29巻(2)

第二百五十二訓 アメとムチは使いよう

783 :マロン名無しさん:2009/07/04(土) 00:13:13 ID:???
発売されて日付変わったからいいよね?
ダメならスコーンとサルミアッキ食べてくる

最新コミックス29巻第二百五十二訓より
なんやかんやでロシアさんが枢軸+1に捕まったとか

普「いいか、アメとムチを使い分けて奴にとり入り心のスキを作るんだよ。情報を吐かそうなんて考えるな、こっちから近づいてかすめとるんだ」
日「とり入るってあんな南下冬将軍どうやったらお近づきになれるんですか。あんな人クラスが同じでも友達になれるタイプじゃないですよ、卒業まで一言も会話交わさないレベルですよ」
伊「ヴェ、大丈夫だよー。卒業前は嫌な人程いい人に見えるものだし」
日「いや何が大丈夫なんですか?何を卒業するんですか」
独「兄さんチャンスだぞ友達つくる。3年間机に突っ伏しケセセセしたまま学園生活終えるつもりか」
普「一人楽しすぎるぜ…」
独「自分から話しかけないと友達なんてできんぞ。身体測定とか皆のテンションがあがってる時が狙い目なんだ。
『アレ お前もブリーフ派?』みたいな、あのノリでいってみろ」
普「誰がブリーフ派だよ」
伊「頑張ってー!勇気を出して!!プロイセン!!」
独「心の扉を!ブリーフの扉を開くんだ兄さん!!」
普「オイ何お前ら面倒事を人に押しつけようとしてんだ! 日本、お前がいけ」
日「はいっ!?」
普「お前ブリーフ派だろ、いけ!」
日「いや私は褌派なんですけど!」
普「うるせー!ほとんどブリーフみたいなモンだろ!存在そのものがなんかモッサリしてんだろ!」
日「いやちょっ…!そもそもむこうもブリーフ派かどうかも…!」
独「開くんだ、ブリーフの扉を開くんだ日本!」

(3スレ)

841 :マロン名無しさん:2009/07/06(月) 23:54:46 ID:???
ドイツが捕まったよ

米「イギリス どうやらあっちの方が俺達よりよっぽどアメとムチの使い方がうまいらしい
  イギリスの言うアメとムチは単純に言ってしまえばムチでガンガンぶっ叩いてくる恐ろしい奴が、
  ふと優しい言葉をかけてくると普通の奴の言葉より耳ざわりが良く聞こえるという
  いわばギャップルールのことだろう? そこで心を許してきた者につけ入って情報を聞き出すって寸法だ
  しかし奴の場合、「世界大戦の同盟国側盟主」という肩書きをもってる時点で
  俺達は既に奴のムチで打たれているようなもんなのさ
  俺達が奴にさあムチ打つぞという時はもうとっくに奴はムチを打ち終わっているのさ
  あとは聞こえのいい台詞をはくだけでアメとムチの構図ができあがる
  俺達はどうしても奴より数手遅れてこのような結果になってしまうワケだ」
英「つまり奴はアメを吐いてるだけでアメとムチの図式がつくりだせると」
米「そうだ 俺達が勝つには奴より早くこっちがアメとムチを奴に叩き込むこと」
英「そんなことができるのか」
米「…… 一人では無理なんだぞ でも……」
英「!!」

米「オルァァァァ!!何まったりしてんだい こっからスーパーアメリカンタイムの始まりなんだぞォォォ!!」

英(他国(おれ)の死を願うほどの超弩級のS!! そして)

英「大丈夫かァァドイツゥゥゥ!!怪我はねーかァァァ!!」

英(隣国にも海上要塞にも問題児を抱える フォローの達人!!)
米(二人で協力すれば…)
英(一瞬で極上のアメとムチができあがるっ!!)
米(これで)
英(終わりだァァ!)

