チュンチュン
リジェネ「…気が付いたら朝になってて…」
刹那「グーグー」
マリナ「スゥスゥ」
リジェネ「彼らもグッスリと寝ちゃってる……あぁ、もう! 昨日は人混みがすごすぎて、しっかり監視できなかったよ! リボンズ、君は!?」
リボンズ「僕、僕かい…フフフ…屋台を食べ回りながらお刹マリの追跡を計画していたのに、あのお嬢様に見つかって…一晩中…」
リジェネ「…ナレーさん呼べば良かったんじゃない?」
リボンズ「あんな大物ホイホイ呼べる訳ないだろ! 一応、僕、謎の新人だよ! 受け側だよ! あれは一年に一度だけ使える奇跡の技なんだよ!」
リジェネ「わ、分かったよ、落ち着いて…(徹夜明けでテンション上がってる?)」
リボンズ「…まぁ、お刹マリの監視はマトンに中継させてやっていたから問題ないけどね」
リジェネ「流石だね。引っ張り回されてもやることちゃんとやってる…で、どうだった?」
リボンズ「フフフ、僕が今ここで話すのもいいけど、折角だし録画したやつ見るかい?」
リジェネ「勿論! へぇ、他の人たちのも記録してたのか」
リボンズ「夏のお祭りはビッグイベント、何が起こるか分からないからね。では早速…」
ワイワイ ガヤガヤ
匙「うわ~、人沢山いるね」
ポニテ「出店も沢山出ていて、賑やかだねぇ」
眼鏡「もう夜遅いというのに、この国の祭りにかける熱意は大したものだ」
武士道「フハハハハ、これぞNIPPON! 血沸き肉踊る!」
マリナ「ほら、皆、はしゃぎ過ぎてはぐれないようにね」
匙ポ眼武『はーい!』
刹那「(はーい!じゃない! 何でこいつらは俺たちをほっといてくれないんだよ、チクショー!
…ふ、だがまぁいいさ。俺の計算によればもうすぐこいつらとはおさらばだ! お、噂をすれば…)おい、沙慈」
…ふ、だがまぁいいさ。俺の計算によればもうすぐこいつらとはおさらばだ! お、噂をすれば…)おい、沙慈」
匙「なんだよ、刹那」
刹那「あれ見ろ」→ルイス「……キョロキョロ」
匙「あ、ルイス…!」
刹那「彼女ほっといて、俺たちと仲良くやってるとまた何言われるか分からないぞ。早く行った方がいい」
匙「う、うん、分かった。ありがとう、刹那」タッタッタ
マリナ「あら、沙慈くんは?」
刹那「あぁ、彼女と約束あるってさ。(一機、撃破。お次は…おっ)ポニテ、ポニテ」
ポニテ「何だい…てか、いい加減名前で呼ん…」
刹那「あれ見ろ」→模型子「……ウロウロ」
→スメラギ「グビグビグビ」
→スメラギ「グビグビグビ」
ポニテ「模型子ちゃんにクジョウ!?」
刹那「距離を縮めて、喪神脱出する大チャンスだぞ、じゃ頑張れ」
ポニテ「そ、そんな事言われてもどっち誘えば、あ、刹那待って~!」
マリナ「今、ビリーの声…あら、どこ行ったのかしら?」
刹那「あぁ、あいつならメロンにするかスイカにするかで悩んでたよ。
(二機、撃破。だが、ここからが難敵だ。特にティエリア、こいつは頭回るからな。どうやって自然に追い出すか…)」
(二機、撃破。だが、ここからが難敵だ。特にティエリア、こいつは頭回るからな。どうやって自然に追い出すか…)」
眼鏡「どうした、刹那。やたらと影を作って白眼をむいたような顔をして…む、背中に何か?」
ミレイナ「えへへ~、アーデさん見つけたですぅ~、ヒック」
眼鏡「セラフィムさん、いきなり引っ付くな。てか酒臭いぞ。飲んだのか」
ミレイナ「え~、飲んでないれすよ、ヒック。ねーパパ」
イアン「おぅ、こんなの飲んだ内に入らねぇよ。ヒック」
リンダ「アラアラ、皆さん、お久しぶりね。ヒック」
フェルト「ハロ~ハロ~いっぱ~い♪ ヒック」
眼鏡「揃いも揃って何やってるのか」
マリナ「もう、ハメを外しすぎですよ、皆さん」
ヴァスティ家『いや~、そんな事ないッスよ!』
刹那「(これはチャンス!)これは大変だな。ティエリア、世話してやれよ」
