ハルヒと親父 @ wiki

そのとき親父書きは何を思ったか(その1)?

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haruhioyaji

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みじかいやつ(1シーン、会話もの)の場合 (→このあたりの作品


 親父書きの場合、だいたい台詞の数行から十数行が最初に頭に浮かびます。

 それで完成すれば言うことはないのですが、さて、そこからオチに持っていくのが一苦労かといえば、会話だし、適当なところで切ってやればいいや、とお気楽な考えを抱いているので、なんというか適当です。

 読んでいて楽しいように、もといつらすぎないように、適度なくすぐりやボケを入れようとは思いますが、そこは親父さん、ほっといても何かやらかしてくれます。

 むしろ親父さんなりハルヒなりが突っ走りすぎないように、それだけを考え祈っているような気がします。最終手段は、ジョーカーたる母さんの登場&とどめ、ですが。

 ただ最初に思いついたときの、会話する二人の間で共有される空気みたいなのが、伝わればいいなと、そちらが一番意を尽くすところです。

 SSの場合、登場人物の性向なり背景なりは読者さんに共有されているので、「あ、こいつなら、こんなこと言いそう」というだけで成立しちゃう訳ですが、もひとつ欲を言えば「ああ、こんなこという奴らはいいな」というところまで行ければラッキーというか。

 極端な話、「ねえ」「ああ」「そうだな」「うん」だけで成り立っちゃえば、それでもいい、もう小津安二郎の世界ですけども。いや、1シーンものの究極はやっぱり小津ですね。小津の映画見て勉強しよう、と。








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