独「…あの…悪い なにやってるんだ?」

(3スレ)

663 :マロン名無しさん:2009/08/13(木) 19:50:12 ID:???
ローマじいちゃんがドイツの家に行った帰りに連合に捕まったよ。
中国が説得して情報を引き出そうとしているらしい。


中「実は我にも、丁度お前と同じ位の息子いるある」
英「おい、チャイナ刑事一体何歳の設定だよ。息子メチャクチャじいさんだぞ」
中「お前みてるとアイツ思い出すある。……今どこで何してるあるかねー。
  昔は絵を勉強するとか言って鳥獣戯画とか描いてたあるが」
英「何で日本息子の設定になってんだよ!!」
中「アレも一時はひどくグレてたある。
  やれ夏コミだ、やれ冬コミだ、危険なオタク地帯にしょっちゅう行ってて」
仏「いや、ある意味危険だけれども!!」
中「空知、日丸屋、どこの馬のオタクともしれねー奴等とつるんで
  二次元を吸ったり、盗んだ二次元で走り出したり、それはひどかったある」
英「盗んだ二次元って何だよ!? どんな状態!?」
中「そんな折、妻が二次元を二次らって倒れてしまったある」
仏「オイ、もう意味わかんないよ。もういい、日本のことはもういいから!」
中「息子のあまりの二次元っぷりに心労がたたったある。
  でも、母親が危篤状態だというのに、息子はついに病院にくることはなかった。
  奴はムショにぶち込まれてたある」
仏「オイ! 何日本勝手に前科持ちにしてんだ!?」
中「二次元不法所持……奴は自分ちのタンスでひそかにジャンプを栽培していたある」
英「だからどんな状態だァァァァァ!!」
中「ヤングジャンプならギリギリ執行猶予ついたあるが、週間少年ジャンプじゃ実刑はまぬがれねーある」
英「なんの違い!?」

何がありえないって、口を挟まないで静かに話し聞いてるローマじいちゃん。

(4スレ)

789 :1/9:2009/08/19(水) 22:48:12 ID:???
流れをぶった切って投下。
第二百五十二訓 アメとムチは使いよう

なんと枢軸がアメリカを捕まえたよ。
ドイツ、日本、イタリア兄弟で取り調べ。

独 「取り調べはただ攻めればいいってものじゃない。
   アメとムチを使い分けて心のスキを作るんだ。
   情報を吐かそうなどと考えるな。こちらから近づき、かすめとるんだ。
日 「とり入るといいましても、あんなKYとどうやったらお近づきになれるんですか。
   クラスが同じでも友達になれませんよ。卒業まで一言も会話交わさないレベルですよ。
北伊「大丈夫だよー。卒業前は嫌な奴ほどいい奴に見えるもんだよ」
日 「いや何が大丈夫なんですか。何を卒業するんですか」
南伊「じゃがいも野郎、チャンスじゃねーか。友達作る。
   3年間机につっ伏したまま学園生活終えるつもりかよ」
独 「俺を兄貴みたいに言うな」
南伊「自分から話しかけねぇと友達なんてできねーぜ。
   身体測定とか皆のテンションがあがってる時が狙い目なんだ。
   『アレ、お前もブリーフ派?』みたいなあのノリでいってみろこのやろー」
独 「誰がブリーフ派だ」
北伊「頑張って!! 勇気を出してー! ドイツー!!」
日 「心の扉を!! ブリーフの扉を開いてドイツ!!」
独 「おい、何お前ら面倒ごと押し付けようとしてるんだ」
独 「ロマーノ、お前がいけ」
南伊「い"っ!?」
独 「お前ブリーフ派だろう。いけ」
南伊「ちげーよ! 俺トランクス派だこのやろー!!」
独 「ほとんどブリーフみたいなもんだろう。存在そのものが幼児っぽいだろ」
南伊「いや、ちょっ……。そもそも向こうがブリーフ派かどうかも……」
独 「開いて、ブリーフの扉を開いて。ロマーノ」

(4スレ)

790 :2/9:2009/08/19(水) 22:49:10 ID:???
バタン

南伊(こっ……恐ェェェェェェェ!! 近くで見たらメチャメチャ恐ぇえよぉ、コイツ!!
   今にも飛び掛ってきそうなんだけど!!)

