録音「よぉ刹那、おっは~!なんつって」
刹那「なんだ、ロックオンか」
録音「ところで聞いたぜ、
お前さん、同棲してた男の目の前でミス・スメラギを奪い去って来たんだって?」
お前さん、同棲してた男の目の前でミス・スメラギを奪い去って来たんだって?」
刹那「スメラギ・李・ノリエガを迎えに行った時の事か。…男なんていなかったと思うが」
録音「なんだ、1人の時を狙ったのか?だが色々と噂になってるぜ?
お姫様抱っこで連れ帰ったとか、
拘束してたベルトを躊躇いもなく撃ち抜いたとか、
結婚式にガンダムで乱入して花嫁を連れ去ったとか」
お姫様抱っこで連れ帰ったとか、
拘束してたベルトを躊躇いもなく撃ち抜いたとか、
結婚式にガンダムで乱入して花嫁を連れ去ったとか」
刹那「…ガンダムは人の幸せを壊すためのものじゃない」
録音「つぅかよ、ミス・スメラギにするぐらいならそれこそマリナ姫にしてやれよ、お姫様抱っこ」
刹那「お姫様抱っこ…今の俺なら出来なくもないが、それをやる理由が無い」
録音「理由が無いって…んなことに理由なんざいるかよ。
じゃあ逆に、なんでミス・スメラギにはしたんだって話だぜ」
じゃあ逆に、なんでミス・スメラギにはしたんだって話だぜ」
刹那「スメラギ・李・ノリエガは…飲み過ぎで足元がおぼつかなかったからだろう」
録音「酔っ払いの介護かよ!」
刹那「マリナのことがなければアレルヤもそうするつもりだったしな」
録音「俺はそんな光景見たくねぇよ…」
刹那「そういうことだ。俺には理由が無い。マリナを抱き上げられない…」
録音「ふぅん…じゃあよ、あのお姫さんを酔わせちまえばいいんじゃねぇの?」
刹那「マリナを酔わせる?」
録音「そうだよ、それがいいぜ!適当に酒飲ませて、
酔ったところをベッドへエスコートしてやりゃもう最後まで行けっだろ!」
酔ったところをベッドへエスコートしてやりゃもう最後まで行けっだろ!」
刹那「最後まで?」
録音「分かるだろ?酒が入ると女も大胆になんだよ。
想像してみろ、お姫さんの火照った肌。
熱くてちょっとはだけてみたりなんかして…」
想像してみろ、お姫さんの火照った肌。
熱くてちょっとはだけてみたりなんかして…」
刹那「俺のマリナでおかしな想像するなあぁぁぁ!!」
録音「結局はギャアァァァァァァ!!」
録音「・・・」
フェルト「ロックオン?どうしたの?」
録音「・・・」
フェルト「・・・死んでる・・・!」
録音「へぇ、鍋か。楽しそうだな。今度オレもお邪魔していいか?」
刹那「お邪魔…?…貴様!どさくさに紛れてコタツの中でマリナの素足に触るつもりか!!」
録音「ちょっ…そんなこと言ってねーって!ただ鍋に参加したいだけだから!
なんならコタツに入らなくてもいいから!」
なんならコタツに入らなくてもいいから!」
刹那「ならいいが、食材を持ち寄らないとティエリアが参加させてくれないぞ」
録音「そんなのお安い御用、ってね。何でもいいんだろ?シイタケとか」
刹那「……」
録音「豆腐?」
刹那「……」
録音「あ、丁度ハクサイ余ってるんだった」
刹那「貴様そんなひねりの無い具でマリナが喜ぶとでも思うのかぁぁァァ!!」
録音「じゃあ何ならいいんdギャアアアアァァァァァァァ」
刹那「…ガンダムだ」
録音「お前ら…満足か…そんな鍋で……俺は、やだね」
ミレイナ「つかぬことを聞くです。二人は恋人なのですか?」
マリナ「違います」
刹那「ち、違う」(俺の馬鹿ぁー)
マリナ「婚約者よね刹那?」にっこり
刹那「マ、マリリン!そ、そうだ、俺とマリリンは婚約者だ!」
(ついに俺はガンダムになったぞ!!)
