13日目結婚式編

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眼鏡「刹那。『女狐』のママが結婚するそうだ。皆で一緒にお祝いに行かないか?」

刹那「『女狐』のママか。まあ、色々面倒かけたしな」

眼鏡「それとだな…」

刹那「なんだ?声をひそめたりして」

眼鏡「(こそこそ)データによれば、ママの結婚相手は4つ年下だそうだ」

刹那「(つられてひそひそ)年下のどこが悪い。俺だって…」

眼鏡「(こそこそ)だから、だ。ブーケに年の差婚のご利益がありそうだと思わないか?」

刹那「(ひそひそ)そ…そうか、マリリンがそのブーケをとるもよし」

眼鏡「(ぼそり)君がゲットしてマリナにプレゼントしてもいい。求婚に弾みがつくだろう?」

刹那「よ…よおし!マリリンのために絶対花嫁のブーケを手に入れてみせる!」

眼鏡「あっ、バカ!折角内緒話してたのに叫ぶ奴があるか!万死に値するミスだ!」

刹那「何故だ?」


匙「花嫁のブーケかぁ…大好きなカティママのだし、ルイスも喜んでくれるかな?そしたら…エヘヘ」

ポニテ「ブーケねぇ…定番だけど『次の花嫁は君だよ』ってプレゼントしようかなフヒヒヒヒ」

アレ「ブーケはやっぱり女の子の憧れだよね。マリーもソーマも欲しいに決まってるよ」

録音「狙い取る!アニューのために狙い取るぜえええええええ!」


眼鏡「ライバルを増殖させてどうする」

刹那「くっ…俺は負けない!マリリンのため、未来を切り開いてみせる!」


ブシドー「武家、だと?ならばこの私にこそ相応しい!是非とも手に入れてみせる!」





ミレイナ「アーデさんアーデさん、ミレイナもブーケ欲しいですぅ」

眼鏡「気持ちは分かるが、セラフィムさんは止めておいた方がいい」

ミレイナ「どうしてですぅ?」

眼鏡「14歳の君が貰ってしまっては、他の女性達に順番が回ってこなくなる」

ミレイナ「ぶぅ…」

眼鏡「ふくれるな。君には未来があると言っているんだ」


イアン「まだ嫁になんかやれるかー!取らんでいいミレイナ!」

リンダ「あなたったら…困った人ねぇ」クスクス





コーラ「はっはっは、不死身のコーラサワー改め…幸せのコーラサワーだぜぇ~~みんな、セェンキューーー!!!」

カティ「よーし、投げるぞ!そぉー……」


刹那&匙&ポニテ&ライル&ブシドー&アレルヤ「「「「「「ギラギラギラギラ(俺(僕)(私)が取る!!!!!!!」」」」」」


カティ「れっ」

(手渡し)つ ブーケ

ヒリング「やった!も~らいっ!」





ヒリング「えへへ…あたしがお嫁さんかぁ。絶対素敵なイカ漁師ゲットするもんねっ♪」

ブリング「…イカ漁師限定か…」

ヒリング「そんなことないよ。素敵だったらイカ料理人でもいいよ?あ、イカメシ職人もいいな」

ディヴァイン「イカはどうしても譲れないのか」

ヒリング「当然!乙女のポリシーだもんっ」



刹那「どぼじでごっぢになげでぐれながっだんだぁぁぁ」えぐえぐ

カティ「君は確かプトレマイオスの…どうかしたのか?」

刹那「おでばあびずるまりりんにぶぅげをあげだがっだんだああぁぁぁ」ひっくひっく

カティ「仕方ないだろう。180を越える大男どもが待ち構える中に、繊細な花束を投げ込んでみろ。どうなる?」

刹那「ううう…ぞ、ぞれば…」ぐすぐす

カティ「もみくちゃの粉々だ。そうなれば女性陣からの冷視線は避けられんし、私としても気分が悪い」

刹那「だ、だじがに…(ちーん)マリリンを悲しませてしまうな」

カティ「私は最善の策をとったまでだ」

刹那「そうだな。すまなかった。俺はマリリンにプロポーズしたいが為に焦りすぎていた」

カティ「…だがしかし、期待を持たせた分私も悪かった。ちょっとした詫びをやろう」

刹那「詫び?」

カティ「来い、パトリック!」

コーラ「何ですかぁ、ママ~」

カティ「いい加減ママ呼びは止めろと…まあいい、コレを受け取れ」

(コーラの胸元にあった花を抜き取って渡す)