北伊「兄ちゃん、頑張れー。アメとムチだよ」
日 「時に厳しく時に優しい言葉をかける。
   ツンデレの原理を巧みに利用し、彼の心を掌握するのです」
南伊(お……落ちつけ。相手は手足を拘束されて動けねーんだ。
   後ろのマジックミラーであいつらも見てることだし、ビビる事はねぇ。
   まずは一発かましてやるぜ。完全に俺達ナメ切ってやがる。にやけたツラしやがってこのやろー)

南伊「このメガネやろぉぉぉぉぉぉぉ!! てめーいつまでしらばっくれてるつもりだァァァァ!!
   枢軸ナメるのも大概にしろよこのケッバレ!! こっちも暇じゃねーんだよ!!
   ローマ遺跡や観光地案内、てめーみたいなパッと出の歴史のねぇ国とは違うんだよ!
   わかったらモタモタしてねーでさっさと全部吐け!!
   こっちはマフィアの相手忙しくて死にそうなんだよ!!
   先週なんて俺ん家乗り込んでこられそうになってんだよ!」
日 「……何の話をしてるんですか、彼は」
南伊「俺だってホントはシエスタしてーよ、パスタとトマト食べてのんびり生きてーよ。
   全部ほどほどにして仕事してんだよ!!
   やりたい事ほっぽいてお前みたいな奴の相手してんだこのやろー!!」
独 「おい、なんか段々ただの愚痴になってないか?」
北伊「ヴェぇぇ、兄ちゃん……」
南伊「ちくしょおォォォォ! 俺もヴェネチアーノみたいに貿易とか器用にできればナァ!!」
日 「あの……何してるんですか彼。
   もう全然アメリカさんに向かってないんですが。自分に向かってるんですが」
南伊「久しぶりにミラノ行ったよ! 帰った後メッチャ仕事できそうな気がしたけどやっぱ全然ダメだった!
   俺はおめーみたいになれねーんだよ!! 何にもできないヘタレだこのやろぉぉ!!」
独 「いや、知らないから。いい加減にしろ。ここはお前の懺悔室じゃないんだぞ」

(4スレ)

791 :3/9:2009/08/19(水) 22:50:06 ID:???
米?「確かにあなたはヘタレみたいだ」
南伊「何……!? お前に言われたくね……」
米?「仕事がうまくできないことがじゃありません。
   山の頂を仰ぎ見て卑屈になっていることがです。
   かがめばかがむほど山頂は遠くなりますよ。
   頂きは自分の小ささを知るためにそびえ立ってるわけじゃありません。
   ただ目指すためにあるんです。
   山道でしゃがんでいるよりは、ゆっくりでもいいから登っていったほうがずっといいです。

   北イタリアは長く厳しい占領を経て今があると聞きます。
   あなたも長い時間をかけて登ればいい。一歩ずつ、亀のみたいに、確かな足どりで。
   それでも目指す場所にはたどりつけないかもしれない。途中で力尽きてしまうかもしれない。
   だけど
   そこから見える景色はきっと今より良くなっていると思いますよ」

南伊「ありがとうございました。失礼します」
独 「お前何しにいったんだァァァァ!!」

独 「何でお前がアメに足をからめとられてるんだ、何でお前にムチ打ってるんだ!!
   お前が色々吐いてどうする! アメリカに吐かせるんだ!!」
日 「ロマーノくん、あなた彼におちょくられたんですよ」
北伊「ヴェー、やっぱ一筋縄じゃいかないみたいだねー。
   よし、次は俺がいくよ」
独 「!」
北伊「痛めつけるのはもう充分だと思うし、俺はアメでいくね。
   はぐれ刑事よろしく、マカロニ刑事人情派……情でアイツを説き伏せてやるよ」
北伊「課長、俺に何かあったら娘達のこと……頼む」
独 「どこに課長と娘がいるんだ」
北伊「普憫刑事。お前は小鳥を乗せるまえに友達作れ」
日 「本当に今どこにいるんでしょう、プロイセンさん」

(4スレ)

