ああ、絵になりますわ」


リボンズ「大福ウマー」

リジェネ「リボンズ、ほっぺたにあんこがくっついているよ」




リボンズ「御礼にこっちもデザートを用意したよ」

リジェネ「はい、バナナ」

マリリン「あら、ありがとうございます」

リボンズ「フィリピン産で美味しいよ…後、敬語でなくても良いよ」

マリリン「あ…うん、ありがとう。ニコニコ」

リボンズ「好きでやっていることさ……ボタボタ」

刹那「(……妬ましい、妬ましいぞ、よそ者!!」

マリリン「じゃ、切り分けて……」

リボンズ「ちょっと待った。バナナは皮をむいて、噛り付くのがトレンドだよ」

刹那「(!!」

マリリン「そ、そうなの?」

リボンズ「ついでに、舌で舐めて味わうのもオススメする」

マリリン「へぇ……じゃ……」

剥き剥き

マリリン「いただきます……もぐっ」

リジェネ「撮影、撮影」

マリリン「もぐもぐ…美味しい……ペロペロ」

刹那「………ボタボタ」

リボンズ「(どうだい、刹那君?ボタボタ」

刹那「(お前ら、やるじゃないか……グッジョブ」




刹那「ボタボタ」

匙「刹那大丈夫かなあれ…」

ポニテ「まるで滝のようだね…」


刹那「ボタボタボタボタ…」

つんつん

刹那「…はっ!」

マリナ「はい、刹那はこっち」

刹那「マリ……。ん、これは…!」

マリナ「刹那だけ、特別よ」

刹那「いちご…大福……!」

マリナ「いちご、2つ入ってるのよ」

刹那「2つ…。なら……」

マリナ「えっ、私に…半分?刹那、いいのよ私は」

刹那「半分…」

マリナ「刹那……。ありがとう」

ングング

マリナ「おいしい…」

刹那「ああ…おいしい…」


眼鏡「(まさしく純愛…!)」




ラッセ「おぅ、失礼するぜ」

マリリン「こんばんは。お一ついかがですか?」

ラッセ「おっ、ありがとう…美味いな」

刹那「マリリンの愛が篭ってるからな!エッヘン」

ラッセ「お前さんが威張ることじゃあるめぇ」

マリリン「それで……何かご用ですか?」

ラッセ「おっと。いや何、最近隣部屋や下の階に血が染み出てくるらしいんだ。
    おたくらは何か知らないか?又はそういう事はないか?」

匙「(それって…まさか」

マリリン「え…あの…その……」

ラッセ「おっ?何か知っているのか?」

マリリン「えっと……その……」

ラッセ「どんな事でもいいんだ、聞かせてくれ!」

リボンズ「記憶、消去」

ラッセ「グフッ」バタン

リジェネ「外に捨てとくね」ズルズル

リボンズ「又来たら任せてくれていいよ。記憶を消しておくから」

マリリン「あ、ありがとう………かしら??あれでいいのかな……」

眼鏡「ん……ごまかせたから、まぁ……これはこれで……」




ラッセ「刹那!暴力は良いぞ!」

刹那「!?」

マリリン「ラ、ラッセさん……お体は大丈夫ですか……?」

ラッセ「命は投げ捨てるもの」

マリリン「!?」

ラッセ「はっはっは、じゃあな」




眼鏡「この魂の妄想!」

リボンズ「極限まで高めれば!」

留美「倒せないものなど!」

ミレイナ「何もないですぅ!」


眼鏡「ということで、だ。一つ僕達で合作をしてみようと思うのだが」


それぞれの傾向
ボンズリ様→刹マリ。純愛から鬼畜まで幅広し
眼鏡→刹マリ。純愛。
留美→なんでも。幅広し。
ミレイナ→BL。純愛。

リジェネ「ネームは僕に任せてくれ」


眼鏡:製作総指揮
ズンボリ:主に[はぷてぃ!]パート担当
留美:主に日常パート担当
ミレイナ:キャラ、衣装デザイン




クリス「シチュエーションとかコスの提供なら協力するわ。
   こういうのはやっぱりリアリティが大事だもんね!」

リヒティ「その裏で頑張ってる自分の事も忘れないでもらえると嬉しいッス……」


リボンズ「これは…凄いね」

眼鏡「職業シチュの多さは特筆に値するな」

留美「しかし、女性上位が少々多すぎるような……」

ミレイナ「つかぬ事を聞くです。ツェーリさんは尻に敷かれているのですか?」

リヒティ「と、とんでもないッス!」

クリス「ウフフ、だって!」

眼鏡「フッ、これが、姐さん女房か…感謝する。これは有難く使わせてもらおう」

留美「この衣装、[はぷてぃ!]の時まで考えて脱ぎやすくしてあるのね…凄いわ」

ミレイナ「レイヤーの鑑ですぅ!」