刹那「これは…?」

カティ「ブートニア、だ。コレを貰った者が次の花婿と言い伝えられている」

コーラ「ご利益あるぜ!応援するから行ってこい!」背中バーン

刹那「がふっ!?…あ、ありがとう!マリリンはどこだ?マリリ~ン!」ダッシュ





刹那「くっ…マリリンはどこに行ったんだ?」

ヤエル「刹那お兄ちゃーん」

バロ太「早く、こっちこっち」

刹那「お前たち…?」

ヤエル「マリナさまは教会の中にいるよ」

バロ太「この神父さまの入り口からそーっと入ってね。他の人たちに見つからないうちに」

刹那「すまない、ありがとう!」



刹那「みんな表にいるのか…ここは静かだな。あっ、マリリ…ン………」

後にF氏は語る。

―ステンドグラスの光の中に佇む彼女は神々しいまでに美しく、俺はしばし言葉を忘れた

―振り返った彼女が微笑んだ瞬間、鼻血を噴き出さずにいられた自分を褒めてやりたい

マリナ「あら、刹那。どうしたの?」

刹那「いや、俺は、その、何だ…マリリンこそ、こんな所で何を?」

マリナ「…笑わないでね?カティママ素敵だったなー、ってちょっと浸ってたの。
    誓いの文句 の時の凛とした雰囲気も良かったし、キッスの時の照れ隠しのパンチも可愛かったわ」

刹那「俺がマリリンを笑ったりする訳がないだろう(式中ふき出しそうにはなったが)」

マリナ「ありがと、刹那。あら?どうしたの、その可愛い花束…ブーケと同じ花みたいだけど」

刹那「ブートニア、というそうだ。コレを受け取った男が次の花婿となるらしい」

マリナ「へぇ、知らなかったわ。ブーケと同じでロマンチックな言い伝え…あの、それってもしかして///」

刹那「だ、だから…マリリン…いや、マリナ・イスマイール」

マリナ「な、なあに?刹那。急にあらたまって」

刹那「俺は神を信じない。だから神ではなく君に誓う」

マリナ「刹…那?」ドキドキ

刹那「ソラン・イブラヒムとしてマリナ・イスマイールに誓う。俺は…」

マリナ「…ソラン」ドキドキドキ


<教会屋上鐘楼内>

リボンズ「ふふふ…一世一度のプロポーズ、しかと記録させてもらうよ」ジー

只只只スタンバイカンリョウデス


<教会前>

カティ「ささやかながらガーデンパーティを用意した。みなそちらに向かってくれ」

コーラ「パーティ後はテーブル花持ち帰り自由だからなー!」

キャッキャワイワイ

匙「ルイス、僕と一緒に行こうよ」

ポニテ「あれ?クジョウはどこ行っちゃったんだろう…」

眼鏡「(金目)しっかり頼むぞ、只。他の連中はあてにならん」


<???>

ブシドー「うーむ、迷ってしまった…皆どこに行ったのだ?」

ブシドー「なにやら物置のようだが…うん?これは…紐か?」






Aコース:お刹那さん的いつものED

ブシドー「紐があるなら引いてみよ!これぞ武士の本懐!」

リ~ンゴ~ン♪

リボンズ「うわっ!?」

只只只アッー

ドサドサドサッ

刹那「君と、ずっと………ってオイ」

マリナ「きゃっ…あ、あら…リボンズさんに只ちゃん」

リボンズ「え、えーと…」

只只只オヨビデナイ

リボンズ「こりゃまた失礼したね」脱兎

刹那「待てやコラーーー!!!」

只只只ゴメンヤッシャー

眼鏡「計画失敗か…」




Bコース:お刹那さん的GOOD?ED

ブシドー「いかなる時でも一意専心全力投球!とおっ!」

リ~~~ン ゴ~~~ン♪

リボンズ「あーーーれーーー!?」キラッ

只只只アーーーーーレーーーーーーーキラキラキラッ

眼鏡「み、耳が…耳が痛い…」
.
.
.