792 :4/9:2009/08/19(水) 22:50:54 ID:???
北伊「牢屋のまずいご飯には飽きたでしょ。
   今日は特別だよー。好きなだけ食べて。俺特製カルボナーラ」
独 「……差し入れ、という行為自体は人情派だがな」
北伊「さあ、食べて食べて~」(アメリカ?の顔をパスタに押し付ける)
日 「食べさせてる絵がとても人情派に見えないんですけど。非情派にしか見えないんですけど」
北伊「実はさ、俺にも丁度お前と同じくらいの息子がいてね」
独 「おい、マカロニ刑事一体何歳の設定だ。息子かなりでかいぞ」
北伊「お前見てるとアイツ思い出すなぁ。……今どこで何やってるだろ。
   フランクフルトででっかいヴルスト作るとかいってた気がするけど」
独 「俺のことか!? 何でお前の息子の設定になってるんだ!!」
北伊「アイツも一時はすっごいグレてさぁ。
   夜な夜なジムとか、リングとか、危険なマッスル地帯にばっかくり出して」
独 「ルールを守れば危険ではない」
北伊「シュテフィ・グラフ、オリバー・カーン、どこの馬のマッスルともしれない奴等とつるんで、
   マッスルを吸ったり盗んだマッスルで走り出したり、すっごくひどかったんだー」
独 「盗んだマッスルって何だ!? どんな状態!?」
北伊「そんな時、妻がマッスルをマスらって倒れちゃって」
独 「おい、もう意味がわからんぞ。もういい、俺のことはもういい!」
北伊「息子のあまりのマッスルっぷりに心労がたたっちゃったんだね。
   でもママが危篤だっていうのに、息子はついに病院に来なかったんだ。
   アイツ、ムショにブチ込まれてた」
独 「オイ、何勝手に人を前科持ちにしてるんだ!?」
北伊「アスリート不法所持……アイツは自室のタンスの中でこっそりシューマッハを栽培していたんだ」
独 「だからどんな状態だァァァァ!!」
北伊「ラルフならギリギリ執行猶予もついたけど、ミハエルじゃ実刑はまぬがれない」
独 「なんの違い!?」

(4スレ)

793 :5/9:2009/08/19(水) 22:52:00 ID:???
北伊「俺は怒り、失望して、アイツと絶縁しようとしたんだ。
   親の死に目にマッスル中毒で会えない奴を息子なんて呼べない、そう思ったんだ。

   でも、そんな俺に、きっと一番失望し、無念だったハズの妻がいったんだ。
   逃げないでと。
   子供がいい事をした時、世界で最も喜んで誉めるのが親の務めなら、
   子供が罪を犯した時、世界で最も悲しみ憎んであげるのも親の務めなんだって。

   息子が出所した時、俺は息子を力いっぱい殴りつけたよ。死ぬ程ね。
   だけどアイツが更生して一人立ちした時、俺は力いっぱい息子を抱きしめたよ。死ぬ程。

   子がどんなになろうと、それを受け取ってあげるのが親ってものだよ。
   だけど子供を憎みたい親なんてどこにもいない。
   子を憎み、愛すのが親の務めなら、子供の務めってなんだろう。
   月並みなことを言うけど、これ以上親御さんを苦しめないで。
   どうか俺の妻のような思いはなせないでやってよ。

   お前はたくさんの罪を犯した。今更贖えるものじゃないよ。
   お前の親御さんもこれから一生それを背負っていくことになる。
   だけどまだ、今なら背負わずに済む罪もあるよ。
   今なら親御さんを苦しめる荷を一つ取り払う方法があるはずだ」

(アメリカ?頭を垂れる)

北伊「!! お……お前」
米?「………吐きます。洗いざらい全て」
日独「!!」
日 「まっまさか」
独 「あのアメリカがあんな説得に応じ……」

(4スレ)

795 :6/9:2009/08/19(水) 23:04:50 ID:???
米?「おぼろしゃァァァァ」
日独「別のモノ吐いたァァァァァ!!」
北伊「なんじゃこりゃあああ!!」