クリス「気に入ってもらえて嬉しいわ。出来たら私達にも教えてね…
    さ、帰りましょ?あ・な・たっ」

リヒティ「ちょ、人前でそれは…お、お邪魔したッス!」


リボンズ「…いいね…」

眼鏡「あぁ……」




ボンズリ様って実は極度の近視でSS書く時は牛乳瓶の底みたいな眼鏡掛けてるとか

留美「誰ですの?このダサい眼鏡男は」

リボンズ「(いっそこのまま気付かれない方が都合がいい)」


リボンズ「まぁ僕たちは目が光ったりするしね
     ほら芸能人はスポットライトの光を見ているから視力落ちるって言うだろ?
     つまりそう言う事さ」




眼鏡「腐女子ネタは腐女子以外には面白くも何ともない!
   そんなもの書く暇あったら刹マリ邪ポートネタでも出せと」

リジェネ「おやおや最近僕らに出番を取られて必死だね(クスクス」

リボンズ「僕らなら刹マリネタだけで十分だけどねそこで自分の出番も要求するあたり…(フッ」

眼鏡「ぐぬぬ…」

ブシドー「なにこれから行動で示せばよかろう」

匙「そうそうなんたって刹那がリア充というにはまだまだなんだから」


刹那「頼むからどっちも何もしないでくれ」




マリリン「リボンズさんって小説を書くんですか?」

リボンズ「誰に聞いた?……いや、なんでそんな事を聞くのかな」

マリリン「読んでみたいなぁ、って……小説とか、漫画とか好きだから…」

リボンズ「なるほどね、良いよ。その辺にあるから勝手に持って行って」


眼鏡「マ、マリ、ちょまっ!!」

マリナ「えーと『地階の中心でアイを叫ぶ』『恋蕎麦』…まあ、話題になったベストセラーじゃない」

リボンズ「ははは…なに、ちょっとした暇つぶしで書いていたものが少し売れてしまいましてね」

眼鏡「え?え?あれ?」

マリナ「ティエリア、どうかしたの?」

眼鏡「いや、なんでも(きさま同人以外にも書いていたとは。本業は作家だったのか)」

リボンズ「(言っただろう、暇つぶしだと。刹マリSSこそ僕のライフワークさ)」




ヒリング「リボンズ、あたし達も小説を書いてみたよ」

ブリング「ただ…小説は書いた事が無いから全員で回し書きした」

リボンズ「ちょっと見せて」


『ガンダムラブストーリー』

~ヒリング担当分~
あたしはマリナ。マリナ・イスマイール。
歌とピアノが大好きな普通の女…と言いたいけどそうじゃないの。
ホントはアザディスタンの皇女なの。

~リヴァイブ担当分~
ある日、刹那という名前の男の子と出会いました。刹那はガンダムでした。
ガンダムは強いです。トランザムでダブルオーライザーでもっと強いです。

~ブリング担当分~
敵だ!ガンダムは敵だ!倒すべき敵だ!!

~アニュー担当分~
マリナは刹那に言いました。「刹那、大好きよ。愛しているわ」
刹那も言いました。「俺もマリナが好きだ。結婚しよう」
そしてマリナの左手薬指にそっと指輪をはめました。

~ディヴァイン担当~
二人は結婚した。
子供もたくさん生まれた。
幸せに暮らした。



アニュー「どうですか?」

リヴァイブ「結構いい感じだと思うけど」

ディヴァイン「……こういうのは苦手だ……」

リボンズ「面白いんじゃないかな」

リジェネ(ある意味ね)




眼鏡「恋蕎麦ってどういう話なんだ?」

リボンズ「何だ、知らないのかい。読んでみると良いよ」



眼鏡「………?」

リボンズ「おや?どうしたんだい?」

眼鏡「………主人公は蕎麦?なのか?」

リボンズ「そう。意志を持ったソバの実だよ。名前はソバ美」

眼鏡「……彼氏は農業家?」

リボンズ「ソバ美を採集したおじさんだね。彼に好意を抱くんだ」

眼鏡「それで……最後は蕎麦になってそのおじさんに食われて終わりか……?」

リボンズ「そう。簡単に説明すると……


アタシ、ソバ美。蕎麦の実、みたいな?
おじさんに引っこ抜かれちゃってドッキン☆一目惚れ!
この世に出してくれた、おじさんを喜ばせてあげたくってたまらない。
聞くところによると、アタシ達は蕎麦になるために生まれてきたんだって。
蕎麦になって、美味しく食べてもらいたいみたいな。それが、アタシの恩返し。
加工されるのは凄く痛かったけど…ついに食べてもらえる日が来た、みたいな。
「いただきまーす」
はむ、はむ、はむ。
痛い、痛いけど…喜んでもらえてる……

