【パンスト太郎】


[名前]パンスト太郎
[出典]らんま1/2
[異名]かっこいい太郎など(一瞬で付け替えられてしまった)
[声優]古本新之輔
[性別/年齢]男性/16歳程度(誕生日は「十数年前」とある)
[一人称]おれ [二人称]きさま、てめー [三人称]

「ぐふっ。番台で330円払ったのさ!!」

 突如、中国から呪泉郷の顧客名簿に載っている人物を襲撃するために現れた怪人物の正体。良牙、ムース、玄馬といった呪泉郷出身者を襲撃し、現場にパンストを残していた通り魔である。
 水を被る事で、「ウシの頭に雪男の体、鶴の翼にウナギの尻尾を持つ巨大な怪物」の姿に変身する事ができるため、変身後の能力では呪泉郷の中でも最強格。ムースや良牙といった手練れをいとも簡単に倒し、乱馬もタイマンではまともに戦えないような相手である。

 実は彼の目的は、「改名」であった。呪泉郷の畔に産まれた彼は、「赤ん坊を産湯につかわせた者が名付け親になる」という村の掟により、彼を産湯につかわせた八宝斎によって「パンスト太郎」という名前にされてしまったのである。中国の村の掟は絶対であるため、八宝斎を捕まえ、脅して自分の名前を改名させようとする。

 一度は、あかねを人質にとって乱馬たちと交戦するが、その後、八宝斎を邪魔に思っている同士で利害が一致し、共謀して八宝斎に改名させようとした。見事、八宝斎の気を変えさせる事に成功し、その過程で、「サルマタ三郎」、「ふんどし四郎」、「ゴキブリ五郎」、「胸やけ六郎」などの名前にされたが、パンスト太郎自身は「かっこいい太郎」という名前を希望しており、一度はその名前になり、中国に帰ろうとしたが、その途中ですぐにまた「パンスト太郎」に戻されてしまった。ちなみに、八宝斎は「パンティー一郎」か「パンスト太郎」かで迷ったらしい。

 その後、また仕方がなく中国で「パンスト太郎」として生活していたが、熊に襲われていた少女ファーファを助け、彼女に一目ぼれするが、名前を訊かれて答える事ができずに逃げる。その翌日、イノシシに襲われていた少女ソフランを助け、彼女に一目ぼれをするが、名前を訊かれて答える事ができずに逃げる。さらにその翌日(ry
 そんなこんなで、漬かった者を善人にする「善男溺泉」で八宝斎を善人にして名前を付け変えさせるため、再来日。しかし、彼が持ってきたのは漬かった者を双子にする「双生児溺泉」であった。それを阻止しようとする乱馬と再び誤解から衝突。今度は、大ダコが溺れた章魚溺泉に水から漬かって、既存の体に大ダコの能力を付け加えて強化されていたため、更に乱馬を圧倒した。

 更にその後、アシュラになる少女・ルージュとの戦闘で日本に来て、乱馬と共闘したが、あまりにも仲が悪すぎたために、最悪のコンビネーションを見せる事になった。

 登場するのは、18巻、23巻、32巻。あとは最終話の扉絵とか。


[外見]
 身長的には他キャラとあまり変わらないが、座高よりも足が長い。腰にパンストを巻いているファッションが特徴。
 らんまキャラの例にもれず、彼も中国風の衣装を纏っており、袖のない服を愛用している。両腕にも衣服と同じ模様のバンドをしている。アニメでは衣装のデザインが変わっており、全身緑色の衣装で両腕に紫色のバンドをつけている。
 短髪だが両耳の前から一本ずつ、パーマのかかった毛が出ており、これは少し長め。ピアスをしている。
 目はツリ目で、外見は普通の美男子の模様。

 乱馬曰く、「よく見るといかにもパンスト太郎ってツラじゃねーか」。
 ルージュ曰く、「凶器を持った毒ヘビのように目つきの悪いゲスな痴漢野郎」。
 散々な言われようである。


[性格]
 野心が強く、性格はねじ曲がっている。乱馬の事を「オカマ野郎」と呼び、良牙の事を「ブタ野郎」と呼ぶなど、基本的に口が悪い。
 さらには、女性を相手にも容赦なく暴力を振るう性格で、非常に利己的。女性の顔にパンストを被せてバラエティ等でよく見る悲惨な顔にしようとするなど、性格は極悪非道。ただし、たまに気まぐれで人を助ける事もある。
 常に強さを求め、自分自身の特異体質も気に入っていて、自ら更なる力を求めて章魚溺泉に漬かる執着を見せる。自信過剰でもあり、時たま実力に見合わない虚勢を張ることも。