(ついに俺はガンダムになったぞ!!)
ミレイナ「おめでとうですぅ」
録音「おい刹那、そんな所で寝ていると風邪引くぜ」
刹那「はっ・・・夢か・・・・」
刹那「ロックオン・・・折角人が良い夢見ている時に起こすんじゃねえぇぇぇ!!」
録音「そんな事知るかグゥワァァァァァァ!!!」
刹那「ここにいたのか、ロックオン。マリナとの距離を縮める策をくれ」
録音「おぉ刹那、いいところに来た。悪いがちょっと匿ってくれねぇか」
刹那「何かあったのか?」
録音「まぁ、色々とな。おかげさんで各方面からのバッシングがキツいったらないぜ。
兄さんも罪作りだねぇ」
兄さんも罪作りだねぇ」
刹那「フェルトにキスをしたことか」
録音「なんだ、知ってたか。もしかして見てたのか?」
刹那「毎週日曜17時にはテレビの前で正座している。
録画したものをその日のうちに3回は見直す。そしてブログに感想をアップしている」
録画したものをその日のうちに3回は見直す。そしてブログに感想をアップしている」
録音「い、意外な趣味持ってんのな、お前」
刹那「皆やっていることだ。ティエリアの考察ブログは俺も感心させられる。
ブシドーと沙慈とポニ男のはかなり歪んでいたが」
ブシドーと沙慈とポニ男のはかなり歪んでいたが」
録音「ってことは、そいつらにも見られてたんかよ…」
刹那「ティエリアはむしろフラグが立ったと言っていたぞ」
録音「現実はそんな上手く行かねぇの。しかしなぁ、
ありゃファーストキスの可能性もあったもんな、やっぱりマズったかねぇ」
ありゃファーストキスの可能性もあったもんな、やっぱりマズったかねぇ」
刹那「ファーストキス、だと?」
録音「ん?あぁ、多分だけどな」
刹那「俺の、俺のファーストキス、あんなガンダムじゃない女に奪われたんだ!
思い出させるなぁぁぁぁ!!」
思い出させるなぁぁぁぁ!!」
録音「また地雷踏んギャアァァァァァァ!!」
刹那「ハロ!ロックオンを発見した!」
ハロ達『ロックオン、フェルト泣カセタ!ロックオン、フェルト泣カセタ!』
録音「ハロ?やめっ、なんだその機能はギャアァァァァァァ!!!」
刹那「俺はガンダムになれない…俺はマリナのダンナムになれない…」
録音「よぉ、どうした刹那、何か悩んでるのか?それとも病んでるのか?」
刹那「ロックオン、どうしても奴らの邪魔から逃れることができない。
こうなったらもう、駆逐するしかない」
こうなったらもう、駆逐するしかない」
録音「おいおい、いきなり物騒なこと言いなさんな」
刹那「俺は戦うことしか、破壊することしか知らない」
録音「知らない、か…。じゃあこれから勉強すりゃいいじゃないか。
女心やら恋愛の駆け引きってヤツをな」
女心やら恋愛の駆け引きってヤツをな」
刹那「だが、出来るのか?こんな俺に…」
録音「何事も実践あるのみさ。ま、俺もサポートしてやるから気楽に行こうぜ、相棒」
刹那「ありがとう、やはりお前はロックオンだ。頼りにさせてもらう」
録音「じゃあまずはナンパだな。次にキャバクラ。
んでソープやデリヘルと徐々にステップアッ
んでソープやデリヘルと徐々にステップアッ
刹那「もうすぐ30なんだからそろそろ落ち着けチャラ男がぁぁぁぁ!!」
録音「ギャアァァァァァァ!!」
刹那 「ガンプラはいい物だ……」
武士道「まったくだ、ガンプラは人類が産み出した文化の極みだな、ガンダム」
刹那 「ああ、その通りだ……ブシドー、ニッパーを取ってくれ」
武士道「承知した。……よし、完成したぞ!刮目せよ、ガンダム!」
刹那 「ほう、MG武者ガンダムか」
武士道「まさに私にふさわしい機体だろう。Gジェネに参戦した曉には是非乗りたいものだ」
刹那 「俺はやはりファーストに乗りたいな……。だが新作が出るのははいつのことやら」