眼鏡「え、いや僕は君のサポートを「あ、それナイスアイデアですぅ!」
れば「はっはっは、たまにはお前と飲むのもいいなぁ」
ちょっセリ「アラアラ、賑やかになりそうね」
割り込「わーい、眼鏡ハロもいっしょ♪」
待っ「アーデさん、おっ持ち帰り~」あぁ~!」
武士道「うーむ、恐るべし酔っ払いパワー」
マリナ「だ、大丈夫かしら…」
刹那「た、多分大丈夫だよ。(三機、撃破…何かごめん、ティエリア
…さて、後はブシドーだ。
こいつは祭りの熱気にあてられて勝手に出ていくかと思ったが、そう上手くいかないか。
出店の遊びで気を引こうと思ったが、こいつじゃすぐに金魚全部掬ったり、景品全部撃ち落としたりしかねん。
時間稼ぎにならない上にマリリンに株を上げかねないな。
さて、どうする…ん?)マリリン、ブシドー、あれ見て!」
…さて、後はブシドーだ。
こいつは祭りの熱気にあてられて勝手に出ていくかと思ったが、そう上手くいかないか。
出店の遊びで気を引こうと思ったが、こいつじゃすぐに金魚全部掬ったり、景品全部撃ち落としたりしかねん。
時間稼ぎにならない上にマリリンに株を上げかねないな。
さて、どうする…ん?)マリリン、ブシドー、あれ見て!」
マリ武『え?(む?)』
男達『ワッショイ! ワッショイ!』
マリナ「まぁ、立派なお神輿…」
武士道「お、おぉ…! 私はこれ程美しく、魂を揺さぶる代物を見たことがない…!」
ラッセ「おぅ、刹那とマリナさんじゃねぇか!」
刹那「あ、ラッセ」
ハワード「殿ぉ!」
ダリル「お久しぶりです!」
武士道「む、お前達」
マリナ「皆さん、今晩は。輝いてて立派なお神輿ですね。担いでる皆さんも生き生きとしてて惚れ惚れしちゃいます」
ラッセ「嬉しいこと言ってくれるねぇ。まぁ、この神輿は熱い魂を持つ男のみが担げるもんだ。輝いて見えるのは当然さ。なぁ、お前ら!」
男達『おう!』
刹那「(俺もあれ担げばマリリンに惚れ惚れ…違う違う!)ブシドー、お前も担いだらどうだ」
武士道「何と! 途中参加でも構わぬのか?」
ラッセ「当たり前よ! ここの神様は熱い魂を持つ者なら何時でも歓迎してくれるぜ!」
ハワード「殿が加わったら百人力です!」
ダリル「フラッグファイターの意地、見せてやりましょうぜ!」
武士道「うぉぉぉ! では行くとしよう!」スポーン
マリナ「キャア! また褌一丁になって!」
武士道「今回は法被も着ている! では、いざ出陣!」
男「スゲェ! あのお面が担いだら輝き五割増した!」
男「くぅ~、負けちゃらんねぇ! 声張り上げろ!」
男達『ワッショイ! ワッショイ!!』
マリナ「あら、いつの間にか皆いなくなっちゃったわね…」
刹那「あぁ…(全機、撃破! 計 画 通 り! やった。ついにやった!)」
マリナ「二人きりに…なっちゃったわね」
刹那「そうだな…(長かった、ここまで長かった! D*A*H N*TEで策略とシリアス顔を研究した努力がついに…)あの、マリナ…浴衣似合うよ。とってもきれいだ」
マリナ「そ、そうかしら。ありがとう…」
刹那「(よし、好感触っぽい! ここで一気に!) さ、マリナ、はぐれたらまずいから手を…」
マリナ「…ええ」
刹那「(あぁ、マリリンの柔らかい手のひらが…)(ムニッ)ひぇ?」
マリナ「……ムニムニグイーン」
刹那「ひひゃい、ひゃいいん。ひゃんふぇほほひっひゃる!?(痛い、マリリン。何で頬引っ張る)」
マリナ「あ、その顔! 良かった、刹那だったのね」
刹那「は? 何を言って」
マリナ「だって刹那、今日ずっと怪しい顔をしていたんだもの。さっきの顔もその、胡散臭くて…てっきり偽物かと」
刹那「う、胡散臭…! それじゃ今までの努力は…」
バロ太「何落ち込んでんの、兄ちゃん」
ヤエル「お腹痛いの?」
刹那「いや、何でも…て、お前ら!?」
マリナ「あら、あなた達。もう駄目よ。こんな遅くまで。もう帰らないと」
