Brood Size, Sibling Competition, and the Cost of Begging in Great Tits (Parus major)
Neuenschwander, S., Brinkhof, M. W. G., Kolliker, M., and Richner, H. (2003) Brood Size, Sibling Competition, and the Cost of Begging in Great Tits (Parus major). Behav. Ecol. 14: 457-462.
Neuenschwander et al. 2003.pdf
MEMO
スクランブルモデルでは一腹雛数が増加した際に、親の雛当たりの給餌量が変化しなくてもbeggingが激しくなる、という予測から、2つのモデルを調べている。
考察の後半はコストのこと。時代的に注目されていたのと、競争にコストがかかるというアイデアが重要だったと思われる。
Abstract
Outline
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Indroduction
本研究の目的は、シジュウカラの雛のbeggingの激しさのばらつきが、競争を引き起こすかを一腹雛数を変化させる事でしらべる。
スクランブル要素を発見できる実験デザインかはTable 1に示されている。
親が完全に(一腹雛数の変化の)補償をして、どの一腹雛数でも雛あたりの給餌率は変化しないが、スクランブルモデルだけが、雛数の大きな巣でbeggingが激しくなると予測される。
一方で信号理論では、同様の状態でbeggingの激しさは変わらないか、減少するかもしれない( Johnstone 1999)。
Materials and Methods
シジュウカラ、1999年、巣箱。
Experimental procedures
孵化後2日目に、同じ日に孵化し雛数が同じくらいの3巣で雛の入れ替えを行う。reduced、control、enlargedの3通り。
孵化後11日目にビデオ撮影。
いくつかの巣は実験的にノミに感染させていたが、影響はない。
Analysis of video recordings
- 雌雄どちらの雄が給餌したか
- 餌の大きさ(1, small; 2, medium; 3, large)
- 親が巣に入る直前の位置
- Beggingの激しさ(姿勢、0, calm; 1, weak gaping; 2, persistent gaping; 3, gaping with neck fully stretched; 4, gaping with neck fully stretched and wing flapping)
子と親の位置を決めるのに、スクリーンを9つに分ける(中心+八方向、see McRae et al. 1993)。
子の移動性は、給餌の合間にこの区切りをどのくら横切ったかで決める。
Statistical analysis
63巣。→使えないビデオ有り。
親が補償を行うかどうか。Power analysisとBIC解析。
BICで選択。
JMPINとG-Powerを使用。
Results
Parental food provisioning behavior
一腹雛数が親の給餌量に影響を与えるかどうかに関して、給餌率と餌サイズを解析。
2通りの方法で一腹雛数によって親の行動が変わらないことを示した。
Nestling behavior
一腹雛数が大きくなるほど、
- beggingが激しくなる(Table 3)
- 巣内の位置を変える(Table 3)
この2つは正の相関があったので主成分分析でまとめ(第一主成分で90.8%)、解析を行ったが、一腹雛数と関連が見られた(Figure 2)
Condition of nestlings
- 11日後の体重は雛数の大きな巣で少ない(Table 3)
- 9日後のふしょ長は雛数に影響を受けない
- コンディション(体重とふしょの残差)は雛数の影響を受ける(Figure 3)
Discussion
親が与えた餌量が同じにも関わらず、雛数の大きな巣でコンディションが下がったのは、このような巣のbeggingにエネルギー的なコストがかかることが理由だと考えられる。
一腹雛数が大きいほうが代謝コストが低くなるかもしれないが、暑くなりすぎるという問題点もあるかもしれない。
本研究の系ではシジュウカラの親が雛数に応じて補償を行ったが、別の個体群では雛数が多くなるほど1羽あたりの餌量が少ないことが報告されている( Smith et al. 1988)。
餌を運ぶ回数と量にはトレードオフがあるので今回の研究では餌量も解析に入れている。しかし、栄養までは測れていない。
Beggingにはコストがかかると考えられるので、雛数の多い巣ではコンディションが下がったとした。
コストは2つのモデルのどちらでも必要である。
Beggingのコストはうまくはかれていない。
エネルギーコスト。
成長率など。
競争にコストがあるとすると、エネルギーコストは雛1羽で測ってもでないが、そのような状況を作り出してあげるとコストがあるかも。
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