ファンファファ~ ファララ~

日 「なんでGパン刑事殉職みたいになってるんでしょう。はぐれ刑事じゃなかったんですか。
   なんでゲロかけられて太陽にほえろ殉職のテーマが流れてるんですか」
米?「あの……スイマセン。コレ、カルボナーラの卵、腐ってませんか」
北伊「ま……待ってくれよ。こりゃまだ腐ってねーよ。
   待ってくれ。捨てないでくれ。これはまだ、えっと……大丈夫なんだよ」
独 「いや腐ってるだろ。カルボナーラもお前の頭も」
米?「すいません。せっかく僕のために用意してくれたのに。
   あの、責任もって全部食べますから、そこに置いといてください」
北伊「なんじゃそりゃああ! ……まっ待ってくれ、もってかないでくれ、無理しないでくれ。
   俺人殺しになりたくないよ」
独 「おい、いちいち中途半端なモノマネするんじゃない」
米?「安心してください。あなたは悪くありません。僕はあなたを信じます。
   子の罪を罰し、共に苦しむのが親の役目だっていうなら、
   無実を信じ、共に戦う役目は、友が担いますよ」

ズキュン

日 「マカロニさんんん!!」

ファン ファ ファ ファララ~

日 「マカロニさん、しっかりしろ、オイ!!」
北伊「や……やられたよ……俺の完敗だ。
   罪を疑った上、こんな豚のエサを食わせた俺を……友と………信じると……。
   俺には奴は撃てない。奴が恐ろしい殺人鬼だなんて俺には思えない。
   オタク刑事、ドS刑事……あとは……頼……」
日 「マカロニさんん!!」

(4スレ)

797 :7/9:2009/08/19(水) 23:05:43 ID:???
独 「………どうなっている。説き伏せるつもりが逆に説き伏せられてゆく。
   あいつは敵国だぞ?」
日 「ドイツさん、どうやらあちらの方が私達よりよっぽどアメとムチの使い方がうまいらしいですね。
   ドイツさんのいうアメとムチとは、単純にいってしまえばムチでガンガン叩いてくる恐ろしい奴が
   ふと優しい言葉をかけてくると普通の人の言葉より耳ざわりが良く聞こえるという、
   いわばギャップルールのこと。
   そこで心を許してきた者につけ入り情報を聞き出すというものでしょう。

   しかし彼の場合『世界一の国力を持つ敵』という肩書きを持っている時点で、
   私達は既に彼のムチで打たれているようなもの。
   私達が彼にさあムチを打つぞという時にはもうとっくに彼はムチを打ち終わっているのです。
   あとは聞こえのいい台詞をはくだけでアメとムチの図式ができあがる。
   私達はどうしても彼より数手遅れてこのような結果になってしまうわけです」
独 「つまり奴は、アメを吐いているだけでムチとアメの図式がつくりだせると」
日 「そうです。私達が勝つには彼より早くこちらがアメとムチを彼に叩き込むこと」
独 「そんなことができるのか」
日 「……。一人では無理です。でも……」

独 (!! そうか!!)

独 「ゴルァァァァ!! 何まったりこいている。これから拷問の時間の始まりだァァァ!!」

独(エロ本やDVDがなんやかんやで、つまり超弩級のS!!)

日 「大丈夫ですかァァァ!! おケガはありませんかァァ!!」

日 (空気を呼んで発言を慎む、フォローの達人!!)

ふたりが協力すれば、一瞬で極上のアメとムチができあがるっ!!

日 (これで)
独 (終わりだァァ)

(4スレ)

798 :8/9:2009/08/19(水) 23:06:24 ID:???
米?「あのォ、すいません。
   なにやってるんですか?」

日独(なっ……なにィィィィィィ!!
独 (アメとムチが効かない!? バカな……!?)
日 (今のは完全にクリーンヒットしたはず)

米?「大丈夫ですか?
   座ってお話しましょう。みなさんいなくなってしまって丁度さびしいと思ってたとこなんです」

独 (アメリカが……さびしいだとォォォォ!)
日 (この期に及んで超弩級のアメ玉を投げつけてくるとは……これは耐え切れないィィィ!!)

