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異端者と人間と観測都市】【渡蝶幻夜】

ここは一体何処なのだろうか?
周りをグルッと見てみるとそこは見渡す限りの 本 本 本 本だらけで外の様子が分からない。
疑問符を浮かべる、ここには窓はあるのだろうか…?


「あー!この本はテイルズオブエクシリア2の公式設定集〜!?」

「図書館っぽいから静かにしろ」

「こっちには銭天堂全種類あるし…な、なにぃ!?魔導物語の小説!?持って帰っていいー!?」

「持って帰ったら怒られるぞ」

「天国なのに!?」

「天国ではない」


と、そんな不安をかき消すほどの大きな声が図書館で響く
なんだかテンションが高いのかいつもよりうるさい・・・ん?


「今の声は…まさか」


いや待て待て、聞き覚えのある声だった。
少年は咄嗟に大声でこう呼んだ


「夢美さーーーーーーーーん!!!!」

















「はーーーーーーーーーーい?」


「今の声は…まさか」

「君の名前を呼ぶのは恐らく、アース君だな?」


声に反応したのか本に埋もれてた3人目も動き始める


「え?アース君がいるの?」

「みたいだな、この声はアイツみたいだし」

「向かってみよう」

「そうだね!」



よかった、声は届いた。どうやら近くにいるそうな気がする
そう思うだけでホッとする
見知らぬ場所で1人 というわけではなさそうだ
少年は、遠くを集中する
よく見てみると3人の影が此方へ向かってくる動きが見えた
1人、猛スピードで走ってくる


「って、はやっ!?」

「いえーい!一番乗り!」

「1番スピードがあるのは夢美だろ?」

「図書館で走るんじゃない」

「お〜。固いね〜」


図書館…とは程遠くなるほど急激な賑わいをみせる
どうやら今のここに秩序は無いらしい

………異端であるが故に


「合流したはいいけど…なあ、ここの情報なにか無いかな?」

「残念。情報ないね、後ここに関することなんにも無かったよ」

「その証拠に…AI、現在地」

『かしこまりました』

「大空さんところのAIならなにか…」

『申し訳ございません、マスター 現在地不明 及び 私達の世界でもないみたいです』

「ほらな」

「え!?俺達の住んでる世界じゃない?」


情報が無い。俺達の住んでいる(夢)世界でもない
では、ここは何処なのか?それすらも分からない
おまけに図書館の脱出手段も見つかっていない
素朴な疑問として 扉はあるのか? 窓はあるのか?
まだ探索してないから八方塞がりとなってしまっている


「壁、壊そうか?」

「いや、そんな事しなくていいよ…出口を探そうぜ?」

「そうね。さっさと探しましょ」

「じゃ、探索開始」


探索開始、と赤い帽子を被った金髪少年がそう言うと3人はバラバラに散らばって歩いていった




【現在地F-2/キャラクター名 アース 大空太陽 月影夢美 星乃雪 AI(四季彩世界の夢物語 〜〔AllseasonDream〕〜)/現在時刻…午前 2時 30分 69秒】

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