ヤエル「えー? もっと遊びたい…」
バロ太「マリナ様たちもいっしょに回ろうよ。ちょっとだけ遊んだら帰るからさぁ」
刹那「や、それは駄m
マリナ「…もう、しょうがないわね。ちょっとだけよ」
子供たち『やったぁ!』
刹那(えぇぇぇぇぇぇ! トホホ…これも慣れない策略なんて巡らせた報いか…)
マリナ「(似合わなかったけど、さっきの浴衣が似合うって言葉はまぎれもなく刹那の言葉。それだけで嬉しいなんて我ながら単純ね…)さ、行きましょ、刹那!」
刹那「あ、うん、分かった!」
マリナ「人がいっぱいね……とても一緒には行けないわ……
はい、好きな食べ物を買ってらっしゃい。ここにいるから、迷子にならないようにね」
皆「わーい」
はい、好きな食べ物を買ってらっしゃい。ここにいるから、迷子にならないようにね」
皆「わーい」
ライル「よぉ、刹那じゃねぇか。マリナさんもセットか」
刹那「ライル!?」
アニュー「こんばんは」
マリナ「こんばんは。お二人ですか?」
刹那「とっとと失せな、ベイビー!(お熱いな」
ライル「!?ま、まぁ折角出くわしたんだ。ダブルデートとしゃれこまないか?」
刹那「だだだだだだぶ………!?」
ライル「なんだ?お前らデートじゃなかったんか?」
マリナ「い、いえ!そちらがよろしいのならご一緒させていただけませんか?
なにぶん、今来たばかりなのでどこに何があるのか……」
なにぶん、今来たばかりなのでどこに何があるのか……」
刹那「マリリン……ライル、さっさと案内してもらおうか。(グッジョブ」
ライル「(グッ」
バロ太「綿菓子買ってきたよー」
ヤエル「私は焼きそばー」
リアン「私はかきご……あれ?マリナ様、その人達だれー?」
ヤエル「デートだって! すごーい!」
バロ太「いいなぁ、あのオッサン。こんなきれいな人が彼女なんてー」
マリナ「こ、こら! 失礼でしょ!」
アニュー「いえいえ、気にしてませんよ」
録音(さっき気付かなかったけど、何で子供まで引っ付いてんだよ!)
刹那(す、すっかり忘れてた…)
マリナ「危ないから遠くに行っちゃだめよ」
子供達「わーい!」ぱたたたたた
刹那「やっと行ってくれたか……(子供は可愛いな」
ライル「………まぁ、後はオトナの祭ってのを楽しもうか」
アニュー「オ……」
マリナ「オトナの……?ドキドキ」
ライル「あぁ……ピンボールだ!」
刹那「ピ、ピンボールか。確かに大人だな!」
アニュー「っていうか祭の店に大人も子供もないわよね……」
マリナ「ビ、ビックリした……ドキドキ」
リボンズ「オトナの祭りに夏祭り。祭りも色々あるけれど♪」
リジェネ「あるけれど♪」
リボンズ「お刹那に似合いの祭りと言えば♪」
リジェネ「祭りと言えば♪」
リボリジェ「「後のま~つ~り~~~♪♪
…お後が宜しいようで」」
…お後が宜しいようで」」
刹那「うるさい!!」
刹那「打ち上げ花火の開始はもう少し先か…」
マリナ「きっと綺麗なんでしょうね。楽しみだわ」
刹那「ああ、いい場所を探しておかないとな(マリリンの方が綺麗に決まっている」
マリナ「♪~打ち上げ花火~」
刹那「ん?マリリン、その歌は?」
マリナ「あ…ご、ごめんなさい。バンドの練習曲なんだけど、お祭りの歌だからつい」
刹那「いや、謝らなくても。もっと聞いていたい」
マリナ「そう?じゃあちょっとだけ、ね…♪君がいた夏は~遠い夢の中~ぁ」
~「夏祭り」歌唱中~
マリナ「少し切ないけれど、とてもいい歌よね」
刹那「…マリリン」グスン
マリナ「大丈夫よ刹那。私達は例え離れたとしても」手を繋ぐ
刹那「………」ギュッと握り返す
マリナ「心は誰よりも側にいるわ」
刹那「…俺はどこにも行かない。春も夏も秋も冬も、ずっと君と」
マリナ「そうよね。ありがとう、刹那」
只 ロクガロクオンカンリョウ ツイセキケイゾクシマス
眼鏡「ビリーは同じバンドの『プレゼント』になりそうだな」