武士道「少なくとも二期が終わるまでは耐えねばなるまい……」
録音 「いい加減にお前らはメタな会話を自重しろ……
というか何ちゃっかり混ざって作っているんだティエリアとポニテ」
というか何ちゃっかり混ざって作っているんだティエリアとポニテ」
ポニテ「いや、1/100フラッグが売ってたからつい」
ティエ「たまにはSDも悪くない。ちなみにこれはキャプテンガンダムだ」
録音 「喪男が揃いも揃ってガンプラ作りねえ……」
沙慈 「まあいいじゃないですか、結構楽しいし」
録音 「沙慈・クロスロード、お前もか……」
沙慈 「やられちゃえよ~ガンダム~(ファーストガンダム・ラストシューティング作成中)」
刹那 「よし、完成だ」
録音 「またシャアザクか……こないだも作っていなかったか?」
刹那 「…………今なんと言った、ロックオン・ストラトス」
録音 「何?」
刹那 「今何と言ったと聞いている!!」
録音 「だ、だからシャア専用ザクってギャアアアア!」
刹那 「ふざけるなあぁああああぁあああぁああぁぁああ!!!」
録音 「何しやがるいきなり!」
刹那 「このザクはシャア専用じゃない!ジョニー・ライデン専用の高機動型だ!」
録音 「知るかそんなこと!だって赤いザクといったらシャア専用だとギャアアアア!」
武士道「言わせておけば……堪忍袋の緒が切れた!許さんぞガンダム!」
刹那 「違うぞブシドー!こいつはガンダムではない!こいつがガンダムであるものか!」
武士道「それは失礼したなガンダム!貴様……よくも私にガンダムを愚弄させたな!」
録音 「だからそれ俺のせいじゃギャアアアアアア!」
刹那 「見つけたぞ!世界の歪み!」
武士道「今日の私は阿修羅すら凌駕する怒りっぷりだあああああ!」
録音 「いつまでやられるんだギャアアアアアアア!ティエリア、助けてくれティエリア!」
沙慈 「止めないのティエリア?助けを求めてるけど」
ティエ「あの状態の刹那達は止められない。まったく大したガンダム馬鹿だ」
ポニテ「あれ、沙慈君、フラッグの足そっちに転がってないかい?」
沙慈 「あ、これですか?」
ポニテ「そうそうそれそれ」
ガラッ
マリナ「あらあら皆さん盛り上がってますね。
ロックオンさん、お茶ここに置いておきますね……あら?」
ロックオンさん、お茶ここに置いておきますね……あら?」
刹那 「マリリン、どうした?」
マリナ「このプラモデル刹那が作ったの?よく出来てるわね」
刹那 「ありがとう、最高の褒め言葉だマリリン」
マリナ「確かこれにはシャアさんって人が乗ってるのよね?」
刹那 「!!……マ、マリリン、今なんて……」
マリナ「え?もしかして間違えたかしら……ごめんなさい刹那……
刹那の好きなことを私も知りたかったから、
刹那が出かけてる内に刹那のDVD見て私なりに勉強してたんだけど……」
刹那の好きなことを私も知りたかったから、
刹那が出かけてる内に刹那のDVD見て私なりに勉強してたんだけど……」
刹那 「……大丈夫だ、マリリン」
マリナ「刹那?」
刹那 「俺の為にそこまでしてくれたマリリンが間違っているハズが無いだろう。
マリリンがシャアザクだと言ったんだから俺にとってはこれはシャアザクだ。
それ以上でもそれ以下でもない」
マリリンがシャアザクだと言ったんだから俺にとってはこれはシャアザクだ。
それ以上でもそれ以下でもない」
マリナ「刹那……ありがとう。刹那のその優しいところ、好きよ」
刹那 「お、俺もだ……マリナ」
マリナ「刹那……」
刹那 「マリナ……」
録音 「お、おい……何か俺と姫さんの扱いが違い過ぎやギャアアアア!」
武士道「人の恋路を邪魔する奴は……馬に蹴られて地獄に落ちろおおおおおおおお!」
録音 「世界の歪みはお前らだああああああああああ!!」
沙慈 「オチは?」
ティエ「特に無い」