日 「ドイツさん、どうやら私達は最初からとんでもない勘違いをしていたようですよ!
   思い出してください、彼の性質は常識外れ。つまり通常のアメとムチは彼には通じない!」
独 「そ……そうか! コイツにとって常識とは覆すもの。つまりコイツにとってのアメとはムチのことだ!」

独 (順序が逆だったァァ!! コイツはアメムチの順序で叩き込まなければ何も効果は無い!!
   いや待て!! さっきの日本のアメなら効果はまだ持続しているはず。
   つまりあと一撃ムチを叩き込めば、アメとムチは完成する!!
   あと一撃、たった一撃……。だが遠い。戦意がなくなっていく。
   駄目だ……もう)

北伊「ドイツぅぅ!!」
独 「お前ら!」

独 (力が……わいてくる。そうか……アメとムチとは何も敵に対してのみ使うものではなかったんだな。
   この窮地こそはムチ。そしてこの窮地にあってもなお立ちあがる仲間たちこそ、
   俺達を奮い立たせる、最高のアメだ)

日独伊「いけェェェェェェェ!」
墺 「あの、盛り上がってるところ申し訳ありません」

(4スレ)

800 :9/9:2009/08/19(水) 23:07:04 ID:???
墺「ちょっと重大なお知らせがありまして。
  こちらに連れてきたアメリカなのですがね、ちょっと手違いがあったようで。
  その人、アメリカじゃありません。カナダだそうですよ。
  発見時に白クマを抱えていなかったのでハンガリーが間違えたらしくて。
  すみませんね。以後、このようなことがないよう気をつけますので」

日独伊「なんじゃこりゃああぁ!!」


フィンランドは書記してました。

(4スレ)

第二百五十三訓 人は閉じ込められると 自分の中の扉が開く

612 :マロン名無しさん:2009/08/11(火) 17:08:24 ID:???
英「会議も早めに終わったし、今日は昼飯一緒に焼肉でも食いに行くか?」
米「ホントかい!?じゃあ俺ジョジョエンがいいな!!」
英「俺をバズビーズチェアに座らせるつもりか バイキング形式の食べ放題に決まってんだろ」
仏「ハハッ アメリカと焼肉は牛一頭買うようなもんだしなァ」
米「安くてもいいもん どこ行くんだい?」
英「アイスとか食い放題のトコあったろ あそこ」
仏「あ、自分でソフトクリーム作れる所か?アレ面白いよな」
英「アレはな~ いい年してもやっぱソフトクリームにゅいーん出てくるとテンション上がっちゃうもんな
  アレなんなんだろうな」
米「俺はアイス出てくるのも嬉しいけどハンバーガーにゅいーん出てきてもテンション上がるなァ」
英「人の夢を壊すな ガキは黙ってろ」

(4スレ)

862 :1/2:2009/07/07(火) 23:02:52 ID:???
エレベーターに閉じ込められました

米「最悪だァァァァァァァァァ!よりによってこんなお腹ペコペコの時にィィィ!!
  誰かァァァァ助けてェェェェ!!ヘルプ!ヘルプミー!!」
英「待て待て待て!おちつけ 騒ぐなバカ野朗
  お前、こんな事よくあるこったろうが これしきで取り乱してんじゃねーよ、みっともねェ」
米「だってェ このまま出れなかったらどうするんだい!!俺すぐに餓死しちゃうよ!!」
英「んなワケねーだろ エレベーターっつーのはな こういう時のために非常用ボタンってのがついてんの」
米「あっホントだ!!」
英「コレ押せば異常が管理室に伝わってスグ助けがくるんだよ」

ドギャアアア(アメリカが非常用ボタンを破壊する)

英「どんだけ焦って押してんだァァァァァ!!
  非常用ボタン押せっつったんだよ!!誰が秘孔押せっつった!?」
仏「どーするんだよ 操作パネルごと壊れちゃったじゃねーか」
米「ゴメン 力みすぎたんだぞ」
仏「ゴメンってどーすんだよコレ どうやって助け呼ぶのコレ!?」
英「…お…落ちつけ 大丈夫、大丈夫だって
  非常用ボタンなんてなくてもこのビルの誰かがエレベーター使う時に異常に気付くだろ
  お前らはホント焦りすぎなんだよ こういう時程冷静にならねーとダメだよ」
露「あのさァ ちょっといいかな」