「美味しいな、この蕎麦?いつもと違うのかい?」

「いや、同じですよ?」

「そうなのかい?でも、美味しいなあ」

喜んでもらえれば……アタシは……幸せ。


リボンズ「こういうストーリーだよ」

眼鏡「……何故それがベストセラーになる……?」

リボンズ「さぁ。時代が求めてるって事だろうね」




リボンズ「最近流行ったヤツだと、『運命の赤い糸』かな。ユニオンのトップガンが主人公で、内容は…」

眼鏡「いや、いい。何となく予想ついたから」


ブシドー「ふらっぐしょん!」

マリナ「あらあら、風邪かしら?」

ブシドー「まさか、私のような馬鹿が風邪をひくわけがなかろう!」




ややべぇ…おれマリリンと付き合いてぇぇ…

リボンズ「……サーシェス、始末しといてくれるかい?」

アリー「あぁ…後始末はどうする?」

リボンズ「ソイレント・グリーンにして、その辺の人に配っといて」

アリー「了解。しかし……大将、俺が言うのもなんだが……恐ろしい人だな、あんた」

バタン

リボンズ「これでよし」

リジェネ「邪魔者は消す、か……徹底しているね?」

リボンズ「計画遂行の為には、僕は手段を選ばないよ」

リジェネ「やれやれ。君は本当に非道だね、リボンズ」

リボンズ「ありがとう。褒め言葉だよ」




マリナ「さーて、皆出かけたところでお掃除お掃除♪
   それにしてもリボンズさんがあんなに有名な作家さんだったなんて、
   うふふ、他にはどんなものを書いているのかしら」

 コツン

マリナ「あら?…これリボンズさんの本じゃない。どれどれ…」


背を向け立ち去ろうとする刹那に、マリナは声を掛けた。
『行かないで、刹那。もう戦いに行かないで。私の側にいてちょうだい』
その切ない響きに思わず振り向いた刹那の目に、一糸纏わぬマリナの姿が映る。
『マリナ・イスマイール…』
『私を抱いて、刹那』
刹那の中で何かがはじけた。気付くと刹那はマリナを抱きしめ、深く口付けをしていた。
舌と舌を絡ませあい、その胸をわしづか


刹那「ただいまー。…あれ?マリリンいないのか?マーリリン。
   …わー!!マリリンが目を開いたまま気絶している!!」




刹那「マリリン、しっかりしろ、マリリン。どうなっているんだ。
   …なんだか、やけに本が散乱している部屋だな!!」

 パラッ

『早く服をお脱ぎなさい』
軽く突き飛ばされただけなのに、刹那はフラフラとベッドに倒れこんだ。
頭がクラクラして、目の前の現実を把握する事が出来ない。
いつもの白い清楚なワンピース姿からは想像もつかない、ボンテージ姿のマリナをまともに見る事も出来なかった。
『聞こえなかったの?服を脱ぎなさいと言ったでしょう』
嘘だ、こんなの現実にあるわけない。わななく刹那の表情に、マリナの口の端がクッと上がった。
『そう、自分で服を脱ぐ事も出来ないの。じゃあ私が脱がせてあげるわ』
その言葉が終わらぬうちにマリナの手が乱暴に刹那の服を引きちぎる。
『教えてあげるわ。この身体に欲望のありった


