コルセット - ゴシックロリータ［ゴスロリ］＠Wiki

ウエストを絞り、バストを持ち上げて美しいデコルテラインを
作るのが目的の補整下着。18〜19世紀に西洋の女性の間で使われた。
当初は貴婦人のものであったが、後に一般女性の間にも広く使われた。
上半身のみを覆う肩紐のないビスチェ型で、補整のためのボーンが
何本も縦に入り、ウエストを締め上げるための編み上げ紐が付いている。
ちなみに編み上げ紐は、貴婦人用のものは後ろ（メイドが締め上げるため）、
一般女性用のものは前（自分で締めるため）に付いている。

現代では主にゴシックロリィタ、ゴシック、フェティッシュなどの
ファッションでアウターとして用いられる。編み上げのクラシックな
美しさやボーンによるスタイル補正の効果、そして、本来下着であった
ことから来る背徳感など、独特の存在感があり、根強いファンがいる。

骨盤や背骨の矯正のための医療用コルセット、本来の役割で
あったスタイルの矯正を目的としたコルセット下着も健在。
特にコルセット下着は、その強力な補整力からブラの代わりに
現代でも愛用する女性が（ゴシックロリィタに限らない。
コルセット下着を愛用していても、アウターは一般的な
ファッションという人も）少数ながらいる。

過去現在問わず、男性向けのコルセットも存在する。