(3スレ)

863 :2/2:2009/07/07(火) 23:03:38 ID:???
英「?」
露「このビル、さっき僕達が会議で使ったのが最後なんだよね
  今頃、もうみんなとっくに帰ってて誰も残ってないと思うよ」
英「…… あ…あ…そうなのか でもホラ 連合国の中で最終見回り決めてたじゃん
  中国とか今ここにいないから見回りなんじゃないっけ 今日は誰が担当だっけ」
露「僕だけど」
英「助けてくれェェェェェェェ!!誰かァァァァァァ!!ヘルプ!!ヘルプミー!!」
仏「最終的にアイツが一番取り乱してんだけど」
英「てめェェェロシアなんだから何とかしろよこの状況ォォ!!
  つーかなんでお前がエレベーター乗ってんだよ!!もしもの事を考えろバカヤロー!!」
露「ごめんねぇ 屋上でウォッカ飲んでたら足元ふらついちゃって階段下りれなくてさ
  でもウォッカは僕の燃料だから大丈夫だと思う」
英「お前は燃料補給しただろうけど俺らは今日まだメシすら食ってねーんだよ!!燃料切れするわ!!」

(3スレ)

884 :マロン名無しさん:2009/07/08(水) 21:18:30 ID:???
837 のちょっと前

日(しまったァァァ!! 明るい話題で空気を変えるどころか変な所ツッコんでさらに空気重たくしちゃったよォォ!!
  ダメだやっぱり国家の過去とか詮索しちゃいけないんですね 話題を変えよう)
 「そうだ!!ここから出たら何したいですか皆さん 私はやっぱりマシュマロかな!!
  こんな腹ペコで食べたらさぞかしおいしいんでしょうね~!!空腹は最大の調味料ですもんね
  そう考えたらこの状況も キャンプファイヤーするためのただの布石に思えてきました」
英「ああ素敵だなその考え方 そう思うと苦じゃなくなるな アハッハハッハッハ」
日「そうでしょ ああイギリスさんもよかったらご一緒しませんかキャンプファイヤー!!
  ここで会ったのも何かの縁ですし」
英「俺は...遠慮する メラメラと焼き尽くす火はもう二度と見たくない...」
日「マシュマロから燃えうつってたァァァァァ!!)

(3スレ)

640 :マロン名無しさん:2009/08/12(水) 11:10:17 ID:???


独「ホントに…全部焼けてしまったんだ
 エロ本も家も後確か兄さんも
 俺の大切なもの全て…」

焼けるってそっちの焼けるじゃないですよォォォォ!!

最悪だァァァ
何の話題をしてもそっちにもってくよこのドイチュランドォォォ!!

(4スレ)

837 :マロン名無しさん:2009/07/06(月) 21:30:06 ID:???
新刊ネタ
枢軸三人(+英)が閉じ込められたよ
で、日が趣味(空気読み)に没頭しすぎて倒れました

独伊「日本ン!!」
独 「バカヤローこんな空気薄い所で騒ぎまくるから」
伊 「しっかりして日本!」
日 「・・・良かった・・・二人ともいつもの二人に戻った・・・マジカルバナナのおかげですかね
   んなワケないか アナタ達に道でケガしたからってそこで助けを黙って待っていろと
   言ったのが間違いだったんです アナタ達そんな殊勝な国じゃないですもんね」
独伊「・・・・・・」

ガチャリ ザン

英 「!ちょっと・・・何してんだ お前ら一体何を・・・」
独伊「おおおおおお」

ドオオン(壁破壊)

日 (道でケガしている仲間がいたらそこに道なんかなくても自分でみちをつくって)
独 「ヴレスト食べに行ってくるわ」
日 (仲間を拾って帰る それが・・・アナタ達でしたもんね)
英 「待てェェ自力で脱出しようというのかァァダメだ危険過ぎる!!」
伊 「日本ンもう少しの辛抱だからしっかりつかまっててね
   オイ聞いてるの 意識アルかな オ~イ・・・ハァー仕方ないなぁ
   マッジッカッルバナナ「バナナ」といったら「果物で敵無し」」
独 「「敵無し」といったら「枢軸」 「枢軸」といったら?」
日 「・・・・・・・・・・・サ サイコー」