ポニテ「?」
模型子「大好きだったけど~彼女が~いたなんて~」
スメラギ「大好きだったけど~彼女が~出来たなんて~」
模型スメ「「bye bye my sweet darlin さよならしてあげるわ~」」
ポニテ「わーーーー!!」
ともだち「カタギリ君。君、『絶交』」
ポニテ「うわーーー!?」
ブシドー「ムッ、やっと気がついたか!」
眼鏡「『プレゼント』別バージョンもあるぞ」
ポニテ「…え?」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、ティファニーのシルバーのピアス」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、オートクチュールイブニング(ドレス)」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ…」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、シャネルブランドハイヒール」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ……」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、緑色したエメラルド」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ………」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、オートクチュールイブニング(ドレス)」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ…」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、シャネルブランドハイヒール」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ……」
スメラギ「あなたが私にくれたもの、緑色したエメラルド」
模型子「あなたが私にくれたもの、ガンダムプラモ1つだけ………」
匙「ポニテ、てめえ模型子ちゃんにも何か買ってやれよ!
僕だってルイスの為に頑張ってバイトしてリング買ってあげたってのに」
僕だってルイスの為に頑張ってバイトしてリング買ってあげたってのに」
模型子「いいんです、私、私…どんな高価な宝石よりドレスより…」
ポニテ「模型子ちゃん(僕のハ・ア・トが欲しいとか?きゃっ」
模型子「ポニテさんの新作ガンプラが欲しいです!!」
ブシドー「グヌヌ、弟子よ、ガンプラは自ら作るものではないのか!?」
模型子「…で、でもこの場合は…その…」
ラッセ「ん?ガンプラか、仲間で一つのプラモをワイワイ組んだら楽しいだろうな」
刹那&ポニテ「…ピコーン!!!」
匙「よぉし!僕もルイスとプラモ作ろうっと。痛車なんかいいよね」
刹那「ちょーど!いい所にデカいプラモが射的の景品に!」
[特大姫路城]
良男「ハッハッハ、欲しいなら倒してくれないとね」
匙「あんなデカいの、倒せる訳ないだろjk……」
刹那「……ロックオン、頼む」
ライル「無茶振りすんなよ!あんなの、俺でも……」
アニュー「(期待の眼差しでジ-ッ」
ライル「……狙い撃つぜぇ!」
コンッ
良男「はい、残ね~ん」
ライル「ぐっ……」
刹那「ケッ、使えねぇ」
匙「ゴミが!」
ライル「テメェら、ブッ殺すッ!」
ドタバタドタバタ
マリナ「私もやりたいわ。…えい!…えい!……えい!…ふぅ、難しいわね…」
刹那「マリリン、俺に任せてくれ。…ハッ!…ズレたか、ならば…ホッ!…くっ、…ウォオオオッ!………」
ライル「あっちゃ~擦りもしなかったな」
刹那「………」