ポニテ「ただいまー。…誰もいないのかな?
   …わー!!刹那とマリナさんが並んで気絶している!!」




リボンズ「やれやれ、このままだとおいだされちゃうな。こまったな」

リジェネ「目立つ所においておいて、わざと読ませたんじゃないのかい、リボンズ?」

リボンズ「フフ…さて、ね?記憶を消しておこうか、中途半端に」

リジェネ「中途半端に?」

リボンズ「僕の部屋から見つけた事、題材があの二人だったことを消すのさ」

リジェネ「なるほど……[はぷてぃ!]シーンは消さずにおき、二人の[はぷてぃ!]を高めさせるんだね」

リボンズ「そう言う事…まぁ、消さないと言ってもおぼろげに覚えてる程度だけどね。
     ポニテ君には眠っていてもらおうか・・・ポチっとな☆」


ギー、ギー、ガチャ。プシューーーーーー

ポニテ「ん?何か音がし…バタン」



マリリン「うー…ん?」

刹那「寝てた…のか?」

マリリン「ぁ…刹那・・・///」

刹那「マリリン…///」


リボンズ「第1フェイズ,成功。第2フェイズに移行する」

リジェネ「え?第2フェイズもあるのかい?」

リボンズ「なに、言ってみたかっただけさ」




ポニテ「マリナさん、しっかりして。刹那、いつも以上の出血量だぞ。大丈夫か?
   …なんだろう、2人とも本を握り締めて」

 パラッ

『刹那君、どこにいるの。体育館倉庫に呼び出したりして』
『ここに、いるよ』
突然ガラガラと扉がしまり、その前に刹那が立ち塞がっていた。
『開けなさい、刹那君。怒るわよ』
『…マリナ先生』
『いい子だから。開けてちょうだい。でないと人を呼ぶわよ』
『ムダだよ、先生。下校時刻も過ぎてるし、こんなところ誰も来ない』
言うやいなや刹那はマリナをマットの上に押し倒した。
『先生…先生…』
刹那の熱い息を耳元に感じながら、マリナはこれから起ころうとしている事に対し、
恐怖よりも喜びを感じている事に気付いて愕然とした。
『離して…刹那…くん』
『だめだよ、もう、俺こんなに


匙「ただいまー。…わー!!刹那とマリナさんが並んで気絶している!!
   …その横で何を読んでるんだ?クソポニ」

ポニテ「ねーねー、これ凄いよ。ヘッヘッヘッ」

匙「お前やけに生き生きしてるな」




匙「ちょっと読んでみようかな。ん…これ」


「貴女は所詮力無き姫。もしもそうでないと言うならば
三度『私を殺せる者はあるか』と叫んでごらんなさい」
砦上の椎林はそう呼びかけ、挑発した。
まだ若く血気盛んな鞠奈姫はその挑発に乗ってしまう。
「わたしを殺せる者があるか!」
馬上の鞠奈が声高らかに叫ぶ。
一声すら発する者はいない。
「わたしを殺せる者があるか!」
今一度。
青空に咆哮が染み渡る。
「わたしを殺せる者があるか!いるなら出てきなさいっ!」
「ここにいるぞ!」
三度、声高らかに叫んだ。
その時背後から思いもかけず声が返ってき、驚き振り返る。
「せ、刹那!」
「鞠奈姫、御免!」
飛び掛かってくる刹那を交わし切れず、地面にもんどりうった。
従者である刹那に乗り掛かられ、腕一本動かす事も出来ない。
「な、何故貴方なの……」
「……僭越ながら、私は鞠奈姫に好意を抱いておりました…
しかし、私は一介の従者…とても釣り合いませぬ…ですから…」
そう言いながら鞠奈の鎧を剥ぎ取る刹那。
一枚一枚剥ぎ取られ、遂には白い肌があらわになる。
「…手に入らなければ…いっそ自分の手で殺す、と言うのね…
…いいわ、私も貴方を……貴方に殺されるなら本望よ…」
「はい…姫としての鞠奈様を殺し、女としての鞠奈様にしてさしあげましょう」
「な…何を……」
「しからば、御免!」
刹那は舌を噛み切られぬよう、自らの手ぬぐいを口に詰めた。
呻き声が漏れるが、気に止めず、手を縛りあげる。
そして、白い胸に吸い付き……