マリナ「♪~」

眼鏡「どうしたマリナ。式から戻ってからご機嫌だな」

マリナ「え?そ、そうかしら?」

眼鏡「ん?結婚式の時の花か。そんな小さな束でなくもっと沢山もらってくればよかったのに」

マリナ「これはこれでいいの。大事な、大事な花なの」

眼鏡「…そうか?僕にはよくわからないが」

マリナ「うふふっ…とりあえず、お茶をいれるから皆を呼んで来てね」

眼鏡「?…了解した」





留美「ブ、ブーケですって!?この私を差し置いて…生意気ですわ!行きますわよネーナ!」

ネーナ「もう結婚式終わったみたいですよ~」

留美「キ~~~!」



紅龍「……小さい頃は、お兄様のお嫁さんになるー、と言ってましたっけね」

リヴァイヴ「アニューもね……小さい頃は『お兄ちゃんのお嫁さんになるー』って懐いてくれていたんですけどね…」

リボンズ「おや?認めたんじゃなかったのかい?」

リヴァイヴ「それはそれ、これはこれですよ。少しは愚痴らせてください」

イアン「分かる!分かるぞ!ミレイナも昔はそうだった!…く、くぅぅ~!!」

ラッセ「おやっさん…いくらなんでも飲み過ぎだぜ」

ミハエル「はんっ! ウチのネーナだってなあ、俺に超~懐いてたぞ。
     いつだって俺を頼ってずっと面倒見てねとまで言ってたんだぜ!」

ヨハン(・・・あれは頼ったというより、我まま言ってこき使ってたのではなかろうか?
    あの言葉を言った時もまるで奴隷を見るような目つきで・・・
    ああ、だが幸福そうなミハエルを見てると何も言えん)





ルイス「何度思い出しても綺麗だったよね、ママの花嫁姿」

ミレイナ「ホント、憧れちゃうですぅ!」

フェルト「あ、そうだ。花嫁っていえば来週でしたよね、マリナさん」

マリナ「? えっと、何がかしら?」

マリー「嫌ですよ、姉様。語論のマスターとママの結婚式ですよ」

マリナ「……え?」

フェルト「知人の幸せが続くのって羨ましいけど、それ以上に嬉しいですよね」

ミレイナ「そうそう! ウチのパパもめでてぇって喜んでました!」

ルイス「ウチは店員全員に招待状送られたしね。目一っ杯お祝いしてあげなきゃね」

マリー「お父さんもこの日のためにロシアから戻って来るみたい……
    あの、姉様? どうしたんですか? そんなに青ざめて」

マリナ「……私の所には届いてないの、そんな知らせ……」

全員『………………』

マリナ「……他の人の所には届いて、私には……シーリン……私……私は……」

ルイス「い、いやいやいやいや! きっと何かの間違いですよ!」

フェルト「そ、そうです! 親友のマリナさんを呼ばないはずありませんよ!」

マリナ「……でも、最近全然会ってあげてないの……」

ミレイナ「きっとうっかりしてたんですぅ!
      うっかり出し忘れたとか、他の郵便物に紛れ込んだとかベタなオチですぅ!」

マリー「そ、そう、だから姉様、気をしっかり…」

マリナ「ごめんね、シーリン。ごめんね……クラァ」

マリー「あぁっ! 姉様ぁ!」

刹那「はっ、マリリンが危ない! 量子化&キャーッチ!」

ルイス「どっから出てきたの!?」





シーリン「招待状出し忘れたってどういう事なの、クラウス…」

クラウス「す、すまないシーリン! ついうっかり!」

シーリン「こんなベタな事であの子が落ち込んでたらどうしてくれるの? お仕置きが必要ね」

クラウス「い、いや、そんな体で!」

シーリン「大丈夫、このマリナからもらったはぷ…なんたらって劇薬飲ませるだけだから支障ないわ。安心して」

クラウス「まままま待ってくれ!
     そもそも君が、彼氏や若い子や喪男とばかり遊ぶマリナなんてとか拗ねたり、
     出来ちゃった結婚なんて恥ずかしくて言えないからとかごねたりせず、直接言いに行けば」

シーリン「問答無用!」

クラウス「はぷてぃ!」

シーリン「あぁ、そうその名前よ。ハァ…仕方ない。報告ついでに顔見せに行こうかしら」


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