アニュー「ライル、私にも狙い撃ち方を教えて?さっきはちょっと失敗しちゃったし」
録音「ええっ!?だ、大丈夫か…?(俺の命が」
アニュー「あなたが教えてくれるなら安心だから」ニコッ
録音「よ、よーし…狙い撃つぜぇ!」
録音「的の真正面に立って、腕を伸ばしてだな…」
アニュー「こ、こうかしら?」
録音「(お…これはもしやチャンス?)俺が腕を支えておくから、アニューは的を見るんだ」
<片手で腕を支え、もう片方の手を肩に回す>
アニュー「あ…ライルったら、もう」クスクス
良男「おーおー、若者はいいねぇ」
刹那「羨ましい…(人前で堂々とイチャつくな」
マリナ「ふふっ、そうね」
ピコッ ピコッ ピコッ ピコッ ゴシャッメゴッ ピコッ …コテッ
良男「なんと…的の上部に連射してバランスを崩し、倒させるとは大したお嬢さんだ」
アニュー「ライル!見て見て!ちゃんと倒れたわ!」
ライル「………」ズルッ バタン
アニュー「きゃー!?ライル、どうしたの?しっかりしてー!」
刹那「アニューの弾は5発ともちゃんと的に命中したのに、なんで録音が倒れるんだ?」
マリナ「どうしてライルさんの後ろ頭にこぶが出来てるのかしら…」
リヴァイヴ「僕のアニューに隙あらば触ろうとする変態め…お兄ちゃんは許しませんよ!」
ブリング「…だからといって…硬式球バズーカとは大人気ない…」
ヒリング「あ、そっちのイカ焼きチョーダイ」モグモグ
ディヴァイン「自分の分はもう食べただろう!人のを取るな」
刹那「マリリン、俺についてきてくれるかい?」
マリナ「勿論よ。刹那が望むなら地獄まで……」
唐笠「ばあ」
刹那「
マリナ「はいはい、怖くないから…大丈夫よ」
刹那「で、出口はまだ……?って言うかお化け屋敷まであるんだ」
マリナ「本物も混ざってるかもね、うふふ」
タコ焼き
イカ焼き
焼きソバ
フランクフルト
わたがし
りんごアメ
チョコバナナ
イカ焼き
焼きソバ
フランクフルト
わたがし
りんごアメ
チョコバナナ
( ´_ゝ`)トランザム
( ´_ゝ`)トランザム
( ´_ゝ`)トランザム
良男「どれでも好きなのを買っていってくれ、ってさ」
え、えんじぇぅー!…えんじぇぅー!…うっ…グズッ…ひっく!
えんじぇぅー!!
えんじぇぅー!!
リボンズ「なんだ…何か嫌な電波が…」
リジェネ「そろそろ置きざりにしてきたアレハンドロが泣いてる頃だね」
リボンズ「そんなことより今は祭だ。祭といえば刹マ
留美「見つけましたわリボンズ様!」
リボンズ「…十分楽しんだし、そろそろ帰ろうか!」
刹那「暑っつ……ちょっと木陰で涼まない?」
マリナ「人も一杯だからね。静かな所に行きましょ」
刹那「んー、涼し!」
マリナ「……あら?何か声が聞こえないかしら?」
刹那「………え?」
マリナ「ほら……かすかにうめき声が……」
刹那「やややややめてよね、幽霊なんているわけななななななないだろ」
マリナ「本当よ……ほら」
うぅ………
刹那「ひぇー!!………ん?幽霊にしては何か変だな……?」
あっ……んん……
マリナ「確かに変ね……ちょっと向こうに行ってみましょ」
刹那「あ、危ないよ!俺も……」
あっ……あん…だ、ダメ…誰か来たら……
マリナ「…………////」
刹那「
ライル「よっ、どうした?白目なんか剥いてよ」
刹那「
マリナ「あ……なんでもありません……///」
帰り道 下駄カラコロ
マリナ「刹那、こんどは花火大会に行きましょうね」
刹那「うん、花火大会も楽しみだなあ。俺、綿飴食べるのが夢だったんだ、マリリンと」
マリナ「うふふ、私も」
刹那「ほんと!?(ガンダムだ!)」
マリナ「今年の花火大会は趣向が凝ってるんですって。普通『たまやーっ!』って声かけるでしょ?」
刹那「うんうん(一生懸命説明してくれるマリリンが可愛い…)」
マリナ「今回の花火は『トランザム!』ってかけ声なんですって」