 銭湯に侵入する時は、どこかから襲ってくると見せかけて普通に番台で330円払って入ってくる潔さも持っている。
 善男溺泉作戦の際には一度、諦めかけるも自棄を起こして双子になろうとするなど、時折感情に任せて極端な行動に出る事もある。

 名前にコンプレックスがあるため、名前を呼ばれると怒り、最悪の場合殴る。
 八宝斎やルージュなど共通の敵を倒すために乱馬たちと協力する事もあり、時たま相手の行動に感激する事もあるが、5秒で仲違いするガラスの友情しか築けない。
 他のらんまキャラと同じく、ギャグ漫画らしい馬鹿さ加減であるため、自滅する事も珍しくない。
 最終的にはただの磁気絆創膏を強力なパワーアップアイテムと勘違いし、世界征服を目指していた。
 悪人には違いないが、盗みや痴漢をやった事はないようで、そうした濡れ衣を着せられると物凄く怒っていた。しかし、誰からも信用される事がなかった。

 かなり独創的なセンスの持ち主だが、当人は自覚していない。


[他キャラとの関係]
 早乙女乱馬とは何度も拳を交わした敵同士。共闘してもすぐに友情が壊れるため、乱馬は協力の意思を見せていても、パンスト太郎は大抵の場合、彼を快く思わない。
 天道あかねは一度人質にしており、女性であろうとも暴力を振るうパンスト太郎にとっては、さして大きな存在にはならなかった。
 響良牙シャンプーとも初登場時に交戦したが、こちらも大きな絡みはない。


[能力]
 水を被ると、「ウシの頭に雪男の体、鶴の翼にウナギの尻尾という怪物」になり、お湯をかけると元に戻る。再登場以降は前述のバケモノの姿に、更にそこに大ダコの能力を付与している。
 その辺の熊や猪などの獰猛な動物は蹴りで倒せるほどの格闘技の腕前は持っている。
 怪我などをした自分の体を治す時はパンストを使っている。
 自分の名前として「かっこいい太郎」を希望するなど、アレなセンスを持っており、技名もゲームで「超カッコいいパンチ」、「イカスキック」などかなり馬鹿らしい名前だらけになっている。


以下、変身ロワにおけるネタバレを含む


+ 開示する

パンスト太郎の本ロワにおける動向


基本情報

初登場 032:自業自得
最終登場 077:外道【ドーパント】
遭遇者 フェイト・テスタロッサ、佐倉杏子、志葉丈瑠、涼村暁、暁美ほむら
参戦時期 原作32巻ルージュ戦後以降
スタンス マーダー(優勝狙い)
変身回数 怪物化(3)
所持品 水とお湯の入ったポット1つずつ
支給品 力の源、呪泉郷(鴨子溺泉)の水、こころの種セット(赤、青、マゼンダ)

参加者関係表

キャラ名 状態 関係 呼び方 本名 初遭遇話 生死認識
  • 【協力】
 志葉丈瑠
  • 【敵対】
 フェイト・テスタロッサ、佐倉杏子、涼村暁、暁美ほむら

説明

第一回放送まで

 当ロワの名簿でおそらく最も輝いているであろう男。水を被るとウシの頭に雪男の体、鶴の翼にウナギの尻尾、背中にタコの足という怪物に変身する。
 今回は自身の名前の改名を行い、八宝斎にこの首輪をかけるために殺し合いに乗る。おそらく、ゲームに乗った理由が一番くだらない。
 まずはフェイトと杏子に奇襲をかけたが、これは成功せず。彼女ら二人を見失う。
 その後、メタルドーパントとなった丈瑠がシャンゼリオン(暁)や暁美ほむらと戦っているのを見て、丈瑠と組むことを考え、戦闘後の丈瑠に交渉して共に行動することとなる。
 そして、暁とほむらを奇襲。巧みな作戦で彼らを追い込み、一度はほむらを木に貼り付けにするが、それを見て憤怒したシャンゼリオンによってあえなく撃退される。

第二回放送まで

 放送後、彼は協力者である丈瑠の知り合いが死んだことに対してデリカシーの欠片もない言葉を投げかけ、結果として怒り狂った丈瑠にメッタ斬りにされて殺害された。
 とりあえず空気読んでおけば死ななかったかもしれないのに…。

称号:【KYZP(空気読めない残念なパンスト)】




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最終更新:2014年04月22日 21:31