                打ったの全部消えて泣いた

(3スレ)

第二百五十四訓 夜の蜘蛛は縁起が悪い

909 :マロン名無しさん:2009/07/09(木) 19:59:26 ID:???
米「君はもう帰りなよ 女の子連れじゃここは目立つし それに女の子ってのは暴力的な事は嫌いだろう?」
辺「黙りなさい 兄さんが連れ去られたままで帰れるものですか それに女なんてとうに捨てたの」
米「そういう奴に限って満員電車でちょっと肘が胸に当たっただけで訴えるとか言い出すんだぞ さっさと帰れ」
辺「だったら触ってみなさいよ 私は平気だから」
米「え?」
辺「私もナメられたままじゃおさまりがつかないわ 触りなさい」
米「触るわけないだろう 余計なトラブルはごめんなんだぞこっちは」
辺「お前とTOLOVEるになんてなるわけないわ いいからさっさと触れ しめじぶっこむぞ」
米「いい加減にしてくれよ 女の子がそういう事言うもんじゃないんだぞ
  そういうものは大事な時のためにとっておくもんだぞ って昔イギリスが言ってた」

(3スレ)

202 :マロン名無しさん:2009/07/22(水) 05:01:54 ID:???
連合軍の偵察にきたハンガリーとプロイセン

洪「ここが連合の基地ね」
普「留守番してるのはイギリスか。
ただの眉毛ならチョロいもんだが料理と称してガス兵器・毒物の開発から爆弾テロまでやる賊みたいな奴だ。
まあ俺の相手には役不足だが他の奴らとのつながりも見つかるかもしれねぇ。
おまえはもう帰れ。女連れじゃここは目立つ」
洪「騎馬民族がこんなところで帰れると思うの。それに女なんて捨てたようなものよ」
普「そういう奴に限って満員電車でちょっと肘おっぱいに当たっただけで訴えるとか言いだすんだぜ。帰れバカ」
洪「だったら触ってみなさい。私は平気よ。ナメられたままじゃおさまりがつかないわ」
普「あ?触るわけねーだろ。余計なトラブルごめんなんだよこっちは」
洪「あんたとToLoveるになんかならないわよ。さっさと触れ」
普「いい加減にしろ。女がそういうこと言うもんじゃねーぜ。そういうのは大事なときのためにとってお…ん?」
料理の異臭が漂ってきた
普「うごろああああ!!ガス兵器だアアアアア!!」(ハンガリーさんの胸にダイブ)
洪「何さらしとんじゃあアアア!!」
ドガゴォッ(プロイセンにジャーマンシープレックスをかける)
普「…言ってることとやってること違くね?」

(4スレ)

430 :二十九巻第二百五十四訓:2010/01/27(水) 17:04:21 ID:???}
英「てめーらどこの軍のモンだ
人の会議覗いて何やってた
正直に言え」
伊「ふごふごやってました」
英「んな奴いるかァァもっとマシなウソをつけェェ!!」
伊「いやホントにやってたんです
やってたっていうかやらされたっていうか」
独「妙な言い方はやめろ」
伊「とにかくふごふごやってただけで怪しい者ではないであります」
英「やってたらやってたでそんな怪しい奴見た事ないわ!」

(6スレ)

869 :マロン名無しさん:2009/07/08(水) 09:54:55 ID:???
仏「迷いを捨てろ、ロシア」
仏「支配するんじゃない、皆と仲良くしたいのなら迷いなんて捨てちまえ」
仏「太陽みたいに人の上に輝けなくても、人知れず輝く闇の美しさを」
仏「俺だけは知ってる、俺だけは見ててやる」
仏「俺だけは、お前を護ってやるから」

露「……、うん」

(3スレ)

第二百五十五訓 蜘蛛の糸は一度絡まるとなかなかとれない      改変無し

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最終更新:2010年09月30日 11:17