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親父とRPG その2
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haruhioyaji
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親父とRPGから
「なんで、今度はあたしが行商人なのよ!」
「おまえみたいな、はっちゃけた奴をな、ピラミッドの上の方に置いとくと下が大変なんだ。昔の殿様なんか、食事に石ころが入ってても、表沙汰にすれば、味見係以下、食事に携わってる連中が処分されるだろ。だから、知らんぷりして、誰も見てないうちに吐き出すくらいでないと、上のものは勤まらなかった」
「うー、聞くだけで、ストレスの溜まりそうな話ね」
「おまえなんか、化け物を殴ってりゃストレス発散できるじゃねえか」
「あたしが言いたいのはね、なんであんたと親子連れかってことよ!」
「事実、親子なんだから仕方がない。恨むなら神を恨め、バカ娘」
「事実と2次元をごっちゃにするな。これはゲームの内でしょ!」
「最初からパーティが揃ってたら、モチベーションが沸かんだろ。そのうち仲間と合うんじゃないか? それまでおれがお前のお守りだ。ああ、いやだ、いやだ。さっさとキョンが出て来て替わってくれないかね」
「むかつくわね! で、キョンはどこ?」
「大方、生まれた村を出るとか出ないとか、その辺でぐずぐずしてるんじゃないか?」
「あー、もう! イライラするわね。その村ってどこ? 今から乗り込むわよ!!」
「我が子に言うセリフじゃないが、おまえこういうゲーム、向いてないぞ。経験値上げたりとか絶対やんないだろ?」
「いつもキョンにやらせてるわ!」
「そんなことだろうと思った。……と言ってる間に、スライムだ。どうする?」
「雑魚キャラは、親父に一任するわ。さっさと倒して先急ぐわよ」
「やれやれ。どうして水の中でもないのに、そういう形が保てるんだろうなあ? なあ、おまえ、9割以上水だろ?」
「雑魚キャラに話しかけんな! なにしてんのよ?」
「いや、コックだけにな、塩をふりかけてみた。浸透圧の関係だ、ほら、みるみる萎びていく……」
「いやな化学の実験ね」
「倒したことに変わりはない」
「それに、思った以上に、いやなパーティね」
「こっちのセリフだ。……思いついたぞ」
「どうせセクハラもどきでしょ?」
「おまえ、親をどういう目で見てるんだ? 思いついたのはキョンの呼び寄せ方だ。聞きたくないなら、胸にしまっとく」
「さっさと吐きなさい! 楽になるから」
「確かにうまく押し付けられたら楽になるけどな。とりあえず、バカ娘、おまえピンチになれ」
「なによ、そのロジック? ヒーロー物の見過ぎじゃないの?」
「問題はキョンにヒーロー属性があるかどうかなんだが……」
「あんた、バカにしてんの? わかったわ。ピンチになってやろうじゃないの!」
「待って」
「って、有希? 今、どっから出て来たの? なあに、その格好?」
「くのいち」
「くのいちって、忍者(♀)?」
「知らせに来た。彼が危機に瀕している」
「キョンが!?」
「やれやれ。やっぱりこのパターンか。おい、バカ娘、さっさと行け」
「言われなくても!有希、案内して!」
「わかった」
「おれはこのスライムを料理して食べたら、すぐ追い掛ける」
「げえ」
「命を取った物は、責任を持って食うのが供養だ。でなきゃ勇者一行が通った後は、腐乱したモンスターの死骸がごろごろと……」
「親父、あんた絶対来なくていいから」
「おまえみたいな、はっちゃけた奴をな、ピラミッドの上の方に置いとくと下が大変なんだ。昔の殿様なんか、食事に石ころが入ってても、表沙汰にすれば、味見係以下、食事に携わってる連中が処分されるだろ。だから、知らんぷりして、誰も見てないうちに吐き出すくらいでないと、上のものは勤まらなかった」
「うー、聞くだけで、ストレスの溜まりそうな話ね」
「おまえなんか、化け物を殴ってりゃストレス発散できるじゃねえか」
「あたしが言いたいのはね、なんであんたと親子連れかってことよ!」
「事実、親子なんだから仕方がない。恨むなら神を恨め、バカ娘」
「事実と2次元をごっちゃにするな。これはゲームの内でしょ!」
「最初からパーティが揃ってたら、モチベーションが沸かんだろ。そのうち仲間と合うんじゃないか? それまでおれがお前のお守りだ。ああ、いやだ、いやだ。さっさとキョンが出て来て替わってくれないかね」
「むかつくわね! で、キョンはどこ?」
「大方、生まれた村を出るとか出ないとか、その辺でぐずぐずしてるんじゃないか?」
「あー、もう! イライラするわね。その村ってどこ? 今から乗り込むわよ!!」
「我が子に言うセリフじゃないが、おまえこういうゲーム、向いてないぞ。経験値上げたりとか絶対やんないだろ?」
「いつもキョンにやらせてるわ!」
「そんなことだろうと思った。……と言ってる間に、スライムだ。どうする?」
「雑魚キャラは、親父に一任するわ。さっさと倒して先急ぐわよ」
「やれやれ。どうして水の中でもないのに、そういう形が保てるんだろうなあ? なあ、おまえ、9割以上水だろ?」
「雑魚キャラに話しかけんな! なにしてんのよ?」
「いや、コックだけにな、塩をふりかけてみた。浸透圧の関係だ、ほら、みるみる萎びていく……」
「いやな化学の実験ね」
「倒したことに変わりはない」
「それに、思った以上に、いやなパーティね」
「こっちのセリフだ。……思いついたぞ」
「どうせセクハラもどきでしょ?」
「おまえ、親をどういう目で見てるんだ? 思いついたのはキョンの呼び寄せ方だ。聞きたくないなら、胸にしまっとく」
「さっさと吐きなさい! 楽になるから」
「確かにうまく押し付けられたら楽になるけどな。とりあえず、バカ娘、おまえピンチになれ」
「なによ、そのロジック? ヒーロー物の見過ぎじゃないの?」
「問題はキョンにヒーロー属性があるかどうかなんだが……」
「あんた、バカにしてんの? わかったわ。ピンチになってやろうじゃないの!」
「待って」
「って、有希? 今、どっから出て来たの? なあに、その格好?」
「くのいち」
「くのいちって、忍者(♀)?」
「知らせに来た。彼が危機に瀕している」
「キョンが!?」
「やれやれ。やっぱりこのパターンか。おい、バカ娘、さっさと行け」
「言われなくても!有希、案内して!」
「わかった」
「おれはこのスライムを料理して食べたら、すぐ追い掛ける」
「げえ」
「命を取った物は、責任を持って食うのが供養だ。でなきゃ勇者一行が通った後は、腐乱したモンスターの死骸がごろごろと……」
「親父、あんた絶対来なくていいから」
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