刹那「え……」
マリナ「で、最後の打ち上げ花火は…」
刹那「うん(…何か聞かなくても大体予想付くな)」
マリナ「アルマーク株式会社さんが出資しててこの世のモノとは思われぬ花火が
見られるんですって!楽しみねえ」
見られるんですって!楽しみねえ」
刹那「マリリンと一緒に見られればなんでも楽しいよ(特攻花火でもorz)」
マリナ「……あ!子供た……」
ワーワー
グラハム「頼む!返してくれ!!」
バロ太「やーだよーだ!」
リアン「鬼さんこちら~~」
ヤエル「キャハハ、変なかめ~ん」
グラハム「頼むから返せ!いや、返して下さい!お願いします!マジで!!」土下座
バロ太「だが、断る」
ラッセ「アッハッハ、随分わんぱくなガキ共だなぁ!」
グラハム「笑ってないで取り返してええ!!」
ドタバタ ドタバタ
マリナ「…………」
ハワード「…殿…いや、隊長…」
ダリル「ん、この焼きそば旨いな。おいハワード、お前もどうだ?」
ジョシュア「ぐあぁっ!また失敗だ!オヤジ!もう一回だッ!」
良夫「まいど。しかしお客さん、金魚すくいはもう少し優しく…」
ジョシュア「クッソォォッ!また失敗だ。…オヤジ!もう一回!」
バロ太「パス!」
ヒョイ
パシッ
リボンズ「これは…?」
バロ太「あっ、ヤバ」
グラハム「ムッ、そこの少年…ん、少年か?まあいい。とにかくそれを返してくれないか」
リボンズ「返しても良いよ。僕の言うことに従ってくれるならね」
グラハム「何だと…?」
リジェネ「悪役だね、リボンズ」
グラハム「仕方あるまい。背に腹はかえられん」
リジェネ「そんなに仮面が大事なんだ…」
リボンズ「ふふふ…これで刹マリ生写真撮り放題…」ボタボタ
リボンズ「まったく浴衣まで成金臭いんだから僕の側に寄らないでよね」
小物様「えんじぇ~う(涙)」
リント「准将、私はこれでもある剣術を会得しているんですよ」
良男「やらんでいい」
刹那「ガンダム!!浴衣!」
マリナ「刹那落ち着いて!」
ブシドー「たまらないなあ、ガンダム!」
ポニテ「落ち着くんだグラハム!」

マリナ「このお面( OwO)、欲しいな……」
刹那「いくらでも買ってあげるよ!」
( ´_ゝ`)「毎度ランザム」
マリナ「ありがとう!早速……」
刹那「お面を頭に斜めにかけてる姿も堪らないよぉ」
( OwO)「オンドゥル?」
刹那「あ!?」
(*OwO)「オンドゥル?ルレギィワ!」
刹那「!?」
( OwO)「サ、キャベリマショ」
刹那「あ、置いてかないでー」
アニュー「…今日こそ、行くわよ?」
模型子「…で、でも…せめてもう少し待ってあげれば…」
アニュー「もう待てないわ。さ、あなたも早くこれに着替えて」つ黒スーツとサングラス
模型子「…はい。…ん…ちょっと胸がキツい、かな…」
アニュー(…ぐはぁ!?)
―所変わってお刹那家―
ブシドー「ワハハハ!朝からガンプラを組めるとは。堪らないなぁ~夏休み!」
刹那「…お前は毎日が夏休みだろうに…」
ピンポ~ン♪
マリナ「あら?お客様かしらね。はぁい」パタパタ
マリナ「ブシドー?あなたに用事だって。アニューさんと模型子ちゃんが…」
ブシドー「…む?、おぉぅアニュー殿と愛弟s…むむ?その出立ちは如何に?」
アニュー「イカにもタコにもありません。今日こそはブシドーさんのツケを払ってもらいます!」
マリナ「…ツケって、ブシドーあなた?」
刹那「…と、取り立てに来たのか…クラクラ…一体いくらだ?」
模型子「えっと…百二十三万と四千五百円ですね」
お刹マリ「「!?」」
ブシドー「…むむむ!」
アニュー「何がむむむ!ですか、さぁ早く払って下さい。でないと私たちが店長から叱られるんです」
マリナ「ブ、ブシドー、お願いだから払いましょう。足りないのなら、私たちの貯金を使って?」
刹那「…家族…だからな」(マ、マママリリン!?その貯金は俺たちの…!!)