匙「ほうほう、それで?ペラペラ」

ポニテ「うっは。そうくるのかい!」




リボンズ「おはよう。マリナ。」

マリナ「おはようございます。あら、目の下にクマが…夜遅くまでまた小説を?」

リボンズ「ああ。書き始めるととまらなくてね。
     マリナが近くに居るととてもインスピレーションが働くんだよ。」

マリナ「?? ではまた恋蕎麦みたいな超大ヒットになるといいですね!」

リボンズ「ありがとう。フフフ・・・」

リジェネ「出るとしてもとらのあなの成人指定だねぇ。リボンズ。」





リボンズ「うーん、働きたくないね」

リジェネ「ニート宣言かい、リボンズ」

リボンズ「だってあの子と刹那君を見つめていたいんだもの。
     お金なら恋蕎麦とかの印税があるから、食っていけるし」

リジェネ「確かに。ホストとして働く必要はないよね」

リボンズ「そういう事……」


アレハン「えぇぃ!えんじぇぅ達はまだかっ」

ヒリング「そんなに焦らなくてもいいじゃない」

ディヴァイン「……まぁ、あの二人は稼ぎ頭だからな」

ヒリング「ま、確かに私達二人だけじゃキツいわね」

アレハン「リィィィボォォォォンズゥゥゥゥゥゥ!!!!奴は私を馬鹿にしているのか!?
     いや……愛しのえんじぇぅに限ってそれはない……ブツブツ」

ヒリング「(そんなだから道化なのよ」

ディヴァイン「(まだ気付いてなかったのか……」




ピンポーン

マリナ「はーーい」

アリー「お届け者だぜ!ここにハンコを!!」

マリナ「はい。ハンコ。ポチ。 ご苦労様でした~」


マリナ「リボンズさん。お届けものがきましたよ。」

リボンズ「早いなぁ。待ってたんだよ。」

ガサゴソ

リボンズ「ふふ…とらのあ●で買い占めた刹マリ本…楽しみ。ニヤニヤ」

リジェネ「顔がニヤけてるよリボンズ。あ、注文してたやつだね。僕はこっちの方読もうっと」

リボンズ「リジェネ。まずは僕が読んでからだよ。少し待ってくれないか」


マリナ「ふふ。楽しみにしてたものが届いて楽しそうね」

眼鏡「(くぅ…僕も新作エロゲがほしかったから一緒に通販してもらえばよかった!)」



リボンズ様とリジェネは地下に部屋があるのに、何で住み付いてんだよww

リボンズ「そう、確かに僕達の部屋は地下にある。ワンフロアー全てが僕達の部屋になっているから
   この部屋に比べれば確かに広い。しかしそこに刹マリが居ないのだよ。
   この差は大きい」


リボンズ「それに……」

ガラッ

リボンズ「押し入れから地下に行けるように改造したからね」

眼鏡「僕の部屋を勝手に改造するな!」

刹那「俺の家だ!」




ブシドー「まていっ!リボンズとやら。」

リボンズ「なんだい?」

ブシドー「私はそちらがどのような人物かぜんぜんわからない。謎ばかりの人間と一緒に住むのは困る。」

リボンズ「そうだねぇ…」

ブシドー「そこでだ!親睦を深めるために温泉旅行などどうだろう!!」

リボンズ「いいねぇ。やっぱり熱海だよね。」

リジェネ「いいねいいね。」

ブシドー「話のわかる。」

サジ「また熱海かよ! ていうか親睦をふかめんの!?そっちかよ!!」




ポニテ「あ、僕はその……」

ブシドー「どうした?休めないのか?」

ポニテ「いや…そうじゃないけど」

ブシドー「ならば来るのだ。決定だな」

ポニテ「あっ!……うん、分かったよ…」

リボンズ「へぇ………ニヤニヤ」


リボンズ「Σ…アニューか?」

アニュー「Σ…リボンズ、何か用事なの?」

リボンズ「Σ…君がバイトしている模型店の女の子、2、3日休みを取れないか?」

アニュー「Σ…また何かたくらんでいるのね。わかったわ。私がシフトを交代しましょう。
   もしかして、例のポニテさん絡みの話?」

リボンズ「Σ…流石アニュー鋭いね。では頼んだよ」


リボンズ「クソポニテ君、きっと楽しい旅行になるよ」

ポニテ「え?あ、ああ…」




刹那「ただいま~!」

マリナ「お帰りなさいっ」チュ

刹那「ま、まりな… ボタボタ」

マリナ「今日は焼肉よ。昨日は29日。ニクの日だったの!」

刹那「なるほどね~楽しみ! ボタボタ」


リボンズ「うんうん。 ボタボタ」



リボンズ「さて、アニューに連絡もしたし……用意でもしようか」

リジェネ「そうだね。そんなに長くはないだろうから、着替えは二枚、パジャマ一枚で良いね?」

リボンズ「うん。下着は多めに。シャンプーとリンス、石鹸……」

リジェネ「アヒル隊長、くまさん人形、安眠枕……」

リボンズ「小説ネタノート…こんなものかな」

リジェネ「そうだね。楽しみだね?」

リボンズ「フフフ、どんな二人が見られるのか……今から興奮してきたよ……ボタボタ」

リジェネ「ふっ。君は本当に刹マリ厨だね、リボンズ」

リボンズ「ありがとう。褒め言葉だよ」



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注釈

*1 自室で聞き耳を立てながら