ブシドー「かたじけない。少年、マリナ。されどこれは私の問題だ」ゴソゴソ
模型子「…あ、豚さんの貯金箱がいっぱい…」
ブシドー「ブーちゃん1号から30号まである。中身は全て五百円玉硬貨で百枚ずつ入っている」
アニュー「ご、五百円玉が…三千枚…ですって?」
ブシドー「私がいずれここを出る日のためにと貯めていたが、致し方ない」
マリナ「これで借金が返せるわね」)
アニュー「確認しました。…では私たちはこれで。…よ、よいしょ」ジャラジャラ
模型子「お邪魔しました。…お、重い…」ジャラジャラ
マリナ「もぅ!あれほど借金は駄目だって言ってるでしょう?」
ブシドー「すまぬ、マリナ…少年…」
刹那「…これでここを出るのは当分先になるな。…仕方ないか」
ブシドー「うむ」
沙慈「ほらポニテ、チャンスだぞ」
ビリー「いいい言われなきゅてもわきゃってりゅよ」
ティエリア「噛みすぎだ」
~1分後~
ビリー「こ、腰が…」
沙慈「計算が違った…肝心のポニテに体力が足りないとは…」
ティエリア「ふ、ヴェーダの予測通りだな」
アニュー「ふう……疲れた……お茶でも飲みましょ」
模型子「はい!」
ぱたぱたぱたぱた
豚貯金箱「………ブーブー」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
アニュー「さ、貯金箱からお金を……!?」
模型子「影も形もないです!い、一体?これは??」
アニュー「盗まれる訳はないのに!?」
ブシドー「はぁ………」
刹那「元気出せよ、ブシドー」
マリナ「そうよ。また貯めたら良いじゃない。貯金箱なら買ってあげるから……」
コンコン
コンコン
刹那「ん?」
豚貯金箱「ブーブー」
豚貯金箱「ブーブー」
豚貯金箱「ブーブー」
豚貯金箱「ブーブー」
豚貯金箱「ブーブー」
刹那「わーーーーーーっ!?」
ブシドー「おぉ、帰ってきたのかお前達!私は嬉しいぞ!」
豚貯金箱「ブーブー(スリスリ」
マリナ「持ち主の為にはるばる……良い話ね……(ホロリ」
刹那「いや、順応しないでよ!!」

ブシドー……ツケっぱなしは人としてどうかと思うぞ……
匙「だってブシドーだし。人間じゃないし」
眼鏡「武士失格と言った方がいいな」
ポニテ「実際の武士って相当な狼藉者だったらしいけどねぇ」
ライル「スーツ姿のアニューだと!?狙い撮る、狙い撮るぜぇ!」パシャパシャ
リヴァイヴ「兄としてここは絶対のシャッターチャンス!」パシャパシャ
ヒリング「ちょっとリヴァイヴ!イカ釣りに行くって約束はどうすんのよ!」
リヴァイヴ「えぇい!イカなどどうでもいい!アニューを、アニューを撮るんだ!」
ヒリング「むぅ~~#お巡りさ~ん!ここに盗撮魔がいるよ~!変態度がダンチなのよね~!」
ジニン「何ぃ~?確保だぁ~!!」
ヒリング「イカ釣りは夜よ、灯り付けるとイカが寄ってくるから数がダンチなのよね!」
リボンズ「ああ、宇宙からでも見える漁り灯だね…」
ヒリング「ホタルイカもいいわよ」
リボンズ「僕は酢みそで食べるのが好きだよ」
ここはカップリングのスレではない
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((゚Д゚).gif)
刹那「何!?俺とマリリンは恋人じゃないのか!なってはいけないのか!?」
眼鏡「どっちにしろ無理だろう」
匙「違いない、HAHAHA!」
ポニテ「僕と模型子ちゃんのようなプラトニックな関係って素敵だろう?」
クジョウ「プラットホームがどうかしたの?」
ポニテ「…い、いや、なななんでもないよ!」
匙「プラットホームから突き落とす関係ですね、分かります」
ポニテ「怖すぎて洒落にならないよ!」
模型子「…………」
ポニテ「…………(ダラダラ」
プップーーー
模型子「……ポニテさん」
模型子に俯いたままにじり寄られ、思わず後ずさる。
そして電車の音が次第に近くなってくるのを感じた。
そして電車の音が次第に近くなってくるのを感じた。
ポニテ「あ……あの、模型子ちゃん?」
模型子「………」
なおも無言で近寄ってくる。
音はすぐそこまで迫っていた。全身でも感じられる程に。
音はすぐそこまで迫っていた。全身でも感じられる程に。
模型子「……さようなら、ポニテさん……」
ポニテ「うわあぁぁぁああぁぁあああ!!!!!」
模型子「怨みます――」
彼女はポニテの横を通り、そのまま線路に身を―――
ポニテ「おわぁぁぁあああぁぁああぁぁあぁあ!!!!!!!」
匙「うっせーよ、クソポニ!もう一度寝てろ!」
ポニテ「ゲブッ!」
模型子「…師匠のツケ…どうしましょうか…」
アニュー「それがね、その事を店長に言いにいったら既に指定口座に振り込まれてたらしいのよ
ブシドーさん名義で…変な話よね…?」
ブシドーさん名義で…変な話よね…?」
模型子「??…でもほっとしました…師匠を信じてましたから」
アニュー「…それ以前に商品をツケで買うなんてホントはダメなんだけどね…
それよりお祭りどうだった!?ビリーさんに会えたんでしょ?」
それよりお祭りどうだった!?ビリーさんに会えたんでしょ?」
模型子「はぁ…それなりに楽しくはあったんですけど…お邪魔虫がいなければ……」
アニュー「ああ……またスメラギさん…(ひょっとしてつけられてるんじゃ…」
スメラギ「あらあら、小娘ちゃん。それはこちらのセリフじゃないかしら!?…ねぇビリー?」
模型子「…何しに来たんですか……それにポニテさん……どうして…」
ポニテ「いや、これは…その…通りがてらクジョウがさ……」
スメラギ「そうそうついでに寄っただけの事じゃない。あ、ビリーと夕食後に同伴がてらね」
ポニテ「模、模型子ちゃん、ち、違うんだ…これは」
模型子「…別に。ポニテさんとは只のお友達ですから」プイッ
スメラギ「ふーん。ま、そういう事にしといてあげるわ…
…それにしても熱いわねぇ…冷たい飲み物の一つくらい出しなさいよね」
…それにしても熱いわねぇ…冷たい飲み物の一つくらい出しなさいよね」
模型子「(ブチッ)ここ、喫茶店じゃな……ムグッ!」
アニュー「あっすいません。お口に合うかどうか分かりませんけど…(ゴメン、ここは抑えて…」
スメラギ「流石に気が利くわね。何処の誰かさんとは大違いね」ゴクゴク…
ポニテ「!…あわわ…もしかしてその独特の色は……」
スメラギ「!…ア…アニュー……あんた…盛ったわね……!!」バタン!
模型子「せ、先輩…何もそこまでしなくても…」
アニュー「???…いつものアレだけど。ほら、マリーに教えてもらった……」
模型子「おかしいですね…アレルギーかしら……」
ポニテ「あ、あわわわ…ど、どうしよう……(クジョウは大丈夫だと思うけど」
模型子「#ポ ニ テ さ ん ちょっと向こうでゆっくりと……」
ポニテ「ま、待ってくれよ…これはクジョウが強引に…ひ、ひいいいい…グェ!」
模型子「#いいから来い……」ズルズルズル…
アニュー「サイッテーね。ビリーさんって…模子ちゃんも何であんなのに…
…スメラギさんもまんざらじゃないみたいだし…不思議だわ……」
…スメラギさんもまんざらじゃないみたいだし…不思議だわ……」
匙「アハハ!ザマァないぜクソポニ!」
刹那「フン、俺のようにマリリン一筋でないからだ。マリリン!アイラーヴュー!」
匙「それ、マリナさんの前で言えよ」
刹那「…で、できん。そんな軟派なことは…俺は硬派な男でいたいんだ」
マリナ「…え?刹那が硬派…?…ぷっ、クスクス…」
ブシドー「こやつめワハハ!」
眼鏡「こ、硬派とは…なんの冗談だwww」
セツニャ「ニヤハハ!笑わせるニャwww」
刹那「マリリンにも笑われたマリリンにも笑われたマリリンにも笑われた……」
マリリス「ぱぱ…げんき出して…」
刹那「俺の味方はお前だけだ……(コチョコチョ」
マリリス「クシクシ」
眼鏡「ある種の馬鹿も女性を美しくする様だな、はっはっは、ワロス」
刹那「馬鹿って誰だ?」
眼鏡「コーラサワーさんとかな」
刹那「くっ俺はバカにすらなれない」orz
